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TSL-F実海域模型船「疾風」は、テクノスーパーライナー(外洋航行型超高速貨物船)の研究において、揚力式複合支持船型(TSL-F)の実験船として建造され、1994年から95年に掛けて述べ100日余に亙る実海域での各種試験に使用された。本船のサイズは想定実船の1/6で全長約17.1m、幅約6.2mであり、試験では最大速力41.3ノットを記録した。試験終了後神戸海洋博物館にて展示・保存されている。
情報所有館 : 国立科学博物館
川崎ジェットピアサー”はやぶさ”は、日本初の耐食アルミニウム合金製カーフェリーである。本船は、船首先端の尖鋭形状により従来船のように波に乗るのではなく波を貫いて航行する。そのため高速船であるにもかかわらず動揺が少く優れた乗り心地を有している。また、動揺軽減装置“ライドコントロールシステム”を装備し船体運動を制御し、より快適な乗り心地を確保している。
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ジェットフォイルは、ボーイング社(米)が航空機技術を基にして開発した世界初の全没翼型水中翼旅客船で、約300人の旅客を乗せて波高3.5mの荒波のなかでも乗心地よく45ノットという超高速で航行できる。「つばさ」は、川崎重工がこのジェットフォイルの製造権をボーイング社から引き継ぎ完成させた川崎ジェットフォイルの第1号艇である。
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本船は非自航抗打船で、大口径、長尺のパイル並びにシートパイルを打設する為に設計、建造された。主櫓頂部迄の高さ(水面上)67m、補助櫓高さ12.5mあり、且つ補助櫓が旋回式となっている為、長尺の杭の打込みが可能な構造となっている。主巻ウインチが160tの吊上能力を持っており、パイル打込能力としては最大径2.5m×長さ70mまで可能であり、且つ傾動角は±30°の範囲で打込可能となっている。
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本船は三井造船(株)及び三菱重工業(株)が共同設計、建造した次世代超高速貨物船の実海域実験船である。規模は想定実船の約1/2(L=70m)であるが、速力は実船規模の50ノット以上で各種の確認実験及び貨物輸送実験を行った。船型は空気浮上型の双胴船で、世界初の外洋航行型超高速船。現在は高速カーフェリーに改造、転用されている。1996年に日本造船学会の"Ship of the Year '95"を受賞。
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MV-PP10は、日本初のディーゼル機関駆動型ホーバークラフトとして1990年に第1号艇が建造された。これは本来の高速性に加え、経済性を考慮して、従来のガスタービン機関を4基の520馬力空冷ディーゼル機関に替えている。その中の2基が浮上ファンを、残りの2基が推進プロペラを駆動する。その性能は105人乗りで最高55ノットで水面上を航走できる。現在までに3隻が建造されている。
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マリンエースは半没水双胴型船型(SSC/SWATH)として、米海軍試作艇に次ぎ世界で2番目に実験船として建造されたもの。耐航性、推進性能等に関する各種試験が実施され、同船型の波浪中での揺れが非常に少ないこと、波浪中での船速低下が少ないことが実証された。現在は船の科学館に展示されている。本資料はマリンエースの設計、建造、実験に関する資料を含むものである。
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シーガルは半没水双胴型船型(SSC/SWATH)による世界初の実用型高速旅客船である。もともとは1979年に実験船として建造したものを、旅客船として1981年に改装し、熱海ー大島間に就航させた。水中フィンによる自動制御、ならびに水線面積の小さいSSC船型の採用により、波浪中の揺れが非常に少ない高速船を実現した。最高速力27ノット。本資料はシーガルの設計、建造等に関する資料を含むものである。
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「かいよう」は世界初の半没水双胴型(SSC/SWATH)船型による海中作業実験船であり、水中エレベーター(SDC)、船上減圧室(DDC)、自動船位保持システム(DPS)など様々な機器を搭載している。波浪中でも船体動揺の少ない船型であるため各種潜水機器の揚降を効率的に安全に行えるという利点がある。本資料は「かいよう」の設計、建造等に関する資料を含むものである。
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水中の船側に水中窓がある半潜水型水中展望船。船底に水中窓がある従来のグラスボートの箱メガネ的視界に対し、潜水船と同様な迫力のある広い海中視界が楽しめる。大容量の浮力タンクにより万一水中窓が破損しても一定以上沈下しない船型を採用、潜水船に較べて建造費、運航費が1桁安く、手軽に海中探訪が可能な事から全国の海水公園に採用され1988年第一船完成より1999年現在迄25隻の建造実績を有する。
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北海道オホーツク海の流氷砕氷観光船。総トン数150t、乗客数195名、船首に一対の油圧駆動式砕氷用アルキメディアンスクリュー、船尾に735kwのディーゼル駆動のプロペラ一基を有する。船体は耐氷構造としてアルキメディアンスクリューにより最大約60cm厚の流氷を砕氷可能である。従来型の船首を氷に乗り上げて砕氷する方式に較べて砕氷効率が高く小型でも砕氷能力が大きい。冬期以外は通常の遊覧船、釣船として運航。
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民間造船所として、わが国最初に建造された海軍省向け軍艦(鉄製1等砲艦)である。推進器もわが国で製造した最初の双螺旋式のものが用いられた。船体の建造では、まだ空気圧縮機がなかったためリベットはハンマーで打たれた。長さ47m、幅8.7m、深さ4.2m、排水量は624トン、主機は2連成表面復垂直動横型963PS2基装備し、速力10.3ノットであった。
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日本海軍は日露戦争を契機に潜水艇隊創設を決定し、明治37年、米国エレクトリック・ボート社からホーランド型潜水艇5隻を輸入し、翌年、横須賀海軍工廠で組立を完了した。これが我海軍潜水艦の先駆けとなった。海軍はこれと同時に潜水艇の国産化を計画し、川崎重工業が最初の2隻建造を受注した。川崎重工業は海軍の信頼に応えるため、米国から技術者を招いて研究し、着工後も多くの困難を克服して完成させ、39年に海軍へ引き渡した。
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軍縮会議により、主力艦は建造を制限されたが、補助艦は海軍省から従来通り発注され、1920年駆逐艦栂が完工した。栂を第1船とする4隻の同型船は全長88.4m、幅7.9m、深さ5.0m、排水量770トンで最大速力31.5ノットであった。
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1940年(昭和15年)呉海軍工廠(現石川島播磨重工呉工場)で極秘裏に進水し、翌1941年に完成した世界最大の戦艦。1945年4月沈没。全長263m、幅38.9m、深さ18.9m、喫水10.4mで基準排水量64000トン、主機150000馬力蒸気タービン、速力27.3ノット、主砲は46cm砲3連装が3基装備されていた。
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建造当時の正式名称は「Z型警備艦」と称し、海上自衛隊における初の新造護衛艦である。姉妹船「いなづま」「いかづち」とともに海上自衛隊の草創期から防衛の一翼を担い、1981年(昭和56年)にその任務を終えた。全長91.85m、幅8.7m、深さ5.5m、吃水3.2m、基準排水量1060トンで主機は9000PS蒸気タービン2基、速力は28ノットであった。
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2次防にて実現された大型護衛艦の一番艦で、建造当時世界でも有数な護衛艦であり、最新対潜兵器を搭載して注目を集めた。長さ136.0m、幅13.4m、深さ8.7m、吃水4.4m、基準排水量3050トン、主機は60000馬力で蒸気タービン2基を搭載し、速力32ノットである。
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わが国初のヘリコプター搭載護衛艦“はるな”型の二番艦である。大型対潜ヘリ3機搭載による広域対応の対潜大型護衛艦として注目された。長さ153.0m、幅17.5m、深さ11.0m、吃水5.1m、基準排水量4700トン、主機は70000PSで蒸気タービン2基、速力32ノットである。
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昭和31年度に川崎重工が受注し、35年6月に完成した戦後国産第1号潜水艦「おやしお」は、船体には戦前の鋲接に代えて全溶接構造を採用し、水密性を高めたほか、電池潜水艦ながら水中行動を持続できるスノーケル装置を備え、さらに、川崎マン・ディーゼル2基を発電装置として使用する、いわゆるディーゼル電気推進方式を採用する等、戦前の潜水艦とは面目を一新する画期的なもので、今日の我国潜水艦の方向を示したものである。
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川崎重工が昭和46年に建造したその当時としては戦後最大の「うずしお」は、水中での運動性能や推進性能を向上させるため、我国では最初の涙滴型という新しい船型を採用し、また、推進装置を従来の2軸から1軸とし、さらに、世界でも最高級の調質高張力鋼NS63を使用するなど、従来のものより一段と優れた潜水艦となった。
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最新型の汎用大型護衛艦“むらさめ”型の一番艦。艦型デザインから各種兵装の配置までわが国独自で作りあげた初の21世紀型護衛艦ともいえる。長さ151.0m、幅17.4m、深さ10.9m、吃水5.2m、基準排水量4400トン、主機60000馬力でガスタービン4基軸系プロペラ2軸、速力は30ノットである。
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イージス搭載護衛艦“こんごう”級(7200トン型)の四番艦であり、IHIで初めて建造された。護衛艦としては最大の大きさである。本艦の主要装備であるイージスシステムとは、目標の捜索、探知から情報処理、攻撃までを高性能のレーダ・コンピュータ等により処理する対空戦闘システムである。長さ161m、幅21.0m、深さ12.0m、主機は100000馬力でガスタービン4基2軸で速力30ノットである。
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不慮の事故で浮上不可能となった潜水艦から乗員を安全に救出する我国初の深海救難艇(DSRV)を、川崎重工は防衛庁から受注し、昭和57年から建造、60年3月に引き渡した。潮流下においても高精度な位置保持変換が可能な自動操縦システムを備えている。DSRVは、遭難海域にて潜水艦救難母艦から発進後、各種機器を使用して海底に沈没した潜水艦に接近し、脱出ハッチとメイティング装置で結合して乗員を救出し、母艦に帰艦する。
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ひびきは、1991年に世界初の半没水型双胴船型音響測定艦として、潜水艦の静粛性の向上、大深度化、発生音の変化等に対応するために建造された。艦尾から引く曳航式ソナーの展張時等において、本艦を容易に操縦できるよう後部操艦装置を搭載するなど自動化・省力化対策が施された。
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現在では穀物輸送等に従事する撒積貨物船の常識的な構造となっている、船倉の上部両側に配置された、船側方向に傾斜した低部を有するトップサイドタンクといわれる区画を配置した構造。本構造を採用した日本最初の石炭/鉄鉱石兼用船「日隆丸」が1954年に建造された。
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セミメンブレン方式タンクは低温液化ガス運搬船のタンク方式として開発された新方式で、日本の造船技術力の高さを示すものである。当時の独立タンク方式やメンプレン方式と比較して、容積効率、工作性、溶接の確実性、低温用鋼の節約といった点で技術的・経済的に優れており、1969~1983年の間に建造した72000~80000m3のサイズのLPG船計8隻に採用された。第1船は第5ブリジストン丸である。
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プロペラピッチの制御によって、容易に任意の船速での前後進、船体の急速停止などすぐれた操船性能が可能であるとともに、船速、積荷、天候などいかなる状態に対しても、常に最適プロペラピッチを設定できるために、プロペラを最も効率よく使用でき、主機は常に定格出力を十分発揮できるなど、多くの利点がある。
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立体強度計算手法の開発による設計手法の高度化。船舶の大型化/専用化による合理的な構造様式の発達、高張力鋼の採用と使用範囲の拡大(コストパーフォーマンスがよいTMCP型鋼が1980年代に出現)。構造解析に必要なコンピュータ環境の発達(ハード、ソフトの両面)による骨組/有限要素法解析の設計への適用。
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新エネルギー運搬船の代表的なものは、LPG船とLNG船。1960年代に独立タンク型のLPG船を初めて建造。1970年代より球形タンク型のLNG船を建造。高度な設計と建造技術を保有し、高信頼性貨物タンク構造を実現。
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昭和56年(1981)呉工場で完成した、NOL社向け8万トンタンカーにIHIが新しく開発した高経済直結型発電システム“SSGシステム”(Super Economical Shaft Generator System)を最初に装備した。このシステムは、排ガスターボ発電機と主機を機械的に結合させ、相互に動力授受が行えるようにしたものである。排ガスの余剰エネルギーは主機関に動力として回収される。
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左右対称の船尾形状を有する一軸船型において、プロペラ回転が右回転の場合は右へ、左回転の場合は左へ、船体中心線から一定の距離をおいてプロペラ軸を配置した省エネデバイス。
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本荷役装置は、鋼板コイルのユニット輸送を製鉄所構外まで拡大するために、輸送船と一体化して開発されたものであり、主としてランプウェイ、カーゴリフト、パレットキャリアで構成される。コイルが積載されたパレットが、運搬車で船内に搬入されると、カーゴリフト、パレットキャリアで船倉内の所定の位置に運び格納する。一連の作業は、船体の横傾斜時のランプウェイ角度制御を含み、完全自動化されている。
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試作機で、共振状態にある船舶の居住区やマストポストの振動を1/2~1/3に軽減する動力装置を必要としないパッシブ型の制振システムである。この試作機をベースとして、居住区振動を対象とした実機が製作され、実用に供されている。また、ドッジャー、マスト用の実機も製作されている。
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舶用プロペラ後方の舵に取り付けた流線形のバルブと2枚の翼型のフィンで構成される、川崎重工業独自の省エネルギー装置。この装置は、プロペラ後方に流れ出る強いらせん流(プロぺラ後流)をフィンによって整流する事により、プロペラ後流中の回転方向成分の損失エネルギーを回収し、且つ、流線形のバルブによってプロぺラに流入する流れを整流する事により、船の推進効率を向上させる働きを有する。
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世界で初めて実用化されたマークIII方式と呼称されるLNG船用貨物格納設備で、オーステナイト系ステンレス鋼の薄板(1,2mm)を金型により縦横に直交するように曲げ成形加工した一次防壁(メンブレン)と、アルミとガラス繊維との複合材である二次防壁とを、ガラス繊維補強ウレタン樹脂防熱層に取り付けた貨物タンク。
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肥大船のプロぺラ直前に装備したダクトであり、船尾の流れを均一化及び安定化させ、船体抵抗を減少させるなどの効果がある三井造船独自の省エネルギー装置である。233隻の船に装備された。
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舵に取り付けた流線型バルブと、拡散型のプロぺラキャップがプロペラシャフト線上にある省エネルギー装置。2~4%の省エネルギー効果があり、肥大船、コンテナ船、LNG船などに採用されている。
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