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電子式タキシーメータ

国産初の電子式メータ。高性能LSIを内蔵し、世界初コントロールカウンター式を採用した小型軽量化メータ。タキシーメータが機械式から電子式への幕開けとなった先駆的メータ。

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デジタルタコグラフ

国産型認定第一号のデジタルタコグラフ。アナログタコグラフの製造販売で培ったノウハウをデジタルの世界に転換し、運行管理の自動化システム化を促進させる為のツールとして、安全性はもとより、省燃費運転、運行管理の効率化などの自動車運送事業の運行管理における幅広いシステム展開のための車載装置としての役割を担っている。またCO2削減のための環境推奨商品としての認定も受けている。

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「ネ20」ターボジェットエンジン

海軍航空技術廠(後の第一海軍技術廠)は昭和19年7月頃、ドイツからBMW003A型ターボエンジン断面図を入手し、それまでの技術蓄積と断面図からの情報を元に、翌年1月に「ネ20」の本格的設計の着手、3月には最初のエンジン運転試験を行い、8月に木更津航空基地において「ネ20」エンジンを搭載した特別戦闘攻撃機「橘花」が初飛行に成功した。設計着手からわずか7ヶ月で快挙を成し遂げた。

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「J3」ターボジェットエンジン

本エンジンはわが国独自の技術で防衛庁が開発し、弊社が初めて量産に成功した戦後初の純国産ジェットエンジンであり、247台が生産された。1953年、石川島播磨重工業や富士重工業など4社が協同出資して日本ジェットエンジン(株)を設立、戦後初のジェットエンジン開発に着手した。1955年には国産試作が決定し、翌年防衛庁からエンジン試作を受注、1956年には試作型初号機が完成した。そして1959年には量産化に向けての開発を弊社が全面的に引き継いだ。

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ディーゼルエンジン

昭和11年に完成した、日本初の空冷式ディーゼルエンジン。軍用5トンけん引車や鉄道けん引車、鉄道省ディーゼルバスなどに採用された。 主要緒元:直列6気筒、排気量7,982cm3、最高出力kW(90PS)。

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いすゞディーゼルエンジン

陸軍自動車学校からの依頼により、トラックと乗用車に兼用できるディーゼルエンジンの開発が進められ、昭和14年に完成した直列6気筒、排気量5,104cm3の水冷式エンジン。 陸軍の各種の試験を経て、軍用トラック用統制型エンジンに採用されると共に、商工省からも統制型に指定され、民需のトラック、バス用としても日本を代表するディーゼルエンジンとなり、昭和57年まで改良を重ねながら生産された。

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いすゞディーゼルエンジン

昭和34年に発表され、ボンネットトラックTXや、BXバスにも搭載されたDA系エンジンの最終形。戦後の高度成長に大きく貢献した。 主要緒元:直列6気筒、排気量6,373cm3、最高出力96kW(130PS)。

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高圧噴射式ガス/重油混焼2サイクルユニフロー型機関(KDF)

蒸気タービンに変わる高経済性LNG船用主推進機関としての高熱効率、低NOX、高信頼性、かつ安全な「高圧ガス噴射式/重油混焼2サイクルユニフロー型機関」を実用化するため、要素試験、燃焼試験等の基礎研究、試験機関の設設・製作、および試験運転を行うことにより、実機製作に必要なガス/重油噴射システム、保護・検知システム、及び運転方法などの技術、ノウハウ全てを当時として世界に先駆けて確立した。

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4ストローク空冷6気筒ディーゼルエンジン

本機は、九州大学工学部にて1950年代まで実験・研究に使用されていた空冷4ストローク機関だが、その出自は不明点も多い。機関右側面に菱に“S”の神戸製鋼所のラベルがあること(添付画像)、“神鋼ディゼル”製との云い伝えがあることから表記名称とした。三菱重工業設計で神戸製鋼所も製作した九五式軽戦車の搭載機関であるA6120VD4ストローク直列6気筒空冷ディーゼルエンジン機関(115hp/1,800rpm)と本機は同型式で、三菱重工業HPに紹介のある“89式”機関の外観は極めて本機に近いようにも思われる。ただし、本機のボア×ストロークは実測で130mm×180mmとなっている。

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対抗ピストン式2ストロークディーゼルエンジン

ユンカース社製対抗ピストン式2ストロークディーゼルエンジンは、実用化された数少ない航空ディーゼルエンジンの一つとして名高いが、本機はその原型となった汎用型である。この形式のエンジン現在は姿を消しているが、我国でも鐘淵ディゼル(民生ディゼル)がトラック用に一時期ライセンス生産するなど、日本のディーゼル史にも足跡を残しており、動態保存されていることも相まって貴重といってよい資料である。

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実験用単流掃気型2ストローク中速ディーゼル機関

本機は、昭和41年に(財)日本船舶振興会から九州大学工学部に実験用単筒機関として寄贈されたもので、往時のボルネスエンジンを範として三菱重工業で設計されており、重油焚きが可能な2ストローク機関としては最少の部類に入るものである。なお、同機関は2台しか生産されておらず、本機は唯一の実働機関である。長年、連続着火運転によりライナー摩耗や筒内流動の影響を調査する研究等に用いられていたが、近年は燃焼の可視可計測に特化した実機試験装置として、燃焼性状が燃焼に及ぼす影響や燃料・水複合噴射の効果を明らかにするなど、今なお多くの成果を上げている。

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冷間ロール加工法による鋳鋼製組立型クランク軸の疲れ強さ向上

組立型クランク軸には鋳鋼製と鍛鋼製の2種類があり、神戸製鋼所では世界で唯一の鋳鋼製組立型クランク軸メーカである。クランク軸は運転中に受ける繰返し曲げ及びねじり応力に対する疲労強度が要求されるため、最重要部位であるフィレット部を冷間ロール加工法で強化する方法を採用している。鋳鋼製組立型クランク軸に冷間ロール加工法を施すと、材料の加工硬化と圧縮残留応力の生成により、疲労強度が大幅に上昇する(約78%)。

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金華山丸

船名:金華山丸 建造所:三井造船玉野事業所 竣工:1961-11-27 世界最初の大型自動化貨物船。主機を船橋操舵室から直接操縦するブリッジコントロール方式、および機関部の集中監視制御方式を採用。 全世界の海運造船界に多大の反響を呼び、自動化船の端緒となった。

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えるべ丸

船名:えるべ丸 建造所:三井造船玉野事業所 竣工:1972-03-24 世界最初のディーゼル主機関3基3軸による高馬力(84,000馬力)のコンテナ船。 竣工当時、最高速力記録を更新した。(30.96ノット)。これを契機に当時主流であったタービン船はディーゼル主機関へ換装されることとなった。本船は、省エネ対策としては時代の先駆けとなった。

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吸入ガス発動機関

明治40年(1907年)に、「発動機を国産化したい」という熱意のもとに創業された発動機製造株式会社(当社の前身)が、研究の末に最初の製品として営業を開始したのが、6馬力の吸入ガス発動機であった。発動機製造株式会社の創業期は、この製作に専念し、8馬力~125馬力などを製作した。わが国産業革命の一翼をになったと言える。 気筒径×行程:274mm×416mm、馬力:25PS

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ディーゼル機関

発動機製造株式会社(ダイハツディーゼル㈱およびダイハツ工業㈱の前身)のディーゼル機関は、外国との技術提携、その国産化から始まったが、昭和9年頃から製作を始めたこのLS型は、「独自の設計になる機関」と評されている。それまでの当社の立型機関とは異なり、技術困難を克服して初めて直接噴射式を採用し、燃料ポンプと噴射弁がともにボッシュ型の無気噴射機関であった。 気筒径×行程:150mm×220mm、馬力:25PS

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(日本海事協会宛申請書)IHI-SUZER RD/RND型およびIHI-S.E.M.T.PC型ディーゼル機関の陸上運転省略のお願い

陸上運転省略の1号機は幸陽ドック殿への7RND90型であった。この資料は日本海事協会への申請書である。

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(日本海事協会承認書)IHI-Sulzer 7RND90型機関の陸上運転省略について

陸上運転省略の1号機は幸陽ドック殿への7RND90型であった。この資料は日本海事協会の承認書である。

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10RND90主機一括搭載ワイヤー組要領

一括搭載の1号機は石川島播磨重工業株式会社相生第1工場への10RND90型であった。この資料は海上クレーンでの一括吊り上げのワイヤー組み要領である。

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INSPECTION RECORDS

陸上運転省略の1号機は幸陽ドック殿への7RND90型であった。この資料は立会検査時の検査記録(INSPECTION RECORDS)である。

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RND90主機一括搭載用吊金具計算書

一括搭載の1号機は石川島播磨重工業株式会社相生第1工場への10RND90型であった。この資料は吊り具の計算書である。

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主機一括搭載吊具仕上げ加工図

一括搭載の1号機は石川島播磨重工業株式会社相生第1工場への10RND90型であった。この資料は吊り具の図面である。

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マルチフューエル機関試作機(プロトタイプ)

コージェネ用エンジンとしてマルチフューエル機関を独自開発した。コマーシャルエンジンとしてはTBS(東京放送)へ納入。資料エンジンは4シリンダのプロトタイプとして製作。長期間テスト運転を実施した。

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舶用ディーゼル機関実験実習装置

この装置は、単流掃気式排気タービン過給機付2ストローク単働クロスヘッド型ディーゼル機関[3気筒、シリンダ内径370mm、行程長880mm、1105kW、188rpm、静圧過給方式]である。“2ストローク”“クロスヘッド型”“長行程”など舶用大型低速ディーゼル機関の要素に加えて、負荷装置(水制動機)の補排水弁を周期的に開閉(機関負荷を周期的に変化させる)し、いわゆる洋上におけるプロペラレーシングを再現できる機能を有している。

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富津火力発電所ガスタービン燃焼器部品(燃焼器ライナー、燃焼器トランジションピース)

1,100℃級ガスタービン燃焼器の部品。 それまでの800℃級ガスタービンよりも300℃も高い高温燃焼を実現し、ガスタービン排気温度を500℃以上とすることでコンバインドサイクル発電を実用化し、発電効率43%を達成した。

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横浜火力発電所 ガスタービン1段動翼

1,300℃級のガスタービン改良機の第一段動翼 改良型コンバインドサイクル発電は、信頼性の高い空力設計技術の適用、新耐熱材料(一方向凝固材)の採用、翼内部に効率的な冷却を行う空気通路を設けた新空気冷却技術の採用と最適化など最新鋭の技術により高温大容量化を実現し、発電効率50%を達成した。

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新潟M4Z復元模型

本復元模型は当社の前身である新潟鐵工所が大正8年(1919年)6月2日に東京都京橋区月島1号地の東京工場において試運転を行った国産ディーゼルエンジン第1号機“M4Z型機関”を復元したものである。翌大正9年(1920年)東海遠洋漁業株式会社(焼津市)所有遠洋漁船「第二大洋丸」57.04総トンに搭載され、速力は9.25ktであった。これを境にディーゼルエンジンが焼玉機関や石油機関に代わって産業用動力の主役となった。 機関主要目 4サイクル、空気噴射式、トランクピストン型、シリンダ径9インチ×行径12インチ、シリンダ数4、出力100ps、回転数350rpm、ミーツ・アンド・ワイツ型逆転装置

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ニイガタL2P型ディーゼル機関

当社の前身である新潟鐵工所より昭和3年3月に東京市蒲田区の蒲田工場において製造された実機が当社太田工場に展示されている。 納入先は九州帝国大学殿(現国立大学法人 九州大学殿)の箱崎校舎(元福岡県福岡市東区)試験エンジンとして研究に供されていたが、平成17年校舎の建て替えに伴い、同大学のご好意で当社に寄贈いただいた。 機関要目 型式L2P、4サイクル、空気噴射式、トランクピストン型、シリンダ径9インチ×行径12インチ、シリンダ数2、出力50PS、回転数450rpm

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ディーゼルエンジン

新潟原動機の前身である新潟鐵工所は1919年当時製作至難といわれた産業用ディーゼルエンジンを日本で初めて開発しました。その後もディーゼルエンジンの開発・生産を継続し、昭和初期に陸用SA型、舶用TE型シリーズが開発されてベストセラーとなり、わが国でのディーゼルエンジン普及に大いなる貢献をしました。昭和6年に製造されたS4A型機関が弊社太田工場に展示されています。 機関要目 シリンダ径280mm×行程400mm、出力200PS、回転数300rpm

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ディーゼル機関設計図

1954年3月1日、アメリカが北太平洋赤道海域のマーシャル諸島ビキニ環礁で水爆の実験を行ったが、このときにビキニ環礁東方160キロメートルの海上で操業中のマグロ漁船第五福竜丸(木造140トン)が被爆した。現在、東京都江東区の第五福竜丸展示館で船とともに搭載されていた新潟鐵工所製T6EK型ディーゼル機関(シリンダ径250mm×行径380mm、6シリンダ、出力250PS、回転数380rpm)が展示されているが、この機関の縦断面図、横断面図を保管している。

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三菱UEディーゼル実験機関

1952年1月世界に先駆けて排気過給機のみによる過給試験に成功した後、シリンダ径720mm、ピストン行程1,500mmの3シリンダ実験機関を設計・製作し各種の試験を行った結果、画期的な値が得られた。1953年5月公開運転が行われ、1955年5月にはUEディーゼル機関搭載の第一船が竣工した。この実験機関がわが国初の排気過給機付ディーゼル機関として船の科学館で展示している物である。

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ニイガタディーゼル

“宗谷”が南極観測船に改造された際に、機関もそれまでの蒸気機関からディーゼルに換装され1956年10月に完成した。現在も“宗谷”に搭載されている2基のニイガタディーゼルは、改造完成の約4ヶ月前の6月に製造・搭載されたもので、11月8日には初の南極大陸を目指して東京港晴海埠頭を出港している。

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単気筒機関

陸上実験用機関(S1F)として出力25PS、回転数380rpm、シリンダ径220mm、行程350mmで3台製造した。 その内1台を顧客から譲り受け、展示会(Sea Japan ’98)に出展した。現在工場にて保管している。

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ハンシン技術ニュース創立80周年記念特集号

創立80周年記念して、技術・製品の80年史としてまとめた特集号

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ツインバンク機関

低質重油の使える低速2サイクル機関を2基背中合わせに圧縮合体して、共通台板上に並列配置しそれぞれのクランク軸を一つの減速機と結合する事により、高さ・幅・長さ共にコンパクトな機関とし、大出力を一本軸で取り出すようにしたユニークな開発機関である。 左右のバンクは、それぞれ弾性継手を介して2基1軸減速機と結合しているが、クラッチは装備せず、1台のガバナで両バンクの燃料調整軸を同時制御する。

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ロバートボッシュ社との燃料噴射ポンプに関するライセンス契約書

1938年8月8日締結の主契約書

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日本において製造された最初のボッシュ型ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの試作品1号機

昭和10年当時、ディーゼルエンジンの心臓部である燃料噴射ポンプは99%を輸入に頼り、1台の価格はトラック1台分に相当するほど高価なものであった。国策としても、ディーゼルエンジンの普及に噴射ポンプの国産化は急務であった。約2年にわたる交渉の末、昭和13年(1938年)、ロバートボッシュ社とライセンス契約が成立し、試行錯誤の末、昭和16年(1941年)、国産の試作1号が完成。昭和17年(1942年)から、量産が開始された。

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自動車排気ガス測定装置

日本の自動車排出ガス規制(1996年運輸省行政指導)に先立って開発された自動車排出ガス測定装置の国産一号機。 以後、後継機が開発され、国内外の排出ガス規制、低公害自動車・エンジンの開発、ひいては大気汚染の防止に貢献している。

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J331MTS35自家発電用機関

弊社の陸上進出一番機は、1932年(昭和7年)に製造され日本製粉神戸工場に納入された4サイクル陸用機関533MTS60(150BHP)である。本機は1934年(昭和9年3月)に製造された岡山県笠岡市の神島人造肥料社(株)殿に納入され、40年余の間、稼働していた。当社の社名「三井物産造船部玉工場」が付いた珍しい機関である。 J331MTS35諸元:ピストン直径=310mm、ピストン行程=350mm、過給機付4サイクル、3シリンダ直列型、出力:150BHP

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護衛艦「いすず」主機関

防衛庁からの依頼研究である「シュノーケル条件下における機関の出力条件」の諸試験を実施した成果のもとに開発された機関。「いすず」には1軸当たり前後2基を串型に配置し、4基2軸とする世界でも珍しい配置である。これら4基はすべて隔離した操縦室から集中遠隔制御される新構想で、その後、当社のディーゼル機関技術の発展に大きく貢献した。 1235VBU45V諸元:ピストン直径=350mm、ピストン行程=450mm、過給機付2サイクル、6シリンダ直列型、出力:2400BHP-475rpm

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海上保安庁 改900トン型巡視船「さつま」主機関

B&W社(当時)で開発された4サイクル26型機関。当社の初号機はビルの自家発電機関として626MTBF40(750BHP)が1960年(昭和35年)に製造された。V型機関は当社にて設計され、当時の新造青函連絡船主機として採用された。当社はその3隻分の主機1226MTBF40Vを24基、補機9基を製造した。その後、さらに1隻分の機関合計11基を納入した。搭載船は「大雪丸」、「摩周丸」、「羊蹄丸」、「十勝丸」である。 26型機関の製造実績は船舶/陸用を合わせ、V型が47基、直列型が148基、合計195基(219,725BHP)である。1226MTBF40V緒元:ピストン直径=260mm、ピストン径=400mm、過給機付4サイクル、12シリンダV型、出力:1600BHP-560rpm

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海上保安庁 改900トン型巡視船「さつま」主機関

本機関は、海上自衛隊の甲型駆潜艇用標準主機635VBU-45形機関、及びディーゼル護衛艇用標準主機28V3BU-38V形機関の実績をもとに、635VBU-45形機関(2000BHP-475rpm)の主要部品である架構、シリンダふた、シリンダライナ、ピストン、連接棒、燃料噴射系、及び給・排気系部品等を変更することにより、この機関の標準出力に対し、20%の高出力化をはかり、コンパクト、軽量化を達成したものである。 最初の2台は1965年(昭和40年)に完成し、昭和39年度建造 改900トン型巡視船「えりも」に搭載され、続いてその翌年完成した2台が、「さつま」に搭載された。これらは就役以来30年間にわたって日本の北海と、南海のパトロールに活躍した。635V2BU-45緒元:ピストン直径=350mm、ピストン行程=450mm、過給機付2サイクル、6シリンダ直列出力:2400BHP-475rpm

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護衛艦「いなづま」主機関

世界初の艦艇用高出力2サイクル単動トランク型排気ターボ過給機関として、昭和30年9月に完成した。本機の出力は1基あたり6,000BHP(350rpm)。この成功は三井造船のディーゼルエンジンの技術水準の高さを内外に示すとともに、その後の艦艇用ディーゼル機関隆盛の礎となった。 950VBU-60諸元:ピストン直径=500mm、ピストン行程=600mm、過給機付2サイクル、9シリンダ直列型、出力:6000BHP-350rpm

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排気ガスタービン過給機

純国産技術による大型舶用過給ディーゼル機関を開発するために試作した3シリンダ実験機関に搭載した最初の排気ガスタービン過給機であり、その後の三菱UEディーゼル機関用過給機のひな型となった。

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実験機関

本機は2サイクルユニフローUEV30/40機関開発のため、昭和35年(1960)完成され、当時においては世界最高の過給度を持つ実験機関である。その実用機12UEV30/40機関は、昭和38年(1963)完成し、それ以後多くの護衛艦主機として採用され、マルティブルギヤード機関の基礎をつくった。6気筒、ボア300mm/ストローク400mm、回転数600rpmで出力2,250PS。

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実験機関

本機関は将来のエンジンを想定した超高過給機関で製作当時世界最高の出力率を誇った。高過給時の燃焼、サイクル性能、掃排気性能、低NOx化等の研究に活躍し、当社内燃機関の開発や信頼性向上等に大きく貢献した。ボア300mm/ストローク400mm、出力600PS/回転数630rpm。2サイクル、トランクピストン式、燃焼方法は1排気弁サイドインジェクション方式。

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実験機関

本機関は排気弁信頼性向上研究用として製作した。排気弁の研究の後、シリンダ潤滑研究燃焼制御の研究等低燃費高性能化の基本的な研究やガスエンジンの開発にも大きく貢献した。ボア190mm/ストローク300mm、出力100PS/回転数550rpm。2サイクル、クロスヘッド式、燃焼方法は4排気弁センタインジェクション方式。

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実験機関

本機関は昭和57年(1982)~平成6年(1994)で2サイクル実験機関NC45機関として製作されたがその後、ロングストローク機関の実験用にシリンダ径を330mmに縮小し、NC33機関として使用している。 シリンダ径330mm/ストローク1,400mm、回転数182rpm、出力762kW 現在も実験機関として使用している。

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わが国民間におけるディーゼル機関1号機

1917年に、オットー・ドイツ発動機製作所製のディーゼル機関(250PS)をモデルにした試作機4G37.5/50(250PS×187RPM)を完成させた。これがわが国における国産の民間ディーゼル機関の第一号機となった)

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我国におけるスルザー型機関第1号機

スルザー型機関第1号機

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