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インテリジェント調光装置

インテリジェント調光装置は、調光制御回路とトライアックを集積(IPM)化すると共に、回路毎の漏電検出回路や回路電流検出回路を追加し、調光器の高機能化と小型モジュール化を実現している。特に催し毎に接続変更される演出用器具に発生しやすい漏電や球切れを1回路毎に検出でき、漏電事故時には出力低下も可能で、安全面と作業効率の向上が達成された。

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フォロースポットライト 自動追尾システム

業界で初めて「画像処理システム」を採用した、フォロースポットライトの自動追尾システムを開発。確実なフォローと操作性の向上により、従来のピンスポットライトに比べて、オペレータの省人化や操作負担の軽減を実現した。

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角形引掛シーリング

昭和38年にコードペンダント照明器具の取付部に引掛シーリングが初めて採用された。これにより、従来のチェーンペンダント器具の取付、取外しの不便さが解消され、その後のコードペンダント器具の普及に大いに貢献した。現在は角型、丸型など用途別に品種も増え、また、照明器具の簡易取付方式との組合せで、直付け形器具の取付にも対応し、一般住宅を中心に広く普及している。

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照明器具用電源端子台

昭和54年、工事用照明器具等に組込まれる器具内用電源端子台に、初めて速結端子(ねじ無し端子)方式が採用され、結線作業性が大幅に改善された。その後、省施工のニーズと相まって、速結端子方式の照明器具用電源端子台が急速に普及した。写真は非常用照明器具など防災照明器具に主に使用されている3極、送り端子付の電源端子台である。

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カチット部品

近年住宅分野において、直付け形照明器具が普及しつつある中で、平成3年に、省施工ニーズに対応して器具の取付作業性を大幅に改善したカチット部品が商品化された。この部品により、一般住宅の天井に広く普及している引掛シーリングをそのまま利用して、短時間で器具の取付、取外しができるようになった。現在では種々の改良が加えられ、写真の資料よりも薄形のものが急速に普及しつつある。

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ツイン2蛍光ランプ用ソケット

昭和60年に新型のコンパクト形蛍光ランプ(P形, D形, M形)の発売と同時に専用のソケットが開発された。ソケットには点灯装置とランプの適合性を確保するための誤使用防止突起を設けて、照明器具の安全性をより向上させている。また、この口金、受金システムはJISだけでなくIECでも規格化されると共に、基本特許を無償公開し、世界に通用する商品として広く普及している。

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配光測定装置

業界で初めて多受光器方式を採用した配光測定装置である。配光測定はフレーム鉛直角に29個の受光器を配し、供試器具を3分間で水平1回転することで全断面の配光光度を高精度で測定する。測定後、データ処理装置であるミニコン、ディスク、プロッタ、CRT端末などにより、計算処理、作図を行い照明光学特性である配光曲線、器具効率などを出力する。

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3次元光学シミュレーションシステム

精密化、複雑化する照明光学系の設計を効率化するため、3次元CADを応用した照明器具光学系シミュレーションシステムを開発した。自由形面形状の光学系を解析できる照明器具光学系シミュレータは、世界でも初めてであり、高度な配光制御性を持つ照明器具開発に大きく寄与した。

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投光器配光測定装置

投光器配光装置は、投光照明に使用する照明器具の配光を測定する装置である。本装置は、測定距離(最高30m)の任意の位置に1つの受光器を設置し、ゴニオ装置と可動反射鏡を搭載した機械装置に照明器具を固定して、点灯姿勢を変えずに360度回転して高精度に測定できる。又、実使用状態と同じ点灯姿勢での測定や特定範囲を詳細測定できる機能も有している。

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高速自動配光測定装置

高速自動配光測定装置は光源や照明器具の全方向への光度を高精度・高効率に水平1回転2分で測定する装置である。一般器具の測定は半径5mの円弧上の109個の受光器(特に0~90度は1度、90~180度は5度間隔)でコンピュータ制御で高精度・高速に測定する。又、長尺器具(110W等)は横に設置された半径10mの円弧上に受光器の具備された計測ロボットを移動させ、高精度に光度を測定する。

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可搬型CCD輝度分布計測システム

CCDデジタルスチルカメラで撮影された画像を処理することで、撮影領域の輝度分布を自動的に算出する輝度分布計測システム。輝度範囲別に色分けして疑似カラー画像として、輝度分布画像を作成する等様々な出力方法に対応している。最大の特徴は可搬性であり、実際の現場での測定が可能である。さらに撮影された輝度分布データはデジタルデータとして扱えるので、高精度な輝度分布を得ることができる。

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制振装置

内蔵した高粘性シリコンオイルの揺動を利用して、地震などによる揺れを和らげる装置。街路灯やシャンデリアに取り付け、照明器具の損傷や寿命低下を防ぐ。揺れを半分に抑え揺れる時間も10分の1程度に縮める。

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松下電工株式会社社内照明実験道路の設備

道路照明研究のための実験設備として、欧米での調査を経て、社内に建設された実験道路。全長190m、幅員14mの道路と高さ13mの試験用タワー8基、観測室が設置された。道路は、幅員の半分ずつをアスファルトとコンクリートとした。タワーは走行レール上を移動でき、耐風速40m/s、器具取付アームは、角度0度~45度、高さ8m~12mまで可変。現在は取り壊されて存在しないが、当時としては画期的な実験設備であった。

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皇居新宮殿正殿松の間の儀式室照明

正殿松の間は、1968年11月皇居内に落成した新宮殿の中心となる儀式殿である。日本建築の伝統美を近代化した内装で、儀式室にふさわしい端正な輝度の分布を実現することが要求された。「おおらかさと崇高さを和風に演出する」「人々の顔に光が行き届き、人々の目にまぶしさを与えない」をモチーフに、1/50模型実験を通して、ハロゲン電球を主体とした光と熱に関して、特別に設計された照明器具が作成され、設置された。

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多摩信用金庫計算センターの複合天井システム

多摩信用金庫計算センターは、わが国で最初に研究開発された複合天井システム「ワンパネル」を採用した。工期の大幅な短縮、設計管理の単純化、室内空間のフレキシビリティ、保守・点検が容易などの多くの特徴がある。1.4m×2.7mの天井部材の中に、40W×2灯の照明器具や、スピーカー、煙感知器、などが装備されている。初期実測照度は机上面にて1,230 lxである。

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コンピュータによる照度分布計算と等照度曲線図の作図

大型コンピュータと自動作図機(プロッタ)を組み合わせたシステムで、多数の照明器具を任意の位置、角度に配置したときの床面の照度分布を計算し、等照度曲線図を出力できた。照度分布の計算は数千の計算点について照明器具の配光を考慮して行うため、このソフトウエアの開発により、照明設計の効率化と設計精度が大幅に向上した。ソフト、ハードともに機能強化を経て現在に至る。

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豊中インターチェンジの照明 ハイマストの広域照明手法

豊中インターチェンジは、大阪空港と都心を結ぶ阪神高速道路空港線と都市間高速道路“名神”との総合インターチェンジ。この照明には、わが国で初めての高さ40mのハイマスト2基による投光照明が採用、実施された。2つの円弧状のランプウェイとその周辺部を含めた広大なエリアを、明るく均斉度良く照明し、ハイマストによる広域照明手法を道路照明に応用した新しい試みとして注目された。

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最高裁判所新庁舎・大法廷の「法の尊厳を示す」照明

最高裁判所大法廷の照明に対する建築設計者のイメージは、「法の尊厳」を示すような照明、信頼感を感ずるような照明であり、その目標を達するべく、1/20の模型に縮尺灯具を取り付けた模型実験を実施した。実験の結果、直径15mの円筒状天窓からの自然光だけでは上述の効果が得られなかったため、自然光に調和する併用すべき人工照明方式が、この模型実験によって決定され、1kW及び500Wのハロゲン電球投光器が使用された。

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コンフォート15による不快グレアを防止した照明

ランプを遮光すれば不快グレアは軽減される。従来、欧州で採用されていた遮光角30°のグレア規制型照明器具は、天井が低い日本では鉛直面の明るさを取れば、必要以上に水平面照度が高くなる、器具が大きくなるので高価であるなど、受け入れられにくかった。器具効率も下面開放と比較して低い。普及しやすい価格で、日本の天井の高さ(2.5m)に適した、グレア規制の遮光角を実現するために、遮光角15度の蛍光灯器具が開発された。

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大阪国立民族学博物館の展示物の配置換え対応照明

大阪国立民族学博物館は、わが国で最初に設置された世界の民族のルーツを探る博物館であり、民族資料の収集・保管・展示だけでなく、大学の共同機関として、調査研究を行う新しいタイプの博物館である。展示物を正しく・美しく見せることを主眼とした方針に基づいて設計が行われた。主照明は、実験を通して検討された。いくつかの調整機能を持つので、展示物の配置換えに対応ができる。

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GODシステム(中小規模庁舎用天井、電気設備)

東京サミット開催に際して、使用する官庁舎を短期間で建設すること、しかるべき質をみたすことを要件として、建設省と協同で開発されたのが、GODシステム(Government Office-Bulding Development System)である。基本モジュールは600mm、システム天井は、遮光角15度のコンフォート15照明器具、天井材、カーテンボックスで構成されている。

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工場での局部作業用照明器具

精密機器の組み立て時に、作業性と、省エネルギーを実現する照明手法が望まれた。従来は、遮光されていない反射笠付照明器具が採用されていたが、作業に必要な照度が得られない、ラインの横に配置している検査用モニターに映り込みが生じるなどの課題があった。遮光角30度の、直下に集中して光を制御する鏡面仕上げ反射板を持つFLR40W×1灯の照明器具開発した。結果、作業面照度1,000 lxを従来の72%の台数で実現できた。

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HID混光照明による電動昇降装置を採用した空港ロビー

新東京国際空港の1階到着ロビーでは、蛍光灯とハロゲン電球で構成されていたが、省エネルギー、省力・省人化を図るため、メタルハライドランプ400W3灯と、高圧ナトリウム270W1灯のシャンデリア方式混光照明が採用された。取り付け位置が床上11mと高いので、オートリフター(電動昇降装置)も採用され、保守点検が床近くで容易に行えるとともに、省エネが図れた。

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福岡株式会社丸和黄金店の「フルコントロールシステム」照明

九州の玄関口・北九州市小倉北区にある黄金店は、株式会社丸和が展開している150坪のストアーの一つである。店内の全般照明の明るさは、照明フルコントロールシステムにより制御され、約32.5%の節電が実現している。照明フルコントロールシステムは、季節毎の売場の変化や売り方の変化に対応したり、一日の混雑度の変化や、開店準備・かたずけ等の時間別変化に対応したタイムスケジュール制御を行うことができる。

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東京国立競技場の照明改修 照明改善、省電力照明

国立競技場は、1958年に建設され、1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして使用された施設である。当初、2kW白熱電球、1.5kWハロゲン電球、1kW水銀灯の混光照明としていたが、1978年と1979年の2回の改修により、1kWメタルハライドランプと700W高圧ナトリウムランプの混光照明が施された。その結果、大幅な照度アップ(従来の5.7倍の明るさ)と省電力(消費電力35%削減)を実現した。

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東京大林組技術研究所本館のタスク・アンビエント照明

大林組技術研究所のオフィス空間の照明として採用されたコンビ・コンフォートライティングは、従来の作業面を均一にする照明と異なり、天井面とローパーティションの鉛直面を照射して空間全体の明るさ感を演出するアンビエント照明と、デスクワークのためのタスク照明により構成されている。また、アンビエント照明器具は、執務時・休憩時・夜間で点灯パターンが自動制御され、窓際の器具は外光に応じて50%に調光できる。

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本州四国連絡橋・因島大橋の周辺環境に配慮した照明設備

因島大橋は、本州四国連絡橋道路・尾道~今治ルートの向島と因島を結ぶ全長1,270mの長大橋。照明設備の特徴として、橋梁下を通る船舶の安全航行のために道路照明および自転車歩行者道照明による海面上への洩光量を照度0.01 lx以下に制限するとともに各道路に適切な明るさを確保する特殊な配光制御を行った照明器具が採用された。また、周辺環境を考慮し、照明設備の耐塩害、耐風圧や省エネルギーなどについても配慮されている。

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大阪大丸梅田店の鏡面仕上グレア規制形蛍光灯器具の照明

蛍光灯によるベースライティングにはU字型40W2灯用のパラコンフォート(鏡面仕上げパラボリックルーバー)型埋込器具が使用され(□600mm)大光束を確保し、グレアカットとルーバーの適度な輝きで、雰囲気と照度確保を両立している。また小型で高効率の低ボルトハロゲン電球、狭角配光のオプティカル反射板を使用したダウンスポットライトを最初に使用し、ビジュアルポイントの鉛直面照度を確保している。

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OA用照明器具を採用したコンピューター作業専用室の照明

コンピュータ作業の専用室が増加。CRTディスプレイに照明器具が映り込むと作業効率が低下するので、その対策が要望された。(1)照明器具のランプを適切に遮光すること(2)反射板の輝度を制限すること、を仕様とする専用照明器具が開発された。これ以後、CRTディスプレイの反射像防止の性能と、そこで行われる作業に応じて、照明器具の仕様は3つのカテゴリーに分類されるようになった。

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東京新国技館の照明 テレビ中継対応照明

新国技館は、1984年に竣工し、主として大相撲興行に利用される多目的ホールである。照明計画では、テレビ中継時の見え方に重点が置かれ、NHKの協力を得て、縮尺1/100の模型を用いた確認実験が実施された。実際の施設では、テレビ中継として1kWハロゲン電球平凸スポットが客席上部のライトバトンに、1kWキセノンスポットが天井の四方に設置され、幕内相撲開始30分前から点灯するようになっている。

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全方位グレア規制形蛍光灯照明器具による店舗照明手法

蛍光灯露出形や、下面開放形照明器具による店舗照明の時代が長かったが、適切な遮光を施した全方位グレア規制蛍光灯器具を使用することにより、空間に透明感が生じて、明るく感じる店舗照明手法が採用されるようになった。店舗内の各種表示の見え方や、重点照明(スポットライト)が効果的になるなどの利点があり、物販店舗が単なる物置から、商品を選定する魅力的な空間になった。

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HID混光照明による店舗照明手法

蛍光灯照明器具の照明は、メリハリが少ない、均一な光空間になる。立体角の小さい水銀灯はメリハリは出るが、色の見え方が好ましくなく店舗照明には不適である。白熱電球では省エネルギーを果たせない。これに対して、メタルハライドランプと高演色形高圧ナトリウムランプ(ともにHID光源)の組み合わせで、売場にふさわしい暖かい、メリハリのある照明演出ができるようになった。これを「混光照明」という。

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コンピューターグラフィックスによる照明シュミレーション

大型コンピュータとフルカラー(1670万色)画像表示装置を組み合わせた3次元コンピュータグラフィックシステムで、建築形状、材質、照明器具の配置と視点を入力することでカラー透視図を計算しディスプレイまたはカラープリンタに出力できた。画像計算にはレイ・トレーシング法を用いており照明器具の配光を考慮することができた。ソフト、ハードともに機能強化を経て現在に至る。

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梅田センタービルのロの字型配置の照明システム

梅田センタービルは、オフィスで働く人に快適で、創造性豊かな業務の場を提供することをコンセプトに、空調や照明のコントロールを検討した。結果、建築基本モジュール3.2m×3.2mに、1.6m×1.6mのグリッドの格子状システム天井内部に40W×1灯のロの字型蛍光灯照明器具を配置した。オフィスのレイアウト変更に柔軟に対応ができる無方向性の天井となった。水平面平均照度は、初期で700 lxである。

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スカイピックス(大型映像装置)

スカイピックスは使用目的に応じた映像メディアとして活用できる大型カラー映像表示装置である。日中の強い太陽光でも映像は鮮明で、テレビ、ビデオ、テレビカメラの放映から、文字、コンピューターグラフィックスまであらゆる映像を送り出すことができる。大型画像ならではの臨場感と各種の映像が表示できるメディア特性は、集客と話題作りに大きな効果を発揮できる。

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OA用照明器具を採用したオフィス照明

OA専門室を離れて、執務室内部で、コンピュータ作業が行われるようになった。執務室としての快適性を満たし、CRTディスプレイの反射像防止の性能を両立するために、OA用照明器具をロの字型に配置する手法が初めて採用された。3.2mのモジュールの中に、蛍光灯40W×1~2灯の照明器具が配置された。机上面照度は、450~900 lxとなっている。

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大阪堺市立金岡公園体育館の照明設備 照射方向可変システム

金岡公園体育館は、1989年に竣工した体育館で、多目的に利用されることから、各用途に合わせた最適な照明環境が実現できるように、照明可変システムが導入された。照明可変システムは、鉛直角30度付近に最大光度をもつ照明器具を、モータにより水平方向、鉛直方向にそれぞれ回転させ、用途に応じた適切な照射方向を設定するシステムである。点灯パターンの変更は、コンピュータの操作により、容易に行なえる。

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名古屋東山動植物園・自然動物館の夜行性小獣舎の照明設備

この動物館は「スターライトハウス」とよばれており、人工的に昼夜を逆転させ、夜行性小獣が活動する夜間の状態を、一般の観覧者が来館する昼間に実現できるように照明制御が行われている(夜行性小獣30種)。

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アムラックストヨタの無電極放電灯「エバーライト」による景観照明

アムラックストヨタの景観照明は、「長寿命、点滅応答性が優れる、調光可能、光の3原色が出せる」などの特徴を持つ無電極点灯方式の「エバーライト」を1896灯使用したビル外壁を彩る演出照明装置を採用している。壁面の点滅状態を1枚の画として、最大200画面を最速0.1秒のスピードでアニメーションのごとく演出し、さまざまなパターンを季節により変化のあるプログラムでスケジュール運転をしている。

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福岡博多の森球技場の照明設備 サイド照明手法

「'95ユニバーシアード福岡大会」のサッカー会場として建設された球技場である。この頃より、屋根付きのスタジアムが一般的となり、従来のコーナー照明方式に代わって、サイド照明方式が主流となった。屋根の先端に設置することから、小形、軽量、高効率の投光器が望まれ、1.8kWショートアーク形メタルハライドランプを用いた投光器が使用された。また、ハイビジョン放送を考慮して、Ra80以上の高演色形ランプが主流となった。

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東京都現代美術館 昼光と人工光の調和システム

東京現代美術館の常設展示棟と企画展示棟3階の展示室では、自然光を屋内に採り込むことが計画された。トップライトは直射日光を防ぐために乳白拡散ガラスが採用された。また、変動する自然光により得られる壁面照明を一定に保つために、展示室内に取り付けられた照度センサーによって一定間隔で壁面照度を検出し、遮光スクリーンと人工照明のレベルをコントロールするように設計されている。同時に省エネも図られている。

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兵庫県・カーネーションの防蛾灯照明設備

ヤガの一種であるオオタバコガは、カーネーションの蕾に飛来して産卵する。孵化した幼虫が蕾の中に入り、蕾を内部から食べて被害を与える。黄色蛍光ランプを点灯することにより、オオタバコガを明適応させ、産卵を抑制させることができる。この方法により、殺虫剤の使用量を減らせると共に蕾の被害の軽減が図れる。

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医療法人社団北樹会病院 睡眠障害緩和照明ブライトケア

1998年に療養型病床群への移行を目的として増築された。民間病院では初めて、入院中の高齢者の睡眠障害を緩和することを狙って、総合リハビリテーションルームの一部に高照度空間としてのブライトケアサポート照明が導入された。院内には、光療法の委員会も設立され、ブライトケアに対して積極的な取り組みが行われている。

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日本坂トンネルの照明設備 プロビーム照明手法(追跡照明)

東名高速道路の渋滞緩和のために新設された3車線トンネル。特に、ドライバーの視環境を重視した照明設備が検討され、基本部には高効率、高演色性、長寿命のHf蛍光灯50W2灯用プレス式トンネル灯、また、トンネル入口部では、照明器具からの最大光軸を走行方向に向けて先行車の視認性を高めるプロビーム照明方式が採用されている。照明制御としては、初期照度補正を行うことで消費電力の低減が図られている。

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アノードレス大形2重コイル電極付き蛍光ランプ

蛍光ランプの普及当初の技術課題の1つであった早期黒化と短寿命を解決した電極構造の蛍光ランプ。蛍光ランプの黒化と寿命を左右する封入ガス圧、エミッター(電子放射物質)や製造工程の改善に加え、エミッターを多量に充填出来、保持力も強いアノードレス大形電極の開発により、当時定格寿命3000時間であったものを7500時間まで向上させた。(昭和29年 発売開始)

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ラピッドスタート形蛍光ランプ<ラピスター>

スタータ形蛍光ランプをグロースタータなしに速時点灯させるラピスター安定器専用のランプ。ランプ外面に導電性ストライプを設け、口金内部で片側の電極と接続させて始動を容易にした。さらにシリコン樹脂を塗布することで湿度の影響をなくして、安定器の二次電圧を下げることを可能にすると共に早期黒化と短寿命の問題も解決した。ラピッドスタート形の先駆けとなったランプ。(昭和30年発売開始)

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直流用蛍光ランプ

主に車両の電球照明を手軽に(電源に手を加えることなく)蛍光ランプに置換することを狙いに開発されたランプ。ガラス菅内面に電極と接続した導電性ストライプを設けた構造でバラストランプ(安定抵抗菅)、専用器具との組合せにより、直流点灯のために生じる始動困難と暗端現象(カタホレシス)とを解決した。蛍光ランプの普及初期に蛍光ランプの良さを広くアピールするのに役立った。(昭和30年発売開始)

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超高出力複写用蛍光ランプ

世界で初めて発売された超高出力形ジアゾ複写用蛍光ランプ。20Wサイズの蛍光ランプにランプ電流2.7A、60Wという高負荷設計を採用。それまで6~8灯用が主流だったジアゾ複写機を1灯で実現することで小形で安価な複写機の普及に貢献した。ジアゾ感光紙の分光感度に合せてピーク出力波長370nmの鉛付活Ba、Sr、Mgけい酸塩蛍光体が採用された。(330mm長の30W、436mm長の40Wも同時発売)(昭和38年発売開始)

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カラード蛍光ランプ

ガラス管と蛍光体層の間に顔料フィルタ層を設けて色純度を高めたランプ。純青色、純緑色、純黄色、純赤色の4色がある。色物蛍光体だけを用いたいわゆるカラー蛍光ランプは、蛍光ランプの普及当初から発売されていたが、水銀輝線の影響から色純度が低く鮮かさに欠けていたものを改善したものである。純黄色は果樹園の虫よけ用や半導体工場のセフティライト用としても使用されている。(昭和38年発売開始)

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捕虫用蛍光ランプ

昆虫のすう光性を利用した370nmの紫外域(UV-A)にピーク出力波長を有する蛍光ランプ。蛍光ランプの周りに高電圧を印加した金アミを設け誘引した虫を感電死させる電撃式殺虫器や蛍光ランプの下に吊り下げた捕虫袋にファンで虫を吸い込み捕殺する構造の捕虫器などに使用されている。直管形、環形、U形などがある。(昭和41年発売開始、順次品種拡充)

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