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バス用冷房装置の国産1号機。コンプレッサを駆動する冷房専用のエンジンと凝縮器などを一体化したユニットと、蒸発器を車両後部に搭載して、ダクトを天井に通して冷風を車室内に送風した。1号機は西日本車体工業で設計された日本初の冷房貸切バス「デラックスバス」に搭載され、西日本鉄道に納入された。その後長崎・熊本などを運行するバスに搭載された。
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バス用冷房装置の、初の本格的量産モデル。コンプレッサとこれを駆動する専用エンジン、凝縮器などを一体化して車両の床下に搭載し、蒸発器を屋根上に3基搭載して送風による熱ロスの低減を図った。バスの冷房化が普及し始めた時期に、冷媒を解放することなく冷媒乾燥剤を交換する仕組みを導入し、入手容易な乗用車用冷房装置の部品をできるだけ使用して、ユーザのメンテナンス作業の簡便化を図った本格的な量産モデルである。
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ビル用マルチは複数の室外機を組合せて大容量にする。当時は組合せる室外機のうち、親機にインバータ圧縮機、その他の子機に一定速圧縮機を搭載することが一般的であったが、世界に先駆けて全ての圧縮機のインバータ化を果たした。このインバータ化では副産物として熱交換器の有効利用も可能となり、ビル用マルチの省エネ性を向上させた。その省エネ性が高く評価され、2003年に省エネ大賞を受賞、その後のグローバル市場においても2010年中国 Best Energy Saving-HVACBrand賞、2011年韓国High EER Certificationを受賞し、遅れていたビル用マルチ市場の省エネ性向上の担い手となった。
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ビルや工場などの大形空調用として、1995年に国内初のモジュール型水冷チラーを発売し、当時は能力別の一体型チラーが一般的であったが、必要能力に合わせて連結設置するモジュール型チラーを提案した。2003年には気流の問題でモジュール化が難しいとされていた空冷式のモジュールチラーを業界で初めて商品化に成功した。高効率、リスク分散、省スペースなどの多様なメリットを持つモジュール型チラーはチラー市場のリーダーへと成長を成し遂げ、2006年及び2011年に二世代機連続で省エネ大賞の経済産業大臣賞を受賞した。
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インバータ駆動による可変速運転に対応した世界初のロータリコンプレッサである。それまでのロータリコンプレッサは商用電源による一定速運転であったが、より省エネ性の高い連続運転による能力制御を可能にしたいという市場要望により、ルームエアコンへの搭載用として開発された。
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空気調和装置は、明治末期にアメリカ人キヤリアによって基礎が築かれ、日本では日本初国産一号機ウインド形ルームクーラー「コールデア」が東芝から1953(昭和28)年に発売された。本機器は、全密封形1/2馬力コンプレッサー2台を組み込んだ画期的な1馬力のウインド形家庭用空調機であった。本機器の技術は今日の日本の空調機の基礎技術として顕著な役割を果たした。
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1961年(昭和36)年4月に国産第1号のスプリット形ルームエアコンを発売。当時ルームクーラーはウインド形、水冷フロア形が主流であり、一般家庭用での普及は伸び悩みの状況であった。本機器は現在主流の室内機と室外機を分離して、配管工事を現地施工するタイプであるが、当時一般電気店では溶接を伴う施工は困難であったため、航空機部品として開発された溶接工事のいらないセルフシーリングカップリングを採用することで商品化が実現した。
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1968(昭和43)年5月世界初のセットフリーエアコンを発売。当時小型クーラーの販売台数は業界全体で10万台程度で普及が進まない状況が続いていた。課題は日本家屋の据付制約であることが判明、従来のエアコンの常識を破る日本家屋向きのエアコンとして据え付け場所の選択が可能で据え付け費用が不要なセットフリーエアコンが実現した。日本ではあまり見かけないものの現在でも可搬式クーラーは発売されており、これらの基礎を築いた技術である。
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1978年、従来機械式だった室温制御に対して、エアコンとして初めてマイクロコンピューターを室内ユニットに採用し商品化した。電子制御で室温をコントロールする事が可能となったため、居住空間の快適性が大幅に改善した。本機種は、同時に製品奥行きの薄型化を追求し12cmという業界一の奥行寸法を実現した。
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ツインロータリコンプレッサにおける能力可変幅の更なる拡大と高効率運転実現のため、大能力運転時はツイン運転に、低能力低消費電力運転時は2つある圧縮室の片側を休止させてシングルモードに切り換える、世界初の機構を取り入れた可変気筒デュアルコンプレッサを2004年に開発、空調機用として採用した。これにより大幅な省エネ化と空調負荷が軽いときでも断続にならないシームレスな運転が実現でき、居住空間の快適性も向上していることが評価され、平成24年度文部科学省科学技術分野の文部科学大臣賞や、平成21年度(社)日本冷凍空調学会技術省などを受賞している。
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