かご

カレイ、タコなど漁獲物を運搬した竹カゴ。楕円形で長軸60センチ、短軸40センチ、深さ33センチ。カゴ職人による製品で、ウマカゴとも云われた。

情報所有館：北海道博物館　

カレイ網

小樽沿岸で使用されたカレイ刺網。綿糸網。網目14.5センチ、網目数２０、アシ縄無し。アバ縄は棕櫚縄で漆アバ53本付き。未使用。

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小樽沿岸で使用されたカレイ刺網。アミラン網。網目10センチ、網目数36、沈子方仕立上り34.5メートル。アバ縄は棕櫚で漆アバ29本付き。屋号（マルイチ）のペンキ書。

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浮上したイカを釣る漁具。桐の握り手に丸竹が差し込まれている。ハネゴの操作に未熟な初心者が用いた一本竿。　　　

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日本海沿岸のサクラマスやカラフトマスの釣具。針金などの道糸に５枚ほどのヘラを付け、擬餌針で釣る。ヘラはキリ、ウルシなどの板で、ラツカー塗装。ヘラには大小がある。

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定置網の身網、垣網の要所に使われた浮子。浮力に優れていたが、取付に不便で時化や潮流の早いところでは外れることもあった。藁網で包まれ、直径37センチの１尺２寸玉。

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帆柱に巻いて帆桁を上下させる船具の一部。１９枚の木片の上下２ケ所に縄を通して連結し、湾曲するのを自在にしている。

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和船に使用された和磁石。羅盤に東西南北の方位と中心に磁針があり、周囲に北・子から十二支の文字が時計回りに刻まれている正針。裏側に屋号（ヤマジュウ）の焼き印。

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漁場で締粕などの製品を秤量するのに用いた棒秤。32貫と12貫の目盛り付き。締粕の計量には、2、30本ほどの建を計量し、平均値を出す方法などもおこなわれた。

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炭素焼きプラウは滲炭法（しんたんほう）によってプラウの撥土板の表面を硬化させ、摩耗を防ぎ土付きが少ない特色を持つ。明治１７年、伊達紋鼈（もんべつ）の鍛冶江田盛造が製糖工場で輸入したジョンディアー社プラウの構造や材質を研究して製作。

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