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ソフトカード明治コナミルク

赤ちゃんの胃の中で酸によって生じるたんぱく質の凝固(カード)が、初めて母乳と同じようになめらかな、ソフトなペースト状になる(ソフトカード化)ように加工された。ソフトカード化のために、今日では過剰なミネラル全体を低減したり、たんぱく質に占める乳清たんぱく質の比率を高めたりする技術が導入されているが、当時は、加熱によるソフトカード化技術が確立された。ソフトカード化により、赤ちゃんの発育が良好となり、人工栄養における下痢の発生が低下した。

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ソフトカード明治コナミルクF

日本で初めて必須脂肪酸を母乳レベルにまで高めた商品である。当時の調製粉乳には、乳児が体内で合成できない必須脂肪酸、とりわけリノール酸が不足していた。リノール酸を多く含んだ植物性脂肪を使用することで、牛乳脂肪の一部を置換することに成功した。この商品によって、当時の調製粉乳脂肪酸パターンが改良された。

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ソフトカード明治コナミルクFM

日本で初めて、現在のような単一調乳方式となった。それまではミルクを溶かした上に月齢に応じて一定量のデンプン分解物を加えていたが、その必要が無くなり調乳が簡単になった。また、このときからハイシール缶が使用されるようになった。衛生的で、開缶後の切り口で手を切る危険性もなくなり、切り残しのフィルムですり切り計量ができるため便利になった。

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ソフトカード明治コナミルクFK-3

n-3系列の脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)を世界に先がけて増強した。DHAは赤ちゃんの大脳や網膜の発達に重要な役割を果たす脂肪酸の一つといわれていることから増強された。DHA増強により、ミルクの脂肪酸組成が日本人の母乳の脂肪酸組成に一段と近づいた。

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ソフトカード明治コナミルクF&P

世界で初めて、牛乳たんぱく質の主要なアレルゲン(アレルギーを発症する物質)β-ラクトグロブリンの低減化に成功した商品である。この商品によって、アレルゲン性の低下だけでなく、たんぱく質の栄養価の向上も図られた。

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スライスチーズ充填機

一枚ずつ包装されたスライスチーズの本格的国内生産は1972年(昭和47年)より始まった。当初は米国より製造技術を導入したが、その後充填機は改善され、充填精度、生産速度の向上した機種が開発された。写真はスイス製である。現在ではスライスチーズは国内プロセスチーズのうち、約40%を占める主要な商品になっている。

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カマンベールチーズカード製造機

ドイツALPMA社のコアギュレーターは、カマンベール等ソフトチーズのカードの連続生産を可能にした装置である。日本には2台導入されている。写真は1999年(平成11年)に導入された2台目の新鋭機で、装置の洗浄性が向上している。

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食品でのw/o/w型2重乳化技術

世界で初めて食品へのw/o/w型2重乳化技術の応用に成功。ホイップ用・コーヒー用クリームでは、脂肪球の中に細かい水滴を封じ込めて見かけの脂肪分を高め、低脂肪でも高脂肪のような物性や口当たりを実現した。またマイクロカプセルとして香料や水分を脂肪球の中に封じ込め、パン等の焼成後にも残香性が良く、しっとり感を残しかつ老化防止にも役立つ等の特徴を有する。84年度食品産業技術功労賞(食品産業新聞社)受賞。

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明治デザートホイップ

クリームをホイップするには熟練を要し、さらにその後の変化が激しい為一般家庭での使用は限られていた。当商品は工場で既にホイップされ、家庭でケーキやデザートにそのまま飾り付けができる画期的な商品である。このようなホイップ済みの冷蔵流通品は世界的にも初めての試みである。口溶けや食感が良くしかも気泡の安定性を保つため組成や製造工程上の工夫が凝らされている。無菌充填され品質保持期限が45日と長いことも特徴。

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明治メリーミルク

1921年に新発売され、現在まで80年もの長い間、お客様に愛され続けている全脂加糖練乳。発売当初の大正12年、日本化学会において、鈴木梅太郎博士により「栄養価、特にビタミンに関して、メリーミルクと外国製品イーグルを比較するに、なんの優劣も認めず」と高く評価された。また、製造技術面では保存中の増粘抑制のために荒煮(加熱)条件の調整技術が、また保存中の乳糖結晶の成長抑制のためにシーディング技術が大きく寄与している。

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ドライヤー(噴霧式乾燥機)

処理液を微細な液滴の霧状に噴霧し、高温の熱風と接触させて瞬間的に乾燥して粉体化する装置である。液滴の大きさ、熱風の温度などが得られる粉体の品質に影響する。脱脂粉乳、全粉乳、育児用粉乳などの製造に用いられ、大規模な粉乳製造工場では乾燥室の直径、高さ共に10m以上ある大型の噴霧乾燥機が設置されている。

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エバポレーター(濃縮機)

蒸気により処理液を加熱し、水のみを蒸発させて濃縮する装置である。熱による成分の変質を防ぐため、蒸発缶内は大気圧より低い圧力に保たれ、牛乳の濃縮の場合は、40~70℃程度の範囲で運転が行われる。処理液から蒸発して発生した蒸気を圧縮して圧力と温度を高め、再び加熱源として利用するなどの省エネルギー化の工夫が施されている。練乳、濃縮乳などの製造、粉乳製造の予備濃縮装置として利用されている。

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ソフトカード 明治コナミルク(ルーツを求めて。概論。)

我が国における育児用コナミルクのルーツと歴史が分かり易く紹介され、また育児用コナミルクのこれまでの技術的進歩と共に母乳の代替となる赤ちゃんにとっての唯一の食品として、栄養学的に裏付けられた調製栄養食品の内容が詳細に記載されている。著者の山本良郎農学博士は、長年明治乳業において育児用コナミルクの品質設計から商品開発化に至るまでを手がけてきた人である。

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明治乳業株式会社 研究本部 アニュアルレポーツ

明治乳業の研究年報であり、2000年度版で第21巻となる。基盤技術研究及び商品開発研究により得られた成果を、対外的に学会等で発表した要旨、学会誌や学術雑誌に投稿した報文や総説・解説、出願した特許の要約、新発売した商品名の形で、それぞれ紹介している。乳業における技術の発展を支えてきた研究業績を知ることができる。

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明治乳業株式会社 60年史、70年史、80年史

明治乳業の社史を紹介している記念誌の中に、乳業に関する技術の変遷が語られている。60年史は1977年刊行、本文50ページ、資料70ページ。70年史は1987年刊行、本文206ページ、資料42ページ。80年史は1997年発刊のCD-ROM版。

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森永乳業五十年史

森永ミルクキャラメルの主原料の練乳を供給するために創業された1917年(当時:日本煉乳株式会社)から1967年までの森永乳業の50年の歴史を綴ったもの。日本の酪農、乳業界に多大の貢献をした同社が、酪農生産者、販売関係者、行政、医師等関係者との連携のもとに、栄養があっておいしい牛乳、乳製品を日本に普及させ、今日の酪農、乳業の発展につなげていった歴史が刻まれている貴重な資料。

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森永乳業五十年小史 吾が生涯は乳業とともに

公式の「森永乳業五十年史」を補足するものとして、日本の酪農、乳業の発展に一生をささげた、大野勇氏(小史発行当時の社長)により、エッセイ、物語、講演などのスタイルで同社の歴史、経営実態、姿勢などが平易に語られている。

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自在の人 大野勇

わが国の酪農、乳業の発展に貢献し、今日の業界の隆盛に導いた一人である森永乳業の大野勇氏の社業草創の歴史と苦闘の跡を伝えるもの。1981年に日本経済新聞社連載の「私の履歴書」、談話記録、書き遺したものから編集された。

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森永乳業PRビデオ「ミルクのめぐみ」

牛乳、粉乳(ドライミルク、クリープ)、アイスクリーム、ヨーグルトの製造方法を解説したビデオ。工場見学用に作成したものであり、わかりやすい説明となっている。この他に子供用、手話用もある。

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特許公報 粉末クリームの製造方法

「クリープを入れないコーヒーなんて」というキャッチフレーズのもと、日本の家庭に普及したコーヒー用粉末クリーム「クリープ」の製造方法についての特許公報。コーヒーに溶けやすく、風味の高い粉末クリームについてのアイディアが記されている。

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特許広報 容器入り無菌豆腐の製造方法

長期保存可能な無菌豆腐の製造方法についての特許公報。現在では、アメリカで現地生産し、日本の食文化の普及にも貢献している数少ない日本企業の一つとなっている。

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森永ドライミルク(ポジ)

森永乳業により、1921年にわが国で最初に機械装置によって製造され、発売された育児用粉乳。

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雪印毎日骨太MBP

「毎日骨太MBP」は2001年3月発表の乳飲料。牛乳や母乳に含まれる微量成分である乳塩基性たんぱく質(MILK BASIC PROTEIN)をカルシウム、ビタミンDとともに添加した乳飲料であり、「MBP」の利用技術は国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアでも特許を取得しており、健康に関心を持つ層を中心に高い支持を得ている。

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雪印善玉菌ヨーグルトナチュレ

乳酸菌は「腸内定住菌種」のビフィズス菌とアシドフィルス菌、おいしさをつくりだす「サーモフィルス菌」と「ブルガリクス菌」を使用。また、腸内のビフィズス菌を増やす天然オリゴ糖も含有。1980年発売以来のロングセラー商品。(2000年、リニューアル発売。)

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北海道バター

1925年(大正14年)に、北海道製酪販売組合(現在の雪印乳業株式会社)から発売された。当時は雪印のマークよりも「北海道バター」としての宣伝を強調したので、やがて「北海道バター」の名は社名の代名詞にさえなるほど、ひろく世に知られるようになった。北海道の自然に育まれたコクと風味で現在も親しまれ愛されている。

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10gに切れてる北海道バター

10gに切れてる北海道バターは、1996年(平成8年)に使いやすいバターを望むお客様の声に応え発売された。このバターはあらかじめ10gに分割されており、冷蔵庫から取り出した直後でも一定の大きさに簡単に切り分けられる特徴がある。技術的には、流動状のバターに不均一な力が加わると、その部分から容易に切れ目が生じるという現象に着目し、継続的な技術改良を重ねることで、商品化が実現できた。

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北海道チーズ

1934年(昭和9年)に発売されたチーズのロングセラー商品。当時は一封度一円、半封度五十五銭で発売され、多くの方の支持を得た。発売してから4年で、生産量は発売前の9倍程度に増えていた。現在もおなじみの味のチーズとして長く親しまれている。

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6Pチーズ

1935年(昭和10年)に発売された、ポーションタイプのプロセスチーズ。6Pチーズは一辺が弧を描く正三角柱の形に個装し、円形のカートンに個装チーズを6個入れるという商品なので、発売当初は生産に大変手間がかかった。その後、設備改良や増設等により、大量生産が可能になり、プロセスチーズのベストセラーとして、現在多くの方に支持を得ている。

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スライスチーズ

1974年(昭和49年)に発売されたチーズ。フィルムで個装されているのが特徴。1962年から1968年迄、紙で包装されたタイプの商品を大きく改良して発売。しわの発生しないフィルムの開発、包装機の改良等により生産が軌道にのった。チーズの使用用途の拡大により、スライスチーズはチーズの主要なアイテムとなっている。

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北海道カマンベール

1962年(昭和37年)に発売された軟質の白カビチーズ。当時はデンマーク製のカマンベールチーズ(缶入り)が風味、組織とも優れていることから、該品を目標に開発が進められた。使用するカビの性質の究明、カードの理化学的性質を追求するなど、研究を重ねることで、品質の良い、日本人の口にあうカマンベールをつくる技術が開発されることとなった。

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ストリングチーズ

1980年(昭和55年)に発売された、割いて食べる画期的なナチュラルチーズ。今まで市場になかった食感と、割いて食べるという楽しい食べ方の提案が大きな支持を得た。発売当初は、塩味とスモーク味の2種類で、40gの円柱タイプが二本入りであった。(現在は30g円柱タイプ二本入り)

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雪印ネオミルクすこやか

「雪印ネオミルクすこやか」は2001年5月発売の乳児用調製粉乳。全国2700人のお母さんからいただいた母乳の研究成果から生まれたミルクである。赤ちゃんを病気から守ってくれるガングリオシドGM3を配合し、シアル酸を強化した。また、発育の盛んな赤ちゃんに大切なDHA、ヌクレオチド、β-カロチン、ビフィズス菌を増やすはたらきのあるオリゴ糖(ガラクトシルラクトース)を配合している。

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雪印ネオミルクつよいこ

「雪印ネオミルクつよいこ」は2001年5月発売のフォローアップミルク。乳幼児の発育に大切なヌクレオチドを配合し、脳や網膜の発達に大切なDHA、β-カロチン、母乳オリゴ糖も配合している。また、牛乳と同等レベルまでカルシウムを強化し、牛乳では不足しがちなビタミン、ミネラルもバランスよく含まれている。

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雪印ペプチドロフェ

「雪印ペプチドロフェ」は2000年2月発売の代謝異常症用特殊粉乳。肝臓におけるフェニルアラニン水酸化酵素の先天的な低下または欠損によって起こるアミノ酸代謝異常症用の特殊粉乳。主たる窒素源として乳たん白酵素分解フェニルアラニンペプチド粉末を使用し風味を改善し、浸透圧を今までの治療剤より低くした。また、医薬品として薬価収載されている。

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雪印乳業株式会社 横浜チーズ工場

1963年にプロセスチーズの専門工場として建設され、東洋一の規模を誇った。従来のプロセスチーズ製造方法にとらわれず、粉砕、充填、包装の各工程の自動化やコンベアシステムの導入、粘弾性の高いチーズのポンプ輸送等、生産方式の近代化を図り、最先端のプロセスチーズ工場である。

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雪印乳業株式会社 野田工場

1989年に、多様化する消費者ニーズや変化する物流チャンネルなどの市場の要求を満たすために建設された。「多品種少量生産対応」、「正確で迅速なデリバリー機能」、「確かな品質づくり」をコンセプトにあげ、乳業界では初めてCIMシステムを構築したことにより、受注、生産計画、製造、検査、出荷の一連の流れをコンピューターにより統合管理し、生産設備の自動化と合わせて多品種少量生産、出荷体制を確立した。

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動粘度モニタリングシステム

自由対流熱伝達現象を利用する流体の非破壊インライン粘度センサーを自社開発した。1985年に1号機を実用化し、雪印乳業株式会社中標津工場において、熟練作業者の経験と手指の感覚に全てを委ねていたチーズ。カードメーキング工程を世界で初めて自動化した。本センサーの基本技術は海外にも輸出され、米国ウィスコンシン州周辺にある大規模チーズ工場の自動化にも貢献した。平成2年度全国発明表彰、科学技術長官賞受賞。

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文献

大正7年6月、国内最初の人絹製造会社として帝国人造絹糸(株)が創立されてから30年を記念し、会社の沿革を中心に業界変遷の跡をたどり、数々の貴重な記録を後世に伝え、化学繊維工業の誇りを示すことを目的として、本書は編纂されたものである。30年の歴史の中で、太平洋戦争が勃発し、日本本土への空襲、国土の破壊、連合軍の占領等の変化の中で、再び発展と繁栄をもたらすに至った足跡を記載したものである。

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文献

「ていじん」誌は、帝人の社内報として、1931年にスタートした。これは日本の社内報の草分け的存在である。創刊号には昭和天皇が皇太子時代に工場訪問された記念碑の落成式などの記事が掲載されている。また記事の中には工場建設状況、新製品の紹介や新製品開発・生産技術革新に貢献した有功賞、特許実施賞の名称リスト(毎年6月会社の創立記念式典で表彰)等を掲載している。昭和40年1月号から「テイジン」とカタカナで表示する形に変更。

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文献

「帝人タイムス」誌は、帝人の広報が発行していた合成繊維産業における専門誌であり、創刊は1926年である。1943年から戦争の為一時休刊したが、1949年には復刊した。復刊号(207号)に産官学の方々から寄せられた復刊の祝辞には本誌が化学繊維工業の発展へ大きく寄与しており、繊維製造、製編織、販売等の業界への貢献が大である旨、記載している。なお、社内外の専門家が投稿しており、技術的に高度の価値を有する。

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文献

帝人株式会社の創立50周年の記念事業の一つとして、社史の編纂を取上げ、それ以降何年史と限定することなく、会社の存在する限り、書き続けて行くことにしているものである。形式や体裁にこだわらず、帝人株式会社(関連会社を含む)の姿をありのままに、客観的に、そのまま率直に描き出したものである。

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文献

本書は、1904年日本化繊工業の先駆者として、久村清太が人造絹糸の原料であるヴィスコースを工業的に取扱って以来、帝国人絹が1918年に設立され、次々に人絹糸生産拡大を図り、一時、その生産量は世界第6位を占めたが、人絹スフの収益性が悪化し、1967年人絹スフ撤収に至るまでの経緯を記載している。また帝人がポリエステル繊維「テトロン」を生産するに至った経緯についても記載している。

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文献

帝人の80年の社史を年表にしたものである。化学繊維創成時期より1997年末までを対象にしているが、第二次大戦以降(1945年)を重点にしている。1945年~1997年を第1部とし、化学繊維創成時期~1944年までを第2部として記載したものである。帝人の経営方針・事業化・新製品・工場建設・資金調達・組織・社員の福利厚生等、経営の主要事項について記載したものである。

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帝人グループ技術紹介ビデオテープ(2巻)

本ビデオテープは帝人が完全循環型社会を目指し、世界に先駆けて、使用済みポリエステル繊維製品の回収システム(エコサークル)を確立した内容を紹介したものである。特にポリエステル繊維製品(混紡品、染色品を含む)を新技術の開発により高純度の原料にリサイクル可能にした点(新原料リサイクルシステム確立)が特徴であり、そのシステムは2002年7月に帝人ファイバー(株)徳山事業所において稼働を開始している。

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東邦レーヨン二十五年史

再生繊維レーヨンの製造会社としての東邦レーヨン株式会社(東邦テナックス(株)前身)の創業から二十五年間にわたる業績を纏めた資料。

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工業化初期のナイロン紡糸機

1960年代に活躍したナイロン紡糸機SS-2A型である。当初愛知工場に設置されていたが、1957年滋賀工場でナイロン糸の生産が開始される時に移設され、生産能力は日産13トンまでになった。その後、分繊糸、原着糸、異形断面糸、低融点糸など少量多品種専用紡糸機としても活躍した。

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“テトロン”糸生産第1号機

1958年、わが国最初のポリエステル繊維“テトロン”フィラメント糸の生産から、1978年設備廃棄されるまでの約20年間活躍した生産機である。1980年7月、三島工場第1工場が完全に撤去され、その姿を消したが、同機の押出機とスピンブロックを中心に、当時の姿を再現したものである。

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デュポン社との技術提携

当社のナイロン6の製造方法は、1938年以来の研究によって開発された独自の方法であり、米国デュポン社の特許に抵触するものではなかった。しかし当社はナイロン6の本格工業生産を進めるにあたって、同社のナイロン特許を導入することが有利であると判断して、1951年6月、デュポン社と技術提携契約を締結した。

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ICI社との技術提携

当社はナイロンに次ぐ新しい合成繊維としてポリエステル繊維の将来性に着目し、1952年本格的工業化研究を開始するとともに、1957年英国ICI社と技術提携し、企業化のスタートを切った。1958年、当社はポリエステル繊維の新工場として三島工場を完成。商標名を“テトロン”と決定して本格的な販売を開始した。

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第1号ナイロン紡糸機

当社は1938年早くも合成繊維の研究に着手、1941年は独自の技術によりナイロン6の溶融紡糸に成功した。これはわが国における最初のナイロン糸誕生であり、合成繊維工業の輝かしい第一歩でもあった。ここに展示している紡糸機は1942年滋賀工場内に中間工業化試験設備として設置されたもので、わが国における第1号ナイロン紡糸機である。

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