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機械式自動温度補正装置

容積式流量計は使用時の流体温度における容積をそのまま積算量とするため流体温度によって積算量に変化が生ずる。その為、同流量計を石油製品の取引等に使用する場合は、予め定められた基準温度になる様に積算量を補正する必要がある。本補正装置はキャピラリーによって流体温度を検出することで機械的に温度補正を行う(欠噛歯車と小歯車の組合せ位置を変え、歯車比を連続的に増減させる)。原理が簡単で、機械的製作品であったことから開発当初は需要大であった。現在は電子化され製作されていない。

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バッチカウンタ

流量計と定量弁に接続し、定量開始操作と同時に本器より定量弁の開信号を出力し、定量弁が開いたのちに流量計からの発信パルス数を積算する。予め本器に設定した積算量に到達すると同時に定量弁に対して閉信号を出力し、自動でラインを停止させる装置である。現行モデルEL1810はLCD表示機能を備え、コンパクトになっている。

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無接点パルス発信器

当社オーバル流量計に装着され、計測された流量に比例した周波数のパルス信号を出力する発信器である。高周波を発振する発振器と検出器との間にスリット板を置き、オーバル歯車の回転に比例させて回転させ、高周波誘導磁界が断続されることにより変調波形が得られるため、これを検波、整形して高分解能の矩形波信号を出力する。防爆タイプの発信器もある。

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電子式自動温度補正装置

流量計と温度センサ(測温抵抗体)の信号を入力し、連続的に自動で流体体積を基準温度における体積に補正し流量計測を行うための補正装置である。現行モデルEL4500では温度補正機能に加え、器差補正(粘度補正)機能とLCD表示及びICカードによる調整機能を備えている。

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サーボ型流量計

容積式流量計は流体のエネルギーを消費して作動する特徴をもつが、差圧により回転子と筐体間に漏れが生じて器差を伴う。容積式流量計に「サーボ機構」を付加して流量計が消費したエネルギーに相当する回転力を外部より与えて、この漏れを極限まで減らし精度を向上させた。サーボ流量計の製品化によりそれまで困難だった気体、低粘度液体の高精度な計測が可能になった。

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オーバル弁開度指示計

オーバル流量計を応用した油圧アクチュエーターを駆動源にもる油圧機器の位置監視を行う製品。油圧ラインに直接設置できバルブの遠隔操作、集中監視等に使用されている。

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デジタルブレンダー

従来のタンクブレンド方式における設備を必要とせず、2種類の成分流体を一定比率で、且つ連続的に管内(In Line)で混合させるための自動制御システム。主ラインの流量計と従ラインの流量計からの信号を取り込み、比較演算し、予め設定された混合比率となるよう従ライン側に設けた流量調節弁に制御信号を送る。現行モデルのEL3230では最大5ラインのブレンドが可能で、バッチ機能も備える。

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メルトインデクサ

溶融樹脂の特性をメルトインデクスで把握することは、最近の高分子化学工業、化学繊維工業等においては、製品の品質管理、工程管理上必要不可欠なこととなっている。連続式メルトインデクサは、従来実験室において、間歇的に測定されていたメルトインデクスをオンラインで連続的に計測し、高分子化学製品の品質を自動制御する目的で開発された。

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気体用振動管式連続密度計

各種産業のプロセス制御系において、気体、液体の密度の計測制御は、一般に品質管理上、又は質量流量計測に重要な役割を果たしている。本密度計は、釣鐘が鳴るように楕円状に振動するシンプルな構造の振動管方式で、最新の周波数変調技術を駆使した流体密度計である。専用のマイクロプロセッサ型密度演算器と組み合わせて、高精度の密度計測に用いられる。

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サーミスタ式デルタ形流量計

流速に比例したカルマン渦を検出し、流量を測定する装置であり、カルマン渦の検出にサーミスタセンサを採用している。サーミスタセンサは・カルマン渦発生に伴う流速変化をサーミスタの抵抗変化として渦の数を検出している。気体計測専用の流量計で、特に小流量感度に優れ、広い範囲で高精度な計測が可能であることから、天然ガス計測用として広く使用されている。

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大流量計測用UFメーター

容積式流量計は高精度である一方、回転子の不等速回転による脈動が生じ、騒音・振動の為、大型化が困難である。等速回転する一対の扇形回転子を用いて騒音・振動をなくし大流量計測を可能にした容積式流量計である。

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大容量3球式パイププルーバ

流量計をオンラインで、高精度に校正できる基準器として、広く使用されている。従来、流量計の基準器としては、基準タンク、基準台秤等が用いられていたが、昭和44年6月、計量法に基づく基準器検査令の改正により、基準体積管が流量計の基準器として正式に認められた。以来、弊社では、ノンバルブ方式三球式という独自の構造を開発し、自動化、大流量適応化、省力化等を確立し国内外を問わず多数納入している。

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バイディレクショナル パイププルーバ

石油、化学、製鉄、パイプラインサービス等の各産業に於いて使われる流量計をオンラインで、かつ実液で高精度に校正できるパイププルーバ(基準体積管)が基準器として現在広く使用されている。Bi-Typeパイププルーバはパイププルーバの歴史の中では最も古く、欧米を始め世界的に最も普及している。本製品は中流量に適しており、Skid、移動可能、自動化、省力化を確立し国内外を問わず多数納入している。

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VVP形連続粘度計

石油製品をはじめとして、合成繊維、塗料、食品、化学など各種製造工業において、製品の品質管理上、粘度の計測と制御を行う連続粘度計は、正確、かつ標準的な粘度測定法といわれる細管式粘度測定法を利用し、管内を流れる液体の粘度を連続測定する。高精度の恒温槽を備え、石油製品など固形物を含まない液体の基準温度に於ける粘度計測を行う。指示記録のみではなく、粘度制御用の検出端としても広く使われている。

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SVメータ(ソニックベンチュリ)

音速ノズルを通過する気体の質量流量は、音速ノズルの上流側の圧力、温度が判れば大変精度良く求められる性質がある事が古くから知られており、ISO9300で形状が厳しく規定されている。気体流量において、平成10年11月計量法に基づく「特定二次標準器」として指定された。

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エアフローセンサ

自動車エンジンの電子式燃料噴射装置に供給される吸入空気を測定する流量計として世界で初めて実車搭載された超音波式渦流量計である。カルマン渦中に超音波を送受信させて送信波と受信波を位相検出することによりカルマン渦を検出し流量を測定する。本方式はカルマン渦流量計のため他の方式に比べ経年変化が少なく高精度であり量産時には月産10万台以上生産され、累計では500万台以上生産された。

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圧電素子式デルタ形流量計

流速に比例したカルマン渦を検出し、流量を測定する装置であり、カルマン渦の検出に圧電素子を採用している。圧電素子を内蔵したセンサは、カルマン渦発生に伴う交番差圧を受け振動し、渦の数は圧電素子の電荷変化として検出している。このセンサはカートリッジ式で口径や流体を問わず共通である。また、圧電素子は流体に接液せず、可動部がないことから堅牢性に優れており、気体・液体・蒸気の計測ができることから、幅広い分野で使用されている。

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スモールボリューム(コンパクト)プルーバ

流量計をオンラインで、かつ実液で高精度に校正できる基準器として現在広く使用されている。近年、パルス内挿法の確立により基準体積を大幅に小さくしたスモールボリュームプルーバが欧米で普及し日本においても計量法に承認されている。高精度、再現性、安定性、メンテナンス性を追及し、非常にコンパクトな形状で信頼性の高い基準器であり、当社は国内初の国産化を実現している。

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単一直管形コリオリ流量計STmass(エスティマス)

国産初の単一直管形コリオリ式質量流量計である。洗浄性、セルフドレン、コンパクト、フローチューブ内目視を特徴とする。口径の大きな管の中に測定管を同心で組み込み、これを対向振動させる独創的な構造により、2本の並行管と同等の耐振性を実現できた。クリーンプロセスに広く普及している。

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高精度コリオリ流量計ULTRAmass(ウルトラマス)

流量(質量、体積)計測、密度、ガス計測等が可能で、高精度用途(取引、計税)にも適している。測定管はU字形を2本並行して配置しているのでバランスが良く高い安定性を有している。工業用流量計として最高レベルの精度を持ち、汎用のコリオリ質量流量計として広く普及している。

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コリオリ流量計VRmass(ブイアールマス)

汎用、安価、セルフドレイン、コンパクトを特徴とするコリオリ式質量流量計である。構造、製造工程の効率化によりコストダウンを図った。測定管はバランスが良く高い安定性を有する2本並行の弓形としたので垂直配管とすると完全なセルフドレインとなる。

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ひずみゲージ

ひずみゲージは、被測定材に接着剤で貼り付けて専用の測定器に接続するだけで、被測定材に加わる力によって生ずる微小な変形を検出して応力を知ることが出来るもので、一般機械、航空機、鉄道、自動車、船舶、橋梁、その他数多くの建造物、および材料の安全性の確認に利用されている。

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小型車載型衝突試験計測システム

この衝突試験計測システムは、自動車の衝突試験時に車に搭載して32チャンネルの計測データを集録する装置である。耐衝撃性を持っており、ひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器、半導体ゲージ式変換器、ポテンショメータ式変換器、電圧、ディジタル信号などを接続して測定することができる。センサからのデータは増幅、A-D変換され大容量メモリに格納される。

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データロガー

データロガーUCAM-60Aは、使い易さを追及した現場対応型のオールインワン測定器である。操作し易いキー、分かり易い日本語表示、明るく見やすいディスプレイ、測定結果がすぐ分かるプリンタ付きと、現場測定での機能が満載されている。入力対象はひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器、測温機能付土木変換器、ポテンショメータ式センサ、熱電対、直流電圧などで、それらの同時入力が可能である。

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上皿式自動はかり

欧米での自動ばかりの普及や国内の産業の近代化といった背景から政府も度量衡法を改正して自動ばかりの使用を認めるに至る。その為、当時ドイツから輸入販売を行っていた島津が、早速その制作、販売にのりだした。これは、(株式会社島津製作所)の文字があることから、大正6年以降の製品。自動ばかりとしては、国産初期の姿をとどめる貴重な資料といえる。

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エムカテラ顕微鏡

わが国において工業的に成功し、現代につながる最初の顕微鏡。高さ30cm、接眼レンズ2個、対物レンズ3個をもち倍率は、60倍から600倍が選べるようになっている。この顕微鏡は欧州大戦が大正3年に始まり、欧州からの輸入が途絶した日本市場で大いに愛用されたものと伝えられている。

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ガスクロマトグラフ

日本最初の汎用ガスクロマトグラフ。

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懸垂式高温度計

懸垂式高温度計・201は、熱電対を接続して温度を測定する精密級の指示計で、大学・工業学校、試験・研究機関、官公庁をはじめ主要産業で使用されていた。構造的にはmV計で、指示を行う可動線輪を長く懸垂することにより摩擦による誤差を少なく、感度を上げ、内部抵抗が大きくセンサの抵抗の影響を小さくした。目盛は温度とmVが併記されている。国産化にあたり、指針の零位修正装置、可動部分のクランプなどに独自の改良を加えている。当時では、温度の可動線輪形直示方式として国内最高クラスの精度0.5級。

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光学高温度計

光学高温度計・770は、線条消失形の光高温計で標準電球を内蔵した望遠鏡と指示形で構成されている。非接触で700℃から3000℃の温度を測定できるため、鋳物の溶融金属、熱処理炉、コークス炉、鉄鋼など高温域の計測に多く使用された。測定原理は、測定物の輝度に標準電球の輝度を目でみて合せ、識別できなくなった時の指示形を読取る方式で個人誤差もあるため熟練を必要とした。

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熱電気式自動調節指示温度計

熱電気式自動調節指示温度計・600は、1933年開発の機械式調節温度計に改良を加えた製品で1937年の製造。可動線輪式熱電温度計と温度調節機構を組合せたもので、指針と設定指標との位置関係により水銀スイッチを傾け負荷回路を開閉し温度を調節する構造になっている。目盛板に金属製鏡を取付けて指示の読取り誤差を防ぐよう工夫されている。熱処理をはじめ各工業における温度調節用として多く使用された。

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電位差計式自動調節温度計

電位差計式自動調節温度計・175、176は1935年頃の開発でプログラム温度制御を行う初期の製品。電位差計回路を利用したもので、mV計、温度調節機構、昇温・降温機構(175のみ)などから構成されており、歯車の組合せにより一定の時間で温度を上昇または下降させることができる。電位差計回路が使われているので外部抵抗の影響はほとんどない。主に金属の熱処理炉などで使用された。

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記録式熱電温度計

記録式熱電温度計・434は、可動線輪式熱電温度計と記録幅155mmの自動記録装置を一体化したもので、熱電対を接続し1~6箇所の温度を自動的に記録できる。記録方法は、3色リボンの位置を前後に移動し15秒毎に指針を帯状記録紙に圧着することで測定箇所毎に色別印点記録を行うユニークな構造。箇所切換器、リボンの自動巻取・巻戻し装置など工夫がなされている。試験研究機関、大学、官公庁、主要産業にて使用された。

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電子管式記録調節温度計

電子管式記録調節温度計・E145、E195は、温度の指示・記録およびプログラムパターン調節を行う。調節方式は制御量を検出し、その設定値との偏差の検出を行う計器と偏差に応じた制御動作を操作端に行わせる操作器からなり、P(比例)、PI(比例+積分)、PID(比例+積分+微分)の各種動作を行う。電気式計器であり、空気式、油圧式のような特殊な電力源を要しない。「電子式調節計(PID動作)に関する研究」により通商産業省(当時)より応用研究補助金を受け昭和33年完成し、改良を加えた。

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電位差計式自動温度調節計

電位差計式自動温度調節計・S175は、175に改良を加えて1959年に開発された。特許の自動対時昇降機構とタイムスイッチ機構により、予め設定した時間で温度を上昇、保持、下降させることができ、本器の開発によって一段台形のプログラム温度制御を自動で行うことができるようになった。機械部品熱処理、ガラスアニールをはじめ鉄鋼、金属、機械、窯業、試験・研究機関などで広く使用された。

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発振式自動調節温度計

可動線輪形の発振式自動調節温度計・E500シリーズは、業界に先駆け、指示位置により発振のON・OFFを検知し調節信号に使い、回路構成部品にトランジスタ(従来は真空管)やプリント基板を採用し、性能を向上させるとともにケースにアルミ鋳物と薄鋼板を採用して、サイズ、質量を従来の約3分の1に小形化した。急速なオートメーション化が進む産業界の好評を得て、鉄鋼、金属熱処理、電機、半導体、窯業、繊維などで数多く使用され、日本の産業の飛躍的な成長を支えた。当時、ベストセラー商品(業界No.1)

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アドバンストレコーダ

アドバンストレコーダARは、測定値をRAMにメモリーし8色カラーCRTにリアルタイムでトレンド表示する記録紙のいらない目で見るビジュアルな記録計で、測定データは3.5インチのフロッピィディスクに格納可能で、格納データをいつでも引き出し解析することもできる。ぺーパレスレコーダとしては、国産初のもの。

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赤外線放射温度調節器

赤外線放射温度調節器IRPは、測定物から発する放射エネルギーを光学機構により光電素子に集め、電気的に変換する検出部とその測定された温度と調節温度との偏差を検出し、増幅して調節リレーを働かす増幅部より構成されている。応答が速く、移動物体の温度測定もできる。国産としては先駆け商品である。

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電子式無指示温度調節器

チノコンB20は、トランジスタアンプ、偏差検出用摺動抵抗、調節リレーなどからなる電子温度調節器で、調節はダイヤルを希望の温度に合わせるだけで簡単に行える、小形軽量の工業用無指示調節計である。現在の無指示温度調節計の先駆け商品である。

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自動光高温計

自動光高温計・パイロスコープは、線条消失形光高温計を自動化したもので日本で初めての開発。当時の全放射温度計は精度や計測環境で問題があり、光高温計は手動測定で自動化ができないため、鉄鋼、電子、熱処理分野を中心に新機種開発を要望されていた。光高温計と全放射温度計の長所を生かした本器は、測定物と比較電球の赤外光を光電素子に取込み、電気信号に変換し出力するので計器と組合せた非接触温度計測の自動化が進んだ。なお、本器の前進として4年前の1964年に赤外線放射温度調節器・IRPを開発している。

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標準白金測温抵抗体

工業技術院計量研究所(現、産業技術総合研究所)の指導を得て、標準器用および低温より高温領域まで高精度で測温できる温度センサとして標準白金測温抵抗体は1968年国際実用温度目盛(IPTS-68)の規定に基づいて開発したもので、海外諸国の標準研究機関でも採用され、その性能、信頼性の両面で高い評価を確立している。

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ジャイロレンチ

ねじ締め精度の向上を図るため、一つの方法として角度をパラメタとしたねじ締め方法を行っており、角度の測定には、分度器や角度の基準点の準備が必要であった。本製品TQ-WA3ジャイロレンチは、角度の測定にレートジャイロを使用することにより、上記の準備なしに十分な角度精度と締め付けトルクを同時に測定できることを具現化した製品であり、知る限りでは、世界最初に商品化され、1999年11月1日に1号機として出荷された。本写真は、1号機と同じ型式のものである。なお、本製品は、ねじ締め用「角度-トルクレンチ」である。

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可搬式5ガロン・20lガラスシリンダー式ガソリン計量機

国産第一号計量機として大正7年(1918)、角型タンク「可搬式5ガロン・20lガラスシリンダー式ガソリン計量機」を完成して以来、昭和4年ごろにはタンクの形状を丸型に変更、この丸型タンクをもつ可搬式計量機は[ポ](マルポ)と通称され、昭和30年代に入り時計式計量機が普及するまで、長く主力製品の座を占めていた。

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オーバーヘッド型(懸垂式)計量機

1975年10月、業界初の大型プラズマディスプレー(PDP)採用のテレスタンド「TS-200シリーズ」を発売し、PDPの存在を一躍有名にした。PDPは世界で初めての屋外給油システムに採り入れた高輝度ディスプレーで、従来の電光表示式の6倍である。約4万5000時間という長寿命を実現するとともに、輝度においてほかのいかなる表示方式よりも明るいという優れた特徴を備えている。

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コンタミ・プルーフ(誤給油防止)機能

ガソリン計量機におけるコンタミ・プルーフ(誤給油防止)機能を世界に先駆け開発。このシステムは自動車の燃料タンク内の油種がガソリン系か灯軽油系かの判別を行い、給油の可否を判定するコンタミ・プルーフ(誤給油防止)システムである。給油ノズルを自動車の注油口に挿入すると、給油ノズル先端のディテクターからタンク内のガスを吸引して、計量機内の判定回路でそのガスがガソリン系か灯軽油系かの判定を行い、計量機の油種と合致すれば給油可能とする。1997年、超音波式が開発され、その座を半導体式センサーから超音波型コンタミセンサーに譲る。

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金敷と金槌(弊社社誌4ページに写真あり)

我が国初の圧力計を作った和田嘉衡氏が使用した「金敷と金槌」:明治29(1896)年5月1日、和田嘉衡氏が東京、小石川(現文京区白山四丁目)において「和田計器製作所」を創設した。1847年にフランス人E、ブルドンが弾性圧力計を発明したのは伝え聞いていたがまったくの徒手空拳からの船出であった。特にもっとも製造の困難な部分はボードン管(ブルドン管)であった。ローを真ちゅう管に流し込みそれを湾曲させる方法は困難を極めたが、真ちゅうの管に鉄の心金を入れ金槌で打つことにより湾曲させることが可能になり、見事国産第一号の圧力計を世に送り出した。ブルドンの発明から遅れること50年であった。これは和田嘉衡氏が、日本で最初に圧力計を製造したときに使用した「金敷と金槌」である。当品は当社上田計測機器工場に現存している。

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1.5ギガパスカル(旧15000キロ)超高圧圧力試験器(弊社社誌48ページ)

世界初の1.5ギガパスカル(旧計量法表示1万5000キロ超高圧圧力計)を完成させる。昭和43年昭秋、往復ハンドポンプで発生させた圧力を増圧器で増圧、一定の重錘重量と平衡させて正確な超高圧力を得、圧力計の試験、検査を行うことができる装置であり、圧力の昇降から超高圧バルブの開閉、超高圧の微調整までの全操作を電動油圧駆動にした世界初の1.5ギガパスカルの超高圧圧力計である。現在長野計器株式会社上田計測機器工場に現存している。

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圧力計1,000万個達成品(弊社社誌51ページ)

日本最大の計測機メーカーである当社は昭和47年4月主力製品である「圧力計」の生産累計1,000万個を達成した。昭和23年12月当社が設立されて以来、当社は国鉄向けに月産数百個といった生産がスタートした。昭和26年ごろからは造船業界向け、昭和30年代に入ると鉄鋼、電力、石油精製、石油化学、合繊、肥料など基幹産業への供給が旺盛になり、特殊圧力計の要望も強まり海外輸出も伸張した。昭和38年には上田市秋和地区に上田計測機器工場を建設し、自動化省力化に努めた最新鋭の設備を備えた。この様な産業界の景気の発展と相まって、昭和47年4月、圧力計は生産累計1,000万個を達成するにいたった。現在この1,000万個目の圧力計と同等品は、当社上田計測機器工場にて現存している。

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フローマチックバルブ(定流量弁)

1964年9月、流量自動制御弁として「フローマチックバルブ」の開発に成功し、1966年11月展示会等に発表し注目を浴びた。ダイヤフラムとスプリングを装着した特殊バルブとの連動により、電気などのエネルギーを不要とし、自力式で流量を一定に制御できる機構を考案した。また流量設定もワンタッチで可能とする工夫も加えた。低価格で使い易さと信頼性が好評で広く普及し、現在に至るも高い評価を得ている。

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フローセル流量計

1965年5月、オリフィスと面積式流量計との組合せによるコンパクトな「フローセル流量計」の開発に成功。オリフィスに発生する差圧を利用したバイパス式流量計で面積式流量計を流量指示部とし、指示部を共通化するなどの工夫により、受注生産の常識を破って低コストと即納体制を可能とした。又、消火ポンプ性能検査用を含めたあらゆる分野で流量計測の普及に大きく貢献した製品で、2000年に生産累計100万台を突破した。

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ピトーセル流量計

1980年5月、ピトー管を利用した空調配管の冷水、温水を低圧力損失で計測できる「ピトーセル流量計」を開発した。ピトー管式は広く普及していたが、冷水と温水の2重目盛にするなどの工夫を凝らし、使い易さを改善した。その後、導圧孔を複数個とし正確な平均流速を計測可能とした精度の改善、耐久信頼性の改善、価格低減などの工夫を積み重ねつつ、高い評価を得るに至った。

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