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アストロニン(原末)、カルシトラン注10(製剤)の製造承認申請添付資料概要

世界に先駆け、酵素合成法を導入して製造することに成功したサケカルシトニン-Ⅰは、アミノ酸32個からなるペプチドで、骨粗鬆症、高カルシウム血症等に有効である。トリプシンを用いる酵素合成法は、製薬の最終カップリング反応に適用され、副反応(ラセミ化)を伴うことなく反応が進行する。

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徐放性ヒスタミンH2受容体拮抗剤「アルタットカプセル75」最近の製剤技術とその応用Ⅴ.1988.30-34

H2ブロッカーとしては従来と全く異なる構造(六員環、側鎖にアミド結合)のアルタットカプセルについて、設計および評価などを解説している。

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ミブヨモギ Artemisia maritima L. (サントニン含有植物)

国産の回虫駆除薬「サントニン」の原料となる原草が、アルテミシア・マリティマ(ミブヨモギ)である。回虫は昭和初期日本で大流行し、深刻な社会問題となっていた。フランスよりアルテミシア・マリティマを日本に導入し、サントニン(有効成分)が含まれていることを発見した。100%輸入に依存していたサントニンの国内生産を可能にしたのはミブヨモギの存在あってのことであり、その功績は大きい。

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サントニン小型タンク抽出機

この設備は、1937年、京都工場に設置した、原料植物ミブヨモギからサントニンを抽出する装置である。サントニンの製薬研究に用いられた第一号機だが、その後、改良が加えられ、タンク式連続抽出機へと切り換えて、工業化に対応した。

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山科2号(サントニン含有植物)

回虫駆除薬「サントニン」の原料となる原草「アルテミシア・マリティマ(ミブヨモギ)」を選抜育種により品種改良した結果、誕生したのが山科2号である。原草ミブヨモギに含まれる有効成分サントニンの含有量は0.3%以下だが、山科2号は1.6%である。有効成分を多く含み、日本の気候に適応した山科2号は、サントニンの国内生産に大きく貢献した。

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サントニン

輸入に頼っていた回虫駆除薬サントニンの国産化は、回虫を撲滅させ、国民の健康づくりに貢献した。日本新薬製造の純国産サントニンは1940年5月10日に発売となった。写真は1954年に製造された錠剤である。

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ペンタヨモギ(サントニン含有植物)

回虫駆除薬の有効成分「サントニン」を含むヨモギの開発を目指し、アルテミシア・マリティマ(ミブヨモギ)とアルテミシア・クラメンシスの人為四倍体を人工交配して作り出すことに成功したのが染色体数五倍性のヨモギ「ペンタヨモギ」である。サントニン含有率が高い有料品種であり、1985年日本で生きた植物に与えられた特許の第1号(特許1281544号)となり、当時は新聞紙上にも大きく取り上げられた。

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ヘキサヨモギ(サントニン含有植物)

回虫駆除薬の有効成分「サントニン」を多く含むヨモギの開発を目指し、アルテミシア・マリティマ(ミブヨモギ)とアルテミシア・クラメンシスの人為四倍体を人工交配して作り出すことに成功したのが染色体数六倍性のヨモギ「ヘキサヨモギ」である。サントニン含有率が高い優良品種であり、1985年日本で生きた植物に与えられた特許の第1号(特許1281545号)となり、当時は新聞紙上にも大きく取り上げられた。

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ミブヨモギ栽培史

輸入に頼っていた回虫駆除薬サントニンの国産化の成功は、回虫を撲滅させ、国民の健康づくりに貢献した。そして戦後にはサントニンを輸出するまでに至った。一民間企業の枠を超えて、官民一体となって取り組んだ国家的事業を語り伝えるために編さんされたのが、この「ミブヨモギ栽培史」である。

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ウェルパス

速乾性擦式手指消毒剤。医療現場での手指消毒の問題を解決し、手指の微生物汚染による院内感染を低減させた消毒剤。エタノール、逆性石ケンを含有し、手指消毒に必要な量を手にとり、擦りあわせて手の表面の微生物を消毒する。従来の水やタオルが必要な手洗いや、調製交換という作業を必要としない画期的な消毒剤として広く医療現場で用いられている。

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セボフルレン

全身吸入麻酔薬。従来の同効麻酔薬と比べ、血液/ガス分配係数が低い特徴のため、麻酔の導入・覚醒が極めて速やかで、麻酔深度調節性に優れている。又、アドレナリンに対する心臓の被刺激性、痙攣の誘発、肝・腎に対する毒性も低く、全身麻酔を施す手術において広く使われている。また本品は、日本国内から全世界へ導出し巾広く使われた医薬品の一つでもある。

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医薬の歴史・文化に関わる史資料および図書

現在、江戸時代以降の医薬の歴史・文化に関わる史資料として約6万5千点、図書約6万点を収蔵している。その内、約3千点を展示し一般に公開している。資料は製薬道具、くすり入れ、人物像、掛軸、生薬、図書など雑多である。

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シリコン単結晶 インゴット

弊社に残る最古のCZ法で育成したシリコン単結晶インゴット。1960年に結晶育成されたもので、直径は約20mm。現在のシリコン結晶もCZ法で育成されているが、300mmの量産結晶と比べると当時はこの直径が試作品のレベルであった。シード部分が折れているが、当時の結晶を理解する上では、問題ないと考える。

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アルミニウム柄杓

昭和20年代から30年代にかけて、量産されていたアルミニウム柄杓で、50年以上を経た現在も現役で使用しているものである。アルミニウム製の鍋や釜が一般家庭に普及した昭和20年代後半を代表する器物として、かつ50年以上を経ても使用しうるものとして技術的に貴重である。

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9500トン押出機

油圧駆動の押出プレスとして、当時の世界最大であり、現在も日本最大である。500及び600mmの丸型コンテナーと280×700㎜の角型コンテナーを有し、角型コンテナーで薄型巾広(600mm巾まで可能)の押出形材が製造可能となり、新幹線鉄道車輌に採用され、高速化がより可能となった。又、大型方立によるビル建築、管路気中送電用・LNG輸送船用の管等が可能となった。

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直流電解法によるアルミニウムおよびアルミニウム合金の着色法(特公昭49-48824号)

本件発明は、陽極酸化処理を施したアルミ合金を、金属の酸または塩を含む浴中に陰極として配置し、直流電解によって着色する方法である。従来の交流電解によって着色する方法と比較して、広範囲の色調を短時間で得ることができること等から、本件方法がアルミ合金着色法の主流となっており、その後に開発された種々の着色法の礎となるものである。(特公昭49-48824号公報)

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アルミニウム長尺材の縦吊り式表面処理装置

本件装置は、長尺材の表面処理において縦吊りによる大量生産方式の実用化を初めて可能にした表面処理装置である。長尺材を吊下げる懸垂体を床面作業場まで降し、平行且つ水平に並べた多数の長尺材を懸垂体に係止した後、懸垂体を回動枠体によって再び上方高所に上昇させて一挙に縦吊り状態とするものである。これにより生産効率の向上、排水処理の負荷の軽減、材料や処理液の無駄の削除等の優れた効果を奏する。なお、写真は一号機と基本構造を共通とする後継機である。

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国産第1号のアルミニウム缶

飲料用のスチール缶は、既に1955年から国内で量産されていたが、国内初のアルミニウム缶が1971年に昭和アルミニウム缶(株)で量産された。スチール缶は、蓋、側壁、底蓋の3部品で構成されていたのに対し、アルミニウム缶は、側壁と底蓋が一体構造であり、アルミ板から深絞りしたカップの側壁をさらにしごき加工で薄肉化する「絞りしごき加工」と言われる製法が採用された。

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大町工場アルミニウム発祥地記念碑

昭和9年この地において、わが国初の明礬石を原料とする国産金属アルミニウムの工業的生産に成功したことを記念し、昭和39年8月に建立した。

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横浜工場アルミニウム発祥地記念碑

昭和8年この地において、明礬石を原料とするアンモニアソーダ法によりアルミナおよびカリ硫安の生産を開始したことを記念し、昭和39年6月に建立した。

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ユニコール電解着色技術(技術マニュアル及び電解着色設備)

本資料はアルミニウムの陽極酸化皮膜の電解着色技術であり、技術マニュアルと着色設備(槽、電源)が対象になる。この着色法の特徴は下記の通り。1)1枠内に吊下げられた形材の色調が同一に仕上る。2)着色度は電気量で管理出来、カラーマッチングが不要。3)長さの異なる形材、断面形状が異なる形材が同時に処理出来る様になった。4)黒色も高速着色が可能になった。5)FA(Factory Automation)への対応が十分に出来る。特筆すべき点は、濃淡色も含めて抜群の色の均一性である。

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インテリア断熱サッシ「アルプラ」

風雨にさらされる外側には、耐候性と強度に優れたアルミ形材を使用。室内側にはアルミに比べて熱伝導率が1/1000の樹脂を使用。この両者を組み合わせた業界初のアルミナ樹脂複合サッシ。断熱性能に優れ、省エネルギーに貢献。また、室内側の樹脂はインテリアに合わせて木目調、モノトーン色が選択可能。省エネとデザイン性を同時に満足するインテリア断熱サッシ。

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二輪車用アルミフレーム

市販の量産車で初めてアルミニウム押出形材のフレームを採用した自動二輪車。高強度アルミニウム押出材の採用により、車体の軽量化、運動性能の向上が図られ、アルミニウム製フレームを用いた自動二輪車の先駆けとなった。それまでAl-Zn-Mg系合金では中空材の製造、サッシ並みの光沢面を得るのは困難とされ、さらに応力腐食割れ等の問題もあった。それらを鋳造、押出、金型技術の改良および曲げ技術の開発等により克服し、商品化した。

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アルミニウム冷間圧延機

国内初の本格的なアルミニウム薄板コイル圧延機。周辺装置・モータ等は更新されているが現在も量産機として稼動中。同時期に導入したシングル圧延機も1995年に休止したが現存。1933年に導入したロール研磨機(NAXOS-UNION製)は現在も補助ロール研磨機として稼動している。

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アルミニウム熱間圧延機

国内初の本格的な大型コイルを製造できるアルミニウム熱間圧延機で、シングルスタンド可逆式の粗圧延機(国産)と3スタンドタンデムの仕上圧延機(米国製)からなる。周辺装置・モータ等は更新・増強されているが現在も量産機として稼動中。

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DAIKI ALUMINIUM Anniversary 40th、大紀NOW 50周年記念誌

弊社は、二次アルミニウム合金製造会社としては、最も古く、本資料2冊は、弊社創立以来50年の歴史を記している。日本の二次アルミニウム合金製造について、業界の状況及び製造技術の推移と製品の用途が判る。

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二段圧延機

アルミニウム箔圧延を目的に導入した最初の圧延機で、昭和5年5月にドイツのシュミット社から導入した圧延機の1機。この圧延機の型式は二段非逆転式であり、ロール面長550ミリ、ロール径230ミリ、25馬力のモーターで毎分45メートルのスピードであった。商工省より産業奨励金の交付を受け、我が国で初めて機械圧延によるアルミニウム箔の製造に成功した二段圧延機。

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水冷式多極鉄製水銀整流器

1937年当時、戦時下ではアルミの増産が要請された。アルミ製造には大容量直流電流供給設備が必要となる。1938年当時、水銀整流器で交流・直流変換供給が主流で国内で大容量器の製造が出来ず、ドイツ・シーメンス社より26台導入してアルミ製造開始、1964年Si整流器へ置換。設備仕様:水冷式6相鉄製水銀整流器。出力:750V、6,000A。1939年製。SIMENS-SCHUCKERT。

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直流発電機

1937年当時、戦時下ではアルミの増産が要請された。アルミ製造の為に大容量の直流電流供給設備が必要となる。当工場構内に水力発電所を有し、交流直流変換損失・建設費等の軽減の為、1942年東洋一の容量の直流発電機4台を導入してアルミ製造を開始、1965年迄直流電力を供給した。設備仕様:直流発電機。型式:VEFB。出力:840V、16KA、1942年製、4台。(株)日立製作所製。

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アルミニウム電解炉

現在、国内で唯一稼動している工業用アルミニウム電解炉であり、そのデザインは工業用炉としては初期の横型ゼーダーベルグ炉である。55KAの電解電流を用い、電流効率88%で約400㎏/日・炉の一次アルミニウムを生産している。生産される一次アルミニウムの平均純度は99.94%と高品位である。

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大型圧延機駆動に日本で最初に適用された「サイリスタレオナード装置」

圧延機駆動用サイリスタレオナード装置の国産第1号機。本装置の主ロール用正側スタックは、2S10P6Aで構成されている。直流モータは、回転数可変とする用途に使われて来た。制御方式として1.ワードレオナード式(~1970):交流モータで直流発電機を回し、直流電圧制御。2.静止レオナード式(1950~1967):変換器として水銀整流器を使う。3.サイリスタ(SCR)レオナード式(1960~現在):整流素子がSCR。

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ビール用アルミ容器 ミニ樽7L ミニ樽3L

生ビールワンウエイ容器(ミニ樽)開発。昭和52年当時の家庭用「生ビール」事情を一新し、「生ビール」の先駆けを荷い、今日では常識となっているビールの「生化」に拍車を掛けた商品である。ビヤホールでしか飲めなかった生ビールを家庭用として、庶民に馴染ませ、またビールメーカーにも生ビールの方向に「定番化」する商品の位置づけであった。その事は、継続容器をビールメーカー4社が採用し、実証されている。

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ノコロックろう付技術及びノコロックろう付製アルミニウム熱交換器

従来の塩化物フラックスろう付に対し、ろう付後の溶液洗浄を不用とする非腐食性フッ化物フラックスを使用する革新的なアルミニウムろう付技術。世界で最初に応用技術を確立し、量産化を実現した。環境、量産性、信頼性、低コスト、等で画期的な技術の寄与を果たし、その後の輸送機器用アルミニウム製熱交換器産業、アルミニウム素材及び加工産業の発展に貢献した。なお、基本特許はAlcan社(カナダ)である。

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アルミウイングルーフ

1969年、省力化輸送のエースとして世界初登場。基本パテント(特許)は日本フルハーフのものであった。側面と屋根が跳ね上がり、十分な荷役スペースを確保。フォークリフトによる側方機械荷役で荷役作業の効率を高めた。1978年、アルミ型材及びアルミパネルを採用し、特にコルゲートパネルはウイングルーフのデファクトスタンダードとなった。その後も発展を続け、現在のトラック輸送の主役として高い評価を得ている。

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アルミバントラック

1963年、日本軽金属(株)といすゞ自動車(株)の折半出資により米国フルハーフ社の技術を導入し、国産初のアルミ合金製ボディを開発した。それまでの平ボディ車と比較して雨やホコリから積荷を保護し、包装も簡便で高価な積荷も安心して輸送でき、今日のトラック輸送に大きな役割を果たしている。また、アルミの特徴である軽量、丈夫、錆びないに加え、清潔感のある外観、塗装不要、修理が簡単、再生可能という特徴もアルミ合金製ボディならではであった。

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ドイツVLW社直接水冷鋳造法に関する鋳造設備及び鋳型図面

当時(戦前)国内では普及していなかった直接水冷鋳造法に関して、古河電気工業(株)の技術者が技術提携先のドイツVLW社で現地実習し、その際に入手して1944年に持ち帰った鋳造設備及び鋳型の図面。

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オールアルミ缶用アルミニウム圧延材

1971.6に、アサヒビールが国内で初めてオールアルミ缶ビールを発売したが、その缶を製造した昭和アルミ缶に素材開発・供給の面で協力。

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住宅用アルミフレームシステム

1973年に米国アルコア社よりアルミフレームシステムを技術導入し、国内で初めて住宅用のアルミ押出材の梁・柱を製造、販売した。約80棟程度の販売実績ではあったが、最近のアルミ建築構造材を使用した住宅用アルミハウスの先駆けとなった。

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LNGキャリアー船MOSS型球形タンク用アルミニウム圧延材

MOSS型球形タンクのLNG船が世界で初めて竣工したのは1975年(ノルウェーのMOSS社建造)。日本では1981年に竣工した川崎重工の建造船が初めてだが、その後1983年には川崎重工1隻、三菱重工2隻が竣工。球形タンクの材料として国産材が採用され、当社もその素材開発、供給の面で川崎重工、三菱重工両社に協力。

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「EASY OPEN END」略してE.O.E..

ツナ缶などの「フタ」部分。弊社が日本で初めて輸入開始(丸紅時代より)。

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アルミニウム合金製 鍛造ワンピースホイール

RGワンピースホィールは、繊細なクロススポークデザインの一体型アルミ鍛造ホィールを、世界で初めて商品化した。1985年、米国SEMA SHOWにおいて、RGワンピースホィールは技術革新大賞を受賞。RGホィールの開発と成功は、今日の鍛造ワンピースホィールの基礎を築いた。

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F1用マグネシウム鍛造ホイール

F1用マグネシウム鍛造ホィールは、スポーク高さ約40mm、厚さ約3mmの繊細なクロススポークデザインのマグネシウム合金一体鍛造ホィールを、世界に先駆けて開発し、フェラーリのF1カーに供給された。この開発と成功がマグネシウム製レーシングホィールの今日の普及の基礎となった。

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直結運転用無段変速機(中間車型ベルト式無段変速機)

中間車型のベルト式無段変速機ユニットで、当時の加工機は、加工中の速度制御はできず、機械を一旦停止させてから、ギヤや段プーリなどで速度を制御していた。本品は、加工機械に直接取り付けることで、加工機の速度制御が簡単にできるようになる製品である。添付写真の現品は、汎用旋盤に取り付けられている状態である。本品を採用することによって、加工精度の向上、時間の短縮などさまざまなメリットを生み出した。

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工具用チャック(マルチキーレスドリルチャック)

電動工具の電気ドリルが便利なコードレスの電池ドリルに移行して行く中、今までの歯付ハンドルが不要な手締め方式として開発された。チャック内部にベアリング機構を取り入れ、且つ手締めスリーブを軽量化する事で実用可能な把持性能が発揮できる様にした。世界で最初に安価で市場性のある新しい形の工具用チャックとして、作業工具業界及び住宅リフォーム等のDIY商品の開発に寄与すると共に、各国にも輸出され、国際的に高い評価を得た。

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油温自動調整機 オイルマチック

工作機械を取巻く熱の問題を防止するため、油温自動調整機は開発された。その国産第一号機がオイルマチック(型式OCH)である。油圧回路の調整時間短縮のため、OCHは主に油圧作動油に用いられた。そして、工作機械の高速・高精度化に合わせて、工具摩耗や工作物、機体の熱変形の抑制に主眼を置く、切削・研削液、潤滑油等に適応した様々な機種が派生した。OCHは今日における工作機械の油温自動調整機の原型である。

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高速中空パワーチャック

NC旋盤が市場に多く普及し始め、NC旋盤も技術革新が進む中、高スペックの次期中空パワーチャックの市場投入に向け新商品開発を開始しました。新開発の『B-200シリーズ』の登場により、これまでの従来品と比べて格段に回転数、貫通穴径において優れた仕様であったため、このチャックが装着されることができました。その結果、国内外の多くのNC旋盤に標準装着チャックとして採用され、以降30年余りに渡って「世界標準」となりました。

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ボーリングヘッド

1958年頃に国内の工作機械産業の育成に力を入れていた通商産業省産業機械課からの助言もあり、それまで高価な輸入品であった万能ボーリングヘッドを試行錯誤の上国産化し1962年にはシリーズ化を行い、汎用フライス盤やボール盤でボーリング加工、フェーシング加工等万能加工が可能なツールとしてマシニングセンターの出現までの間、加工業の発展に貢献した。

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ウルトラオプチメータ

ブロックゲージをはじめとする精密製品の検査に欠かせないウルトラオプチメータ(超精密比較測定器)は第二次世界大戦前にCarl Zeiss社に2台発注していたものが昭和18年にドイツ潜水艦から日本の潜水艦にインド洋上で積み替えられ当社に納入されました。当時精密部品の製造に欠かせない検査機器として両国の全面協力のもと納入された機器を保存しています。

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タイコウェイベアリング

工作機械の摺動面の摩擦を軽減するための精密ローラーガイドであるタイコウェイベアリングはスカリージョーンズ社で開発されましたが、当時の日本ではNC化の初期で、当社ではAnti-stick-slip商品として事業化しましたが当時の日本の工作機械では軽荷重であった為にボールガイドが主流となり事業化を停止しました。

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テーパゲージ原器

工作機械のスピンドルやツーリング・工具のシャンク部であるナショナルテーパやモールステーパの製作、検査に用いられるテーパゲージの原器を保有しています。テーパゲージのトレサビリティは原器⇒副原器⇒製作用原器⇒客先納入ゲージとなり、原器はゲージの基準となり、この原器のDNAを受けたテーパゲージが各社で使用されています。

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