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日産は1959年7月、110型からつづくダットサンセダン210系をモデルチェンジした310型、つまり初代ブルーバードを発表する。長期にわたる市場謁査から生まれた新型は210型の堅牢さを受けつぎながら多くの新技術やエレガントなスタイルを採用。またたく間に小型車市場を席巻した。大きな特徴は世界でも初めて女性仕様のファンシーデラックスを設定して女性にも大きなアピールをしたことであろう。この312型は1961年にマイナーチェンジを受けた最後のモデルで、64年には410型とバトンタッチすることになる。 1963年
情報所有館 : トヨタ博物館
RT20型で初期の苦しい立場から脱したコロナは着実に生産を伸ばし、1964年5月には総力をあげて新型RT40型を送り出した。4灯式ヘッドの新しいスタイルを持ち、最高速度も時速140キロに向上、同時に開通したての名神高速での10万キロ連続走行公開テストなどハイウェイ時代をイメージする積極的な販売戦略を展開したのである。その結果、国内、輸出の両面で大成功を収めトヨタの主力となったばかりか、技術レベルを一気に国際水準まで引き上げることになった。 1964年
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1966年10月に誕生したカローラはトヨタの最も成功したモデルというだけでなく、わが国へ本当の意味でのモータリゼーションをもたらした大衆車といっても過言ではない。性能、経済性、快適性など、あらゆる面で市場のニーズにこたえた。エンジンは新開発のK型エンジンで水冷4気筒の1077ccは、“プラス100ccの余裕”として大きな反響を呼んだ。 1966年
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R360クーペやキャロルにより、軽自動車部門での足場を固めた東洋工業(現マツダ)は、小型自動車部門への本格的な進出として1964年10月、マツダファミリア800を発売した。ファミリアは、アルミ合金を多用したエンジンを搭載。また、足廻りにはメンテナンスフリーをめざし、ポリウレタン・ラバーのブッシュを用いてグリースアップを不要とするなど、進歩的な車として注目された。 1966年
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昭和40年代は、高度経済成長による所得水準の上昇と技術革新による大量生産がコスト低減をもたらし、乗用車市場が急テンポで拡大した。1966年に発売されたこの車は、3速コラムのトランスミッション、2ドアセダンのボディ、グレードはデラックスとスタンダードの2種類(価格は46万円と41万円)とシンプルな商品構成で、車名も一般から募集するなど量販を前提としていた。その後、発売されたトヨタカローラ等と競争しつつ大衆化に寄与した。 1966年
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日本の高級車市場を開拓したクラウンは、本格的な高速交通時代に備え、1962年に高速性能、居住性等を兼ね備えた2代目へモデルチェンジした。デザインもTの字を象徴したラジエターグリルやボンネット、トランクを完全にフラットにするなど近代的となった。また、その後MS40系シリーズでは様々な装置を追加してワイドセレクションを実現、幅広い市場の要望に対応した。 1963年
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ATミッションやパワーステアリングはもちろん、パワーシート、クルーズコントロール、自動点灯式ヘッドランプなど米国車の上級モデルと比べてもひけをとることのないクラウンエイトは1964年にデビュー。豪華な大型車をのぞむ声にこたえた戦後トヨタ初のプレスティッジサルーンであった。RS40系クラウンを拡大したボディに2.6リッターV8エンジンを組み合わせて実現したゴージャスな走行性は、やがてセンチュリーの登場を促すことになったのである。 1964年
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すでにファミリーセダンとして成功を収めていたコロナも、さらに市場の拡大をはかるために、1965年4月にスポーティな1600Sを発売。6月にはわが国で初めてハードトップを製品化した。センターピラーのない開放的なスタイルは文句なく新鮮で、当時もっとも好まれたモデルでもあった。コロナはスポーティなパーソナルカーを求めるニーズにいち早くこたえた草分け的存在だったのである。 1965年
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もともとヨーロッパ的な感覚にあふれたコロナシリーズに、きわめつきともいうべき5ドアセダンが登場したのは1965年10月であった。ファミリーユースを考え、バンとセダンの中間に位置するモデルとしてわが国初のファストバックスタイルを採用。その多用途性を評価する声は高かったのだが、当時はまだ荷物車のイメージが強く、一般の人々がこのモデルを理解するにはいたらなかった。 1965年
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フラットデッキスタイルの最初のクラウンがMS40系モデルだが、1966年10月に登場したMS41型で完成をみる。このシリーズになってはじめて6気筒エンジンが搭載されたのをはじめ、さまざまな装備を追加。この結果、いわゆるワイドバリエーションは300種以上のモデルがそろえられることになり、幅広い市場の要望に応えることが可能になった。 1966年
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