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赤外分光光度計(NaClプリズム使用)

国産第一号機。(財)応用光学研究所時代の装置。一号機は日本石油(株)中央研究所に納入。

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自記施光分散計

国産一号機。以後日本分光の柱となる。

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電子エネルギーアナライザー(軟X線励起法、0~2000eV領域)

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セルソーター

国産第一号機。シースフロー技術採用。

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キャピラリー電気泳動システム

手動型キャピラリー電気泳動システム、UV検知器使用。他に類をみない安価な装置。

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超臨界流体応用システム

国産で唯一のこった超臨界クロマトグラフの装置。現在も販売。

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レーザーラマン分光光度計(CCD検出器付)

コンフォーカルイメージ付、CCD検知器専用フルオートシステム。

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円二色性HPLC用検出器

国産第一号機。他に製造メーカーなし。

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透過電子顕微鏡(50kV、5nm)

日立が世に送り出した最初の電子顕微鏡で、縦置形の1号機である(国産1号機のHU-1形は横置形)。最高分解能は5nm、倍率は30,000倍、乾板(現在のフィルム)装填枚数は1枚のみで、撮影は手動露出によって行なわれた。当時の日本で稼働する数台の中の1台で、初めて実用的な像が得られた装置だったこともあり、各大学研究者の注目の的となった。

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質量分析計

1. 質量分析計国産一号機として、1951年東京工業大学に納入。2. 分析場は偏向角90°の単収束、分解能は100~120。3. 真空技術、イオン源、電磁石、イオン検出器というそれらの電源、制御回路技術、加工技術など質量分析計に必要な技術の発展に顕著な影響を与えた。

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原子吸光分光光度計

1959年にAllan Walsh博士により提案された原子吸光分析法の有用性に、日立製作所はいち早く着目し、分光光度計の付属装置として応用を可能にした(1962年)。最初に発売された装置がRA-1形原子吸光付属装置で、EPU-2A形日立分光光電光度計と組み合わせることで、原子吸光分析が可能になった。海外メーカーもほぼ同時期に同様な装置を発売しており、RA-1形原子吸光付属装置は世界的にも市販原子吸光分析装置の起点とされている。

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分光蛍光光度計

MPF-1形分光蛍光光度計(1965年~1966年):初期の蛍光測定は分光光度計の測定の一分野として、分光光度計に特別な付属装置を付加することで行なわれていた。その後大形回折格子や励起光モニタリング方式が開発され、1965年に蛍光測定専用機としてMPF-1形分光蛍光光度計が発売された。この製品により高感度化が実現され、幅広く応用分野が広がり、今日の分光蛍光光度計の基礎となった。

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質量分析計(ガスクロマトグラフ直結型)

1. ガスクロマトグラフと質量分析計を直結した、いわゆるGC/MSとして最初期の製品。2. 用いたガスクロマトグラフは日立昇温ガスクロマトグラフF6形。質量分析計は日立質量分析計RMU-6D形である。3. ヘリウムセパレータはビーマン形またはリハーゲ形。4. イオン源は電子衝撃形。5. 質量分析計のイオン曲率半径200mm、偏向角90°。

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ディスクリート計自動分析装置(6ch、60検体/時)

400形自動分析装置:1970年(S45)に国産初の臨床検査用自動分析装置が発売され、日立自動分析装置の第一頁を開いた。技術/特徴は、1.反応ライン:反応容器転倒洗浄方式/キャタピラー型チェーンコンベア、2.測定:フローセル吸引測光によるエンドポイント測定、3.サンプリング:試薬後押し出し式、4.サンプラー:ゴンドラ方式。処理能力:360検査項目/時、同時分析項目数:6。患者検体の取り違え防止策をいち早く適用し、高信頼度装置を実現した検体識別装置(ID装置)。

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ディスクリート計自動分析装置(2ch、フレキシブルタイプ)

500形自動分析装置:1971年(S46)に発売された500形自動分析装置。簡便な項目切換機能を有し、小規模施設のみならず自家製分析法の自動化に役立った。技術/特徴は、1.測定項目の切替バルブ:6流路3段切替、2.反応容器送り速度:30~120秒を5段切替。処理能力:120検査項目/時、同時分析項目数:2。

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電子顕微鏡(300kv)

日立創立60周年記念事業のひとつとして、大阪大学と共同開発した電子顕微鏡で、同大学超高圧電子顕微鏡センターに設置された。加速電圧は常用2,000kV(最高3,000kV)、分解能は0.46nm、倍率は100,000倍で、当時、世界最高加速電圧を誇る最新鋭機であった。「生きたウイルスが観察できる世界最大の電子顕微鏡」と大きく報道されたこの装置は、自然科学の様々な分野の研究に大きく貢献した。

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イオンマイクロアナライザー(表面分析用)

1. 固体試料の表面および深さ方向をイオン線により分析する装置の国産一号機。2. イオン線を試料に照射し、生じる二次粒子のうちイオンを質量分析する。3. 二次イオン分析部(質量分析計)は、静電場と磁場による二重収束形を用い、高感度で全元素の分析に対応する。

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尿自動分析装置(ウエットケミストリー方式)

678形尿自動分析装置:試験紙による半定量分析から一歩進めて試薬を用いた定量分析の尿分析装置。基本的な構成は特研成果の装置に共通としながらも、検査の特質上分析時間1分、かつ安価にまとめるため恒温槽を省くなど種々の工夫がなされた。1976年(S51)に発売し、業界を注目させた。技術/特徴は、1.初のシングルラインマルチ分析、2.温度に鈍感で短時間分析に耐える試薬、3.サンプリング:扇開閉型7本ノズル方式、4.測定:試験官直接測光。処理能力:960検査項目/時、同時分析項目数:8。

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血液像自動分類装置(通産省委託研究)

806-20形血液像自動分類装置:通産省工業技術院(当時)委託研究の成果として1980年(S55)に発売された。染色された血液像を顕微鏡下に捕らえ、パターン認識技術を用いて白血球を分類する装置。本体の外に血液の顕微鏡標本を作製する塗抹装置・自動染色装置および専用の染色液が併せて開発された。技術/特徴は、1.CPUにビットスライスチップ使用のコンピュータ回路設計、2.白血球を均一に分散させ塗抹する技術、3.再現性ある白血球染色技術。

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走査電子顕微鏡(2nm、汎用FE-SEM)

この装置は、高輝度の電界放出形(FE)電子源を搭載した高分解能走査電子顕微鏡(SEM)であり、当時としては世界最高の分解能2nm(加速電圧30kV)を実現した。また、マイクロプロセッサによる制御技術を導入してFE電子源のデリケートな電圧印加操作を自動化し、FESEMの操作性を飛躍的に向上した。この結果、高分解能像を特徴とするFESEMは急速に普及し、本格的なFESEM時代の先駆けとなった。

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血液ガス電解質分析装置(ガス、電解質同時分析)

8700形血液ガス電解質分析装置:誰でも使える救急医療用検査装置として1988年(S63)に発売された。技術/特徴は、1. 操作パネルはすべて絵文字表示を採用、2. 前面での操作・メンテナンス構造、3. 試料容器に120μLキャピラリーチューブ採用。

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高速液体クロマトグラフ(GLP/GMP対応)

1. GLP(Good Laboratory Practice)/GMP(Good Manufacturing Practice)に適用する高速液体クロマトグラフシステムとして発売した。2. クロマトグラフィックデータシステムとして世界で初めてWindowsNTを採用した(D-7000形HPLCマネージャ)。3. 2プランジャを用いるシリーズ送液方式により低脈流化を実現し、グラジエント溶離の再現性を向上した(L-7100形ポンプ)。

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超高圧透過電子顕微鏡(3,000kV)

大阪大学の協力を得て開発したこの装置は、分解能が0.14nm、倍率は1,000,000倍、加速電圧は常用3,000kV、最高3,500kVまで印加可能で世界最高である。また、コンピュータ制御化された遠隔操作システムとオンライン画像処理システムが搭載され、離れた操作室から全ての機能を制御できるようになっている。より厚い試料が観察できることから、材料科学や生命科学分野で物質本来の性質を解明する研究に貢献している。

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ICP質量分析装置

PMS100は、1987年に発売された国産初のICP質量分析装置である。ICPと質量分析装置を組み合わせるという発想は、1980年代の初頭に発表された。超微量(pptレベル)分析が容易にできる画期的な元素分析装置となる可能性に注目し、インターフェース、軸ずらし式イオンレンズ、ICP高周波電源、四重極質量分析システム、そして検出システムなどの要素技術を開発し、いち早く分析装置として完成させた。

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ICP質量分析装置

HP4500は、世界初の卓上型のICP質量分析装置である。小型化に加え、ターボ分子ポンプ、デュアルモードEM検出器、シールドトーチ、オートチューンなど世界に先駆けて新しい技術を実現。操作性、分析性能、保守性、信頼性、コストを大きく改善すると同時に、用途を広げた。HP4500は、発売当初から世界各国で高い関心を集め、大きな成功をおさめた。HP4500は、ICP質量分析装置の世界的な普及に貢献した。ベンチトップ型、オートチューニングを開発、第29回機械振興協会会長賞受賞。

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自動記録式熱分析装置(サーモフレックス)

電子管制御方式の技術が導入され、測定法は著しく簡便となり、測定精度を飛躍的に向上せしめた。

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卓上型熱分析装置

卓上型熱分析装置国産一号。計測回路、炉体部合せてテーブルの上に乗せられる省スペース、省エネルギーの画期的な装置である。

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微小部X線回折装置(マイクロディフラクトメーター)

X線回折装置は従来約10mm×10mm面積の積算値を計測しておりそれ以下の微小部は測定できなかった。本装置は新開発のリング型X線検出器により試料からの反射X線全てを計測する事ができ約100倍の感度で測定することが可能となり世界で初めて30μm~100μm面積の微小部分測定を可能とした。また、5μgの微量試料も測定可能となったことから従来不可能であった鉱物・金属の微量析出物の結晶組成が決定でき、また公害・化学・生物等微量の測定・解析も可能となった。

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時分割X線イメージングシステム

繰り返し使用可能なIP使用装置。現在では一般的になったタンパク質の結晶構造解析は1987年ころまでは4軸回折計や各種カメラ法を用いていた。タンパクは巨大分子であるため多数の反射スポットを数日~1週間を要して測定していた。またタンパク質結晶はX線照射による損傷を受けやすくその影響を最低限に止めるため迅速な測定が要求されていた。開発されたR-AXIS IIは従来0次元検出器を駆動させて試料からの反射を測定していた方法とは異なり2次元検出器イメージングプレート(略称IP)を用いて2次元画像として短時間測定をすることが出来、数時間という世界最短の測定時間でデータが得られるシステムとして広く海外に輸出された。

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X線回折-示差熱分析同時測定装置

高感度のDTAと高精度X線回折同時測定。試料量が少なく、高感度にXRDとDTAの同時測定可能。

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蛍光X線硫黄分析計

サルファーX(3670TA)は、重油、軽油、灯油などの石油製品や原油中の硫黄分を、簡単な操作で迅速にしかも高精度に分析できる蛍光X線硫黄分分析装置である。サンプルチェンジャとノートブックパソコンにより、分析機能や保存・点検が自動化され、分析業務の省力化に貢献する。JIS K2541、JIS B7995に準拠する高精度型励起法分析計である。

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赤外線ガス分析計(NDIR,光学的零位法)

アクリルニトリル合成試験プラントの青酸ガス制御用のアセチレン中青酸ガス分析装置として開発。国産初の赤外ガス分析装置。赤外線吸収ダブルビーム光学的零位法、バランス型コンデンサーマイクロフォン。

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ボイラー水用シリカ分析計(モリブデン青法、比色法)

測定方式:光電比色法、複光路、モリブデン青法。SiO2 0-0.2ppm、総合精度 0.01ppm、測定波長 600mv。

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エンジン試験用自動車排気ガス測定装置(NDIR法・研究室用)

非分散赤外線分析法による自動車排ガス測定装置の国産1号機。LIA-1 研究室用赤外線分析計(一酸化炭素分析計、炭酸ガス分析計、ヘキサン分析計)計器架台寸法未定、冷却式ガスサンプリング装置架台。CO:0-10%、CO2:0-15%、HC:0-1000、0-10000ppm、精度:±2%FS,、再現性:±1%FS、ゼロドリフト:±1%FS/4h、スパンドリフト:±1%FS/4h、指示遅れ1s以内。

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自動車整備用COアナライザ(可搬形)

非分散赤外線分析計法による整備工場向け国産1号機。測定範囲:0-12%CO、測定精度:±5%FS、メータ:目盛り長85mmCO 目盛り、応答速度:5秒以内(90%)、記録計出力:DC 0-100mV、ドレイン:自動分離方式、消費電力:約60VA、重量:9.5kg 300W210H365D。

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河川水質監視装置(5項目、ブイ型検出部)

測定方式:ガラス電極法、隔膜式ガルバニ電池法、サーミスタ法、交流2電極法、金属電極。仕様:PH 2-12 ±0.2pH(水素イオン濃度)、DO 0-10ppm I 0.5ppm(溶存酸素濃度)、水温:0-40℃ ±2℃、導電率:10-100μE-/cm ±3%、酸化還元電位:±500mV ±20mV。

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カード式コンパクトphメータ(フラット形電極)

新開発の平面センサはわずか1mmの薄さの中にガラス電極と比較電極を持ち、大型なph 計と遜色に性能を発揮。特徴は、わずか一滴(0.05ml)で測れる微量サンプリング、計測用シートを用いた場合、測定したい表面のph測定も純粋をつけると粉・固体の測定可能。

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金属セラミックス中水素分析装置(高精度の水素分析計)

デュアル投入機構と昇温機能を世界に先駆け搭載、アルミニウム、銅、チタン等の高純度金属、各種の新合金及びレアメタル等の微細化プロセスにおける残留水素分析に革新をもたらした機種。

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コードレスpHメーター(コードレス型pH計)

pHメータ初のコードレス化。コードレスpH電極との組み合わせで、面倒な試料の持ち運びやサンプリング必要がなくなる。又使いやすい機能として、日本語対話形式を搭載、測定中のpH値をリアルタイムでグラフ表示する機能などで追求。

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ポータブルガス分析計(高精度で5成分まで測定可能)

最大5成分(NOx、SO2、CO、CO2、O2)が1台で測定可能。NOx測定にはクロスモデュレーション方式常圧化学発光法、SO2、CO、CO2測定には非分散赤外線吸収法、O2測定にはジルコニア法または、ガルバニ電池法を採用し、大型専用機に負けない高精度で選択性の良い測定ができる。小形・軽量、積み重ね可能。持ち運び可能な取っ手付で、しかも、前処理ユニット(オプション)等が積み重ね可能な構造となっているので設置場所を選ばない。サンプリングユニット(フィルタ、ミストキャッチャ、ポンプ、電子冷却器、NOx→NOコンバータ等)内蔵。2次フィルタ、SO3ミストキャッチャ、サンプリングポンプ、除湿用電子冷却器、自動ドレン排出用電磁弁、NOx→NOコンバータ、オゾン源用空気スクラバ等を本体に内蔵。しかも本体の試料採取流量は約0.4L/minと少流量化を実現したので少量サンプルでも高精度測定ができる。大形ディスプレイ採用。分かり易い日本語表表示。

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バリデーション機能付FT-IR(装置性能を自動的に検証する機能を新装備)

干渉計の密閉度を大幅にアップする独自の構造により、「湿度変化に弱い」というFT-IRの弱点を克服。メンテナンスの手間を無くした。新型干渉計にコーナーキューブミラーを採用することで、よりすぐれた光学系の安定性を重視。アライメント調整が入らず、また、本体電源をONにしてすぐに測定が可能。酸化劣化のない特殊素材の採用で、光源の長寿命化に成功した。また、安定化電源の採用で、安定した光量が得られるようになった。

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大気中HAPs測定装置(有害大気汚染物質を10分間隔で測定)

大気中の有害大気汚染物質の3物質ベンゼン(年平均値3μg/m3以下)・トリクロロエチレン(年平均値0.2mg/m3以下)・テトラクロロエチレン(年平均値0.2mg/m3以下)を1台で同時連続測定。しかも、ホリバ独自のオンサイト自動連続測定により、10分周期で測定できるため、濃度変化に対してきめ細かく正確な測定ができる。ガスクロマトグラフ分離-光イオン化検出法の採用で、1回/10分、144回/日の連続測定を実現。GC/MS方式に比べ、きめ細かな測定が可能。オンサイト測定により、サンプリングなど煩雑な作業が不要。自動的に一定量の試料大気をサンプルシリンダで吸引し測定するため、長時間のサンプリングや面倒な前処理が不要。また、専門知識や複雑な操作なしで運転できるため、容易に高感度・高精度測定が可能である。

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流量自動調節装置

浄水場の緩速濾過池の変化する濾過能力に合わせて配水量を自動的に調整する流量自動調節装置。電源を一切使わずに純機械式に制御し・バタフライバルブ駆動用の水圧円筒・流量を測定する水柱式潜りベンチュリー・コントロール用パイロットバルブを含めた機械式演算部から構成されている。現在でも現役で使われている。写真1.(流量演算部)外観・写真2.流量演算及び制御用パイロットバルブ・写真3.水圧円筒とバタフライバルブ

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差圧式超過流量積算計

工業用水の供給量取引・管理用として開発された純機械式超過流量積算計。水資源を有効に分配・活用しようとして、超過流量分が自動的に積算できるよう日本で最初に超過流量積算機構が搭載された。この超過流量検出部は独自の差動機構を有している。また差圧式流量計と接続されるため、積分するための直線化機構として独自の形状をした機械式開平器が採用されている。本計器は全国の工業用水道で約5,000台が稼働していた。写真1.(内蔵されている)機械式開平器。写真2.超過流量積算計(VA34-4;円読式)、写真3.開発当初の(超過流量無し)流量積算計

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機械式積算熱量計

我が国での地域冷暖房システムは1970年の大阪万国博覧会で初めて導入されたが、本器は各パビリオンの冷房熱量測定用として開発された国産台1号の純機械式積算熱量計である。このものはピストン式の温度センサ、金属製羽根車の流量計測部、演算部から成り立っているが、全てが機械式のため、演算部などのギヤを始めとする機械部品点数は百数点にもなり調整・組み立てに大変苦労した商品である。

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2線電磁流量計

世界初の2線式電磁流量計で究極の低消費電力で作動。電磁流量計を動かすのに必要な電源を受信器側から供給し、信号と電源を2本の電線で共有させる方式。現地では100V等の電源が不要となる。そのためには、計測に必要な消費電流を4mA以下にしないと流量信号がとれないことになる。本電磁流量計は励時用の平均消費電流を2.5mA、増幅回路に1mAとして実現し、合計3.5mAで計測可能とした。

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電磁式積算体積計(電磁式水道メーター)

世界初の内蔵リチウム電池で10年間稼働する電磁式積算体積計。残留磁気方式を独自開発し、消費電力を従来型の1/10000(当社比)としたもの。またSU型は電磁式水道メーターとして先鞭をつけ、計量法の型式承認番号を取得する。従って、可動部が無い、流量範囲が広い、圧力損失が殆ど無いなどの特徴により、今度水道メーターの主力となるものと思われる。

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非満水電磁流量計

下水道、排水路等で流体が非満水状態でも問題なく測定したいという要求を実現したのがこの非満水電磁流量計。電磁流量計において、計測精度に大きな影響を与える流体の速度、水位、導電率、動水勾配の変化を常に測定することによって、非満水でも流量を計測できる事を実現した、世界初の非満水電磁流量計。現在ではこれらの技術を引き継ぎ、更に発展させて性能向上を実現している。

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オーバル歯車式容積流量計

非円形歯車特許を応用し流量計としてはじめて実用化した。高精度、堅牢であることから多様な流体計測に活用されている。工程管理、取引証明など自動化・省力化に貢献、現在も工業用計器の一画を占めている。

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オーバルスチームメーター(GSメーター)

蒸気流量計測で一般に使用されていた差圧式流量計の欠点を改良し簡単な機構で正確な計量を実現した。廉価かつ保守が容易なため工場熱管理用として普及した。

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