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ファイネス

67年当時、世界一薄い自動巻機械式時計である。機械総厚3.90mmと中三針、日付、自動巻き、防水機能を持つ時計としては、世界一薄い。かつ、品質を安定させつつ、量産に成功したモデルである。薄さを実現するために、構造、配置にも改良が見られる。3番車が秒針のついたかなを平面的に回す。巻上は爪レバー方式、などを採用している。

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クロノエース

1970年代、腕時計のファッション性を大きく進めたシリーズ。それまでの文字板は単色の文字板に時字、ロゴを印刷するものであった、これをカラー文字板とした”ジャガーホーカス”などの採用を実現させた。ケースそのものもカラーしたモデルもある。時計のファッション化を進め、若年層向けモデルなど購買層を広げた。

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タッチトロン

世界初、触るだけで表示させる機能の実現。LEDを使ったデジタル時計である。スイッチングはボタンを押すのではなく、触るだけでスイッチングする。現在のタッチ式スイッチの先駆けになった商品である。時計上面の表示部を指で触ると、人体を通じて、時計に電流を流し、LEDを表示させる仕組みである。

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オートカレンダー付デジタルクオーツ腕時計 “カシオトロン”

カシオのデジタル電子腕時計1号機“カシオトロン”。「完全自動腕時計」の開発コンセプトのもと、世界で初めて平年/うるう年、大の月/小の月を自動的に判別するオートカレンダー機能を搭載したデジタル表示腕時計。

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超軽量10気圧防水ウォッチ

硬質樹脂のケースで、10気圧防水を実現。高防水性能を実現したことで、水を使用する環境下でも時計を装着できる機会を大幅に拡大することが可能となった。特に、アウトドア・スポーツ用途の硬質樹脂ケース時計のマーケットの成長を牽引、また、他業界の硬質樹脂側ケース採用への波及効果も大きかった。

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温度計測機能付デジタルクオーツ腕時計

温度計測機能・温度アラーム機能を搭載したデジタルクオーツ腕時計。温度変化に対して抵抗値が変化するサーミスタチップを使用した温度計測機能、更には設定した温度より、上昇/下降した時にアラーム音で報知する温度アラーム機能を搭載している。

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手書き数字認識/計算機能を搭載した腕時計 <ジェナスリードセンサー>

指で書いた数字を認識するパネルセンサーで、8桁計算機能を可能とした腕時計。時計表面のガラスに形成した透明電極の検知によって数値と四則演算記号を認識し、液晶デジタル表示で計算結果を表示する。

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耐衝撃デジタルクオーツ腕時計 “G-SHOCK”

耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の一号機。電子部品をパッケージしている時計のエンジン部分への衝撃を5段階的で吸収する『5段階衝撃吸収構造』、及びエンジン部分を浮いている状態に近づける『点接触心臓部浮遊構造』の画期的な構造によって、他にない耐衝撃性能を実現した。

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脈拍計測機能/ジョギング機能搭載腕時計

脈拍計測機能/ジョギング機能を搭載した腕時計 。指先の血液のヘモグロビンの流れをLED発光素子とフォトトランジスタで検知し、1分間の脈拍数に算出し、表示する。また、設定したペースでインターバルに音が鳴る機能も搭載したジョギング用腕時計。

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アナログ搭載の耐衝撃腕時計“G-SHOCK”

耐衝撃腕時計“G-SHOCK” のアナログモデル1号機。部品の軽量化と耐衝撃化を図ることで、針や歯車を始めとする細かい部品が多く衝撃に弱いという既成概念を覆した2針アナログコンビネーションモデル。

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気圧/高度/水深計内蔵デジタルクオーツ腕時計

世界初、気圧/高度/水深計内蔵デジタルクオーツ腕時計。気圧はピエゾ抵抗効果を利用した拡散型半導体圧力センサーによって計測し、更に基準地点からの気圧差を国際標準大気に照らし合わせて高度を、海面からの水圧差から海水の比重を考慮して水深を計測している。

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トリプルセンサー(高度/気圧、方位、温度計測)搭載デジタルクオーツ腕時計

世界初、トリプルセンサー(高度/気圧、方位、温度計測)搭載デジタルクオーツ腕時計。ピエゾ抵抗効果を利用した拡散型半導体圧力センサーによって、気圧を計測し、更に基準地点からの気圧差を国際標準大気に照らし合わせて高度を計測している。方位はMR素子を使用した磁気センサー、温度は変化に対して抵抗値が変化するサーミスタチップを使用している。

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データバンク機能搭載コンビネーション電波修正腕時計

データバンク(電話番号30件メモリー)機能搭載コンビネーション電波修正腕時計。日本の標準時刻をのせた電波(JG2AS)を受信することにより正確な時刻を表示、またデータバンク/ワールドタイムなどの機能は、アナログ針の上にデジタル表示で浮き出すコンビネーション腕時計となっている。

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GPS内蔵ウォッチ “サテライトナビ”

世界で初めて、GPS機能を時計に搭載。現在位置計測機能、ナビゲーション機能を実現し、200ポイントの目的地/100ポイントの軌跡をメモリー可能。十分なGPS受信性能の実現のため、外部および内部ノイズを効果的に遮断するカシオ独自のマルチシールドレイヤー構造を開発、また3Vリチウム電池1つで駆動させるための駆動電圧昇圧回路開発および省電力化、更には短時間での受信を可能とするアルゴリズム開発により、製品化を実現した。

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クロノグラフ機能搭載フルメタルソーラー電波修正腕時計

世界初、クロノグラフ機能搭載フルメタルソーラー電波修正腕時計 。高性能小型アモルファスアンテナ、外部及び内部のノイズの影響を軽減するノイズプロテクト実装構造を開発、福島局(JJY 40KHz)と九州局(JJY 60KHz)を自動選局して、正確な時刻を表示する。

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Bluetooth V4.0を搭載したスマートフォンリンク腕時計

世界で初めて、Bluetooth V4.0による通信機能を搭載したスマートフォンリンク腕時計 。専用のアプリケーションを介して、スマートフォンの時刻と同期、グローバルに自動的に現地の時刻に修正する。また、スマートフォンの着信やメール受信・SMS着信のお知らせ機能や腕時計のボタン操作でスマートフォンがマナーモードであっても着信を鳴らす携帯探索機能などを搭載している。

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GPS電波受信機能と標準電波受信機能搭載フルメタル電波修正腕時計

世界初、GPS電波受信機能と標準電波受信機能搭載フルメタル電波修正腕時計 。カシオ独自のソーラー充電システムで駆動し、GPS(Global Positioning System:汎世界測位(全地球航空測位)システム)による位置の測定または電波受信により正しい時刻を表示する。

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Bluetooth V4.0対応スマートフォンと連携したソーラー駆動の腕時計

BluetoothV4.0による通信機能をフルメタルケースに初めて搭載し、同じくBluetoothV4.0対応のスマートフォンと連携したソーラー駆動の腕時計。スマートフォンとの連携により、 世界各地でのワンプッシュ自動時刻修正を実現、更に300都市対応のワールドタイムをはじめとした簡単時計設定を搭載している。

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シチズン エックスエイト(X-8)コスモトロン・クロノメーター(腕時計)

ケースに「純度99.6%チタニウム」を採用した、当時では極めて特殊なモデルです。これは、当時、”アポロ11号”の月面着陸等で脚光を浴びた宇宙素材を一般用腕時計に応用したもので、世界初の画期的な試みでした。また、”電子式”の「クロノメーター公式認定(普通級)(日本クロノメーター協会)」製品としては最後のモデルとなりました。製造期間も短く販売数も2000個未満で、現在ではなかなか見かける機会のない希少モデルです。

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シチズン エコ・ドライブ ビトロ(腕時計)

従来、文字板を光が効率よく透過させるために文字板に様々な工夫が施されたが、真白や真黒の文字板は原理的に不可能でありデザインの制約となっていた。一般的には100μm以下の間隔で線が並んでいる場合、10μm以下の点は肉眼でその存在を確認することが困難になることに注目し、ラス基板上にセル幅6μm、間隔が94μmの透明ソーラーセルを275本均一に配置。文字板の材質、仕上げに制限を加えずに自由なデザインを可能にした。

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シチズン エコ・ドライブ エクリッセ(腕時計)

世界初の新開発フレキシブルソーラーセルを採用した、光発電エコ・ドライブ搭載ウオッチ。ソーラーセルをフィルム状に形成し風防ガラスの下の本体ケース内側面(文字板外周部)にリング状に配置することにより、文字板の制約を解消し金属文字板等の使用も可能にしました。ネーミングのEclisseはイタリア語で天体の日食・月食・覆い隠す等の意味を持つ単語で、英語のEclipseと同義語です。

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シチズン ミーム・オブ・シチズン(腕時計)

通常の時計の商品開発のように、技術対応可能なエレメントを寄せ集めてムーブメントスペックを作り上げるのではなく、最小の平面サイズ5.0×5.0(現在のボタン型電池の最小サイズΦ4.8とほぼ同じ矩形)を達成するためにはどんなエレメント開発が必要かを明確化することで開発がスタートした。その結果1980年に発売されたCal.1500(面積で-50%、容積で-39%)を超えるものとなった。2007年に申請したギネス記録は今現在も破られていない。

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シチズン AOシリーズ(腕時計用潤滑油)

旧来油(海外製オイルメーカー)における、数年で変質する問題を解決するため、新規な潤滑油を開発。長寿命化が実現されその特性を活かした光発電型の電波時計が発売され、時計は新時代を迎えた。この潤滑油を用いた時計は、10年使用すれば約2.5 個の電池を削減できる効果がある。酸化しにくく、長期間にわたり安定し、粘度特性、耐湿性、温度特性(-40℃~+80℃の範囲で安定)が優れている。第2回モノづくり部品大賞「日刊工業新聞創刊90周年特別賞」(2003年度)、第7回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 環境大臣賞(2007年度)、平成29年度科学技術文部科学大臣表彰(2017年度)

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シチズン アッテッサ エコ・ドライブ電波時計(腕時計)

シチズンが他社に先駆けて発売した、世界初となるフルメタルケース薄型エコ・ドライブ電波時計の代表的モデル。金属は電波を通しにくいため、アンテナ内蔵式の電波時計の外装の一部には合成樹脂やガラスが使用されるのが一般的でしたが、通常の時計と全く同様にフルメタルのケースを採用して実現された画期的な電波時計です。それまでの電波時計のイメージとは全く違うベーシックなデザインに仕上げられおり、光発電「エコ・ドライブ」搭載で、時刻合わせ不要、定期的な電池交換不要の腕時計として、大ヒットモデルとなりました。

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シチズン エクシード エコ・ドライブ電波時計 (腕時計)

アンテナ内蔵型で世界最小の電波時計ムーブメント(外径φ20.8mm×厚さt3.50mm)を搭載し、世界最小サイズのケース外装(実測値:外径φ28.6mm×総厚8.1mm)を実現したモデルです。繊細で高級感溢れるドレスウオッチで、深彫りエッチングを施した白蝶貝の文字板や、ベゼル外周に装飾を施すなど、高級ブランドにふさわしい、女性的でエレガントな仕上げとなっています。

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シチズン i:VIRT(アイバート)(腕時計)

i:VIRT(アイバート)は、携帯電話に搭載されているBluetoothのハンズフリー機能を利用して、携帯電話への通話着信を振動と光で通知する腕時計です。

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シチズン i:VIRT M(アイバートM)(腕時計)

アイバートMは、携帯電話に搭載されているBluetooth機能を利用して、携帯電話と接続し、通話着信、メール着信、最新ニュース配信などを、振動と表示で通知する腕時計です。また、携帯電話と連携した様々な機能を持っています。(アイバートMに接続するには、対応した携帯電話が必要です。) アイバートMを携帯電話とBluetoothで接続することで、携帯電話をポケットやバックに入れたままでも、携帯電話への着信の確認や、メール、ニュースを読むことができます。その他、携帯電話のアラームやカメラの操作も行え、携帯電話の利便性をさらに広げるものです。

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シチズン エコ・ドライブ サテライトウエーブ (腕時計)

世界初人工衛星から時刻情報を受信する「サテライトシステム」を搭載。地上から約2万km離れた宇宙空間を周回する人工衛星から時刻情報を受信し正しい時刻を表示する「サテライトシステム」という次世代の革新的な技術を搭載した時計です。人工衛星を利用することで、全世界での受信を実現。

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12型腕時計 「ローレル」

国産初の腕時計。当初から腕時計専用ムーブメントとして開発されたわけではなく、懐中用のムーブメントを腕時計のケースに収めたもの。しかし、世界的に腕時計の量産(一般向け)が始まるのが1910年ころであり、1913年に発売された国産腕時計は、大きく遅れをとっていた日本の時計産業にとって、画期的であった。また、時計の生産はそのサイズが小さくなるほど難しく、当時の懐中時計の生産量が一日200個に対して、12型(直径約26mm)という懐中時計に比べると圧倒的に小さいローレルは30個程度が限界であったが、本製品の商品化以降、小型化技術に勢いをつけ、まさに、日本時計産業の礎となる製品である。

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19型懐中時計 「セイコーシャ」

明治初期から昭和4年まで欧米の鉄道時計が採用されていたが、精度と堅牢性の高さが認められ、昭和4年11月、ときの鉄道大臣江木翼により、国産として初めて指定された19型懐中時計「セイコーシャ」。米国での鉄道事故からの反省を基に設定された、もっとも厳格さを要求される鉄道時計に指定されることは、欧米と同等に評価されることであり、当時の国産業界にとっては画期的なことであった。また、当時の電話交換手が通話時間測定のための交換時計としても採用。

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経線儀

高精度時計の代名詞とも言われるボード・クロノメーター(経線儀)として、国産で唯一量産された製品。昭和17年春、海軍艦政本部の要請でスイス ナルダン社製をモデルとし、開発開始。同年10月に製造を開始し、400数十個が海軍に納入された。航行中の船の経度を特定するために、非常に精度が求められるボード・クロノメータ-だが、同経線儀の誤差は最高日差0.1秒まで記録され、モデルのスイス製を凌駕する性能を備えていたため、海軍当局から激賞された。

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6型婦人用二針手巻機械式時計

第二次世界大戦により、生産設備を含めた工場焼失により大打撃を受けたが、大戦後の昭和25年(1950年)に、その疎開先から亀戸工場に復帰集結し、婦人用機械式時計(6型)の製造を再開したモデル。昭和30年前後から本格的に設計が再開するまでのデザイン性の高いかわいらしい時計として、多くの女性のニーズを獲得した婦人用機械式時計の主力製品であった。この製品を作ることで、大戦による様々な損失を乗り越えて、技術・技能の伝承が図られ、戦後の時計産業の復興に一役買った。

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11型自動巻

国産初の自動巻時計。自動巻機構は遊動座方式を採用し左右いずれの回転でも巻き上げ可能。当時のニュースリリースには、「現在のところ生産の関係で充分にはご要望に添いかねておりますが、極力増産につとめておりますから暫くご猶予ください」との記載があり、部品点数が多い自動巻腕時計生産の困難さがわかる一方、市場からの高い需要が読み取れる。複雑な自動巻機構の国産化により、国産時計メーカーの技術力が一歩階段を昇ったことに間違いは無い。さらに、12時位置にぜんまい巻き上げ残量を示す巻印(パワーリザーブ)付き。

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クロノス

国産時計業界を牽引してきたSEIKOにおいて、高性能時計の代表として、当時の諏訪精工舎製マーベルと並び称された第二精工舎製品がこのクロノスであり、作業者による調整から、設計による精度の作りこみへと技術の方向が変化した分岐点となる製品。その技術の一端としては、当時主流だったチラねじ付てんぷに対して、現在主流になっているチラねじを排除したスムースてんぷを採用、同じ慣性モーメントで10%も軽量化され、限られたスペースで最大限の性能を発揮された。部品製造においても、プレス加工、旋盤加工において、各種仕上げ技術が導入され、現在では当たり前になっている部品互換がこの製品以降達成された。

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レディセイコー

当時、日本最小サイズとなる短径9.6mm×長径19.8mm×厚み3.5mmのムーブメントを実現、搭載した婦人用時計。一般的に、サイズが小さくなることで、加速度的に時計の製造難易度を増すが、ムーブメントの大きさに比して大きな慣性を持つてんぷと、軽量化された鋼製アンクル、衝撃面を研磨仕上げされた鋼製がんぎ車にするなど、新しい設計と進化した加工技術により、困難を乗り越えた製品。さらに、社内開発された組合軸受を初めて搭載し、毛細管現象による油の拡散抑制、表面積低減による油の酸化抑制等、耐久性向上にも配慮。

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ゴールドフェザー

ムーブメントの厚みが2.95mmと、世界で始めて3mmを割った薄型中三針腕時計。超薄型を実現するため、通常時計の中心にある二番車を移動させた独創的な輪列配置となっている。1960年9月、米国コロラド州ベルゲン・パーク(Bergen Park, Colorado)のクロック・マノア時計博物館(Hagens Clock Manor Museum)へ、20世紀を代表する時計として、他社製品と共にタイムカプセル封入された。(なお、この博物館については、すでに閉館された模様)

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東京五輪採用機械式ストップウォッチ

当時、オリンピックの公式計時はスイスの時計メーカーの独壇場であったが、画期的な構造に裏打ちされた高精度により、その牙城を初めて崩した製品。従来のストップウオッチでは、停止ボタンを押した際のてんぷの停止位置がランダム、すなわち発進ボタンを押す際のてんぷの起動位置がランダムになる。このため、計測開始時の振り角が異なり、振り角に起因する計測時間誤差が発生する。そこで、計測誤差の生じない画期的な構造として、てんぷの軸にハートカムを装着した発停構造を発明。その性能は、1963年7月に国際的に権威のある英国国立物理研究所の検査規格に合格し、オリンピック大会に要求される厳密さに十分応えられるものであることが証明された。

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マチックレディ

当時、その利便性から一般的になりつつあった自動巻機能だが、婦人用の場合、動力源となる回転錘に十分な大きさが取れないため、国産品では製品化されていなかった。この状況を打破するために、数々の試験を経て、国産初の婦人用自動巻腕時計の称号を勝ち取ったのが、本製品である。特に、自動巻機構においては、ムーブメント外径が小さく巻き上げ不足になりがちな婦人用に合わせて、従来よりも効率的な巻き上げ方式を模索していく中で、新たに切換伝え車方式を採用し、通常2倍以上の時間をかけた評価を行い、高い信頼性を担保して製品化された。

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ニューシャテル天文台クロノメータコンクール参加時計

1865年に開始された時計の精度を競うスイス ニューシャテル天文台コンクールにおいて、国内メーカーとして最上位の2位まで上り詰め、SEIKOの技術力の高さを内外に示した製品。第一世代が6振動のCal.965、第二世代が10,20振動のCal.052がある。コンクールの厳しさは、その精度が99.9999%以下でないと入賞すらしないレベルであり、名だたる時計メーカーが全力を傾けており、入賞が非常な名誉とされていた。1964年から参加し(個人賞:最高位153位、企業賞:対象外)だったが、1967年(個人賞:最高位2位、企業賞:2位)と、機械式時計の技術力向上に対して、非常に大きな貢献を果たした製品である。

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セイコー 光電時計

機械式時計からクォーツ時計への変遷過程において、動力源を電力とし、その電力により機械的な表示を行う電気時計として開発された製品。本製品はその電気時計に分類される製品として、実用化されて間もないシリコン製太陽電池から、これも実用化されて間もないアルカリ蓄電池へ充電する。充電された電力により、てんぷに取り付けられた永久磁石をコイルへの通電を制御することで、高精度に時間を表示する構造である。250ルクス(本が楽に読める程度)という弱い光で、毎日4時間当てると動き続け、さらに、光を当てない状態でも、半年間は内蔵蓄電池で駆動可能な低消費電力化を図られていることは、現在の技術にも通じている。

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セイコー 音片時計

世界初丸棒振動子搭載電気時計。機械式時計からクォーツ時計への過渡期において開発された製品。ユニークな構造をしており、振動源としてひげぜんまいと同じ恒弾性材料エリンバーで作られた丸棒型音片振動子を用いており、電磁コイルを使い、振動子の振動及び信号検出を行う。この振動信号により、回転する同期モータの速度を制御。モータの回転は歯車を通じて針を駆動し、時刻を表示する。振動子を持ち、それを分周しモータを駆動するという現在のクォーツ時計と同じ構成を本製品で見ることができる技術の変遷が垣間見える製品である。

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セイコー ハイビート36000

世界初の婦人用10振動機械式時計。婦人用腕時計はそのサイズが小さいことから、紳士用腕時計に対して、どうしても精度が一歩劣っていたが、その常識を覆すことになった製品である。高精度化のキーワードとしては、当時婦人用としては5.5振動もしくは6振動だったが、精度向上のために10振動へ振動数を採用。10振動の実現に向け、①ぜんまいのトルクを一般の婦人用に比べ3倍とし、十分なエネルギーを確保 ②15枚が一般とされていたガンギ歯車を20枚に増やすことで、歯車伝達効率を向上 ③小さいモジュール歯形で加工などを実施。

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セイコー 天文台クロノメーター

45天文台クロノメーターは、ニューシャテル天文台クロノメーター検定合格品として市販された国産唯一の腕時計。昭和43年に製造が開始された45GSのうち出来の良いもの100個に特別な調整を施し、ニューシャテル天文台に委託。うち73個が合格し一般に市販された。高精度時計の検定として知られる15日間のクロノメーター検定を大幅に上回る45日間という天文台クロノメーター検定に合格した時計が市販されるのは世界的に見ても数社しかないほど、珍しいことであった。

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セイコー 世界初CMOS-IC搭載クオーツ

世界で初めてCMOS-ICを搭載したクオーツウオッチ。低消費電力で駆動するCMOS-ICを搭載したことで、電池寿命も当時の従来のクオーツウオッチ(約1年程度)から大幅に延び、電池寿命3年を実現した。当初、米国インターシル社とのジョイントとして、開発されたCMOS-ICであるが、その後、自社による開発・製造となり、更なる改良が加えられ、時計業界でのデファクト・スタンダードとなった。さらに、CMOS-ICは、様々な産業・家庭用機器に搭載される汎用マイコンチップとして発展していった。

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セイコー クオーツ

世界初の2極モーターを初めて搭載した製品であり、前期型:08QTW(082系)、後期型08QZW(084系)の2つの機種がある。当時の一般的なアナログクオーツの6極ステップモーターが使われていたが、本製品の開発により、小型化、薄型化、低消費電力化などにつながり、駆動制御や部品生産が容易になるなどの利点から、2極化の流れが作られた。さらに、後期型の08QZWからは、調整が必要だった二体型スタータを加工技術の向上などにより、一体型ステーターを開発・搭載し、現在のステップモーターの形である2極モータ&一体ステータが完成した

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セイコー クオーツ

ムーブメントサイズ18.0mm×16.0mm(3時-9時),17.8mm(12時-6時) 、厚さ3.5mmを達成した小型薄型の婦人用アナログクオーツウオッチ。当時最も小型化・薄型化された水晶時計である。単に数字上の小ささや薄さではなく、外装を取り付けた上でのエレガンスさを目標とし設計・製造された。後に婦人用だけでなく紳士用にも採用され、累計300万個という生産数を誇り、国内外の多様化するニーズに応えた形で機械式時計から水晶時計への急転換を促した。なお、小型薄型化のために、磁場保護シールド材のムーブメント内蔵、電池蓋が無い構造など、現在の製品に使われている技術が採用された。

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セイコー ドレス クォーツ

世界初のリューズタイプの電子式針合わせを持ち、正逆方向のいずれの方向でも、30秒単位の正確な時刻合わせが可能。モータードライブ方式によって針の早送りも出来、よりスピーディーな時刻合わせが可能。このスピーディーな時刻合わせを実現するために、世界で初めて時計用ステップモータは正逆を可能としたモータ制御パルスが開発され、搭載された。さらに、これらの機能を当時、世界で最も細いサイズのムーブメントとしたことで、特に、ブレスレット形状の婦人用時計として、人気を博した。

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セイコー アトラス

カラー2層液晶パネルを世界で初めて採用したデジタルクオーツウオッチ。これにより、世界地図と世界主要19地域のワールドタイムを表示し、アラームはホームタイムとワールドタイムの2チャンネルで作動する。この液晶パネルは、四枚のガラスと三枚の偏光板からなっており、液晶が二層に構成されている。この三枚の偏光板とふたつの液晶が持っている光に対する性質を一定の関係に組み合わせることで、今まで時刻と世界地図のように文字が重なってしまい不可能と考えられていた表示が可能になった。

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セイコー クォーツ シャリオ

世界で初めて、適応駆動制御システムを搭載したクオーツウオッチ。アナログクオーツウオッチを小型化し、保守性を改善するには、消費電力を減少させることが必要である。本製品では、アナログクオーツウオッチの電力消費率の7~8割を占めていたステップモーターの電力消費量を、適応駆動制御システムの開発により従来の約半分にすることが可能とした。この適応駆動制御システムとは、通常のモータ駆動パルスを可変し、ロータが正しく回転しなかった際の補助駆動パルス発生を抑制させる方式のことであり、厚み1.9mmと、当時の紳士用三針クオーツウオッチでは世界最薄ながら、電池寿命2年を達成した。

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セイコー デジタル

新液晶駆動方式の採用と、96個のキャラクタ・ジェネレータを内蔵したことにより、腕時計としては世界初のドットマトリックス液晶表示方式を実現した。ドットマトリックス液晶表示方式とは、格子状に配列した多数のドット(点)の組み合わせにより文字や数字を液晶で表示する方式のこと。本製品は縦8×横41の総数328個のドット表示から構成され、従来のセグメント方式(棒状)に比べ、その解像度の高さから、自然で美しい数字や文字を表示可能。この技術は、後の腕型コンピュータ(UC2000)に採用されるなど、腕時計という小さな表示面積に大量の情報を表示するために、必要不可欠なものとなる。

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