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分取ガスクロマトグラフ

日本で最初の全自動分取ガスクロマトグラフ。一昼夜に液体試料数Lを処理可能であり、同時に良好な分離精度も実現。試料は完全自動方式によってくり返し注入され、6成分までを自動分取可能。キャリヤガス回収やキャリヤガス純度監視などの優れた機能も搭載。

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示差走差熱量計(入力補償形)

従来の熱分析装置が必要とした試料量(数10mg~数g)による温度分布に起因する定量性を改善するために、数mg程度の試料で反応熱量や転移熱量を高精度に測定できる、ミクロ熱分析装置の代表的な検出器である。

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燃研式断熱熱量計(計量法適応)

燃焼熱量測定用のボンベ熱量計としては、初めて測定値のディジタル表示を実現し、それまでの測定操作の自動化、測定値の記録化と合わせて、大幅な測定の省力化がはかられた。

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全炭化水素計(FID、公害測定車搭載)

ガスクロマトグラフ用の水素炎イオン化検出器を使用し、大気・排気ガス等に含まれる総炭化水素量を高感度で迅速に測定。持ち運び可能な小型、軽量の環境モニタ用の測定器。

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TOC自動測定装置(NDIR法)

TOC-10Aは、国産初のラボ用TOC計である。環境水や排水等の水中の有機汚濁物質の指標としては、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)が広く使われているが、「測定に時間を要する(BOD:5日間、COD:2時間)、測定できない有機物がある、機器化や自動化が難しい」などの短所がある。TOC(全有機体炭素)計は、ガス分析に使用されていたNDIR(非分散型赤外線ガス分析計)を応用することで、有機汚濁物質を迅速・高精度・高感度に自動測定できる機器として注目され始めていた。なお、TOC-10Aには当社のNDIRを活用して製品化されている。

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ICP発光分析装置(島津高周波プラズマ発光分析装置)

高周波プラズマ発光分析装置として、初の国内開発・生産品。世界でも3番目の製品。誘導結合プラズマを利用した発光分析装置はそれまで、原子吸光分析法しか無かった溶液中の元素分析の分野に革新をもたらした。高感度、多元素の同時分析、干渉の少なさなどの特徴に加え、りん(燐)、ほう素や希工類元素など従来、化学分析しか行えなかった元素も同時分析が可能となり、製鉄業をはじめとする金属産業や環境分析などの分野に大きく貢献した。

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熱応力測定装置(定速荷重、定速変位、周期荷重)

従来の熱機械分析装置(TMA)に、応力測定機能を付加した新しい熱分析装置。本装置では温度伸縮変化量、応力を制御する為、ストレス-ストレインの測定、収縮応力の測定が可能となった。

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紫外線式有機汚濁監視装置(フィルタ校正式)

水質総量規制用の自動計測器UVM-401形。紫外線式有機汚濁測定方式により簡易に有機汚濁を連続測定可能。UVM-401は特に構造が簡単でメンテナンス性にすぐれ、手間がかからないという特徴があった。また、光学フィルタを用いたスパン校正を初めて採用し、スパン校正液の作成を不要とし、日常点検を容易にした。

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分光光度計(小型軽量10kg)

低価格の分光光度計としては初めて大形グラフィック液晶画面を採用。日本語、英語の画面切換えが可能で、世界最小・最軽量(A3サイズ、10kg)でバイリンガル表示の分光光度計であった。

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原子吸光分光光度計(フレーム/ファーネス分析自動切換)

原子吸光分析法は、その原子化の方法として、アセチレンなどの化学炎を用いる方法とグラファイト炉などを用いる方法がある。前者はフレーム法、後者はフレームレス法もしくは電気加熱法などと呼ばれる。それぞれに長所・短所があり、分析対象に応じて、使い分けられる。1台の装置にこの2つの方法は難しく、手動で部品を交換、切換するのが通常であった。AA-6500AutoAAシステムは世界で初めて、コンピュータ制御により、フレーム/フレームレス法の自動切換を可能とした。分析条件の自動設定と相まって、分析精度の向上と省力化に大きく貢献した。フレーム/ファーネス分析がワンタッチ自動切換可。

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無侵襲酸素モニタ

日本で最初に医療用具として発売された近赤外分光法(NIRS)を用いた生体計測装置。筋肉内および脳内のヘモグロビンの酸素化・脱酸素化状態を無侵襲で計測できることから、手術中の脳内酸素状態の監視、運動負荷試験における筋肉への血液供給のモニタなどに使用された。

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二波長多目的フライングスポットスキャニングデンシトメータ

薄層クロマト(TLC)や電気泳動ゲル上の分離されたサンプルスポットを定量分析や定性分析する際に用いられる計測器。細く絞った光束をジグザグに走査して光の吸収量を正確に測定する島津独自のジグザグスキャン機能(1990年全国発明表彰・発明協会賞を受賞)を搭載。

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グロー放電発光分光分析装置(薄膜評価用)

Siウエハ搬送機能を有したグロー放電を用いたウエハ上のBPSG(Boro-Phospho-Silicate-Glass)膜分析装置。

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ミクロ滴定システム

マイクロ量での電位差滴定を可能にした。

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全硫黄分析装置(酸化分解・紫外蛍光法)

石油や石油化学品中の微量硫黄分を酸化分解・紫外蛍光法で高感度に測定する国産一号機。固体・液体・気体試料に適用可能。また、付属品の化学発光法の窒素検出器を接続すると国産第1号の窒素・硫黄の同時分析計となった。

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熱重量分析計(コントロール昇温レートTGA)

TGAは物質の重量変化から成分分析や熱安定性を評価する装置である。弊社TGAは温度精度の高いファーナス、高信頼性の熱天秤、優れたガスパージシステムそして自動サンプル装着機能を装備し、室温~1000℃の温度範囲で測地が可能である。オプションとして高分解能機能(Hi-ResTGA)、モジュレイテッドTGA、EGAファーナスそしてオートサンプラーが用意されている。Hi-ResTGAは通常では分離できない近接したピークを分離可能にし、モジュレイテッドTGAはASTM法よりも格段に速くキネティックデータ(活性化エネルギー等)を得ることができる。EGAファーナスは炉内がクオーツで作られている為炉内での発生ガス吸着が無い為MS(質量分析)やFTIR(フーリエ赤外分光計)への接続には理想的である。

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温度変調示差走査熱量計(モジュレイテッドDSC)

モジュレイテッドDSCはリニアー昇温の上にサイン波状温度変調を加えて昇温する測定法である。この方法により比熱変化に対応したヒートフローを測定することが出来る。フーリエ変換によりヒートフローはリアルタイムで比熱成分とキネティック成分に分離できる。モジュレイテッドDSCではDSCのヒートフローをトータルヒートフロー、比熱成分をリバーシングヒートフロー、そしてキネティック成分をノンリバーシングヒートフローと言っている。トータルヒートフローはスタンダードDSCと同じ全ての転移を含んでいる。リバーシングヒートフローはガラス転移や融解、ノンリバーシングヒートフローは硬化、結晶化、蒸発、融解そして分解等のキネティックイベントを表している。

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導電率式蒸留水純度計

純水製造装置の水質管理用計測器。

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卓上ガラス電極pH計

代表的なpHメーター。

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工業用pH・ORP計変換器

工業用pH・ORP計の代表機種。

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煙道排ガス用SO2ガス濃度計(溶液伝導率法)

煙道排ガス測定の代表装置。

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大気中SO2測定装置(溶液導電率法)

代表的な大気汚染測定装置。

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大気中オキシダント測定装置(吸光光度法)

大気汚染監視装置。

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電磁濃度計(変位計)

水中溶存物質測定装置。

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メッキ排水用シアンモニタ(イオン電極式)

メッキ排水中のシアンを簡単な操作で測定。

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ビタミンC計(クーロメトリを利用)

簡単な操作でビタミンCを測定。

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ボイラー水用ヒドラジン計

ボイラー水中のヒドラジン測定装置。

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水道水用自動測定装置

水道水質を一台の装置で計測する。水道水中のpH、濁度、色度、残留塩素、導電率、温度、圧力を測定。

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イオン濃度計(汎用)

イオンメーターのスタンダードタイプ。

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CM計(メモリ搭載センサ式・GLP/GMP対応)

電気伝導率計スタンダードタイプ。

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pH標準液検査用pH計(pH標準液検査用、分解能0.0001pH)

高精度pHメーター。

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パージ& トラップ装置

揮発有機化合物を同時測定。

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ダイオキシン前駆体分析計

ダイオキシンの前駆体である有機塩素化合物用オンライン分析計測装置、ガスクロマトグラフ。

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診断用カテコールアミン分析計

東ソー全自動カテコールアミン分析計HLC-725CA。カテコールアミンは芳香族アミノ酸から生成されるアミン類で、エピネフリン、ノルエピネフリン、ドーパミンがある。これらは副腎髄質や脳、神経から分泌され、ホルモンあるいは神経伝達物質として作用し、交感神経-副腎髄質系機能の検査の指標として注目されている。HLC-725CAは、煩雑な試料の除蛋白以外の前処理を自動化し、高感度かつ選択的な検出に蛍光発色試薬DPE(ジフェニルエチレンジアミン)を用いる、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)を分離原理とした高感度カテコールアミン分析専用機である。 特徴:カテコールアミン3分画の高感度測定。煩雑な試料の前処理が不要。血漿、尿の測定が可能。測定結果に個人差の出ない全自動システム。

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透過型分析電子顕微鏡

EM-002Bは、超高分解能像を観ながら、その場所をナノメータレベルの精度で組成分析することに1986年、世界で初めて成功し、材料学の飛躍に貢献した電子顕微鏡である。さらに、電界放射型電子銃を搭載したEM-002BFは、単原子層レベルの解析や、10時間の長時間露光でも同レベルの分解能をもつ元素分布像の取得に成功している唯一の電子顕微鏡である。

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野外携行型高機能水銀測定装置

1. その場で測定、その場で記録:野外で測定結果がすぐ表示され、温度情報等と共に内蔵のデータロガーに記録される。2. 計量・堅牢でコンパクト、防滴構造:専用背負子にセットし、人が背負い山野を自由に移動できる。また輸送も簡単で、耐ショックトランク1個にスペアパーツを含め必要なものがすべて収納されている。3. 高感度でワイドレンジ:0~5ngレンジ(分解能0.001ng)、0~100ngレンジ(分解能0.1ng)。サンプリング時間~60分00秒(秒単位で設定可)。必要なサンプリング時間、一般環境~10分、労働環境1分~。4. 高機能で広い用途:データロガー内蔵で、448回分の測定データ(GPS接続時には224回分)を関連データ(外部装置3チャンネル分のアナログ信号が記録できる)と共に全て記録。また記録されたデータはRS-232CでPCに転送できる。無人連続モニターとして使用できる。(オートモードに設定、電源は内蔵高性能電池あるいは商用電源)。気球につり下げての測定や、汚染場所での測定には、ワイヤレス・リモートスタートユニットで対応できる(オプション)。オンサイトで液体試料中の極低濃度の水銀が測定できる(還元気化、金アルマガム法に依る(オプション)。5. 操作が簡単:装置上面の液晶パネルの表示と対話しながら、手袋を装着した状態でも容易に操作出来る大型シートスイッチで測定条件の設定や、データロガーに収納されている情報のパネル上への、呼び出しが行える。

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核磁気共鳴装置(32MHz CW NMR)

国産一号機の核磁気共鳴装置(NMR)で、昭和30年12月に試作に着手し、昭和31年8月に完成。当時は磁気の安定性の問題でNMRは永久磁石の方がよいと言われていたが、磁場の値を可変にしたいこと、および磁極の加工精度を上げるための製造上の要求により、電子顕微鏡用励磁電源の製造技術を基礎にして大型電磁石を採用した。このマグネットは磁極径150mmで、ポールーピースはもとより、ポールやヨークまで純鉄で作られた。

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電子スピン共鳴装置(100KHz)

当社は核磁気共鳴装置と同じ磁気共鳴現象を利用した電子スピン共鳴(ESR)装置の開発に着手し、JES-1型を昭和32年1月に完成させた。JES-1型は磁極径が150mm、周波数は約10GHz(Xバンド)で、感度は1~3×1012スピン/0.1mTであった。その後磁石が改良され、磁極径が300mmに拡がり測定方法の自由度が拡がった。更に感度を向上させるためには検波周波数を上げることが課題であった。昭和35年に完成したJES-3B型で検波周波数を100KHzに上げることに成功し、感度は2×1011スピン/0.1mTと10倍に向上した。

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反応熱検出式液体クロマトグラフ

反応熱検出法を採用しているため、液相クロマトによって分離されたすべての物質に対して選択性が無く、一般的な検出が行われる。そのため従来検出不能であった物質、可視部・紫外部に吸収を示さない物質も容易に検出される。また、発色等の操作が無いので検出が簡単で、また試料を破壊することが無いので、分離した試料の分取が容易である。

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レーザーラマン分光光度計

レーザーラマン分光計国産1号機。JRS-01A型レーザーラマン分光光度計はArイオンレーザー、あるいはHeNeレーザーを光源とするラマン分光装置で、分光器にダブルモノクロメーター、光電測光にフォトカウンティング方式を用いたことにより、迷光の少ない、高感度でS/N比の良好なラマンスペクトルを実現した。

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高性能二重収束タンデム質量分析計

タンデム質量分析計は質量分析計(MS)を2段に接続した装置で、前段の第1MSで試料をイオン化し、質量分離された単一イオン(プリカーサイオン)を高真空接続部(MS/MS インターフェース)へ送り込み、ここでプリカーサイオンをガスの充満する衝突室(コリジョンセル)へ導き、ガス衝突分解して生成するフラグメントイオンを後段の第2MSで質量分析するシステムである。有機化合物を混合物のままで質量分析が可能であり、また2段のMSで得られる多くの情報を分析することにより、高い精度の構造解析が行える。本装置は高質量化合物を高感度・高分解能で測定可能なHX110型質量分析計を2台連結し、MS/MS インターフェースには収束効率の高い二連Qポールレンズを採用したシステムで、最高分解能100,000以上、最大質量範囲125,000(amu)、加速電圧10kVで質量範囲10,000(amu)の測定が可能である。

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質量分析装置(液体クロマトグラフ質量分析計)

Frit-FAB LC/MSインターフェースは、1987年ごろ名古屋大学の石井大道教授によって開発されたLC/MSインターフェースであり、LCからの溶離液をFritと呼ばれる多孔質の金属を通して真空中のイオン源に導入し、FAB(Fast Atom Bombardment)イオン化する方法である。このインターフェースは当時極性試料の測定に最も適したFABイオン源を用いた手法として画期的なインターフェースとなった。日本電子では、このインターフェースを用いたLC/MS専用機JMS-LX1000を1990年に商品化した。この装置は、当時必ずしも普及していなかったLC/MSを専用機化した意欲的な製品であった。

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超高真空走査形トンネル顕微鏡

スキャナとして、高い固有振動数が得られ、しかも画像ひずみの少ない積層シェアスキャナを採用して高速スキャンを可能とするとともに、電子顕微鏡の技術を利用したドリフトフリーステージが採用されており、ステージの熱拡散が同心円状になるため、高温でもドリフトが非常に小さく、STM像観察が安定に行える。これらは他の装置にはない特徴であり、世界で初めて900℃を越える温度でのシリコン表面の観察に成功した。

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透過電子顕微鏡

1250kVという高電圧の電子線を使用するので超圧電子顕微鏡と呼ばれている。高電圧発生部は絶縁ガスを充満した高圧タンクの中に収納している。電子線の波長も小さく分解能を高める事が出来、JEM-ARM1250は世界最高の0.1nmの像観察機能を有し、原子像を直接観察することが可能である。また、電子線の透過能も高く、厚い試料観察における立体構造観察も可能である。

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全自動発光免疫測定装置

従来の微量生体成分の測定概念を変える化学発光を検出系に採用した免疫測定(CLIA)は放射物質を使用せず、かつ非常に高感度のイムノアッセイとして脚光をあびた。日本電子は長年、生化学検査の自動化で培った技術を応用し、RIA、EIAから次世代のイムノアッセイCLIAによるシングルラインフルランダムアクセス方式の全自動発光免疫測定装置JIA-FS150ルミクイックを開発した(CLIA:Chemiluminescent Immunoassay)。

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高分解能ICP-MS

逆配置二重収束光学系による高分解能ICP-MS。本装置は半導体・環境物質等の研究分野におけるpptレベルの超微量元素分析をルーチンで行いたいという需要に対応すべく開発した製品で、高分解のICPMSとして1994年に販売を開始した。ICP/MSは質量数80以下の領域でバックグランドイオンが多く存在し、エレメントイオンに対する干渉イオンとなるが、従来の四重極型質量分析計をベースにしたICP/MSでは分解能の問題でエレメントイオンと干渉イオンの分離ができず、干渉イオンの強度で検出限界が限定されるという問題があった。本装置は逆配置型二重収束質量分析計をベースにして開発し、分解能10,000以上の高分解能を有するため、エレメントイオンと干渉イオンの分離が可能で、質量数80以下の領域でも干渉イオンの影響を受けずに超微量元素分析が可能となった。

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フリーラジカルモニタ(活性化酸素測定専用装置)

本装置は電子スピン共鳴(ESR)で確立されたSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)活性をはじめとする多目的アッセイ測定、食品等の放射線被爆線量測定、ビールの香味安定性測定等のアプリケーションに応えるため、取扱が簡便で小型・低価格のESRを供給することを目的に開発され1995年に販売を開始した。電磁石・分光計・高周波回路を一体型コンソールとして小型化し、オペレーションはパソコンに集約させた。基本性能面での感度は汎用装置と同等のスペックとした。

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自動分析装置「BioMajesty」

スーパーシングルマルチタイプ、高速処理、反応液量80μlの超微量化。日本電子は従来不可能とされていた100μl未満の反応液量での分析を可能にした。新開発の検体前希釈ディスク機構により検査に必要な血清量も従来の1/5に低減した。さらには3秒周期反応ディスクにより、同時最大103項目、最大1650テスト/時のフルランダム高速分析ができる生化学自動分析装置を開発した。

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光電子分光装置

JPS-9010X線光電子分光装置(XPS)は通常行われるXPSを用いた試料表面分析の他に、単色化X線を試料表面に低角度で照射することにより実現されるX線の全反射X線光電子分光(TRXPS)を可能にした最初の商用機である。TRXPSでは通常のXPSよりさらに表面敏感になり、試料の極表面層の解析が可能になる。

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電子スピン共鳴装置(PC-Windows)化全自動システム

本装置は汎用(研究用)の電子スピン共鳴装置(ESR)で、JES-TEシリーズの後継機として、すべての制御をコンピュータにて一元管理し煩雑であった電磁石、分光計、高周波回路の制御を自動化することを目的に開発した製品で、1999年に販売を開始した。高周波回路の見直しにより感度は7×109スピン/0.1mT以上となった。従来本体とは別構成となっていたデータ処理システムを一体化し、操作性とコストパフォーマンスの向上をはかった。さらに多重共鳴、時間分解検出、パルスESRシステムへの拡張にも対応させた。

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