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トヨペットSA型(乗用車)

バックボーン式フレーム、4輪独立懸架、リモートコントロール式3段ギヤシフトなど斬新なメカニズムを数多く採用。ボデーは、流体力学を応用したスタイルで、床が低く、重心も低く、居住性や走行安定性が良い。

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トヨペットSAのサスペンション(車両部品)

前後輪とも独立懸架装置を採用して、フロントサスペンションはコイルスプリングを、リヤサスペンションは横置き式の板ばねを1本用いる。さらに、前車軸には、ショックアブソーバとローリング止めのスタビライザーを採用し、乗心地をよくしている。 補足:この設計は当時の日本の道路事情には適合せず、後にSB型トラックのシャーシを用いることになる。先進的な設計ではあったが、実態から見れば設計ミスであり、これを評価するのは難しいことである。

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かんばん(生産技術)

トヨタ自動車の創業者豊田喜一郎は、1938年に挙母工場で必要なものだけを必要なときに造るジャスト・イン・タイム生産を試行したが、軍需生産に伴い試行は中断された。 1950年代に、ジャスト・イン・タイム生産が改めて試行され、それを実現する道具として1960年代に「かんばん」が考案され、実用化された。また、後工程に引き取られた部品を遅滯なく生産する一手段として1971年にロータリー式仕掛機が採用された。

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トヨグライド(2速半自動AT)

オートマチック時代の到来を予測して開発した日本初のトルクコンバータ付きオートマチックトランスミッション。プラネタリギヤによる変速機構、変速を制御する油圧制御機構で構成されている。通常は2速ギヤで走行し、道路条件に応じて手動で1速にシフトする。搭載車種:マスターライン、エンジン:R型、トルクコンバータの形式:3要素1段2相式、ギヤ比:1速(L;ローレンジ)1.820、    2速(D;ドライブレンジ)1.000、    後退 1.820

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トヨペットクラウン(乗用車)

海外メーカーとの技術提携が盛んに行われるなかで、純国産技術によるトヨタ最初の本格的な量産乗用車の嚆矢。 前車軸コイルスプリングも独立懸架、後者軸は3枚板ばねのリジッドアクスル、フレームは X型、ドアは観音開きを採用。十分な強度と乗心地、低速域での操縦性など、当時の国内用途にマッチした純国産車として大衆からの熱烈な支援を得る。

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トヨエースSKB(トラック)

1954年にトラックの国民車を目指して開発されたトヨペットライトトラック(SKB)を、1956年トヨエース(SKB)に改称。戦後復興から高度経済成長への過渡期に、小口物流を担うエースとして三輪トラックに代わって活躍した。

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パブリカUP10(乗用車)

小型車クラスでは加速性・乗心地・耐久性などハイレベルの基本性能とスペースを確保し、軽量かつ安価で取扱の容易なFR小型大衆乗用車。発売後、3年余で、20万台を突破し日本のモータリゼーションの幕開けの役を果たす。 車名の公募を行ない、108万通の応募があり、パブリカと命名する。

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コロナRT40(乗用車)

開通して間もない名神高速道路上において、10万㎞連続高速走行公開テストを実施し、高速性能と耐久性を広く世に認められる。 発売後、国内外の注目を浴び、国内では単一車種の国内登録新記録を樹立、アメリカ市場を始め海外への輸出量が急増し、世界的に権威ある自動車の専門誌“Motor”“Autocar”の高い評価をうける。

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トヨタ・クラウンエイト オートドライブ(車両部品)

高速道路や混雑しない郊外において、ある速度になったとき、コントロールスイッチを適当にセットするだけで、アクセルペダルを踏むことなしに道路の起状に関係なく50~120キロの一定速度で走行できる自動速度制御装置ブレーキを踏むと作動が自動的に解除される。クラウン・エイトのオプション装備として採用され、日本では最も早かった。

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コロナハードトップRT50(乗用車)

クーペ型の乗用車であるが、わが国初めてのセンターピラーのないハードトップタイプの車。 フロントピラー、ルーフサイドレール、ルーフサイドフレーム等の剛性を高め、曲げねじり剛性低下を防いだバランスの良い構造を持つ。 昭和41年(1966年)、第15回毎日工業デザイン賞第2部特選に選られる。

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カローラKE10(乗用車)

日本のモータリゼーションを確固たるものにした大衆車。新開発のK型エンジン(1100cc)の搭載、ストラップタイプのフロントサスペンションの採用などにより、このクラス世界最高水準の性能と快適な乗心地を実現。安全パッド、2速ワイパー、シートベルトアンカなど安全装備も充実。

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トヨタ・スポーツ800 UP15(乗用車)

時速100マイルスポーツカーを大衆の手にという構想により、空冷水平対向2気筒(U型)エンジンと空気力学を重視した機能的スタイルの軽いボデーとの組み合わせで、最高速度155㎞/h ,燃費も良く、廉価で使い易い典型的なライトウェイスポーツカー。790ccU型エンジンは、45ps。各部にアルミやアクリルなどを用いボデーを軽量化している。

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トヨタ2000GT(乗用車)

市街地の低速走行も、ハイウェイでの高速走行も、快適な乗心地を確保した本格的なスポーツカー。ロングノーズの均整のとれたスタイリング、6気筒ツインカム2000cc高性能エンジン、バックボーンフレーム、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、4輪ディスクブレーキ、Mg合金ホイールなど、国際水準の高性能グランツーリスモ。

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センチュリー(乗用車)

豪華さと高性能を両立させた日本を代表する大型高級車。豊田佐吉生誕100周年に因んでセンチュリーとネーミング。アルミブロック、アルミヘッドのV8エンジン、3段オートマチックトランスミッション、エアコンディショナーなどを装備。常時一定の乗心地が得られる封入式空気ばねを用いたフロントサスペンションを国産乗用車ではじめて採用。

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2000GTのブレーキ(車両部品)

世界水準の高性能グランツーリスモとして、フェード現象が起こりにくく、高い制動安定性と、優れた制動諸性能持った4輪ディスクブレーキを国内で最初にトヨタ2000GTに採用。谷田部テストコースでトヨタ2000GT単独走行により、3つの世界新記録を樹立するなど世界水準に匹敵する高性能車にふさわしいブレーキであることを実証。

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三元触媒システム(車両部品)

当時、世界一厳しい53年排出ガス規制に対応するため、排気ガス中のCO,HC,Noxの3成分を一つの触媒で同時に酸化・還元処理する三元触媒装置。1977年、燃料噴射量をフィードバック制御するO2センサと共にEFI方式のM-EU型エンジンに採用され、量産システムとしては世界初。

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トヨタ ソアラ(乗用車)

1980年代、わが国初の数々の新機構・新装備が10項目にも及ぶ高性能でスタリッシュな最高級スペシャリティカー。 新開発の6気筒2.8LDOHCエンジン、2ウェイオーバードライブ付4速自動変速機、ボデー画一化を徹底した空力スタイル、エレクトロニックディスプレイメーターを初めとする先進のカーエレクトロニクス技術などを装備。  

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トヨタMR-2(乗用車)

1984年発売。トヨタ MR2は、ミッドシップエンジン、後方駆動方式、2シーターの特徴を生かし、低いフロントノーズ、車高・車両重心が低く運動性能が優れている。高価なクルマというメージがあるミッドシップを、手頃な価格で仕上げた新しいジャンルのスポーティーパーソナルカー。 

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4AELUエンジン(ガソリンエンジン)

世界初のリーンミクスチャセンサによる希薄燃焼制御システムを採用したエンジン。1984年5月に発売されたトヨタカリーナFF 4ドア・セダンに搭載。 リーンミクスチャセンサは、理論空燃比よりも薄い側の空燃比を検出する。この検出信号で燃料噴射量をコンピュータが精密にコントロールし、低燃費を実現。

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レクサスLS 400(乗用車)

エレガントなスタイルと時速250キロ高速走行での静粛性を実現したハイパフォーマンス・ラグジュアリーセダン。世界に通用する高級車を初めて量産化。発売と同時に、世界各国で称賛を浴び、名実ともトヨタのフラッグシップカーと認められる。

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マツダDA型三輪トラック

・三輪自動車において、後者車軸差動装置や直線操作式後退付変速機の採用は国内初である。・マツダが自動車生産に乗り出した第1号の記念車。参考文献:東洋工業五十年史

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コーテッドサンド寿造(生産技術)

シェルモールド法にコーテッドサンドを用いて生産性や製造原価低減を格段に向上させ、また鋳造技術の進展に貢献。参考文献:東洋工業五十年史

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R360 クーペ(乗用車)

・国産軽乗用車として初めての4サイクルエンジンとトルクコンバータ、車高の低いスマートなボデー、更にエンジンとサスペンションにユニークな技術を採用して、'60年代におけるミニカーブームの大きな原動力の役割を果たした。

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キャロル360(乗用車)

'60年代初めの軽乗用車として新しい試みを多数取り入れた。①クリフカットスタイル②軽としての4ドア③サスペンションスプリングが前後ともトーションラバー以上の日本初に加えて、アルミ合金エンジンやアルフィンブレーキなどの先進技術を採用した。

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ファミリア800セダン(乗用車)

・マツダ株式会社(当時 東洋工業株式会社)初の大衆乗用車で あり、また小型大衆車のパイオニア。・“フラットデッキ”デザインを巧妙に融和させた個性的スタイル。・オールアルミ製水冷OHV 直列4気筒エンジン。・優れた走り。 

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コスモスポーツ(乗用車)

・世界初の2ロータ式ロータリエンジン搭載車で、かつ日本初のロータリエンジン搭載車で一時代を築いたスポーツカー。・165mmと非常に低い車高と個性的スタイル、モノコックの2 シーター・ボデー、ダブルウイッシュボーン/コイルのフロントサスとド・ディオンアクスルに半楕円リーフのリアサスなどが特徴。

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ロータリエンジン(ガソリンエンジン)

・独NSUバンケル社との技術提携をもとに実用化された革新的エンジンで、優れた加速性能と低振動、そしてコンパクト性を備 える。・2ロータ式として世界初のロータリエンジン。・カーボンアペックスシールでチャターマークを解決。・進化させたエンジンはマツダ787B に搭載されル・マン24 時間レースで日本車史上初の総合優勝。参考文献:「ロータリーエンジン」山本健一編。日刊工業新聞社発行

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初代 FFファミリア(乗用車)

大衆車で初めてのFF車で、総合的なバランスが高く評価されて、第1回「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。・エンジンとトランスアクスルを一軸上に配置したレイアウト・台形リンク式のリアサスペンション、等を技術特徴とする。

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車速感応型4WSシステム(車両部品)

・80年代後半に市場導入した日本車の後輪操舵システムは、日本の自動車技術の先進性を世界に訴求した。・マツダは社速感応型として、低速では機敏な小回り性、中速で人車一体感のある操縦性、高速に信頼感のある安定性を得られるシステムを開発。参考文献:マツダ技報6号(1988年4月発行)

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ユーノスロードスター(乗用車)

1990年代の代表的小型スポーツで、2シータオープンのライトウェイトスポーツカーとして高い人気を得た(1997年から二代目)。参考文献:マツダ技報8号(1990年4月発行)

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自動車用ミラーサイクルエンジン(ガソリンエンジン)

・「吸気弁遅閉じ」と「リショルムコンプレッサー」の組み合 わせで、自動車用エンジンとして世界初の量産化。・優れた動力性能と燃費性能の両立(2.3Lで3Lを超える動力性能と2L 相当の燃費性能を実現)。参考文献:マツダ技報12号(1994年3月発行)

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ホンダゴールドウイングGL1000(二輪車)

世界初の水冷4サイクル水平対向4気筒エンジンとシャフトドライブ、シート下フレーム内燃料タンク等革新的な技術とアイデアを盛り込み、アメリカ市場向けの大排気量モデル、ロングツアラーモデルとして高い評価を受けツーリングモデルのカテゴリーを確固たるものとした。

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ホンダロードパル(二輪車)

 女性向けラインナップの中で“ファミリーバイク”のジャンルを生み出したモデル、スクーターブームの先駆けとなった新開発のゼンマイを使ったタップスターターはスカートのままで簡単に始動できる機構を採用“ラッタッタ”のセリフと共に受け入れられた。

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ロータリスイッチ「S型」

(1)アマチュア向けの民生用ロータリスイッチ。戦後間もない頃,アマチュアがラジオを組み立てていた時代に,初めて民生用として製造,販売をしたロータリスイッチ。販売方式は市販方式をとり包装箱は「赤箱」で親しまれた。(2)この技術がテレビ用チューナに生かされた。このロータリスイッチの技術がその後のロータリ式チューナに利用され,テレビチューナの普及に貢献した。(3)回路数,接点数の組み合わせ自由の多目的スイッチ。(4)用途は主に,ラジオ,計測器。

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エアーバリコン「B23型」

(1)民生用エアーバリコン。戦後間もない頃,アマチュアがラジオを組み立てていた時代に,初めて民生用として製造,販売をしたエアーバリコン。販売方式は市販方式をとり包装箱「赤箱」で親しまれアマチュアの間でひっ張りだこの人気を博した。 (2)丁寧な取り扱い説明書とデータシートを添付して販売した。(3)その後,バリコンは「B625」「B626」とシリーズを増やして世界各地に輸出した。(4)この技術がUHFチューナに使われた。(5)主な用途はラジオ用。

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テレビ用6チャネルロータリチューナ「AR-6」

(1)テレビ用6チャネルのロータリチューナ1953年2月から日本でテレビの本放送が始まった。初めに放送チャネル6チャネルが割り当てになった。これに対応したチューナで,アルプス電気のロータリスイッチの技術を応用したスイッチチューナ。(2)この「AR-6」に続き,10チャネルのターレット式チューナなどを開発し,バラエテイを増やした。

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UHFチューナ「BCB-0101A」

(1)米国の電子部品大手メーカー,GIC(General Instruments Corp.)とUHFチューナの技術援助,販売契約を結び,UHFチューナの製造,販売を開始。(2)GICの米国市場での高い実績を基に,アルプス電気はチューナメーカーとして市場を拡げた。(3)1964年には米国でオールチャネル法が施行された。この結果,チューナの供給が間に合わず,“雪ヶ谷通産省”と呼ばれるほど,テレビの生産数を左右させた。(4)1975年には累計3000万台の生産を記録した。

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電卓用キーボードスイッチ「UMC」

(1)電卓(電子式卓上計算機)用スイッチとして日本で初めて大量に生産したリードスイッチ(現在のキーボードスイッチ)。(2)接点にリードスイッチを採用し,当時としては画期的な寿命100万回を保証した。リードスイッチは,磁石で接点を動作させる構造。チャタリングを小さく,他のキーに磁気が影響しない構造とした。(3)現在のワープロ,パソコンのキーボードの基礎を作った。

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プリセットチューナ「IR-100」

(1)VHF放送は12局が認可になり,12チャネルをプリセットできる画期的なチューナを製造販売した。(2)地域による周波数(ローカル周波数)をチャネル毎にプリセットできるようにした。この結果,どのチャネルを廻してもきれいな画像が選局できるようになった。(3)メカニカルチューナもVHFだけからUHF付きと変わっていった。(4)チューナは真空管式からSi(シリコン)トランジスタ,FET(電界効果トランジスタ)へと変わっていった。(5) 半導体メーカーの高周波用半導体の開発を促した。この延長線上に可変容量ダイオード(バラクタダイオード)を使った電子チューナがある。

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エラスティクタイプのキーボードスイッチ「AKE-1」

(1)一体ゴム成型。多キーの一体ゴム成形とカーボン接点で低価格のキーボードスイッチを実現した。(2)市場の低価格化に対応した製品であり,現在の電卓を普及に貢献した。(3)基板の操作面の印刷技術およびカーボン接点は,その後の電話機や各種電子機器のリモートコントロールユニットに利用された。

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CATVホームコンバータ「Rシリーズ」

(1)米国のCATVの普及で米国GIC(General Instruments Corp.)向けにCATVホームコンバータの製造を開始した。(2)ダブルスーパーヘテロダイン方式の電子同調チューナを開発し,CATVのような強電界入力の状態でもクリアーな選局を得られるようにした。(3)ケーブルテレビの先駆けになる。(4)1981年には累計150万台の生産を記録した。

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タクトスイッチ「AKC-8」

機器の電子化,ディジタル化に対応したタクトスイッチ。電子機器の電子化,ディジタル化に対応した薄型,ショートストロークのタクティールフィードバック感触のプッシュスイッチを商品化した。

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厚膜技術による電子同調チューナ「CC型」

(1)VHFとUHFを一体化した小型の電子同調チューナ。当時,VHF/UHFの一体化電子チューナは,セットメーカーがプリント回路技術を使って内作化が進めた。その中で部品メーカーの特長を出したチューナを開発した。(2)セラミック基板に厚膜ハイブリット技術で回路,コンデンサ,抵抗器を印刷した。この厚膜技術によるチューナを,通称“アルパックチューナ”と呼んだ。(3)その後,チューナはCE型チューナ(容積50ccの電子同調チューナ),TEM型チューナ(同35ccの電子同調チューナ)へと小型化を進めた。

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電子同調用ボリュームユニット「ミニプリセッター」

(1)電子同調用ボリュームの時代を創出した。当時の認識としては,「CATVやVTRの電子同調ボリューム時代は終わり」との市場認識があった。これを覆し,電子同調用ボリュームの時代を創出した。(2)コンパクトでプリセットが容易で,使い易い一体型の安価な製品とした。(3)リモコン(リモートコントロール)の出る前は,ほとんどのテレビが電子同調用ボリュームを使っていた。しかし,半導体の進歩とともに変わっていった。

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HDD用MIGヘッド「HRHHシリーズ」

高記録密度を実現できるHDD(Hard Disk Drive)用のMIG(Metal In Gap)ヘッドの開発。HDDの磁気ヘッドのギャップ部に高飽和磁束密度の金属を配置する構造(MIGヘッド)を提案し,飛躍的な高ビット記録密度を実現した。3.5インチ型HDDの場合,従来のフェライトバルクヘッドでは20Mバイト/1枚が限界とされていたが,MIGヘッドでは540Mバイト/1枚(1995年時点)を達成した。しかも,低価格を可能とした。

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群遅延測定装置「WJ303」

テレビ放送の画像品質や超多重伝送の漏話を解析する群遅延歪測定器。

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C-4M同軸方式用測定器 C-1号選択レベル測定装置 同軸1号パルス試験器

同軸ケーブルを使ったC-4M方式の研究・建設・保守用として,「C-1号」発振器,選択レベル計,同軸パルス試験器を開発した。

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PCM-24A方式用測定器

PCM-24A通信方式用のパルスジッタ測定器,パターン発生器,極性誤り率測定器,パルス誤り率測定器他10機種。国産初のPCM伝送方式の実用化に必要な8機種と方式実用化後の保守用測定器2機種の合計10機種を開発しPCM ー24A方式の商用化に貢献した。

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上水道用テレメータ装置

浄水場配水池とポンプ場を無線回線で連絡し,各施設の状況を把握し,制御するシステム。専用線を利用した遠方監視装置で,流水,水位などや故障をアナログFM変調にて伝送するテレメータ装置。

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シンセサイザ「MG41A」

日本で最初に商品化されたシンセサイザ(周波数可変の発振器)。

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