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ATCトランスポンダ

(1)FAA(米連邦航空局)の認定を受けた日本初の航空機搭載用ATC(Air Traffic Control)トランスポンダである。(2)航空交通管制の安全運行に貢献した。

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光学ローパスフィルタ

ビデオカメラ(撮像管タイプ)の商品化に貢献。高周波擬似信号の除去用に水晶の複屈折性を利用した光学ローパスフィルタを業界に先駆けて商品化した。

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海洋観測衛星「ARGOS」用送信機

(1)NASA(米航空宇宙局),NOAA(米航空協会)およびCENS(フランス国立開発センタ)が協同で開発した気象と海洋観測のための衛星システム(ARGOSシステム)用の送信機。(2)全地球規模でのデータ収集と位置測定機能をもつ。(3)開始時は海流(黒潮)調査のための漂流ブイ用として開発したが,小型化技術の進歩によって,位置測定機能を生かした渡り鳥など野生動物の行動調査用に発展させた。

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横結合二重モードSAWフィルタ

(1)世界初の横結合型SAW(Surface Acoustic Wave:表面弾性波)フィルタであり,高周波で,狭帯域・低損失な小型高性能フィルタを実現した。(2)シングルコンバージョン方式ページャ(ポケットベル)を実現するためのキーデバイスとしてページャの小型化,低価格化に貢献した。(3)その後の縦結合型SAWフィルタ開発につながる基礎技術であり,当社が結合型SAWフィルタの体系に発展させた。

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小型温度補償水晶発振器「TCO-909A」,「TCO-919A」

(1)直接型温度補償方式(東洋通信機特許)を採用したことによって,温度補償回路の小型化,低消費電力化および温度補償回路調整の簡易化に成功した。その結果小型(2cc),低消費電力(2mA以下),低価格(@2,000)を実現。(2)NTTの大容量自動車電話に採用され,また,世界規模で急伸した携帯・自動車電話用の基準発振器としてデファクトスタンダードとなる。

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EFD振動子

(1)基本波振動を抑圧し,振動子自身が3次オーバートーン周波数で振動する振動子。発振周波数30M~100MHzの高周波が直接得られる。(2)基本波振動を抑圧する設計手法によって,オーバートーン発振回路のコイルレス化を実現した。(3)ページャー(ポケットベル)など,移動通信機器のローカル発振段の低消費電流化に寄与した。

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航空機搭載用衛星通信アンテナ

(1)これまで,洋上を飛行する航空機と地上間の通信は,伝播が不安定な短波を使用するものであった。インマルサット衛星を利用する衛星通信によって,常に安定で高品質の通信が可能となった。(2)これまで,音声通信だけであったが,音声のほかFAXおよびデータ通信が可能となった。(3)衛星を利用する新航空交通管制システムに関するICAO(国際民間航空機関)の研究に貢献した。(4)航空機と航空会社間の業務通信の能率が向上し,運行管理に貢献した。(5)航空機の中で,乗客が公衆回線(電話,FAX)を使用することができるようになった。

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HFF-MCF

(1) 基本波振動モードが100MHzを超える高周波のモノリシック・クリスタル・フィルタ(MCF)。(2)フォトリソグラフィとエッチング加工技術を用いて,MCFの超小型化を実現し,しかもSAWフィルタよりはるかに優れた温度特性を実現した。(3)従来の製造方法を一新する,大型素板からの多数個取り方式のバッチ処理製造技術を確立し,日本で最初に量産化に成功した。(4)携帯電話(NTTドコモ製「ムーバ2」)の無線部フィルタに採用されて以来,携帯電話の小型・軽量化に貢献した。

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国産初のレフレックス型ホーンスピーカ「TS-202H」

(1)ホーン部を3分割して折り曲げることにより,従来のストレート・ホーンスピ ーカに比べホーン長が1/3と短くなり,輸送・設置工事が簡便になって,一般放送以外に広報・宣伝用として自動車搭載など用途が一挙に拡大した。(2)軽量・小型になったことで携帯型拡声器(電気メガホン,トランジスタメガホン)の商品化に大きく寄与した。(3)戦後の地方統一選挙の選挙演説にも活用された。

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国産初の電気メガホン「EM-202」

乾電池電源だけで動作し,移動性にとみ,通常の話し声で広範囲に音声を伝達できるため急速に普及した。

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国産初のトランジスタメガホン「ER-57」

トランジスタアンプを組み込んだメガホンで,紙製メガホンや電気メガホンに比べ,画期的な大音量で使用者の度肝を抜くメガホンとして登場し,以下のようなキャッチコピーで発売された。・800m先まであなたの声をおとどけします。・1000人位の集会でも十分に聞こえます。・懐中電灯の電池だけで十分働き経済的です。・暴風時の連絡,伝達,非常の場合,自動車に取り付けてお役に立つ防水,防震装置がしてあります。・軽量ですからどなたでも携帯できます。・冬でも夏でも安心して使っていただけます。・用途:会社・工場…見学者の案内,リクレーション,PR用,各種集会に。学校…修学旅行,運動会,野外教育に。官公署…指令,伝達,教育,非常用に。特に警察,自衛隊,消防等の非常用には完全な性能(耐暴風雨,耐震性)を備えている。その他…船舶,スポーツ,名所案内,観光バス,私鉄,宗教団体,労働組合に。

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業界初のトランジスタ車載アンプ「CA-106」

(1)バイブレータ方式のインバータを用いた真空管式アンプに比べ,・コンパクトで,ダッシュボードに取り付け可能になり,運転しながら操作が行えるようになった。・耐振性が優れており,故障が激減した。・特に消費電流が少なくなったため,大型別置きバッテリーを使わず,車のバッテリで使えるようになった。このことは,従来,予備バッテリを用意したり,充電のための積み降ろし等の手間が省けるばかりか,安心して連続広報ができるようになった。(2)宣伝カー,パトロールカー,選挙公報カー等に活用された。(3)電源事情の悪い国・地域でも普及した。

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業界初のトランジスタハイパワーアンプ「CR-300」

真空管式アンプが主流の時代に,商用電源(交流100V)とバッテリ電源(直流12V)両方の電源が利用でき,用途が広がった。

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非常用放送設備「FS-391型」

消防法令に定められた技術基準に適合するものとして,非常用放送設備委員会の認定を受けた,初の非常用放送設備である。・自動火災報知設備と連動して,火災の発生した階およびその直上階に,自動的に警報音放送ができ,またマイクロホンによる音声避難誘導放送ができる。・スピーカ個々に設けられた音量調整器の設定如何に関わらず,必要な一定音量の放送ができる。・商用電源が停電しても,内蔵蓄電池で10分間以上の放送が継続できる。

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水晶式ワイヤレスマイクロホン「WM-146」とワイヤレスアンプ「WA-313」

(1)それまでのワイヤレスマイクロホンは発振周波数が不安定なLC発振方式であったが,小型な水晶制御方式の開発で,中心周波数の安定と広い周波数偏移を実現し,放送局から街頭のイベントまで幅広い市場で使われるようになった。(2)初の高品質水晶制御FM発振器の実現で,その後の半導体の集積化,小型化,高速化でPLLシンセサイザー方式が採用されるまで,主流の方式となった。(3)当時試作段階であった表示用LEDを,電池有無のパイロットランプとして搭載した。

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ミニコンピュータ制御による駅旅客案内自動放送設備

(1)従来のハードワイヤードロジック制御からプログラム制御に,またメモリ内にダイヤ情報を記憶・管理することによって,制御の変更もダイヤ変更管理も,ハードウエアの変更なしで可能になった。(2)マンマシン・インタフェースをキーボード不要とし,制御卓からのボタン操作だけで平日・休日などのダイヤ初期立ち上げと,番線変更・臨時列車登録などのダイヤ変更が可能になった。(3)アナログ音声ディスクの採用で,文章単位での多彩な組み合わせによる自動放送が可能になった。(4)プログラム制御の多元放送で,放送種別による優先・割り込み制御や島ホームでのミュート制御など,安全性を考慮した放送が可能になった。

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全電子式インターカムシステム「EXES-3000」

(1)世界初の全電子式で,それまでの機械式にはない小型・高性能のインターカムシステムを開発。(2)ワンチップマイコンを搭載し,蓄積プログラム方式の採用により,多彩な機能をソフトウェアで実現した。

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耐熱ホーンスピーカ「PC-119」

(1)非常用放送設備の専用スピーカとして開発されたもので,特に高耐熱・高能率を考慮し,300℃の気流中に10分間投入しても正常に動作する。(2)ホーンスピーカ構造にして,音声の明瞭度を著しく向上している。(3)JIS C5504に基づく散水試験に合格しており,火災時の散水消化に十分耐えられる。(4)スピーカ本体は全金属で構成され,延焼の心配がなく,耐候性・防鼠性に優れ,長期間使用が可能である。(5)板バネ・キャッチ方式で,取付工事が非常に簡単である。

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カラオケ(ワイヤレスミュージックアンプ)「MA-007」

(1)水晶式ワイヤレスチューナを内蔵し,同調操作不要で誰でも使えるワイヤレスマイクシステムである。(2)BBD(バケットブリゲードデバイス)による電子エコー回路の採用で安定した残響音を実現した。(3)リアージェット方式のエンドレステープの採用により,選曲・早送り・頭出し操作が簡単にできる。(4)スピーカ内蔵でのハンディ型ミュージックアンプでは,業界最大の15W出力。

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音声ファイル装置

(1)業界初の全電子式演奏装置であり,音声記憶部に半導体メモリを採用し,従来のテープ式や磁気ドラム式に比べて,機械的駆動部分をまったく無くしたことにより,信頼性が飛躍的に向上した。(2)メモリの使用量を減らし,経済的な価格を実現した。

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CCD採用のCCTVカラーカメラ「CC-1150S」

(1)1本の同軸ケーブル上に映像信号と同期信号を重畳させたワンケーブルカメラで,監視カメラ業界では初のフリッカレス機能を持つ。(2)防塵・防滴構造のハウジング一体型デザイン(3)TSL-MOS固体撮像素子を採用し,TTL(Through the Lens)オートホワイトバランス機能による高品位画質を再現。(4)1/100秒シャッタ機能搭載によって,50Hz地域でもフリッカのない映像の実現,など,以降の監視カメラの主要機能をいち早く採用した。

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劇場用フルディジタル・ミキシングシステム「ix-9000」

(1)世界初の劇場用フルディジタル音声ミキシングシステム・1号機は,1990年9月ウィーン国立歌劇場に採用される。当時,小規模の録音装置としてのディジタル音声卓は存在したが,数百チャネルを超える大規模でかつ劇場電気音響設備としては世界初。コンピュータによる自動化機能などが,オペラや演劇の演出および運営に大きな影響を与えた。(2)フルディジタル音声卓業界を切り開いた。・その後,放送局の編集スタジオなどで使用されるポストプロダクション用「ix-11000」,多目的ホール用「ix-7000」,放送局の副調整室で使用される「ix-5000」を開発,マルチメディア時代に必要な音声卓のフルディジタル化に大きく貢献した。

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アクティブ消音システム

(1)ディーゼルエンジン排気消音システムを世界で初めて実用化した。・排気管内のエンジン騒音をスピーカで直接打ち消す方式で,排気出口1m地点の騒音レベルで65dBA以下を実現した。・従来のパッシブ消音器に比べて占有容積を1/5以下にできた(ヤンマーディーゼル株式会社と共同開発)。(2)騒音対策として,あらゆる分野に応用可能。・この原理は,空調器・コンプレッサ・ゴミ焼却炉・発電所等の吸排気口の騒音対策として有効な手段になる。

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核融合プラズマ実験用低イングクタンスコンデンサの開発

(1)1957年,核融合反応研究の一端として,衝撃大電流放電方式に基づいた「超高温発生」および「粒子加速用」低インダクタンスコンデンサの製作に成功。(2)日本の核融合プラズマ実験用コンデンサメーカーのパイオニア的存在として, 後の(昭和40年代)活躍の原点となる。(3)1958年,科学技術庁の昭和33年度原子力平和利用研究委託費を受領している。

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連続交流用アルミ電解コンデンサ

(1)世界で初めて開発した連続交流用アルミ電解コンデンサ。・ヒータドロッパ用,各種モータ進相用として多用された。・社団法人日本電機工業会から,昭和36年度電機工業功績者表彰(発達賞)を受ける(「小型モールド分相運転用電解コンデンサの製造」)。・社団法人日本電機工業会から,昭和37年度電機工業功績者表彰(発達賞)を受ける(「超大容量20,000μF連続通電型交流電解コンデンサの完成」)。

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コンデンサ総合メーカーとしての体制を確立

(1)日本の産業経済の急激な発展につれて,1951年(昭和26年)ラジオ民間放送の開局。1953年(昭和28年)NHKテレビ放送の開始,また扇風機,洗濯機等家電機器の普及と,電機・電子産業共に大きな飛躍期を迎える。当社はこの時代の要請に応え,コンデンサ総合メーカーとしての体制を確立した。・1951年(昭和26年):電力用低・高圧コンデンサ。・1952年(昭和27年):電気機器用コンデンサ。・1956年(昭和31年):アルミ電解コンデンサ,セラミックコンデンサ。・1961年(昭和36年):タンタル電解コンデンサの量産を開始。以来逐次業容を拡大した。

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世界最大自立型衝撃電圧発生装置6600kV完成

(1)自立型では世界最大6600kVを誇る衝撃電圧発生装置。高さは18m。(2)送電線系統に使用される超高電圧機器の耐圧試験に用いられ,今日の高圧送電時代の一端を支えるものとなった。

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防爆弁付小型アルミ電解コンデンサの開発

(1)逆電圧印加など,コンデンサに異常電圧ストレスがかかった際に,アルミケース底部に設けた防爆弁(安全弁)が作動し,二次災害を防止する目的で開発したもの。(2)現在アルミ電解コンデンサ(ケース直径6.3mm以上)では,全て防爆弁が装備されるまでに至っている。

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オーディオ用アルミ電解コンデンサの生産

(1)「コンデンサによって音が変わる」--この因果関係をつきとめた当社は,原音を追求するためにコンデンサの材質・構造から製造過程まで,徹底的な研究を重ね,業界で初めて「オーディオシリーズ」を完成させた。ニーズに合致した同シリーズは爆発的人気を呼ぶ。(2)1979年,樹脂ケース・ガラスケース入りオーディオ用アルミ電解コンデンサを開発。オーディオ用コンデンサ第一位の位置づけを固める。なお,同シリーズ品を搭載したアンプ(パイオニア,ヤマハ)が‘79年コンポグランプリで金賞,銀賞を受賞。

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科学技術研究用電源装置の開発

(1)世界有数の高電圧・大電流制御技術を駆使した電源装置。(2)学術研究用に寄与した。主なものに次のようなものがある。・1980年,世界最大600kV,300kW電子ビーム溶接機用電源(大阪大学溶接工学研究所へ納入)。・1980年,1200keV相対論的電子ビーム(REB)発生装置「ETIGO-I」(長岡技術科学大学へ納入)。・1981年,超大型クライストロン用高圧電源(筑波研究学園都市内文部省高エネルギー物理学研究所へ納入)。・1983年,世界初,霧中・雨中インパルス電圧発生装置(電力中央研究所へ納入)。・1986年,国内最大規模の大強度パルス軽イオンビーム発生装置「ETIGO-II」(長岡技術科学大学へ納入)。・1986年,トリスタン計画加速器用静電セパレータ電源(高エネルギー物理学研究所へ納入)。

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樹脂外装チップ型タンタル電解コンデンサの開発

(1)樹脂外装による当社独自の構造を有するチップ型タンタル電解コンデンサ。・従来の樹脂モールドチップ品に比べ3~4倍高い体積効率と,リードフレームを用いないため,周波数特性に優れるなどの特長をもつ。・機器の小型軽量化・高周波化に応えたものとして,ビデオカメラ・移動通信機器をはじめ小型AV機器などに多用されている。

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スイッチング電源平滑用長寿命アルミ電解コンデンサ「PKシリーズ」

(1)スイッチング電源の平滑用長寿命アルミ電解コンデンサ。・基板端子型。105℃で5000時間を保証。従来品に比べ寿命を2倍以上延ばした。・「スイッチング電源の寿命はコンデンサで決まる」とまでいわれ,スイッチング電源に用いられるアルミ電解コンデンサは,高温度化,長寿命化が強く望まれていた。・1987年には,電源出力平滑用として105℃,2万時間保証品,低インピーダンス品を開発している。

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超薄型チップタンタル電解コンデンサ

(1)厚さ0.5mmの超薄型チップタンタル電解コンデンサ。・高密度実装化が一段と高まる中,当社独自の構造を有する樹脂外装チップ型タンタル電解コンデンサにおいて,製品厚さ0.5mmという世界最薄品を開発した。・また翌年(昭和63年)には,ヒューズ内蔵樹脂モールドチップ品「F94」,高信頼樹脂モールドチップ品「F97」などを開発するなど,着々とシリーズの強化,充実を図っている。

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長寿命チップ型アルミ電解コンデンサ「UVシリーズ」

105℃,5000時間保証の長寿命チップ型アルミ電解コンデンサ。・この「UVシリーズ」は,電子機器の高信頼化,小型薄型軽量化のニーズに対応して開発した。

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高エネルギ充放電用コンデンサ

(1)核融合研究設備,超強磁場発生装置などに欠かせないパルス大電流発生装置向けに,単位容積当たりで放電エネルギが従来の国産品よりも3.5倍と,世界でも最高の能力をもつ充放電用コンデンサ。(2)開発した新型コンデンサの大きさは幅44cm,奥行き30.5cm,高さ67.5cmで,従来品とほとんど変わらない。しかし,コンデンサのケース容量1リットル当たりのエネルギ放電量の最大値は0.66kJ(キロジュール)で,従来品に比べて3.5倍。

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ISO9000シリーズ認定取得(大野工場)

「品質」を第一義とする当社は,ISO9000シリーズの認定取得に向けて早くから取り組み,アルミ電解コンデンサを生産する大野工場が業界で初めて取得(認定No.JMI-0007)したのに引続き,国内外の全事業所(13事業所)において,ISO9001,9002認定取得を1993年迄に完了した。

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保安装置付インバータエアコン用アルミ電解コンデンサ

(1)このコンデンサの安全装置は,内圧上昇に伴いアルミ上蓋が変形し,端子と樹脂固定板との間に取付けた弱体部を有するアルミタブに引張り応力が働き,一定応力以上になると破断し,電気的にオープン状態となるものである。・現在のアルミ電解コンデンサは,何らかの要因で製品の内圧が上昇した際,破壊を防ぐため,内部ガスを放出するための防爆弁を備えている。・しかし,防爆弁作動時には「電解液が気化したガス」が放出され発煙と誤認される。・このため,コンデンサの内圧が規定値以上に上昇した時通電を遮断し,電気的にオープン状態とし,無発煙・無発火となる安全装置を備えたコンデンサが強く望まれていた。・このような背景のもとに,当社がユーザから高く評価を受けているインバータエアコン用アンプ端子型コンデンサを対象に開発した。(2)コンデンサの内圧が上昇すると,アルミ製上蓋(5)が膨張し,弱体部付きアルミタブ(11)に引張応力が働き,一定応力以上になると破断し,電気的にオープン状態となる。構造:1. 外部端子,2. 樹脂成形絶縁体,3. シリコンパッキング,4. 鉄-アルミリベット,5. アルミ製上蓋,6.弾性ゴムリング,7.樹脂固定板,8.アルミリベット,9.弱体部

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超薄型チップアルミニウム電解コンデンサ「ZRシリーズ」

「ZRシリーズ」は,製品高さ3.95mmの超薄型タテ型チップアルミ電解コンデンサ。・チップ型アルミ電解コンデンサは,携帯用電子機器などの小型化にともない一段の低背化が求められている。

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米国3大自動車メーカー(ビック3)の品質保証規格「QS-9000」を,日本で初めて取得(長野工場)。

(1)品質管理体制の充実に向けて,早くから取り組んできた当社は,ISO9000シリーズの取得も早く,コンデンサ業界で初めてISO9002の認定取得(1991年,大野工場)したのに続き,国内外の全事業所においてISO9001/ISO9002の認定取得を1993年までに完了した。(2)さらに1995年には,米国3大自動車メーカー(ビック3)共通の品質保証規格QS-9000を,日本のトップを切って取得するという快挙をなしとげた(長野工場)。

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世界初の大型チップアルミ電解コンデンサを開発

(1)世界で初めて面実装化(SMT)を可能とした大型チップアルミ電解コンデンサ(UG,UJシリーズ)。(2)最大容量10,000μF(従来は1,000μF),最大定格電圧450V(従来は50V)と,チップ型アルミ電解コンデンサで初めて高電圧,大容量分野の面実装化を可能とした。(3)製品寸法は,直径12.5mm×高さ13.5mm~直径20mm×高さ21.5mm。

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電気眼底(脳内)血圧計“CAP METER”

(1)検眼鏡で眼底を観察しながら,眼球を加圧して得た加圧値と眼内圧との関係式によって血圧値を算出するという従来の面倒な検査方法を一新した。(2)熟練した専門医に限らず一般の眼科医,内科医でも容易に測定できるようになった。(3)眼底血圧を電気的に測定する機器として世界初である。(4)日・英・米・独 特許取得。(5)特許庁長官賞などを受賞。

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全交流直記式脳波装置「ME-1D」

交流障害の影響を避けるため,それまでの電池を使用するしかなかった脳波計の電源部分を商用交流化することに世界で初めて成功した。

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ホワイトノイズオージオメータ「MAW-1」

従来,長時間を要していた聴力測定を短時間で総合的に行えるようにした。

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多用途監視記録装置「RM-150」

(1)外国製品に頼っていたこの種の装置の初の国産化。(2)全国の医療施設で術中監視や生理学的検査などに広く利用された。

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直流式心細動除去装置「MDA-1」

(1)心疾患の治療,救急救命分野で極めて有効な装置の初国産化。(2)機動性を具えた可搬型として,同期装置,高電圧発生装置を一つの台車に搭載した。

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重症患者監視装置「ICU-80」

ナースステーションの監視制御デスクで同時に8人の患者の集中管理ができるようになった(初めて国産化に成功)。

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矩形波式電磁血流計「MF-5」

血管を切開することなく(非観血的に)血流測定ができるようになった(初めて国産化に成功)。

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パルスオキシメータ

(1)指または耳朶の光透過度をもとに脈動を測定するため,従来のように動脈血を採血する必要がなくなった。(2)手術中の患者の状態のモニタとしては画期的なものとされ,患者の安全管理のために大きく貢献している。

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ハートモニタ

(1)入院患者の無拘束連続モニタリングを実現し,患者のQOL向上,危険な状態の見落とし防止に貢献。(2)狭帯域伝送のため,多人数の同時監視を実現。(3)ディジタル通信方式で,軽症用(例:心電図だけ)から重症用(例:心電図,血圧,呼吸,酸素飽和度などを同時モニタ)まで,伝送方式を統一し,自由に受信,モニタできるようにした。この結果,患者の症状の変化に柔軟に対応できるようになった(世界初)。

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救急心電図伝送装置(救急用送信装置/救急用受信装置)

(1)リアルタイムで心電図波形,血圧値などを伝送,同時に救急隊員と医師が双方向で会話もできる音声伝送機能を実現した。(2)救急救命業務の効率化に大きく貢献した。

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