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地上に設置されているビーコン局(無指向性無線標識局)などからの電波を、指向性の強いアンテナで受信し、航空機から見たビーコン局の方位角を自動的に測定する装置である。
情報所有館 : 国立科学博物館
航空機の安全な運航をつかさどる重要な役目を果たすもので、飛行中の航空機相互間、航空機と地上間、および艦船間等の相互通信を行う装置である。使用する周波数によって3つの通信装置に分類することができる。近距離通信用のVHFおよびUHF装置と、遠距離用のHF通信装置の3つに分類される。
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フライト時に着用する最も基本的なもので上下つなぎになっている。航空機事故でしばしば発生する火災への安全性を考慮し、難燃性繊維でできている。
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耐G服はジェット戦闘機の搭乗員が飛行中遠心力を受けておちいる視覚、聴覚の一時的喪失、失神、過度の疲労等による操縦困難を減少させるため、両脚の腿部、下脚部に空気を送って加圧する仕組みになっている。
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この射出脱出シートには環境センサー、リカバリー・シュートセンサー・ドローグパラシュート装置等が組み込まれており、救出ハンドルを引くと座席後方下のロケットモーターが作動し、パラシュートが安全に開く高さまで射出される。パラシュートが開くと座席がはずれて落下する。
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救急用品や救難用無線機等、パイロット(搭乗員)の保命に必要な各種の救命装備品を入れる保命ジャケットで、緊急時に使用する信号無線機や、薬品などがおさめられている。
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浮舟には、搭乗員の体温低下防止のため中央部にマジックファスナー留めができるスプレイシールドが取り付けられていて、雨、風および保湿性を確保できるようになっている。
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基地防空のための最終段階を担当し、低空で侵入する亜音速機を捕捉・追撃する軽易な半自動独立火器システムである。毎分3,000発の高速発射が可能な20mmバルカン砲を搭載し、リードコンピューティングサイトと測距システムを組み合わせて航空機の将来位置を予測することで命中率を向上させている。
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雷雨、台風のような激しい気象情報や、雨(氷)滴の空間分布、強度等、広範囲にわたる気象状態を、連続して捕らえることができる装置である。特に、気象急変時などを短時間で予測することが出来る。
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H21B救難ヘリコプターは、1960年からアメリカより10機が供給された。1967年に用途廃止になるまで、救難活動や人員輸送等に活躍した。全長:16.06m、全幅:2.45m、全高:4.70m、全備重量:6,830kg。
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C-46輸送機は、1955年からアメリカより36機が供給された。1978年に用途廃止になるまで、各輸送航空機において人員輸送や飛行点検等に活躍した。全長:23.28m、全幅:32.34m、全高:6.64m、全備重量:23,540kg。
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目標を捜索します。目標の現在位置(方位・距離)を確定するとともに、目標追尾レーダー(TTR)および目標距離レーダー(TRR)に追尾すべき目標の情報を伝送する。全長:1.52m、全幅:4.88m、全高:4.60m 、重量:400kg。
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自動追尾レーダー(TTR)目標距離レーダー(TRR)およびミサイル追随レーダー(MTR)をコントロールするトレーラーである。TTR及びTRRは、補足レーダーからの目標位置や距離のデータにより目標を補足追随し、現在の位置情報を継続的に高射隊統制トレーラーの計算機に送る。MTRはミサイルからの位置情報を計算機に送り、操舵司令や爆破司令をミサイルに送る。全長:8.56m、全幅:2.45m、全高:3.26m、重量:5,830kg。
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ナイキJ弾、高射隊統制トレーラー(BCT)からの司令により発射する。ミサイル追随レーダー(MTR)からの各種司令を受けて目標を撃破する。発射機、ナイキJ弾の発射台である。ミサイルの発射角度を設定する。ナイキJ弾 全長:約12.5m、重量:約4,500kg、直径:約0.8m。発射機 全長:6.96m、全幅:2.41m、全高:0.82m、重量:5.5kg。
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広くビジネス機として使用されていた。軍用型はD-8という、昭和44~45年度にレシプロ機用パイロット育成の為海上自衛隊に移管していたが、55年3月、再移管されて、航空自衛隊所属となった。全長:11.114m、全幅:14.0m、全高:4.3m、重量:3,000kg。
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F-86Fブルーインパルスは、1956年4月16日、第空挺団に「空中機動研究班」として発足した。1964年の東京オリンピックの「五輪マーク」、1970年の大阪万国博覧会での「EXPO70」の文字を描く等、数々の飛行展示を実施した。1981年2月8日の入間基地での公式展示を最後に解散した。公式展示会数は延べ545回にものぼる。全長:11.45m、全幅:11.92m、全高:4.50m、全備重量:8,230kg。
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F-104は、ロッキード社が1953年から開発を行い、1954年2月28日に初飛行した。「最後の有人戦闘機」と呼ばれた全天候戦闘機である。航空自衛隊では、1962年から210機を導入、7個飛行隊に配置し、1986年に用途廃止になるまで全天候要撃戦闘機として活躍。全長:17.75m、全幅:6.68m、全高:4.12m、全備重量:11.930kg。
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大戦後半に主力戦闘機として活躍した零式艦上戦闘機52型(A6M5)は仮称零式艦上戦闘機22型改の名で試作された性能向上機で18年8月、A6M3の904号機を改造した1号機が完成した。再び主翼の折りたたみ機が廃止され、翼幅は11mに戻った。
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「最後の有人戦闘機」と言われ、スピードと上昇力は当時の戦闘機では群を抜いていた。1962年以降、航空自衛隊の超音速時代を担い、多くのパイロットを育て、日本の空を守り続けて来たが、時代の変化に伴いその任務を全うし、1985年23年の歴史に幕を閉じた。全長:16.7m、全幅:7.6m、全高:4.1、重量:6,250kg、最大速度:マッハ2.0。
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世界初全天候タンデム型輸送ヘリコプターとして、米国ボーイング社で開発されたヘリコプターのベストセラー機である。日本では川崎重工業株式会社によりライセンス生産され、陸、海、空自衛隊および警視庁等で使用された。航空自衛隊では、数々の災害派遣等で大活躍している機体である。全長:25.4m、全幅:15.2m、全高:5.13m、重量:8,630kg。
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三菱重工が自社開発したMU-2機の改造型で、救難用捜索機として必要なドプラーレーダー(自立航法装置)、救命灯、救命用ブイ等を装備し遭難者の早期発見、救難資材の投下、事故地点への救難用ヘリコプターの誘導等を行う。全長:10.7m、全幅:11.9m、全高:3.9m、重量:3.6t。
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T-6練習機に代わるものとして、わが国で初めて国産したジェット機。エンジンは英国のブリストルシドレー社製を使用しており、37年8月までに計46機が生産された。全長:12.1m、全幅:10.5m、全高:4.0m、重量:3.1t。
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パイロット教育の最終段階の戦闘操縦訓練に使用されている。昭和42年から日本の航空機工業の総力を結集して開発されたわが国初の超音速高等練習機である。また二代目ブルーインパルス仕様機として、この塗装で日本の空を飛び回り、総展示飛行回数は175回を記録した。全長:17.9m、全幅:7.9m、全高:4.5m、全備重量:6,800kg。
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F-86Fに代わる支援戦闘機として、わが国の開発したレーダー火器管制装置や空対艦ミサイル等を搭載したわが国初の超音速支援戦闘機である。昭和47年国産T-2型超音速高等練習機を母体として、練習機の制約を取り外して支援戦闘機に機体を改造した。また、航空自衛隊の航空機として初めて迷彩塗装を施した。全長:17.9m、全幅:7.9m、全高:4.5m、重量:6,500kg、最大速度:マッハ1.6。
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MAP、米国の無償軍事援助協定による装備。航空自衛隊パイロット教育の基本操縦過程を受け持って来た。全長:14.5m、全幅:11.9m、全高:3.6m、重量:4.3t。
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