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紫外線殺菌装置(高出力表面殺菌装置)

容器の表面殺菌を目的に従来の殺菌ランプより数十倍の殺菌能力を持つ、窓面100mW/cm2の水冷高出力ランプを昭和58年、国産化に成功した。このランプは冷却水でランプ全面を覆う二重管方式のため、周囲温度の変化で殺菌能力が変化することなく、低温殺菌が可能である。最大10本まで並列に並べることで、食品を中心に各種の容器やシートへの対応が可能である。現在表面殺菌分野で幅広く使用されている。

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水銀灯発光管生産設備

『フルオート水銀灯発光管生産設備』業界初の全自動生産設備を全て自社設計で構築し、その生産能力は15万個/シフト(3秒/個)であり、1生産ラインで年間最大350万個以上の生産を可能にした。チューブレイト機(石英管・排気管接合)から排気機までの各機械間の材料受渡しは全て自動で行われ、数名が機械監視の外に材料投入及び完成品の品質確認のみを行う。全自動一貫生産により品質も大幅に向上した。

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MR16ミラー付きハロゲンらランプ製造設備

自社で独自開発されたミラー付ハロゲンランプの完全自動生産ラインであり、時間当り1800~2000本の生産能力を有する。フィラメント巻線、ランプカプセルの封止、排気ミラーセット及び包装までを同期運転し、直接作業者無しで生産する。特に、ミラーセットは、高速生産に対応するため、独自の画像処理アルゴリズムと接着剤充填方法を採用している。

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HID外球生産設備

HIDランプの外球を一貫して自動で生産するラインであり、材料投入から製品の完成まで全く人の手を経ない。その能力は外球としては高速の1200本/時であり、材料供給、機械監視、完成品検査の数名のみで全ラインを運転できる。ラインは外球マウントの組立から出荷迄が全て集中監視の下で運転され、材料の発注システム、受注管理のシステムともリンクされている。

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照明実験道路

道路照明上の諸問題を理論と実際から究明するため弊社埼玉製作所内に照明実験道路が造られた。全長216m、全幅員20mに8基の移動式照明実験塔が設置され、2つの路面に対して照明器具の高さ・出幅・傾斜角・取り付け間隔などがさまざままな条件に設定でき、実験や灯具の開発に貢献した。

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首都高速道路照明

自動車専用道路専用に設計したハイウェイ用照明器具による道路照明が初めて行われた。1号線鈴ケ森~本町間、4号線呉服橋~幡ケ谷間に約200基が設置された。

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東名高速道路の全線照明

大井松田~御殿場間では、低圧ナトリウムランプによる全線照明が高速道路で初めて行われた。この区間は山間部であるため曲がりくねった道路線形や年間を通して霧が発生しやすいことからドライバーの安全確保を目的に設置された。

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大阪万博 場周道路照明

車の進行方向に投光して先行車や障害物を逆シルエットで視認させる日本で初めての直射照明方式(追光線方式)が採用された。この方式は色彩の判別や視認性に優れており、先行車との車間距離を正確に把握できるため、交通渋滞に起因する事故防止効果がある。さらに光源からの直接光が全く無く、運転者の疲労や不安を最小限に押えている。

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大阪万博 ソ連館壁面照明

真紅の蛍光塗料を一面に塗った表側壁面(ファサード)に、光源の見えない紫外線放射光源を用いて照明した。これにより外国展示館の中でも偉容を誇る、真紅のダイナミックなソ連館が完成した。

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沖縄海洋博“光る海”の照明

海中に照明器具を沈めて海中から照明を行い、珊瑚礁のエッジを見せる世界初の“光る海”が制作された。光源は海水中の光の透過率から400Wメタルハライドランプを使用し、照明器具は水深8mの位置に25~30m間隔で配置された1m四方のコンクリートブロック上に設置された。

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大井競馬場ナイター照明

競馬法改正に伴い日本で初めてのナイター競馬が大井競馬場にて開催された。光源には2kWメタルハライドランプを採用し、テレビの見え方、観客席からの見え方、タワーの審判員からの見え方、グレアを抑えながらカラーTV放映が行える照度などが考慮されている。

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東京タワーライトアップ照明

日本のシンボルタワーである東京タワーが、日本電波塔株式会社設立30周年の記念事業としてライトアップされた。石井幹子デザイン事務所の設計に基づき、光源として冬は暖かな黄金色の940W高圧ナトリウムランプ、夏は爽やかな銀白色の1000Wメタルハライドランプを採用し、投光器は狭角・中角・広角に使い分け、耐風圧強度は80m/秒の構造となっている。

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閃光電球(アルミ箔入り)

国産として初めて、撮影用光源としてアルミ箔入り内光電球が生産された。バルブ内にアルミの箔を封入したE型ベースの内光電球である。携帯が容易で撮影時大光量が得られ、良好な写真撮影が可能である。(昭和23年発売)

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冷陰極蛍光ランプ

ビデオカメラの液晶ビューファインダー用バックライトとして開発された世界最小(管外径2.6mm、管長30mm)のランプ。管径の縮小により、低電流領域における管壁温度上昇と水銀蒸気圧の最適化により、従来の管外径4.0mmランプに比べて発光効率が50%向上している。液晶ビューファインダーの小型・薄型化と高効率・高輝度化を実現した。(平成4年発売)

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冷陰極蛍光ランプ(L型)

ビデオカメラの液晶モニター(4インチ)用バックライトとして、世界で初めて発売された管径3.0mmのL字形のランプ。発光菅をL字形に成形することにより導光板の長短2辺より光を入射させることが可能となり、従来の直管1灯式液晶モニターに比較し、40%の高輝度化を実現させた。(平成7年発売)

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冷陰極蛍光ランプ(コ形)

カーナビゲーションの液晶モニター(5インチ)用バックライトとして、世界で初めて発売されたコ字形のランプ。導光板式のバックライトユニット用に開発されたもので、発光管をコ字形に成形して導光板の3辺より光を入射させることを可能にした。従来の拡散板の下に直管形ランプを配置する直下方式に比べ、液晶モニターの薄型化と高輝度化を実現させた。(平成7年発売)

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誘導灯用冷陰極蛍光ランプ

「高輝度誘導灯」用として世界で初めて発売された菅径4.0mmのランプ。従来の熱陰極蛍光ランプ採用の誘導灯と比較し、約1/2の省電力、約2倍の長寿命と約1/3の小型化を実現させた。コネクター付ワイヤーハーネスを取付けた構造でメンテナンスが容易である。改正されたJIL規格を満足する設計採用となっている。(平成6年発売)

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キセノン放電管(チップレス形)

国産として初めて、ストロボ用チップレスキセノン放電管として生産された。中央部に従来の樣な排気口(チップ)が無く、反射鏡との組合せ使用時、排気口による配光むらの無い良好な発光部が得られる。(昭和44年発売)

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小型平面蛍光ランプ(チタン・水銀合金)

液晶ディスプレイ用光源、特に小型(細管)蛍光ランプや小型で薄い平面蛍光ランプ等には微量の水銀を封入する必要があるが、例えば1mg単位の水銀を精密に直接封入する事は不可能である。そこで、一定量の水銀が精密に低コストで封入できるチタン、水銀合金の合成方法を開発し、この小型蛍光ランプ製造に適用した。この方法は、チタン粉末を必要なサイズにプレス成型・焼結し、この焼結体と水銀とを反応させ合金とするものである。

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平面蛍光ランプ

従来の管状の蛍光ランプと異なり、面発光する蛍光ランプで、封入ガスは、キセノンを主体とする希ガスと水銀で、キセノンからの真空紫外光により蛍光体を発光させる。カメラ一体型ビデオカメラのビューファインダー用小型TFT液晶のバックライトが主用途で、消費電力は、200mW~600mW、サイズは、0.5インチ~2.1インチである。

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外部電極式希ガス蛍光ランプ

水銀を含まず、ランプ内部に電極を設けない無電極蛍光ランプで、封入ガスは、キセノンで、誘電体バリア放電により、キセノンエキシマーからの真空紫外光により蛍光体を発光させるランプである。始動後瞬時に目的とする光量が得られ、周囲温度の影響をほとんど受けない。複写機の原稿読み取り用光源として使用されている。サイズは、ガラス管径8~10mm、長さは260mm~380mmである。

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キセノンロングアーク放電灯

国内では広場や公園、姫路城、JR新大阪駅、JR東京駅等の照明に、海外では道路開発工事現場(24時間作業、アメリカ、ヨーロッパ)、公園広場等で照明用に使用された。このキセノンロングアーク放電灯は概略、発光管径40mm、長さ1500mmで、電源が簡単で太陽光に類似した連続光のため好評であった。この放電灯は特種な電極により長時間放電維持すると共に、キセノンランプとしては世界で初めての照明用放電灯であった。

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水冷キセノンショートアークランプ

キセノンランプは太陽光に類似した連続スペクトルを発光させるため、利用範囲が広がった。例えば1970年の万国博覧会では世界初最大の映画がこの水冷30KW(UXW-30000)を映写用光源として放映された。又大学等の研究室ではこの光を集光してアークイメージ炉の作成により高温度材料研究がされた。宇宙開発では、地上でこの水冷30KW20~30本使用した人工太陽装置で宇宙状態を作り、ロケット等の耐久性実験が行われている。

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水銀ランプ(キセノン入り)

放電灯は一般に点灯動作時間の経過と共に①光量減衰:高温度電極物質蒸発による発光管内面黒化で透過率が低下。②電極磨耗:ミラー焦点ずれと摩耗物蒸発による黒化で光量減衰。③光安定性:電子放射性物質供給不足(摩耗)によるアーク不安定。により、短寿命になる。以上の問題を解決するために従来より動作温度が約1000℃低いBa酸化物系電子放射性物質を使用し、電子放射性物質の貯蔵庫を設けた結果、1万時間動作で90~95%の光維持率を得た。

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写真撮影用フラッシュランプ

キセノン閃光放電ランプは光が、太陽光に類似していることでカラー写真撮影に使用されてきた。特に1970年頃からアマチュアカメラに内蔵されての使用が流行。このフラッシュランプの必要条件①ミス発光しない(フィルムの損失防止)②明るい(ガス圧大)③動作電圧が低い④発光菅の黒化なし(長寿命)、これらの条件を満たすために、電子放射性物質としてセシウム化合物を応用した新電極を発明。現在は製造特許期限切れのため各方面で製造販売されている。

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ガラスレーザー励起用大入力フラッシュランプ

1977年、大阪大学レーザー核融合研究センターに建設されたガラスレーザー激光12号に搭載されたフラッシュランプである。この装置は人類の夢である核融合発電をレーザーで行うための研究用で、1700本のフラッシュランプが使用されている。ランプの総入力は2400kJで、これはカメラに装填されているフラッシュランプのおよそ500万本に相当する。

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青緑色蛍光体と色評価用蛍光ランプ

高い演色性を得るのに好適な発光スペクトルを持つ青緑色蛍光体ユーロピウム付活ホウ燐酸ストロンチウム(2SrO 0.84P2O5 0.16B2O5:Eu)を開発(世界初)。この蛍光体を用いることにより、フィルターなし蛍光ランプで、世界で初めて平均演色評価指数99を実現。フィルターを用いないため約59 lm/Wという高効率を得た(40W相関色温度5000K)。印刷学会技術賞を受けるなど高い評価を受けた。

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三波長域発光型蛍光ランプ「ルピカエース」

1982年、新開発の緑色蛍光体セリウム、テルビウム付活燐酸ランタン(LaPO4 : Ce, Tb)を用い、それまで1670 lm(円形30W)だった光束を1950 lmとした。また、光束以上に明るく感じるように発光分布を調整し、「明るさ感大幅アップ」のキャッチフレーズで大きな反響を呼んだ。その後、4年にわたって、毎年光束を改善した。写真は1984年製(2100 lm)。

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電球型蛍光ランプ「ピカっ灯ぴかいちくん」

内菅と外菅の間が密閉されていない独特な方式の電球型蛍光ランプを開発。蛍光ランプは小型化すると、温度が上昇し、水銀の蒸気圧が最適値からずれるが、この方式では、より温度の低い外菅に水銀がたまるため、蒸気圧を最適値に保てるという特徴がある。

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四本柱型コンパクト蛍光ランプ「BB」

日本で初めて4本柱形のコンパクト蛍光ランプを開発した。それまでの2本柱形に比較して、白熱電球により近い寸法になった。さらに小型化するため発光菅端部をセラミックス端板にして、ガラス管と封着した独自の方法を採用した。白熱電球100Wと同程度の明るさが得られる27Wを中心機種とした。

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飛散防止型円形蛍光ランプ「守ルピカHi-Fi AX」

円形ランプが使われる家庭用照明分野での安全性に着目、飛散防止用の合成樹脂製チューブをかぶせた円形蛍光ランプを開発した。直管型はあったが、円形はチューブをかぶせにくいためそれまではなかった(世界初)。

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演色性改善型高圧ナトリウムランプ「ハイルックス・DL」「ハイルックス・HDL」

高効率が特徴である高圧ナトリウムランプの欠点は演色性にあり、このため、効率をあまり低下させずに演色性を改善したこのランプを開発(世界初)。平均演色評価指数53で効率120 lm/W(400W)と、平均演色評価指数65で効率105 lm/Wの2タイプ。高効率のランプの普及が進み、省電力に貢献した。

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省電力形水銀ランプ「ワットカッター」

水銀ランプの電力を変える場合、通常、安定器とランプ両方を同時に変えなければならないが、放電電圧を調整することによって、安定器を変えずにランプのみの交換により省電力になる蛍光高圧水銀ランプを開発した。400Wタイプで約6%の節約になり、さらに蛍光体を変更・最適化することによって明るさが落ちないようにした(世界初)。省電力に貢献。

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マイクロ波放電ランプと放電光源装置

電極のない直径約3cmの球形石英菅に発光金属と水銀を封入し、マイクロ波で放電させるこの装置を国内で初めて製品化(球形タイプとしては世界初)。寿命要因である電極がないため、長寿命、特に、点滅による劣化がほとんどないこと、封入物質の選択の幅が広いことなどが長所。また、球形なため光が制御しやすく、点滅の多い印刷の露光用などとして使われている。

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自動点滅器

街灯の点灯・消灯を人手を使わずに自動化を実現した初期の量産品である。太陽の赤外線を利用したもので、極めて鋭敏に働く特殊液体の状態変化、圧力変化及び移動によって運動を得て、電気回路を自動的に開閉を行う。当時としては非常に安価で高性能な製品であった。

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鉄道信号用フレネルレンズ

明治39年、鉄道国有法が制定され、鉄道院は信号保安施設の規格化を図り、輸入品のみに依存していた諸設備の国産化と統一化に取り組んだ。その一環として、大正元年に、平行光線を出す45インチのフレネルレンズ(ステップレンズ)が開発され、大正5年鉄道院で正式に規格化された。大正8年に信号灯・標識灯用に使用されるようになった。

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油灯式乗降場用灯

大正3年、油灯式乗降場用灯が開発された。関東大震災は鉄道を初めとする交通機関にもたらした影響は大きく、設備・装置の面でも大きな改革が必要とされ、震災後、鉄道停車場のプラットホームに設置され、暗いままで行われていた列車への乗り降りの足元を照らし、多いに利用客によろこばれた。

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排気孔付鉄道車両用天井灯

大正14年、車両室内の換気と照明効率及び美観を配慮した、排気孔付車両用天井灯が開発された。大正末期までの電車・客車は切妻型2段屋根式の車両で、天井の側面に小窓を設け、これを開閉し、車内の換気を行っていた。又、室内照明は、裸電球を使用するか、体裁を整えてガラスシェードを取り付ける程度で、通気孔や排気孔が無かったため、灯内の熱によって天井を焼く危険性もあった。

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金緑色のガラス反射鏡ゴールデングロー

昭和2年、ゴールデングロー反射鏡を開発。ゴールデングロー反射鏡は、ガラス材料に酸化ウラニウム、その他の特殊な酸化物を調合、反射鏡に銀メッキを施したもので、淡い黄緑色の光線を発するもので、照明効率が高く、光のまぶしさを与えない。又、雨や霧を透過する性質を備え、見え方にも優れている。

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ゴールデングロー反射鏡を利用した投光器

昭和2年、ゴールデングローの反射鏡を使用した白熱電球500W・1000W・1500Wの投光器を開発。ゴールデングロー反射鏡は、ガラス材料に酸化ウラニウム、その他の特殊な酸化物を調合、反射鏡には銀メッキを施したもので、淡い黄緑色の光線を発するもので、照明効率が高く、光のまぶしさを与えない、鏡面は放物面と球面を組み合わせ電球からの光を最大限に利用した形状で、灯体は軽合金製で、性能面で十分外国製に対抗できるものであった。

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60cm航空灯台

昭和7年、60cmの航空灯台が、わが国で初めて開発され、光学・構造のいずれの点でも優れた性能を示した。わが国で、夜間飛行の実施が計画されたのは昭和5年で、具体的な計画が完了したのは翌6年、実施目標は昭和8年で、コースは東京から九州間であった。

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アルミ製反射鏡を使用した投光器

昭和23年、スポーツ照明用として、従来の投光器とは構造の大きく違う、アルミ製反射鏡を使用した高性能の白熱灯1000W用投光器を開発。反射鏡は、高純度のアルミニューム板を削り表面を電解研磨したもので、全密閉型構造とした。昭和25年、現在の「東京ドームの旧施設である後楽園球場」のスポーツ照明として設置した。

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非対称配光の新型道路照明器具

昭和29年、自動車交通の増加と共に、道路照明の充実が求められるようになって、非対称配光の新型道路照明器具が開発された。これは、器具の配光が道路に沿った乙方向の指向性を持つように設計され、東京電力へ水銀灯ランプとしては初めて実用化された。

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回転式警告灯

昭和36年、国産第1号として、車載式警告灯を開発。パトロールカー及び緊急車両が、目的現場へ、安全且つ迅速に到着できるものとして、活躍した。発光色は、赤色が主で、反射鏡(2枚)が回転する方式である。

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デザインされた街路灯器具

昭和43年、従来の道路灯に変わり、ガス灯を模したデザイン街路灯を、東京銀座の中央通りに納入した。これは明治100年を記念して行われ、景観を一新し、銀座のシンボルとなるもので、使用ランプも、ショッピングする人の肌が自然の色に見えるよう、演色性に優れたメタルハライドランプを街路灯用として初めて採用している。

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カクテル照明(甲子園球場)

戦後はプロ野球のナイター施設の幕開けであった。戦後という時代背景を考えると、野球場のような大空間を照明する光源は、性能的に安定していた白熱球を使用していたが、効率が悪く照度が低かった。そこで、高照度化と効率改善を図るため、昭和31年に放電灯である高圧水銀ランプと白熱電球を混光した本格的なカクテル照明を日本で初めて採用し、明るさのレベルアップを図った。

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キャブシステム一環の信号共架道路灯

昭和60年、電線・電話線などの架空線等を地下に埋設し道路空間をすっきりさせるシステムの一環で、電線地中化事業の施工開始に対応し、道路上に別々に設置されていた信号灯と道路灯を一緒の柱に取り付け、信号共架式道路灯として、日本で初めて実施された東京・馬喰町のキャブシステム整備事業(江戸通り)に納入。ちなみに柱の高さは8m96cm(バクロ)である。

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バトン照明(昇降式)方式

昭和63年、後楽園球場が日本で初めての空気膜構造の東京ドームとして竣工、照明バトンという新しい照明方式を生み出した。照明バトンは、観客席の上部の膜を固定するワイヤーから吊り下げ、競技中の選手のまぶしさを低減させるための照明装置。支持バトンと投光器を取り付けた昇降バトン部から構成され、ランプ交換及び保守点検時には降下させ、保守、点検を安全且つ容易にした日本で初めての照明装置である。

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自動車用電球「ミュー84」

昭和61年に自動車新光源の開発として、高効率白熱電球の研究が進められ、白熱電球の1.5倍というハロゲン電球なみの明るさ・白さ・寿命を持ち、コストはハロゲン電球の半分という、世界初の電球「ミュー84」を発表。ホンダのファミリーバイク「メット・イン・タクト」のヘッドランプに採用されて以来、テール/ストップ、ルームランプ、クリアランス等などに、従来の白熱電球に代る電球として、採用されている。

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自動車用ハロゲン電球「ハイパーハロゲン」

平成5年に世界初の高効率ハロゲンバルブを発表。当社の新技術により、12V60/55Wのノーマルワッテージでありながら、100/90Wクラスに匹敵するハイパーレンジと、限りなく太陽光に近い白色光を実現した。しかも、リレーハーネス取付け不要、樹脂レンズのヘッドランプにも装着が可能となり、高効率バルブの先駆者となる。

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