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イージーアクセス機 缶自動販売機

従来下方に配備されていた取出口及び釣銭返却口を上部に配備し、かがまないで容易に商品及び釣銭が取り出せるようにした自動販売機。消費者の利便性を第一に考えたイージーアクセスが商品のコンセプト。商品の搬送は外扉内に装備したモータ駆動のベルト搬送機構により行う。釣銭も同様にベルト搬送機構により連続して行なわれる。搬送機構を外扉内に装備することにより収容本数を従来機並に維持できている。

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釣銭リフター

自動販売機において、コインメカニズムより払い出された釣銭などの返却硬貨を本装置でリフトアップし、返却口を投入口と同じくらいの位置に配置することを可能とし、顧客がかがまずに釣銭を取れるようにした。

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業界初の省配線型商品選択ボタン搭載自動販売機

自販機の商品選択ボタンは販売品種以上の多数の選択ボタンがあり、各々スイッチ機能の他、販売可能ランプがあり、売切れランプ機能を持つため、大量の配線数であった。これに対しボタン内にカスタムICを搭載しバス方式で接続することでボタン数にかかわらず5本の配線で可能となり、省資源、デザインの自由度、拡張性がおおきく向上した。

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缶 自動販売機 Sシリーズ

1991年末発売。省エネ(SAVE ENERGY)、省スペース(SAVE SPACE)、標準化(STANDARD)をコンセプトとし、その頭文字をシリーズ名にした。初めてのファジー制御による省エネ・コントローラ、断熱強化、深夜の冷凍機運転停止などで、当社前年比マイナス20%の省エネを達成。本体幅1161mmから999mmへの省スペース化を最初に可能とした。標準化設計で操作性向上と省資源に貢献。

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特定小電力無線自販機情報収集システム

1991年、自販機が集中するロケーションに於いて、特定小電力無線を使用したワイヤレスネットワークによりオンライン管理を可能としたもの。特定小電力無線の電波到達距離は、一般的に100m~300mであるが、無線対応された自販機間でデータの中継を行う事により広いロケーション内に於いても対応を可能とする。

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ローハイト自動販売機

従来の自動販売機のイメージをくつがえす、高さ1270mmのローハイト自動販売機。高さが低くコンパクトなため、ロケーションを選ばない。また、人の視線をさえぎる事もないので、空間の中央やショールームの手前にも最適。商品の搬出装置にはベルト式の搬出機構を採用して、腰をかがめる事なく取れるユニバーサル指向のデザインとなっている。

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超薄型缶自動販売機

道路へのはみ出し設置を防ぐため開発された奥行きの薄い自動販売機。正面の大扉を開放して行う商品補充方式は、通行の妨げになるため、大扉を上下に2分割し、上扉を上方に開放して補充が行えるようにしたもの。この結果、補充時に歩道などを占拠することがなくなり、この方式は、その後の薄型自動販売機の基本構造となった。

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電子レンジ内蔵型冷凍食品自動販売機

1992年発売。世界初機内冷凍保存庫から出た箱入り食品を電子レンジで加熱後提供する自動調理型自販機。商品の保存性を上げるため、冷蔵ではなく冷凍保存し電子レンジで加熱する組合せを初めて採用した。冷凍商品を加熱するため、1500W高出力の電子レンジを搭載し販売時間の短縮を実現した。電子レンジ搭載のため単相100V電源とは別に単相200Vを使用する。8種類80個収容。

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インテリアシリーズ

本自販機の企画は、90年のバブル当時に始まった。ビル等の建設ラッシュに伴い、そのビルに自販機は欲しいのだが、外置きの派手な自販機は設計者から敬遠された。そこで、複数台設置の際に各機種が統一されたデザインにより、すっきりシンプルに構成できる。また単体のデザインに於いては「調和と主張」をコンセプトに、扉周囲に外部との視覚的緩衝のニュートラルスペースを設け、中央部は存在を主張する接客部デザインとした。

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急速加熱式缶自動販売機

缶入り飲料を常温で保管し、販売の都度IH加熱装置(電磁誘導加熱装置)で急速に温めて販売する方式の自動販売機。国産1号機。その結果①商品の品質保持、劣化防止が可能②乳飲料や果汁のホット販売が可能③販売の都度加熱するので、省エネ効果が大きいなどの特長が得られる。また自販機のほぼ中央に取出口があり、商品の取出しがし易いなど、人にやさしい配慮もしてある。販売時間250ml缶で約10秒。

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移動式コーヒーサーバー

床置型サーバーにキャスターを付け、手軽に移動が出来るコーヒーサーバー。例えば会議室への持ち込みが可能となり、お茶出し等が不要。また従来のまとめどりコーヒーメーカでの味の劣化を防ぐため、短時間に一杯ずつコーヒーを抽出していることが特長。9杯までのまとめどりも可能。水など原料や紙コップの補給も簡単にできる。1993年発売。コインメカニズム付タイプもある。

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ウォーターサーバー

1993年。10リットルlBIB使用のホット&コールド式ウォーターサーバー。①空気に触れずにBIBをセットできる。②BIBを冷蔵保存。③夜間に冷水タンクに温水を循環させることにより、水道水と比べて汚染されやすい天然水を衛生的に提供できる。

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CRTモニタ付き自動販売機

広告手段として14インチのCRTモニターとレーザーディスクプレイヤーを内蔵した自動販売機。通常の自販機の広告手段としてはポスターの貼付が一般的であるが、本製品では量産された自販機としては初めて動画と音声による訴求が可能となった。レーザーディスクに収められたテレビCMなどを流すことにより、消費者の高い注目を集めることが可能となった。

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ハーティ

健常者はもちろんのこと高齢者や車椅子使用者など幅広い消費者に使いやすいよう工夫された室内向け自動販売機。コインの投入から購入した商品の取出しまでの一連の動行を楽な姿勢で行えるよう、接客部の設計に工夫を凝らした。外観は、室内環境に調和する落ち着いたデザインになっており、バリアフリー型自販機の市場を創造する機種となった。

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一体型清涼ディスペンサー

清涼飲料ディスペンサーにおいて、有糖炭酸機及び無糖BiB機を一体化させることにより設置スペースの縮小とコストの低減化を実現。更に制御コントロールを従来のリレー方式からマイコン制御方式により、機能、取り扱い、性能を飛躍的に向上させた。

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エコベンダー

夏場の電力負荷の平準化を目的として開発された飲料用缶自販機。構造的特徴として、高性能断熱材、3エバ(冷却器)、電子サーモ制御、商品温度を検知して冷却機の運転を制御。7月1日から9月30日迄の土日、祝祭日を除く午前10時から午後1時迄商品を冷やし込むピークシフト運転、午後1時から午後4時迄冷却システムのみ運転を停止するピークカット運転を行なう。

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BIBシロップシステム搭載カップ式自動販売機

1995年業界初のBIBシロップシステムを搭載し発売した。従来シロップの保存は水槽内タンク(10℃以下)か、ガロンコンテナ(常温)であった。冷蔵不要であることと容器(ダンボール)の使い捨て<回収不要>という扱い易さがBIBの特長。庫内に収容するための棚を設けた。ポンプによる搬出方式と残量カウントダウンによる売切の表示も実施した。

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新幹線車両搭載自動販売機

新幹線車両への搭載を目的に振動対策、瞬停対策等を施した缶・弁当を含む自動販売機。開発に際しては運行時の振動に対する剛性強化。振動が影響と思われる商品詰まり、硬貨詰まりの対策としてシュータ回りの工夫が施された。また、路線特有の瞬時停電時の硬貨ただ取り、電圧降下、電圧変動時の蛍光灯ちらつきや販売不都合を防止する為に、無停電電源装置を機械内部に配置し、自動販売機コーナー全体のバックアップを行っている。

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ビルバリデータ

自動販売機に搭載される千円紙幣(夏目漱石像)の鑑別機で、収納(通常:100枚)も可能である。従来のものに比べ、約30mm薄くし、自販機のスペース効率を良くした。また、紙幣挿入口には、プラスチック内部に金属を配し、破壊行為による紙幣抜き取りの防御を確実なものとした。

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樽生カップベンダー

1996年、世界初の樽詰生ビールをコップに注いで提供する自動販売機。ビールの品質保持と注出時の泡立ち防止のために機内の保冷、ビール樽の押圧コントロール、コップの傾斜機能を持つ。提供する生ビールは熟練者が注いだものに匹敵する。さらに衛生性確保のために、タイマーでビール配管のサニテーションを行なう機能を持つ。

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紙幣一括ユニット

公営競技発券機に搭載するリサイクル入出金機。長手搬送。リサイクル金種:3金種(千、5千、万)入金計数速度:約1.5枚/秒。出金計数速度:約5枚/秒。一括投入枚数:混合20枚。一括放出枚数:混合30枚。スタッカ容量(千:300枚、5千:100枚、万:100枚、回収:400枚)投票券誤投入時に返却可。スタッカに異金種混入時に出金リジェクト可。無停止回収(3金種)および補給(千円)可。

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小型ペット容器対応自動販売機

缶飲料自販機においては、新容器へのいち早い対応が重要開発テーマとなる。業界に先駆け、97年1月に容量500mlクラスの小型ペット容器のラックを量産した (前2列方式)。以降、小型ペット対応自販機は、奥1列方式、2列・3列・全列対応と進化し、機種も年々増加し、99年機では缶飲料カテゴリー自販機で94.5%を占めるまでになった。(当社販売台数)

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缶&ペーパーパック View(ビュー)デザイン自動販売機

平成9年。グラスフロント自動販売機に倉庫システムを導入した事がペーパーパック自動販売機の新潮流となった。搬出機構は商品を受け取るのではなく取りに行く。商品収納部は駆動部・電気部品を無くした。商品収納部・搬出機構・接客部をモジュール化した。10キー押釦は、バリヤフリー思想に基づくもの。販売商品の汎用性の高さと大収容量化の両立は、独創的な発想に基づくもので、前記特長を含めて圧倒的な市場評価を得た。

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硬貨紙幣一体型自動つり銭機

スーパーマーケット等のPOSレジと連動する硬貨紙幣一体型の自動つり銭機である。特長は、9999円の釣銭を約3秒の高速で処理できること。また、壱万円札の自動回収庫をも備え、超小型・薄型化を実現したことにより、現在使用している手動式ドロアとの置換えが可能である。また、複数金種の収納と払出しを1つの収納庫で行う画期的な紙幣処理部を備え、二千円紙幣の運用も効率的に行うことができる。

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紙幣封筒入金機

海外の自動現金預払機に搭載する紙幣と封筒の兼用入金機。長手搬送。紙幣一括投入枚数:50枚。紙幣計数速度:約2枚/秒。カセット式スタッカ容量(紙幣:混合約1000枚、封筒:約70通)ピック方式により紙幣を確実に集積可。ダウンロードファームにより各国対応可。  24時間無人運用に対応可(取り忘れ取り込み機能、ジャム媒体の自動返却または収納機能、センサの自動調整機能など)。

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ポイントカード機能搭載自動販売機

FSP(Frequent Shoppers Program)の一つとして消費者の購入の都度カードにポイントを加算するものである。自販機には新たにカード装置を搭載するスペースがないため、紙幣識別装置とカード装置を一体型にしたビル&カードとして実現した。また屋外に設置される自販機に搭載するために、動作温度、雨、粉塵などの厳しい耐環境性をクリアした。

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ナチュラル茶給茶機

1999年国産初。茶葉をミクロンオーダーに粉砕して製造した原料「ナチュラル茶」をお湯/冷水に溶いて飲料として提供するディスペンサー。一杯あたりの原料は約0.2gと、通常の粉末と比べ使用量が微少であるため、特殊な原料搬出機構の開発を要した。ナチュラル茶は原料使用量が少ないこと、茶がらが出ないこと、原料代が安いことから、大規模ロケーションに適している。

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硬貨一括投入処理ユニット

自販機における硬貨投入口は、硬貨を一枚ずつしか投入できなかったが、本装置は上部に硬貨投入皿を設け、複数枚の硬貨を一括して投入することを可能にした。また、釣銭返却口を投入皿と隣り合わせに配置し、金銭に関する機能を一個所に集約することにより取り扱い性をよくした。

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現物エスクロコインメカニズム

1999年に発売。従来のコインメカニズムとは異なり、投入された五百円硬貨・百円硬貨を一時保留し返却時には、投入硬貨をそのまま払い出す機構を特徴とする。これにより、多発していた正貨に類似した偽貨を投入し、釣銭用の正貨を盗み取るという犯罪防止に貢献した。

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ビル&カード

紙幣鑑別機の外形寸法内でカードR&Wを一体化することにより、省スペース化を実現し、あらゆる自販機に対応可能とした。これにより、自販機において、初めてポイントカードシステムなどのカードによるサービス導入を可能とした。また、紙幣及びカードの挿入口を一個所に集約し、取り扱い性をよくした。

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免震ベース

2000年1月。自動販売機の屋内設置において、スキー板形状の設置金具に免震装置を内蔵した国産初の量産機を市場に投入した。阪神大震災の原波による加振試験でも優れた免震性能を発揮した。また、施工面のメリットとして床や壁への施工は一切不要となり、移設も容易で修復工事も不要となる。さらに自動販売機からのはみ出し寸法を大幅に削減でき、ロケーション環境(安全性・バリヤフリー・施工不要)に大きく貢献した。

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硬貨自動つり銭機

スーパーマーケット等のPOSレジスターと連動してつり銭硬貨を払い出す自動つり銭機である。つり銭を正確・スピーディに払い出し、小売業におけるレジ作業の省力化を実現した。CSC660は、硬貨収納部に横置き回転チューブを使用することで、装置の薄型化とつり銭の大容量化を同時に実現した。

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成人確認酒類自動販売機

未成年者への酒類販売を防止するため、予め対面で成人のみに発行する専用IDカードを読取る装置を搭載した自販機。紛失時や偽造を考慮して暗証番号を必要とするが、その暗証番号は購入者の希望の番号での登録を可能にした。また商品購入の促進のため、購入の都度ポイントが加算される機能も搭載した。

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飲料用自動販売機

わが国で最初のジュース自動販売機で、現在全国に普及している自動販売機の先駆けとなった。10円を入れるとコップ一杯分の冷えたジュースが出る仕組みは、投入された硬貨で操作レバーの作動が可能となり、このレバーを引き下げると、定量カップの三方コックが回ってタンク内で冷却されていたジュースが出て減った分は上部のガラスビンから自動的にタンクに補充される構造である。

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噴水型飲料用自動販売機

「街のオアシス」というネーミングで、最も売れた噴水型のジュース自動販売機で、機械の上部にガラス・ボトルがあり、その内部で冷えたジュースを吹き上げているのが見える。この独特な仕掛けは、冷たくておいしそうなジュースに見せるディスプレイ効果が絶大で、日本中の街角に設置され、ジュース自動販売機の黄金時代を迎えた。

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全自動製氷機

わが国で初めて国産化に成功した全自動製氷機で現在全国の飲食店(喫茶店、レストラン等)ホテル、病院、自販機、水産業等に普及している全自動製氷機の先駆けとなった。32ミリ角の角氷が、安く、いつでも、どこでも、すぐ使える自家製の時代となり、その後、氷の形状も現在自販機に搭載されているチップアイス、及び、フレークアイス等と種類が多くなり、さまざまな分野で使用されるようになった。

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半磁器タイル

昭和12年(西暦1937年)生産開始以来、内装タイルの主力商品。外観上光沢のあるブライトと光沢のないマットタイルに分類され、ブライトは光沢度の高さ、マットはきめ細やかなしっとりとした面状が特徴。半世紀以上にわたり、インテリア構成部材として高い評価を得ている。

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湿式無釉外装タイル

機械抜き湿式製法による外装タイルで、表面状態、形状などが自由自在で、現在も建築物の外装意匠材、保護材として高く評価を受けている。堅牢で、おもむきのある商品バリエーションを多く産み出してきた。

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ソイルセラミックス

自然素材の土の持つ柔らかさ、自然な風合いを追求するとともに、他素材とも複合して使用できる商品である。焼成せずに、オートクレーブによる硬化方法を採用し、省エネ型の生産方法に対する評価も高い。Gマークでも金賞、エコロジーデザイン賞を受賞し、社会的評価も高い。

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ラスタータイル

真珠の光沢を持ったタイルで、その光の変化により建物の表情が変わる。建物に新しい感覚の表情を持たせるタイルとして建築設計者から高い評価を得ている。磁器質の施釉タイルとしてバリエーションも多数。

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アガトス

ステアタイト質素地の特徴である①薄くて大型サイズ②優れた弾性特性③高い耐凍実性④形状精度が良い等の特性を活かし、タイルの可能性を拡大。900mm角やR役物等の形状バリエーションや意匠バリエーションを多種多様に持つ。

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ミュールグラン

大型タイルで、600mm×2000mm(厚み5mm)まで可能。成形方法は、泥漿に電圧をかけて、粘土等の粒子を電気泳動させ固形物を得る。大型で、超薄いタイルで、建物外装材として使用された。JR東京駅など著名物件に納材。

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U字型ケルシマ

(1)セラミックスの高絶縁性を利用し、テレビ用ブラウン管の電子銃用高圧絶縁碍子としてブラウン管の信頼性向上と量産化、ひいてはテレビの普及に貢献した。(2)小型複雑形状で、しかもメタライズ性、金属との熱膨張率のマッチング等、従来の碍子の水準を飛躍的にファイン化した最初の製品の中の一つ。これをきっかけにセラミックスがエレクトロニクス産業に広く使用されるようになった。

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低温焼成多層基板(LLS)

電子機器の小型・薄型化を実現するために内部回路ブロックの超小型モジュール化を実現した。8ミリビデオカメラの小型化に貢献するとともに、CCD周辺モジュールにおいてはその配線の自由度のある構造から、ガラスエポキシ樹脂系基板では不可能であったシールドケースレスを実現した(1991年)。携帯通信機用VCOとして8.2mm×6.0mm×2.5mmの世界最小品を1995年から本格量産し、端末の小型・薄型化に貢献した。

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光ファイバ接続部品(フェルール、スリーブ、ジャンパ等)

光通信用コネクタ部品に、ミクロン単位の精密加工を可能としたファインセラミックス、すなわちアルミナおよびジルコニア製のフェルールやスリーブを採用することで、泣き所であった光通信ファイバ同士の着脱およびファイバと機器の着脱の微細加工が容易となり、光ファイバ通信網の拡大に大いに貢献した。ファインセラミックスは高剛性、高機械的強度、低熱膨張、非塑性等の特徴により、他の材料では不可能なファイバを保持するための長い微細穴が可能。

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アモルファスSi感光ドラム

当時、無機感光ドラムの主要材料として用いられていたSe(セレン)、CdS(硫化カドミウム)などに対し、アモルファスSi(非晶質シリコン)は無害、化学的に安定という特徴を持っているため、取り扱いや廃棄が容易であって、さらに高光感度という特性を生かして、先進的感光ドラムとして中高速複写機やレーザビームプリンタに搭載され、独自の応用分野を確立した。優れた特性を生かし、PC用プリンタなどの低速機にも応用分野を広げている。

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多結晶Si太陽電池

日本で初めてキャスト法に基づく多結晶Siブロックから作製した基板を使用した太陽電池素子を量産化した。高効率かつ低価格を目指した電力用太陽電池として開発し、実用化。素子寸法が15cm角という大面積の多結晶Si太陽電池で、単結晶Siなみの変換効率15%を実用化レベルで達成し、低コスト化の実現を図った。住宅用、公共施設用など電力用太陽光発電システムの基本となる太陽電池モジュールの構成素子として太陽光発電の普及に寄与した。

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エンジン用セラミックグロープラグ

ディーゼルエンジンの始動操作時間を従来の20~30秒から6秒以下とし、ディーゼル車の始動をガソリン車なみにした。長時間のアフタグローが可能となり、アイドリング時の白煙、騒音を低減させた。背景となる技術:(1)耐熱、耐酸化性の優れた高強度窒化珪素セラミックを開発した。これにより2秒で800℃の急速昇温が可能となった。(2)内部ヒータの製造方案の開発。(3)自動車用電装品としてのセラミックス製品の高品質な量産技術の確立。

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FAX用サーマルプリントヘッド

当時先進の薄膜技術による発熱体を採用し、シャープでカスレのないきれいな印字が得られるFAX用ヘッドを業界に先駆けて開発し、市場投入した。これによってその後FAXがビジネス用に普及し、さらには現在のパーソナル用への爆発的な普及に至っている。情報社会の発展に多大の貢献をした。駆動用ICを直接基板に搭載し、フリップチップ実装することで、コンパクトな外形を実現するとともにFAX用ヘッドの低コスト化に貢献した。

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セラミック アルミナヒーター

ヒータ部分のセラミックが同時焼結されており、外気にふれないため、ヒータの信頼性が著しく向上するとともに、長寿命化が実現された(ハンダゴテや自動車のオートチョーク用ヒータとして採用が進んだ)。小型、軽量で昇温スピードが速く任意の温度分布が得られるため、その後産業界の多くの分野で使用される発端となった。高信頼性を持ち、ノイズの発生もなく、また熱効率が良く、省エネ製品であることから着火ヒータとしても使用されている。

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