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前挽鋸ともいわれ、家屋の柱や板、梁などの製材に使用された縦挽き用の鋸。製作地 近江國甲賀郡深川、製作者 今村庄九郎の銘が打たれている。全長83㎝、歯渡り53.1㎝、先幅36㎝、鋸歯29枚。収集地 尻岸内町
情報所有館 : 北海道博物館
水田の除草作業で、指先につけて指を保護したもの。ブリキ製で指の太さに合わせて幅を変えられるように作られている。元々4個が2組あるもので、両手の人指し指・中指・薬指・小指につけたものと考えられる。
情報所有館 : 北海道博物館
除虫菊用に作られた千歯で、歯が丸みを帯びたやや狭い作りとなっている。約15cmの幅に、長さ17cm、幅1cmの鉄歯が12本付く。長さ87cm、幅25cmの木板に座って扱く。下川町渡邊工場製。
情報所有館 : 北海道博物館
刃と柄の角度はややきつく、大きく弧を描いた刻みのつかない片刃鎌で、のこぎり鎌以前の稲刈鎌。木柄の長さ36.2cm、径2.7cm。刃長は17.3cm、函館市で収集。
情報所有館 : 北海道博物館
千歯は稲麦などを脱穀するための農具で、これは手製ですべて木で作られている。長さが約17cm、幅約2.5cmの木歯8本がならぶ木台に、長さ57cm、幅13cmの板がつけられている。座って扱く形の千歯扱き。
情報所有館 : 北海道博物館
前挽鋸ともいわれ、明治40年に建てた自宅の柱や板、梁などの製材に使用した縦挽き用の鋸。製作地 近江國甲賀郡寺庄村、製作者 八里幾太郎の銘あり。全長84.7㎝、歯渡り53㎝、先幅34㎝、鋸歯35枚。収集地 下川町
情報所有館 : 北海道博物館
刃幅35cmの2頭曳きプラウで、撥土板が反転した兼用プラウ。ハンドルの高さは79cm。木製ビーム先端の複式クレビスで耕深と耕幅が調節でき、安定させるため定規車がついている。中標津の岩田農機具製作所で作られた。
情報所有館 : 北海道博物館
北海道の代表的な鉞。丸太を四角に削る杣角造材で使用。木材繊維を縦に削るのに適した鉞で、抜き櫃法で製作されている。製作地 雨竜郡幌加内、製作者 山本益光。柄長100㎝、刃線22.6㎝、重量3930g。収集地 幌加内町。
情報所有館 : 北海道博物館
北海道の代表的な伐木用斧で、抜き櫃法で製作されている。立木の伐倒の際に、倒す方向に受口を掘るのに使用。杣角造材での荒削りにも用いられた。製作地は土佐。柄長99㎝、刃線11.5㎝、重量3560g。収集地 札幌市
情報所有館 : 北海道博物館
立木の伐倒や薪切り等に使用。歯道の窓は鋸屑を掻き集めるためのもので、北海道では戦後広く普及した。4枚歯抜きの窓鋸。製作地 会津、製作者 中屋忠左衛門の銘あり。全長88.5㎝、歯渡り63㎝。収集地 札幌市。
情報所有館 : 北海道博物館
立木の伐倒や薪切りなどに使用。刃渡りの窓は、鋸屑をかき集める機能を持ち、北海道では昭和20年以降に広く用いられるようになった。全長98.5㎝、歯渡り64.3㎝、鋸歯4枚抜きの窓鋸。収集地 幌加内町。
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北海道で最も代表的な開墾用の打ち鍬で、唐鍬と書いてトウグワまたはトグワと言う。北海道以外で一般的に唐鍬は刃が厚く幅がやや狭い金鍬を指すが、北海道では刃幅が広く反りがなく肩部が特に肉厚な金鍬が一般的。
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窓鍬は鍬先に窓という穴が空いている鍬で、三本鍬に刃先をつけて作る。北海道では重粘土地の開墾には刃先が三角の窓鍬を使用した。柄長105.5cm、刃長22.5cm、刃幅20.5cm、重量2kg。滝川市で収集。
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1頭曳きの再墾プラウで、刃幅20cmの水田耕起用プラウである。木製ハンドルの高さは83cm。木製ビーム先端の牽引用単式クレビスで耕深を調節、クレビスを左右に振ることで耕幅が調節できる。
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ヘイフォークと呼ばれる3本爪の柄が長いフォークで、刈った牧草の反転や堆積に使われる。4本爪の短いフォークは堆肥の切り返しなどに用いた。全長204cm、柄の直径約4cm。滝川市で収集。
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前挽鋸ともいわれ、家屋の柱や板、梁などの製材に使用された縦挽き用の鋸。製作地 近江國甲賀郡北杣村、製作者 福本九左衛門の銘がある。全長77.5㎝、歯渡り52㎝、先幅28.7㎝、鋸歯27枚。収集地 滝川市。
情報所有館 : 北海道博物館
水田定規や直播器により、立ったまま除草できる効率のよい除草器が使えるようになった。2条用の手押式除草器で、手前に曲がった鉄製回転爪は前方が鋭く4列で、後方は少し平たく幅広の3列となっている。沼田町で収集。
情報所有館 : 北海道博物館
明治初期に導入されたプラウは、北海道の代表的畜力農具として、馬匹改良などと共に明治30年代頃から一般農家に普及するようになる。1頭曳き再墾プラウによる、1分の1馬耕風景ジオラマ。
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とおしは箕と同様古くから使われた在来農具で、穀物などの選別に使われた。ケンドンともいい、木枠に金網のとおしで、豆類の選別に使用された。木枠の内側に持主名の墨書がある。沼田町で収集。
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西洋農具の影響を受け北海道で考案された、ステッキ型豆類点播器の普及型。木製(一部ブリキ製)で使用者名の墨書がある。把手を開閉することで、種子が種子箱底の穴に入り、スライドされて先端から播種される。
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冬山に入るときなどに馬に履かせたカンジキで、直径約23cmの鉄の輪に縄を巻き、中央の径約6.5cmの輪に5本の鎖がつなる。大きな輪側の鎖に1つずつ別の輪が足され、その中に馬の足に結ぶ縄を通している。
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水稲直播器は先ず間縄(けんなわ)や田植え定規を張り、印に合わせ移動して播いた。手製定規で1つが20.2cmの木製定規を径1.2cmの針金輪3個で連結した。本来は黒田式タコアシ用で、赤印は北農型に合う。沼田町で収集。
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鋤は土を耕起するより水路や溝を切るための農具でホゾともいう。柄はT字や真直で先が巻鉄や風呂を持つ在来型と刃先が鉄製で柄が割木やD字の洋式ショベル型の両方の影響がある。T字柄の関東鋤、沼田町で収集。
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