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充電器(乗用車EV-2H用)

ハイブリッド電池(空気-亜鉛電池をエネルギー用、高出力鉛電池をパワー用として使用)を搭載したEV-2H電気自動車用に設計された専用充電器でこれらの電池を同時に最適な条件で充電できるとともに、捕機用の電池も充電する機能を持っている。

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水素自動車及びエンジン

水素貯蔵合金を車載し、機械技術研究所開発による水素エンジンにより、北センターで実車試験を行った。水素エンジンの実証として先駆的な研究成果。

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水素用試作エンジン

レシプロエンジンを改良し、水素を燃料としてガソリンエンジンと同等以上の効率、極めてクリーンな排気ガス特性が得られることを実証し、水素自動車による実車試験の基盤となった。

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臨時窒素研究所関係文書

大正から昭和初期に臨時窒素研究所及びその後の東京工業試験所が作成した研究計画書、各種伝票、図面、成果報告書等、約100点。昭和53年頃国会で、東京工業試験所が保管する歴史的に貴重な装置や資料類を筑波へ移転後も保管することが必要ではないかという指摘を受け、当時の工技院石坂院長が保管しますと答弁した。これを受けて装置類は現在の研究機器保存棟に保管されている。今回文書等についても収集整理がなされた。保存対象のアンモニア合成技術は科学史的にも世界に誇れるものである。当時使用した装置類と共に、関係文書も保管することが必要である。

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アンモニア合成装置(東工試法)

この東工試式アンモニア合成法に関する幾多の特許は、昭和肥料(現在の昭和電工)により企業化されたが、当時の外国技術導入の盛んな中で、国内技術の採用は企業として勇気ある決断であったといえよう。同社は、昭和6年日産120トンのアンモニア製造に成功したが、プラントに用いられた装置は、リンデ式窒素製造装置以外は、すべて国産で、臨時窒素研究所で使用した小型装置を参考にして日立製作所(水電解槽)、神戸製作所、石川島造船所(コンプレッサー、循環ポンプ等)などで製作された。しかし、これらの装置の製作については、当時の我が国においては、頼るべき文献としてまとまったものがあるわけでもなく、現在であれば、簡単に入手できる高圧バルブ接手などの小部品まで、町工場と読んでもよい小規模な鉄工場に依頼し、試作を繰り返すといった大変な苦労の末、製作に成功した。

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臨時窒素研究所において開発された、アンモニア、硝酸、メタノール等

これらの標本は臨時窒素研究所において開発された、アンモニア、硝酸、メタノール、尿素等の新合成技術に中間工業化試験によって得られた製品である。当時はわずか10年弱でドイツの技術水準に追いついたことから化学工業界に一大センセーションを巻き起こした。

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圧力計試験機

当時、高圧まで測定可能な分銅式圧力計試験機は、中央度量衡検定所、東京計器製作所、海軍等が所有していたが、いずれも2000気圧までであり、3000気圧まで検定できるものは、当試験機が初めてであった。

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化学天秤

ゲッチンゲン精密天秤製作所は、1929年にザルトリウス社に吸収されたので、その活動期間は、20年であった。したがって、この会社の製品は数少なく、欧米でも貴重品になっている。(ドイツ製)

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ロビボンド比色計および標準色ガラスセット

標準色ガラスの退色もなく、また一枚も欠けることなく今にいたるまでこのように保存されている例はあまり無い。当時の日本では本装置はあまり普及しておらず、主に東京工業試験所の依頼分析業務において油脂および塗料等の色彩測定に威力を発揮し、油脂工業の発展に貢献した。購入した時期および価格の正確な資料は残されていないが、東京工業試験所が大正または昭和初期に屋敷数軒分に匹敵する価格で購入したと言い伝えられている。製作年:大正から昭和初期(英国製)

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化学辞典用本立て

大正期に購入されたウエブスター辞典の付属品。製作年:大正年代

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辻本満丸博士資料

辻本満丸博士は明治34年工業試験所入所以来約40年間水産動物油脂に関する研究に専念し、スクアレンの発見など多くの世界的研究業績を残された。辻本博士は本邦油脂化学の生みの親ともいうべきであり、ここに博士の偉業をしのび、研究資料と実験ノートを展示している。

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繊維工業試験所資料

繊維工業試験所が収集したデザイン・意匠を中心とした資料。

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基準耐光試験機

光源の分光エネルギー分布、光エネルギー量及び温湿度等の雰囲気条件など、各試験機についてかならずしも一定ではない。これらを補完するために、標準青色染料布(ブルースケール)や光度試験紙が用いられているが、これらの標準資料の精度向上や国産化を進めるためには、広く用いられている耐光試験機の基準となりうる高精度の試験機の出現が望まれていた。本装置は昭和42年に試作されたものであり、JISB-7751に規定されている規格を具備していると同時に、放電電流の自動調節、機内温湿度、ブラックパネル温度および照射エネルギー量の波長域別積算記録等を行うことが出来る。試作完了後日本学術振興会第134委員会等による基準耐光試験機研究委員会を発足させ、基準機としての妥当性を検討した結果、JIS-L0824、JIS-L0842に本装置を光度校正の基準として記載した。

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立体系配向装置(三次元織物機)

繊維が、三次元に配列した複合材料は、大きな強度と共にその等方性が得られるなど、優れた性能を有する構造用複合材料として、多くの分野で、開発が期待されていた。当時糸状の強化剤を三次元的に能率良く配列させる方法が無く、そのための機構の創出が大きな課題であった。試作装置は、糸状の組織状況を異にするさまざまな立体的織物を構成する三次元織物製織装置の原型となり、その基本的な構造を生かした数々の改良により、機構が高められ、比強度や衝撃強度が大きく、特異な変形回復機能を有する柔構造複合材料など、新しい材料の開発に寄与した。

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超高速紡糸用巻取装置

合成繊維の溶融紡糸において巻取速度を極度に増大させると行程を必要としない繊維が得られるようになり、これは直接紡糸法と呼ばれる。この方法の基礎技術を確立するとともに、巻取速度の超高度化による製品糸の物性並びに構造の変化を明らかにする目的で、最高速度10,000m/minの超高速の巻取が可能な本装置が試作された。

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活性スラッジ処理装置

活性スラッジ処理装置法は、夾雑物を除いて貯水槽にためた排水を、一定量連続的に曝気槽へ送り、ここで空気を供給しながら排水に含まれる有機物(BOD)を好気性の微生物集団(活性スラッジ)によって分解し、最後に沈殿槽で活性スラッジを沈降させ、清浄な上澄水を処理水として放流するプロセスである。この装置を用いて食品、醸造工場排水、紙・パルプ工場排水、製薬工場排水、石油精製工場排水、石油化学工場排水など各種有機性産業排水の活性スラッジ処理の実用化の道を開き、我が国の水質汚濁防止に大きく貢献した。

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盲人用視覚代行器

「盲人用人工眼の開発に関する研究」において、失明者のための人工眼の開発と弱視者の視機能回復、拡大をはかる訓練プログラム等の開発のために製作された。本装置は、撮像部、信号変換部、ソレノイドバルブ駆動部、視覚ディスプレイ部及び車椅子によって構成されている。本装置により、文字、図形、アルファベット等の判読実験を行い、判読特性を捉えることによって、その後に開発した視覚代行器への先導的役割を果たした。

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地質図印刷のための銅版4枚

この「金沢」図幅発行前後(昭和30年前後)が境となり、今は、銅板彫刻による地質図作成の高度な技術は絶えた。

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測光用標準電球

測光用標準電球は、光の一次標準器(現在は用いられていない)を値付けされ、一次標準器に代わって測光単位を維持してきたものである。光度は、分布温度が2045K、2356K、2859Kの標準電球に体系化され、光束の体系は分布温度2356K、2793Kの標準による。光束標準電球の全光束は、その各方向の光度を光度標準電球と比較して測定し、空間的に積分することによって導かれる。1985年科学万博出展。

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視感用測光器

物理測光器が発達する以前は、測光は専ら肉眼によって行われてきた。標準比視感度は健常眼の平均的な比分光感度として、国際的に協定されたものであるから、視感測光をおこなうには、観測者を選ばなければならない。受光器を用いる物理測光は、受光素子とその出力測定装置の発達によって飛躍的な発展を遂げた。この受光器は、光電感など色硝子フィルターなどを組み合わせて分光感度を調整し、標準比視感度曲線に近似させてある。1985年科学万博出展。

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全真空管式100チャンネルパルス波高分析器

パルス波高分析器は環境放射能測定を始め、広い分野で使用されているが、当時では国産技術は皆無であったのみならず、外国製品としても最も初期のものである。パルス波高分析器は今日ではIC化、LSI化により小型・高性能化されているが、その動作原理は今まで殆ど受け継がれており、第1世代のパルス波高分析器といえる。本装置は、昭和30年代初期の我が国の電子計算機分野では、まだコアメモリーは実用化されるに至っておらず、磁気ドラムや遅延線メモリーが使われていた時代であるが、本装置の記憶部には、初期の頃のコアメモリーが使用されている。メモリー全体のマトリックス構造を眺めることが出来るので、コアメモリーの発達史上からも貴重な装置である。(米国製)

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振動容量型電位計

本装置は、放射能測定用の電離箱等から10-15A程度の極微少電流を測定するためのものであり、当時、電気試験所技官であった田中栄一氏が我が国で初めて試作に成功したものである。本装置は、昭和29年〜30年代前半において放射線計測の研究に活用され、放射線標準の確立に大きく貢献した。

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クロスキャパシタ1号機

本装置は静電容量標準の高精度確立を目的に試作されたもので、昭和42年〜昭和47年まで我が国の静電容量単位及び標準の設定に実用された。クロスキャパシタは、長さより静電容量を高精度で決定できるコンデンサであって、その基礎理論はオーストラリアの、ThompsonとLampardによって与えられたものである。我が国の電気標準確率方式は、昭和52年によりクロスキャパシタとジョセフソン電圧標準を中心にした新しい方式に移行されたが、本装置はその移行のための技術的基盤の1つである高精度クロスキャパシタ及びクロスキャパシタを用いる抵抗絶対測定の研究発展のための基礎となるなど、電気の標準計測技術の飛躍的発展に貢献した。

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人工知能ロボット

当時、ロボットの研究として使用されたものは、現在の工業用ロボットの原型であって、自由度も高々4自由度と低いものであった。本装置は、人間の腕と同じような構造をもった、いわゆる、多間接型マニピュータであり、その自由度も6自由度と高く、従って作業空間中に置かれた物体を任意の方向から接近できる。これにより、本ロボットは、扱うべき対象物の前面などにある障害物等を避けて、巧みに物体のハンドリングを行うことができ、当時としては画期的な装置であった。このため、その後の人工知能研究で開発されたロボットには、本装置の方法を何らかの形で世襲したものが多い。

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カーペンターロボット

このマニピュレータは、人間と同じく腕部に7自由度を持ち、各関節の駆動トルクを計算機の指令で直接制御することができるため、柔軟で滑らかな動作が可能となった。さらに、位置だけでなく力の制御も可能にしたことにより、種々の道具を使った作業を容易に実現できるようになった。

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パーソナルLISPマシン

試作された計算機は、PULCEを用いた汎用パーソナルコンピュータを土台にして、LISP処理に適した機能を追加、拡充したものであり、その基本的な使用は以下のような特徴を持っている。1.マイクロプログラムによって柔軟なハードウェア制御を行う。2.Lisp言語処理の機能的な特色の1つであるポインタ操作に関する処理を独立の専用化したユニットで行う。3.ハードウェアスタックを用いてスタック処理の高速化が図られている。4.高レベルでコンパクトなマクロ命令の設定やデータ表現にタグを付加し、ソフトウェアの負担を軽減している。5.プログラムの移植性を考慮し、Lisp言語の外部仕様は大型プロジェクト「パターン情報処理」で開発されたETL-Lispに準拠している。

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磁気バブルデータベースマシン

磁気バブル記憶素子として用いた世界初の本格的なデータベースマシン。EDCは、データベース操作用のマイクロプロセッサに磁気バブル記憶を統合した「磁気バブルデータモジュール」が並列に接続された構成の並列処理システムである。大型プロジェクト「パターン情報処理システム」のもとで開発された最新のマイクロプロセッサ、マイクロプログラム記憶、磁気バブル記憶を活用している。EDC試作機の内部は3×3の基本単位に分かれており、うち八つが各1MB容量の磁気バブル記憶を装備したデータモジュールである。1980年秋に、我が国で開催された世界コンピュータ会議(IFIP'80)および国際磁気バブル会議(ICMB-4)において、世界最高水準のデータベースマシン試作機として、国内外参加者に強い印象を与えた。

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高度並列演算装置

本装置の核となるのは、同一の演算回路(セル)が16×16の2次元マトリクス状に配列されたセル配列である。各セルは4ビットのレジスタと、こてに付随する論理回路で構成されている。各セルの演算は比較的単純な論理機能に限られているが、周囲の8近傍セルと直接情報の交換が行われるように接続されている。このセル配列が得意とする3×3近傍論理演算を多数段実行することにより、骨格抽出などの基本的図形処理を通常の計算機より格段の速さで実行することができた。画素配列という方式的な特徴に加え、当時大規模計算機システムでしか使用されなかった電流切り替え型集積回路を実験的規模で使用するための実装方式、制御信号の給電方式、演算装置を補助するための記憶装置に磁性線薄膜記憶装置を用いた点など装置的に見ても多くの特徴を有している。

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高度並列演算装置

本機器は従来のフォンノイマン型処理と並列処理向きのデータ駆動型処理とを融合した新しいプロセッサを1チップで実装した世界ではじめての並列計算機である。RISCプロセッサパイプラインと適合する細粒度通信を命令レベルでサポートするとともに、データ駆動計算機の持つデータ待ち合わせ機構やデータ到着によるプログラム起動を高性能かつ簡素化して実装し、パケットスイッチ型ネットワーク機構とともに1チップ化している。このため非常にコンパクトに高並列計算機を実現可能とした。最大性能は1GIPSであり、特に通信を頻繁に行うような整数型ベンチマークで当時のスーパーコンピュータ(CRAY X-MP)の30倍の性能を実証した。

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分子動力学専門計算機

GRAPE型MD専用計算機としては、世界初。なお、後継機種も含めてシリーズとして展示可能。分子動力学専用計算機、MD-GRAPEのプロトタイプである。ラップ配線による試作機(180MFLOPS:浮動小数点演算速度)。 1989年に重力多体問題専用計算機GRAPEが開発されたが、それを分子動力学シミュレーションに応用した第一号機がGRAPE2Aである。本機は、それに若干の改良を加えたものである。ラッピング配線による試作機であるため、動作が不安定であった。しかし、この機種をLSI化した、後継機種ITL-MD-ONEの開発へとつながった。

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分子動力学専用計算機

分子動力学専用計算機、MD-GRAPEシリーズの、初の実用機。LSI化したため安定に動作。6Gflopsの計算速度は、当時最高のC/Pであった。GRAPE2の後継機種である。本機は、多体問題計算機能をLIS化したため、動作が安定し、実用になった。古明地作成の分子シミュレーションソフトPEACHと組み合わせて、高精度な生体分子シミュレーターPEACH-GRAPEシステムを構築した。

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分子動力学専用計算機

ワークステーション内蔵のGRAPE型MD専用計算機としては、初めての実用機。なお、先行機種も含めてシリーズとして展示可能。分子動力学専用計算機、MD-GRAPEシリーズの、ワークステーション内蔵型機種。8Gflopsで、高速で安定な動作を示した。ITL-MD-ONEを、PCIバスを用いて、ワークステーションに直結したもの。この時点で、PEACH-GRAPEシステムは、すでに生体分子シミュレーターとして安定しており、分子計算に利用された。

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多関節指を備えたハンドリングシステム

世界初の多自由度指を備えたロボットハンド。ミッテラン元仏大統領、サッチャー元英国首相などのVIPが見学に訪れた。特に、サッチャー氏はこのロボットと「握手」された。昭和60年科学万博記念茨城科学賞受賞。ロボットの作業能力を高めるためには、腕部の研究だけではなく、器用な物体操作を行うための指の研究が欠かせない。そのため、多関節をもつ複数の指の開発と、その協調動作の研究が行われた。

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大気中走査型トンネル顕微鏡(大気中STM)

1985年に日本で最初に安定してNbSe2およびグラファイト表面の原子像観察ができた装置。NbSe2およびグラファイト表面の原子像観察ミステリーの研究、ナノ構造形成の研究等を行った。産官学(電総研、セイコー電子、東芝、他)連携で開発した装置。この装置を基にセイコー電子工業はSTM装置の製品化を行った。

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超高真空走査型トンネル顕微鏡ユニット

1986年に日本で最初に安定してシリコン表面の原子像観察ができた装置。本装置を用いて、シリコン表面の清浄化プロセス、水素化・酸化プロセスの研究を行った。産官学(電総研、セイコー電子、東芝、他)連携で開発した装置。

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ジョセフソンコンピュータ

ジョセフソン素子を用い高速コンピュータ用集積回路チップの開発を行った。超高速コンピュータを実現するための一つの方法としてジョセフソン素子の超高速スイッチング機能を用いたチップを作製できることを示した。

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ジョセフソン集積回路

ジョセフソン論理ゲートで構成するジョセフソン集積回路。5mm角のシリコンチップ上に300個の4JCゲートを5ミクロンルールの鉛合金プロセスで試作したアレイ構造のジョセフソン8ビット加算機。

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位相制御エピタキシー法で作製したAlGaAs/GaAs超格子及び断面写真

電子技術総合研究所が開発した位相制御エピタキシ法により設計どおりの超格子構造が作製できていることを証明している。当時世界各国で研究されていた分子線エピタキシ法は、格子整合した二種の半導体単結晶を結晶成長することを可能としたが、材料蒸発源の微細な温度変化で成長速度が変化する困難があった。電子技術総合研究所が開発した位相制御エピタキシ法は、反射電子線回析像を実時間モニタリングすることにより、結晶成長の量を一分子層単位で実時間決定することを可能にした。

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分子層単位の結晶成長を可能とした位相制御エピタキシ法の実証サンプル

2種(AlGaAsとGaAs)の半導体結晶が薄膜状に高精度に積層させたものである。表面は電気特性測定のための金で覆われている。

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ガリウムひ素バリステック電界トランジスター

GaAs電界効果トランジスタにおいてチャネル長をサブミクロンにし、かつチャネル下にp型バリア層を形成する事により、チャネル以外への電子のリークを防ぎ、ショートチャネル効果を抑制し、トランジスタ特性を大幅に向上させ、化合物半導体電界効果トランジスタの実用化への道を開いた。当時、化合物半導体を用いて高性能なトランジスタを作製し、これを用いて超高速計算機を作製するプロジェクトが立ち上げられた。様々な構造のトランジスタが化合物半導体を用いて試みられ、超高速計算機への応用よりも、超高周波素子への応用が発展し、通信衛星、衛生放送の実用化が計られた。

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集束イオンビームで成形したX線マスク

等倍X線リソグラフィ用のマスクであり、当時としては最先端の200nm最小寸法のパターンを、電総研で開発した集束イオンビームで描写、ドライエッチ工程等を経て試作した。高精度加工が困難であった、薄膜上のWなどの吸収体パターン形成を、製膜法、条件の検討により、非晶質、低応力の製膜に成功し、かつ、集束イオンビームによる近接効果の無いリソグラフィプロセスを新たに開発し、先端X線マスクの試作に成功した。

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チャープ超格子の試作サンプル

電子技術総合研究所が提案したチャープ超格子素子は負性抵抗特性を自由に設計でき、インピーダンスも低くすることが出来た。その素子の作製にあたっては、同じく電子技術総合研究所が開発した位相制御エピタキシ法を利用することにより、素子の要求する結晶成長精度をはじめてクリアすることが出来た。2種(AlGaAsとGaAs)の半導体結晶を結晶内電子波の波長と同程度の薄さで積層構造としたもので、特定の電圧で電流が特異的に減少する特性を持つ。

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逆磁場ピンチ核融合プラズマ装置

定格プラズマ電流の半分(0.5MA)までにおいて温度、密度、閉じ込め時間が比例則に従うことを実証、高閉じ込めモードの発見。国内最大規模。小型装置から順次、シリーズとして開発してきた。その成果として展示の意義あり。

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有機超伝導体(BEDT-TTF) 213結晶(分子模型)

対になって展示されていた超伝導体の実物の方(ほぼ同じ大きさのケース入り)は、破損して展示ケースのみになっている。この有機電子材料は高性能コンデンサー用として三洋電機により製品化された。

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交直変換用標準器

交直電圧、電流の計測のための国家標準であり、その目的で真空熱電対を利用した第1号器である。トランジスタ技術の利用が計測器の性能を飛躍的に向上させ、より精密な交流電圧、電流標準の確立と整備に向け産業界の要望が急激に高まった。

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自由電子レーザ

可視から紫外域の短波長自由電子レーザーの発振をめざし、電子技術研究所では住友電工_や川崎重工_と共同で1981年から1990年までの間に5種類の小型リングを開発した。写真の模型は5台目のもので、0.5GeVのレーストラック型リングと呼ばれ、このリングの直線部は紫外域自由電子レーザーを発生できるような設計がなされている。

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大出力KrFレーザーシステム

ナノ秒及びピコ秒パルス発振器、4台の電子ビーム励起型増幅器、パルス幅圧縮用光学系などから成り立つこの装置はSuper-ASHURA(ASHURAとはAdvanced System for High Power UV-Radiation Appricationsの意)と呼ばれ、紫外光を高効率で発生させるKr-Fエキシマレーザーの開発及びそれを用いてレーザー核融合の高効率化、X線レーザーの短波長化の研究に使用された。製作年:昭和年代

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水素ガス圧縮機

本装置は、燃料研究所に昭和16,17年頃に設置された石炭液化装置用の圧縮機として製作されたもので、毎時5立方mの水素ガスを1000気圧まで圧縮でき、この能力は当時我が国最高であった。同所は昭和11年頃に圧力300気圧で1日処理量2〜4トンの石炭液化装置を完成し、昭和16年夏まで運転を行い、1週間の長時間運転に成功していた。さらに高圧の装置を用いることによって良質な軽質油の得率を上げることを目指したものと思われるが、装置各部の調整に努めるうちに戦争は末期に入り、本格的な石炭液化試験の実施にいたらないまま終わったようである。

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セタン価測定用CFR試験機関

セタン価測定用のCFR試験機関は、圧縮比可変の乱流燃焼室付の単シリンダー水冷式4サイクル機関であり、セタン価の測定は、圧縮比を変化させて燃焼条件を一定させた条件でセタン価が既知の標準燃料と着火性を比較することで測定する。このCFR試験機関は、燃料研究所がディーゼル燃料のセタン価を測定する目的で、米国Waukesha社から輸入したもので、当時、我が国にはこれを有する施設は数ヵ所しかなかった。

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全断面掘削機掘削ヘッド

公害資源研究所で試作された全断面掘削機は、我が国独自技術により開発されたもので、本掘削ヘッドにおける岩石破砕機構は掘削動力軽減のための特殊な工夫がこらされており、その構造には特許が与えられている。本掘削ヘッドの直径は2.3mであり、実際の坑道掘削用としては幾分小口径であるので、本機の機構を基礎として直径4.2mの掘削ヘッドを有する実用機の開発が新技術事業団の研究開発課題として採択され、住友重機械工業_に製作委託が行われ、完成後住友奔別工業所において坑道掘削に使用された。

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