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ボールカッター

ボールカッターは水産練り製品の原料混合・練り合わせにおいて、真空高速処理/時間短縮/均一化/自動運転パターン制御/新食感開発/サニタリー性など、様々な新機能で従来方式を一変した。本機は「カニ風味蒲鉾」「魚肉ハム・ソーセージ」製造等のポイントである原料処理工程においてその効力を発揮し、安定した高品質の練り製品生産を支えている。

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フードスライサー

生鮮野菜を中心とした食材の大量調理(加工)に貢献し、食品加工業のみならず、学校や病院の厨房施設、レストランなど幅広く利用された。ES-2型は1996年まで製造されたが、本機は1967年製造の初期のタイプである。

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竪横切刻機

1930年より開発に取り組み、1933年に完成した国内初の漬物用タテ・ヨコ切断機。主に福神漬刻みに利用され、その後の漬物量産に大きく貢献した。本機は1933年製造当時のものである。

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蒸気発生装置

我が国初のオールステンレス製蒸し器として製作された。それまでの鍋、釜で湯を沸かす蒸し器と違い、衛生的でかつ短時間に大量の蒸気を発生させ、飛躍的に作業性が向上した。

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全自動連続たまご焼機

国産初の業務用全自動連続たまご焼機である。職人技を機械化することで、現在の外食産業・中食産業の興隆の一環を担っている。当時、職人約3~6人分の生産を1名でも可能とした。又、本機の発明により、たまご焼製造を仕事とする企業が現れ飛躍的に成長した。

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CIP全自動茹麺装置

大量生産の麺ゆで装置で、初めて自動洗浄機能付きの『CIP全自動茹麺装置』を開発し、広く普及させた。従来機では、生産後のデンプンなどの汚れを高圧洗浄機などで人的に行っていたが、当装置ではボタン操作一つで自動洗浄でき、省力化に大きく貢献した。また、装置全体も密閉構造となっているため、異物混入防止や冷却効果の向上など、生産中の衛生管理も向上し、HACCP普及にも貢献した。特許第3193899号取得。

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果汁濃縮装置

オレンジ果汁の濃縮に、低温連続濃縮装置を昭和28年12月に、我国の1号機として山口県経済連萩加工場に設置。以来50余年オレンジ果汁など全ての果汁濃縮煮糖、液糖、グルコース、肉エキスなどの濃縮に採用され、用途の広い濃縮装置である。

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高真空スチームエゼクター真空発生装置

日本には、当時高真空スチームエゼクターの生産技術はなかった。食品加工用として開発中に、英国より導入中のテトロン製造装置に、真空脱泡装置として使用されることになり、1956年三井造船玉野造船所にてテストの結果1.3pの真空を得ることができ、東洋レーヨン三島工場の1号機に採用された。

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玉子スライサー

ストッカーに投入したゆで卵をワーク分割ホィールによって1個ずつに分割し、搬送コンベアによって整列搬送した後、専用カッターによりスライスし所定の位置に排出する装置。専用カッターを毎回洗浄することにより連続的にきれいにスライスすることが可能である。200個までストックが可能で、4, 000個/時の生産が可能である。

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サンドイッチ自動切断供給装置

ストッカーに投入した焼成後8時間程度の原木パンを、任意に可変の設定厚さにスライスし、両耳をサンドイッチ用として切断し、次工程に連続的に自動供給する装置。従来難しいとされていた焼成後数時間しか経っていない柔らかいパンの切断が、電磁加熱された丸刃によるホットカット方式で可能になった。切断面も既存品とは比較にならないほど滑らかで、かつ衛生的であり、8,000枚/時の供給が可能である。

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木綿豆腐製造機

世界で初めて木綿豆腐の製造後十日間の賞味期限を可能にした機械である。この機械は我が社が自社の食品事業部門のために独自に開発製造した機械であり、それまで1日の賞味期限しかなかった木綿豆腐を豆乳の製造から豆腐製造までいっさい人手を介さず製造することで十日間の賞味期限とした。現在は他社にも販売している。

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連続炊飯システム ライスフレンドシステム25

大量のお米を効率よく、おいしく炊き上げるガス式連続炊飯システム。洗米から充填、炊飯、むらし、そしてほぐしまでの各炊飯工程をシステム化し、省エネ・省スペース・省力設計で、熱効率と操作性を追及した。省エネ構造のガスバーナー「線の炎」:釜の進行方向と平行に8本のバーナーを配列。連続加熱で急速過熱を実現、α化の高いご飯に炊き上げる。省エネ、省スペースの立体構造:下段で炊飯し、上段で蒸す立体構造の炊飯機。下段の炊く工程で燃焼するバーナーの排気熱を、むらし工程で再利用する省エネ構造。立体式構造で狭い場所でも設置できる。毎時500食から4000食まで8機種のラインナップで対応:炊飯機のラインナップは8機種と豊富。あらゆる業種・食数に対応可能。

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バッチ式スチーマー

弊社が昭和41年に殺菌調理機を販売した頃は庫内温度分布(ムラ)は±10℃近くあり簡易的なスチーマーでしかなかったが、平成5年には弊社独自のスチーム強制対流方式を開発して段階的温度/時間コントロールによるパターン制御を可能にし、今日では温度ムラを±0.2℃以内までに抑えることが可能。平成10年にはPL法に準じて強制排気装置を搭載し残留蒸気を排出することや各扉にインターロックを採用して開閉時の事故や火傷の防止を実現した。

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サニタリーノンリークシーケンスバルブ(ノンリークタイプの二重シール弁)

食品業界等の殺菌、無菌濾過以降の製造ラインで、生産効率、製品品質を考慮したCIP(定置洗浄)の洗浄システムに適応させるバルブとして、当バルブが開発された。1.多種の特許を有し、国産品として最初に販売されたバルブである。2.中間室の洗浄液量が必要最少量となり、バルブ開閉時の漏液を抑えた省エネバルブ。3.アセプラインのCIPシステムに最適なバルブ。

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高温高圧調理殺菌装置

高温高圧調理殺菌装置は、レトルトパウチ食品などを殺菌・冷却する装置である。1975年に国産一号機であるステンレス製高温高圧調理殺菌装置を製作して以来、現在までに1800台を超える同機をレトルト食品製造会社へ納入し、日本のレトルト食品の普及に貢献した。

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オープンマウス容器無菌充填機

国産初のオープンマウス容器の無菌充填機である。それまで国産では満杯充填後ボイルによる、オープンマウス容器の常温流通商品が有ったが、熱を加えるため風味が損なわれ、又満杯充填のため開封時液こぼれなどが発生していた。我が社の機械は無菌雰囲気中で充填密封する事により、風味を損なわず、容器中に空間があり開封時の液漏れもない製品で、常温流通を可能にした。

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ブリック容器無菌充填機

国産初のブリック容器で液面下シールを行う無菌充填機である。他社ではテトラパック社が同様の機械を製造しているが、国内では我が社のみが製造している。我が社が製造販売するまでは、世界でテトラパック一社の独占販売であった。主に飲料の充填機として使用されている。

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ゲーブルトップカートン無菌充填機

国産最初のゲーブルトップカートンの無菌充填機である。ブランクスの状態で殺菌し、無菌チャンバー内で容器を成形し充填密封する充填機を十条製紙(ブランクスメーカー)と共同で開発した。主にクリーム、スープ等の充填機として使用されている。

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プラスチック容器充填冠帽機

それまでガラス瓶であった乳酸飲料(ヤクルト)を容器成型器(プラスチック容器)から充填冠帽までのラインとする事により、ワンウェイ化を行う基礎となった充填機である。これにより容器重量が軽減され製品輸送の手間が軽減された。

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B・I・B用準無菌質量充填機

BIB連続袋用準無菌質量充填機。弊社は、ロードセルやピストン方式が主流であった液体充填機を平成元年より質量充填方式を採用し、前記方式の弱点である衝撃接触温度変化による充填精度への影響等を解決した充填機として特許を取得。又液ダレ防止と発泡防止を真空引きシステム(特許)により解消。充填に不向きとされた質量充填方式が弊社の技術開発により食品業界及び同業メーカーにも広く採用される様になった。

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マルチスケーリングシステム

本システムは、従来の調合タンクにロードセルを取り付けての調配合を、質量流量計とコンピュータにより、予め登録されたメニューに基づき自動生産されるシステムである。ロードセルを使用する事なく、重量法のkg管理を実現、複数原料の同時調合を可能にし生産時間の短縮、充実した生産管理、衛生的なクローズシステム等により食品業界で広く採用されるようになった。特許平成2年。

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オートマイダス

肉などの粘着性のある食材を前工程から流れてきた順に計量し、搬送しながら組合せ演算を行い、設定した重量となる食材を集合させて包装機に送り出す装置。これまで粘着性のある肉などの食材は人手による投入により計量組合せ演算を行っていたが、桟付コンベアの利用や計量後搬送しながら組合せ演算を行う方法により無人化し、且つ組合せ対象を増やすことにより歩留まりを向上させた。生産量は最大3.5パック/分まで可能である。

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自動乾式音波ふるい分け測定器ロボットシフター

RPS-85Cは高い効率の騒音の少ない音波ふるい方式で計量、演算までを全自動で行なう装置である。試料とふるいをセットし、スタートスイッチを押せば、ふるいの風袋計量、ふるい分け、各段の計量を自動的に行ない、データをプリントアウトする。特許取得品である本装置は高精度のふるい分けが可能なことからロングセラー品として人気も高まり、納入実績も多数を占めた。

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血卵検出装置

鶏卵内に照射する近赤外線の波長帯において、ヘモグロビンによってエネルギー吸収する波長特性の原理を用いて血液部分を検出し、血卵を外部に取り出す装置。LEDを応用していて、検出精度が高く、無駄ばね(正常卵であるが血卵と間違われる鶏卵の排出)が少ない。1列単卵型と6列トレイ型があり、最大27,000個/時検査できる。

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エアーノッカー

工場での粉体製造プロセスにおいて、タンクや配管に付着或いはブリッヂ等の排出不良を起こした際、強力な衝撃を与えて改善、促進する装置である。粉体の詰まりが発生するとそれ以降の稼動ラインに重大な影響を及ぼす問題となる。その問題解決のため従来は人間がハンマー等で詰まり部分を打撃し、改善を図っていたが、それを自動化することにより大幅な省力化を実現し、安定した製造プロセスを確立するに至っている。

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18ポンドカノン砲

この大砲は、幕末の嘉永5年(1852年)に津軽藩より依頼を受けた増田安次郎(川口の鋳物師として名のあった当社代表の増田家初代)が、後の砲術奉公を勤めた高島秋帆と協力して作られたものの復元品で、当時は製作不可能とされていた大型砲である。1852~1857年に213門の大砲と41323発の砲弾が製造され、諸外国から日本を守るために全国各地に配備された。全長3.5m、重量3トン、口径15cm。

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レオニーダー

加工食品・調理食品の工業化生産促進に呼応して開発された撹拌軸が水平式の蒸気式横型加熱撹拌機。現在では、加工食品業界にとどまらず、外食産業・総菜産業にも普及し、生産性向上・品質向上・均一化等に寄与している。当該機は、当初300リットル・500リットルを開発、その後、業界のニーズに対応し順次大型化、現在では4,000リットルまでを製造。高能力だが設置面積が小さく好評で、この機械の普及により食品産業は飛躍的に向上した。 写真は発売当初(1966年)のカタログ。当初は(横型)煮炊撹拌機と称した。1971年、レオニーダーに改称。

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大型炒め機

大型平鍋(フライパン)の中でかき取り羽根が自転公転する加熱撹拌機。撹拌子・鍋材質・加熱源等の改良を重ね「大型炒め機」を完成。食材の焙煎・炒め等の高温高カロリー調理の工業化に対応、食品加工・外食・総菜業界等で活躍。後年、高温の直火と高カロリーの蒸気を組合せた「ハイブリッド加熱」方式を開発、更に、高品質化を促進、省エネ・地球環境改善にも貢献している。「特許庁長官賞」「日本機械工業連合会会長賞」他を受賞。

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クッキングミキサー

レトルト食品・加工調味料等の増産により調理釜の更なる大型化の需要に呼応して開発された当該機は、撹拌羽根軸を斜めにして撹拌効率を高めると共に、上部から原料を投入し、底部から製品を取り出すシステム。かき取り羽根の工夫で焦げの発生を防ぎ、洗浄性が向上している。開発当初の機械の満水量は1,300リットルであったが、現在では、10,000リットル(10トン)までを製造。業界における高い貢献を評価され「日本優秀食品機械賞」を受賞。

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自動計重装置

当該装置はロードセルを搭載し、加熱撹拌機の全体重量を計測、風袋引きで中の製品重量を計測する機構。原材料の仕込重量確認と、加熱撹拌中の製品重量変化をリアルタイムに計測できる。それまでは、熟練者が濃度屈折計等で判断していた仕上がりポイントを、当該装置では質量の変化を計測し、容易に把握できる。加熱撹拌中に温度・時間等の計測を組合せ、加工工程のプログラム化を可能とした。1991年「発明協会会長奨励賞」を受賞。

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壁面温度センサー

食材の加熱用調理釜の加熱壁面を検知する温度センサー。これまで熟練者の感覚と勘に頼っていた調理の火加減を釜内壁面の温度を検知して制御するシステムを開発した。これにより、火加減を数値で表し、調理を自動制御することが可能となり、焦がさずに食材の風味を最大限に引き出すことが出来る。焦げ風味の微妙な限界値もデータ化し、ホワイトソースやソテー、あん等の微妙な職人の経験を必要とした食品作りが可能となった。

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ドウ・コンディショナー

それまで製パン現場では、朝早くから仕事をるのが普通だった頃、国産先駆けとしてドウコンを開発。この機械により製パン現場の始業時間を大幅に遅くすることに貢献した。今では、単に労働環境の改善のみならず、低温長時間発酵などおいしさを求める技術としても利用されている。

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自動包あん機

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した普及型自動包あん機。世に包あん機が販売されてから2年後、改良が施され、爆発的に和菓子業界に普及することとなったのが同機。この菓子業界の近代化に貢献した功績が認められ、2015年に日本機械学会から機械遺産に認定された。

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自動包あん機

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した200型包あん機シリーズのベストセラー機種。和菓子業界への包あん機の浸透とともに、操作しやすく、用途拡大の目的で改良が進んだ。特に非粘着インクラスターと包着盤の両方が使える画期的なモデルとして食品業界で幅広く活用され、実に15年間にわたり多くのお客さまに愛用された。

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火星人

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した包あん機で、それまでの包着盤式からシャッター式に包あん機能を絞り小型化した。同機は、製品記憶装置(P.M.U.)を初めて搭載した機種で、使い勝手も大幅に向上した。その見た目から「火星人」の愛称が付けられ、後の包あん機の代名詞ともなるシリーズ1号機である。

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火星人

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した包あん機「火星人シリーズ」の万能タイプ。最大の特徴は、食品素材の持ち味を壊さずに、そのまま食品に生かせるように改良が加えられたこと。和菓子、洋菓子に加え、調理・水産加工食品まで、結果として今まで扱うことのできなかった素材での生産も可能になった。あらたな業界へと用途を広げた火星人である。

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フリーデバイダーVS

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した世界最小の製パン機。パン生地のゲル組織を破壊することなく吐出・計量・分割する機械。2000年にドイツで開催されたiba展で、最も革新的で実用価値のある出展に対して贈られる「ibaトロフィー」を受賞。小型であるだけでなく、機械生産が難しかった無添加物生地なども分割・成形できる同機は、国際的に普及した。

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HMライン

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した、コンパクトなクロワッサン・デニッシュの自動生産ライン。単なる小型というだけでなく、都市型の小規模工場でも省スペースで少量多品種生産が可能になるという新しいコンセプトも併せて発表され、当時製パン業界から大きな注目を集めた。

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ストレスフリーV4ドウフィーダー

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発したパン生地吐出装置。低圧成形構造により、これまで不可欠だった生地の疲労(ゲルの損傷)回復のための添加剤が不要となった。天然酵母種のパン生地など、機械生産が難しかったものも扱え、同装置をヘッドにした製パンラインでは、食パンや菓子パンのほか、バゲットやチャパタのようなアルチザンブレッドをつくることも可能になった。現在、世界中の製パン工場で活躍している。

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VMシステム

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した小型の製パンライン。先に発表して大きな反響があった「V4-ドウフィーダー」に独自の秤量・分割システムを組み合わせた画期的なもので、国内製パンメーカーを中心に導入が進み、やがて学校給食パン工場やリテイルベーカリーにも活躍の場を広げた。

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ストレスフリーストレッチャー

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発したペストリー、パン生地の延展機。複数の遊星ローラー(自転しながら公転するローラー)が生地に微振動を与えながら、早さの異なる3つのコンベヤーで引っ張ることで無理なく延展を行う。圧延方式とは異なり、食品素材を傷めず高品質な製品を自動生産できる。生地の内部構造を破壊せずに成形するので、生地シートからの製パン法では、欠くことのできない重要なプロセスを担う装置となる。

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マルチ コ エクストルーダー

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した世界初の大量生産型包あん機。吐出部分および成形部分が多列になり、大量生産を可能にした。主にフィリング入りクッキーの生産に活用され、国内はもとより、欧米、中東、アフリカ、東南アジアなど、海外で幅広く活用されている。

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自動包あん機

レオン自動機株式会社が、食品機械メーカーとして最初に開発、販売したまんじゅう自動成形機(包あん機)。実用化された世界初の包あん機である。今まで手づくりでしか生産することのできなかったおまんじゅうを自動生産する夢の機械は、日本中の和菓子屋さんから注目を浴びることになる。そしてその普及は和菓子業界に近代化をもたらす大きな一歩になった。

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MMライン

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社が開発した世界初のクロワッサン、デニッシュ、パイなどの自動生産ライン。油脂を自動で生地に折り込む装置、積層生地にする装置、延展する装置、最終製品に成形する装置を備えたライン。同ラインは、1979年に米国に完成した実験工場「オレンジベーカリー」で稼働。1980年代には、全米に「クロワッサンブーム」を巻き起こした仕掛け人として知られるようになった。

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自動包あん機

食品機械メーカー・レオン自動機株式会社の前身である「流動工学研究所」で、和菓子職人であった林虎彦が開発したまんじゅう成形機。食品素材がもつ粘性と弾性(レオロジー)の特性を本格的に研究し、10年の歳月をかけて完成したのが同機である。能力が巨大すぎて実用化には至らなかったものの、自動であんを包み込むという、世界初の自動包あん機として歴史にその名を刻んでいる。

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自動どら焼機

どら焼を作るには、「①生地を絞る、②皮を焼く、③あんこを絞る、④皮を合わせる、⑤耳を締める、⑥焼印を押す」の6つの工程がある。開発当時、すべて手作業でおこなっていたどら焼の生産を量産する為に自動化した「自動どら焼機」。業界初の遠赤外線による焼成機を開発し、それまでになかったふっくらとした新しいどら焼を生み出しヒットした。現在は全自動タイプに進化し、日本全国に普及。その後、海外にも輸出されている。

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アルミフーズフォルダー

「アルミフーズフォルダー」は、厚さ12ミクロンの薄いアルミ箔にバターケーキの生地をのせ、生地の真ん中にジャムまたはあんこを切り落としてから、アルミを折り畳んで包みオーブンで焼く機械。開発当時、この機械によって作られたアルミフーズ菓子は、今までにない菓子として、乾き物の多いみやげ菓子業界で大ヒットとなった。今でもお菓子屋さんの工場で稼働、生産をしている。

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タイトアップマシン

包装に工夫を凝らした新しい菓子の機械化から生まれた「タイトアップマシン」。1枚のロール紙を四角く成型し、袋状にする。そこにゼリーやあんこ等の中味を絞り、上部をシールする機械である。広げると1枚の千代紙のように美しく、皿代わりにもなる。高級感のある菓子が要求される時代にマッチし、消費者ニーズを見事に捉え新しい菓子の需要を創造した。

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システムワン

多品種を1台で生産することができる万能製菓機「システムワン」。本体はコンピュータで天板の移動ピッチを変えることができ、3つの加工ヘッドはいろいろな機能をもっていてワンタッチで変更ができる。加工ヘッドと作業パターンのプログラムを変えれば、和洋を問わず様々な菓子の成型から仕上げ加工をこなすコンパクトでフレキシブルな機械である。

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ソフトムーンケーキライン

菓子のソフト化傾向が高まる時代に、蒸したスポンジ生地を半球形にし、その中にカスタードクリームを入れ、更にスポンジ生地を絞り2度蒸し上げたお菓子を「ソフトムーンケーキ」と名付けた。その蒸しケーキを全自動で作ることが出来る機械が「ソフトムーンケーキライン」である。当社独自の機械化でソフトムーンと共に全国に普及した。

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