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経絡人形

中国医学は薬物療法と針灸医学の2本立てである。 「経絡」 という一種の循環路をエネルギーが流れているという考え方があり、その流れの滞ったところを 「経穴(ツボ)」 として、その点を刺激する一種の物理療法である。これはその経路が描かれた人形である。(江戸時代製作) 50cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


伝シーボルトの薬箱

文政6年(1823)に、長崎のオランダ商館付医師として来日したドイツ人・シーボルトの持ち物といわれる薬箱である。残念ながら薬品はないが、外科道具が残されている。(江戸時代製作)

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


人車製薬機

これは江戸時代に考案されたもので、大きな輪の中に人が2人入って足踏みをし輪を廻すと、歯車が連動し、石臼が廻り、薬草を粉にする仕組みの装置である。この装置は、大坂・江戸・京都・梅ノ木(滋賀県・栗東町) の薬屋にあり、評判であった。これは、その等倍のレプリカである。 ( 昭和時代製作)

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


聴診器 トラウベ氏式

1819年フランスのラエンネックが紙を筒状に丸めて糸で縛り、膠(にかわ)で固めた聴診器を作った。これは片耳で聴くタイプのもので、後に木製のものが作られるようになった。(製作年不詳)  17cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


体温計/木ケース入り

体温計は17世紀に開発されたとされるが、普及したのは19世紀にドイツのウンデルリッヒが病気の診断に体温測定が役立つことを発見してからである。この体温計は、普通は42℃まである目盛が44℃までつけられている。23×1.5cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


神農像

古代中国の伝説上の帝王・神農が、草木をなめ、その効能を調べ、教えたという故事から、中国では、医薬の神様としてまつられている。わが国でも、古くからの医家ら薬屋を訪ねると、神農像がまつられているのを見ることができる。 (昭和時代製作) 35cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


蒸気風呂

この風呂は蘭方医・江馬蘭斉が考案したもので、大きな樽を2つ重ね、下の桶で湯を沸かすとその蒸気が樽の中にこもる仕組みとなっている。梅毒、リウマチ、神経痛などの治療に用いたという。この風呂は、薬草風呂屋で実際に使われていたもので、蘭斉の時代から数えて3台目のものといわれている。(昭和時代製作) 249×76cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


「精錡水」/岸田吟香

日本最初の液体目薬である。コルク栓のはまったガラス瓶には「精錡水」の文字が浮き彫りになっていて、このタイプはラベルが貼られる以前の古い形である。(明治時代製作)  7cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


「飲食養生鑑」

消化の仕組みを説く錦絵。「貴人も下賎も、賢も愚も、腹の中はこの如し」 と、体内を解説している。胃は倉で、飲み食いの品を納めるところ。臍のあたりからは金が出るが、これを臍くりと言う、等と書かれている。 (江戸後期製作)  50×37cm

情報所有館 : 内藤記念くすり博物館 


宮野 平次郎(胤吉)作 挽切鋸(柄付)と両刃鋸(柄付)

播州三木の鋸鍛冶、宮野平次郎(明治34年~昭和47年)。明治の鋸三名人(中や平治郎、中や助左衛門、宮野平次郎)の系譜を引く三代目。本品は、挽切鋸(横挽き片刃)の刃渡一尺(305mm)柄付と、両刃鋸の刃渡九寸(265mm)柄付である。

情報所有館 : 三木市立金物資料館 


宮野 鉄之助(遠藤朝也)作 挽切鋸(柄付)と両刃鋸(柄付)

播州三木の鋸鍛冶、宮野鉄之助(明治34年~平成8年)。宮野平次郎家からの分家で二代目、遠藤四方斎朝也の号で「秋の志らべ」、「里の暁」、「若葉の薫」などの作銘を切った昭和の名工。玉鋼を扱う刀匠でもある。本品は、挽切鋸(横挽き片刃)の刃渡一尺(298mm)柄付と両刃鋸の刃渡八寸(240mm)柄付である。

情報所有館 : 三木市立金物資料館 


宮野 平次郎(國吉)作 現代刀

三代目宮野平次郎は、大阪陸軍造兵厰造刀最初の刀匠でもある。本品は、全長960mm、刃長666mm、反り15mmを測り、柄には「宮野平次郎 國吉」と「昭和弐拾年六月日」の銘がある。初代から玉鋼を使用する鋸刃物を製造していたので、この鍛錬の技が受け継がれてきたのであろう。

情報所有館 : 三木市立金物資料館 


千代鶴 貞秀(神吉義郎)作 小刀(黒蜥蜴)

播州三木の鉋鍛冶、初代千代鶴貞秀(明治41年~平成11年)。本品は、福岡県の山本幸寛氏に贈られた「黒蜥蜴」と銘を刻む小刀(切出し)である。全長207mm。昭和53年11月製作。

情報所有館 : 三木市立金物資料館 


千代鶴 貞秀(神吉義郎)作 合せ鉋(淡路の夕凪)

初代千代鶴貞秀。一世を風靡した「乱菊」、「比良の夕映」、「古都の夕霧」などの作銘を切った昭和の名工。本品は、「淡路の夕凪」と銘する鉋刃と同押之刃である。刃幅は65mm。昭和60年3月製作。

情報所有館 : 三木市立金物資料館 


小型横型水冷ディーゼルエンジン HB型

1933年(昭和8年)12月23日ヤンマーが世界で初めて小型実用化に成功した小型横型水冷ディーゼルエンジン。当時、大型で扱いの難しかったディーゼルエンジンを人力で運べるまで小型軽量化し、始動も容易な構造としたことで、農業の籾摺り機や、かんがい用ポンプ駆動用などに幅広く普及が進みました。
■一般社団法人日本機械学会「機械遺産」(2007年)■経済産業省「近代化産業遺産」(2009年)■ 国立科学博物館「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」(2012年)

情報所有館 : ヤンマーミュージアム 


藤牡丹草花蒔絵香箪笥

香箪笥は貴重な沈香木を収めておくための箪笥で、香元が香の組み合わせを考える際に必要な道具。上段は懸子になっており、中段には3つの箱、下段には6つの箱が収められている。藤棚から藤が咲き乱れ、牡丹を正面に春秋の草花を配した細緻な蒔絵技法によって装飾がなされている。片手で持てるほどの小さな箪笥だが、前面には鍵をかけるための錠がはめられ、箪笥の下には台座までも用意されていることから、いかに香木を大切に扱ってきたかが分かる。年代:江戸時代/品質形状等:蒔絵/寸法:12.0x18.0xH16.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


桜樹蒔絵菊紋散香道具箱

香木の香りを楽しみながら和歌などの文学と組み合わせた芸道、香道に使用される道具が納められている箱。懸子(箱の縁にかけて内側にはめ込むように作った箱)は香盆の役割も果たしたようである。箱自体は桜樹を縦位置に、懸子は横位置にデザインし、意匠に趣向を凝らしている。道具箱全体には菊の家紋が散らされ、皇室に関わる品と考えられる。(菊花紋は後鳥羽上皇の頃より皇室の紋章として始まったとされている。)年代:江戸時代/品質形状等:蒔絵/寸法:22.0x28.0xH20.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


梨地槖吾山吹十種香箱

十種香箱は、十種の組香を行うのに必要な道具一式を揃えたものである。公家や武家、後には豪商の婚礼調度の代表的なもののひとつとして挙げられ、蒔絵を施した家紋入りの豪華なものが多い。この作品は、徳川家の葵と毛利家の沢瀉(水辺の植物)の紋が散らされていることから、両家の婚礼の際に誂えられたものであると考えられ、喜佐姫(二代目将軍秀忠の養女で毛利秀就婦人:龍昌院)所有のものと思われる。年代:江戸時代(中期)/品質形状等:蒔絵・紫檀・象牙・和紙/寸法:17.5x24.5xH18.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


松藤蒔絵香棚

香棚は香道に必要な道具を乗せて飾る小さな棚。天板には十種香箱、棚の上には乱箱、硯箱などを飾るが、取りおろして香手前をするためにも用いる。阿古陀香炉、重香合、火道具が一式となっているが、七つ道具とも言われる火道具のうち、他香筋と羽箒が欠けており、それに加えて八つ目の道具「火味」がある。松と藤の組み合わせは、松を男性、松に寄り添う藤を女性に見立てられている。藤の自然の美しさを尊び喜ぶ風潮は古くから盛んで、十世紀半ば頃には既に松と藤の組み合わせが一つのパターンとして愛用され始めていた。年代:江戸時代(中期)/品質形状等:蒔絵/寸法:37.5x22.7xH34.2

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


藤蒔絵沈香箱

香木や薫物を入れる箱。中には6つの小箱が納められている。小箱の蓋表に『源氏物語』の「桐壺」「若紫」「帚木」「紅葉賀」「葵」「花宴」の各帖に因む図柄が描かれている。年代:江戸時代/品質形状等:蒔絵/寸法:12.0x14.3xH11.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


香木 伽羅 桐金蒔絵沈箱

年代:江戸時代(沈箱)/品質形状等:蒔絵/寸法:13.5x27.5xH11.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


三組ハート型ケース入香水瓶

多面カットガラスの香水瓶3本を、ハート形の緑色鮫皮貼りの化粧箱に入れた香水瓶セット。蓋裏には鏡が取り付けられている。緑色鮫皮貼りのケースは、18世紀後半にフランスの上流社会で流行した。年代:18世紀 フランス/品質形状等:ガラス/寸法:3.6x3.5xH3.7

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


エナメル金彩シノワズリ文ガラス香水瓶 携帯ケース付

菱形の平面カットが施されたコバルト・ブルーのガラス香水瓶に、シノワズリ(中国趣味の美術様式)文様が絵付けされている。栓のキャップは金製。年代:1775‐80年 イギリス・ブリストル/品質形状等:ガラス/寸法:1.8x3.7xH7.3

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


トルコ石象嵌カット・ガラス香水瓶 金栓・ケース付

クリスタルガラスで作られた西洋梨形の扁平な香水瓶で、金製の蓋と底部にトルコ石が象嵌されている。貴石を象嵌する方法は、イギリスでは18世紀中頃から19世紀にかけて流行した。年代:18世紀 イギリス/品質形状等:ガラス/寸法:1.9x4.0xH11.1

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


雅宴文香水瓶

ロココ様式の磁器製香水瓶。丸いロカイユ文の縁取りの中に、二人の貴婦人と田舎の田園風景が描かれている。染付窯マークが付いているとおり、当時王室所有であったコペンハーゲン王立窯で製作され、素地が女王専用のピンク色に着色されている。口金と底は銀鍍金製。コペンハーゲン王立窯は1868年民間の手に移り、現在もロイヤルコペンハーゲンとして王室御用達の窯としての伝統を誇る。年代:1770‐75年 デンマーク(コペンハーゲン王立窯)/品質形状等:磁器/寸法:2.2x4.4xH9.1

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


婦人胸像香水瓶外ケース

貴婦人の胸像を上部蓋に作った香水瓶ケースEtui(エトゥイ)で、下部中央部のハート・マークの外側にフランス語で「Je meur pour Vous」の銘記がある。年代:1760‐65年 イギリス(チェルシー窯)/品質形状等:磁器/寸法:2.2x2.3xH13.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


花と人物付ポプリポット

大ぶりの花と果実に囲まれた窓には花絵と恋人図が描かれ、その両側に立体的な天使が遊んでいるこのポプリポットは、18世紀に人気を集めた磁器の造形を、マイセンが19世紀中頃に再現・改良したものである。年代:1880年頃 ドイツ(マイセン窯)/品質形状等:磁器/寸法:16.0×H29.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


切子装飾長頚香油瓶

年代:9~10世紀/品質形状:ガラス/地域:イラン/寸法:H13.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


広口香油瓶

年代:2~5世紀/品質形状:ガラス/地域:東地中海沿岸/寸法:H10.2

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


コアガラス香油瓶

金属棒に耐火粘土などで芯(コア)を作り、溶けたガラスを巻きつけて形を作る。ガラスを吹いて成形する技術が生まれる前の方法で、古代ガラスの容器の製作技法としては最も古いもの。ジグザグの模様は、溶けたひも状のガラスを巻き付け、ガラスが柔らかいうちに表面を尖ったもので引っ掻いて描いている。古代人の呪術的な意味もあったと考えられる。年代:紀元前2~1世紀/品質形状:ガラス/地域:東地中海沿岸/寸法:5.3x7.0xH11.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


鼻煙壺

微粉末状に加工したたばこの葉を鼻から吸い込んでその刺激を楽しむ「嗅ぎたばこ」を入れる中国独自の容器。嗅ぎたばこはアメリカ大陸を起源とし、ヨーロッパへと伝わって大流行した。中国へ伝えられたのは明朝末期か清朝初期ではないかと考えられている。年代:19~20世紀 中国清朝/品質形状等:ガラス/寸法:3.7x2.4xH7.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


緑釉博山炉

博山炉とは、神仙の棲む博山(蓬莱山)を模した香炉。海を表す承盤(受皿)と山岳形をした蓋を持ち、香を焚くときには承盤に湯を張ることで湿度を与え、香りを引き立たせる。年代:漢代/品質形状等:緑釉/寸法:H22.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


青銅鵲尾形柄香炉

仏を供養する際に用いる香炉。口の開いた火舎に台と長柄がついており、鳥の尾のように扇状に広がった柄の先端には3カ所切り込みが入れられている。年代:隋時代/品質形状等:青銅/寸法:34.0x9.5xH7.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


宮田亮平作 パストラーレ

「パストラーレ」とは、田園生活の気分をよびおこす音楽を指す用語で、「田園風の・牧歌調の」という意味を持つ。田園に囲まれた風車のある我が家。緑の森を抜けてそこにたどり着く家路が、緩やかな曲線上に刻まれている。お香から立ち上がる煙は、朝もやとも夕闇とも感じられ、作品全体を包み込む。作者の意図した田園風景は、香りによって完成をみる。年代:2000年/品質形状等:銅・真鍮/寸法:16.0x14.0xH18.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


德田八十吉作 燿彩香炉 恒河

年代:2002年/品質形状等:彩釉磁器/寸法:径10.0xH10.5

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


加藤卓男作 藍彩鳥形香合

緑・黄・茶・白など二種以上の色釉を施し、低火度焼成した陶器を「三彩」というが、その一種としてコバルトを呈色剤とした青・藍色が主体のものを「藍彩」と呼ぶ。年代:2003年/品質形状等:陶器・藍彩/寸法:7.5x4.0xH9.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


香時計

お香を使用する時計。灰の上に、香型とよばれる定規を用いてジグザグ模様に抹香を埋め、一端から火をつける。燃え尽きた抹香の長さによって時間をはかることができる。品質形状等:木・漆/寸法:24.5x25.0xH43.0

情報所有館 : 磐田市香りの博物館 


ミス・ビードル号

1931年、三沢・淋代海岸から離陸し、太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号の復元機です。ミス・ビードル号は、アメリカ・べランカ社製の単発5人乗りの旅客機の後部座席と機体底部を燃料タンクに改造して長距離飛行に備え、太平洋無着陸横断飛行に挑戦しました。約3,600L=ドラム缶18本分の燃料を積んだ機体は、約1,800m滑走して地上を離れました。また離陸後、飛行中の空気抵抗を減らして燃料の節約をはかるために、車輪を切りはなせる構造になっていました。約41時間後、ワシントン州ウェナッチバレーに胴体着陸して、太平洋無着陸横断飛行を成し遂げました。年代:2003年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


航研機

航研機は、周回飛行距離の世界記録をめざして開発した飛行機です。五戸町出身の木村秀政らが、1937年(昭和12年)に完成させました。1938年昭和13年)5月13日午前4時55分、弘前市出身の藤田雄蔵少佐の操縦で、千葉県木更津飛行場を離陸。 千葉県銚子、群馬県太田、神奈川県平塚を結ぶ一周401.759kmのコースを29周して、周回航続距離世界記録11,651.011kmと、10,000kmコース速度世界記録186,197km/時の国際記録を樹立し、空時間62時間22分49秒で木更津飛行場に帰着しました。日本人が航空の分野で世界記録を樹立したのは初めてのことでした。年代:2003年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


奈良原式2号機

奈良原式2号機は、奈良原三次によって設計された飛行機で、1911年に高度約4m、距離約60mを飛び、国産機による初の飛行に成功しました。その実物大復元模型を展示しています。奈良原三次が開設した奈良原飛行団には、青森出身の白戸榮之助がいました。年代:2003年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


白戸式旭号

白戸式旭号は、1915年に金木町出身の白戸榮之助が地方巡回飛行に使用した飛行機です。その実物大復元模型を展示しています。奈良原三次の門下生であった白戸榮之助は、日本初の民間人飛行士となり、弘前や八戸をはじめ東北地方中心に巡回飛行しました。年代:2003年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


YS-11

1957年(昭和32年)五戸町出身の木村秀政博士を技術委員長とした(財)輸送機設計研究協会が設立されました。1965年(昭和40年)初の国産実用機として国内線に就航し、1973年(昭和48年)まで、182機が生産されました。YS-11の名は、輸送の「Y」、設計の「S」、エンジンと翼の設計で、それぞれ1番目の案を採用したことから「11」(いちいち)と命名されました。展示されている機体(YS-11A-500型機・JA8776)は、1971年(昭和46年)5月に日本航空機製造株式会社(NAMC)で製造され、2002年(平成14年)11月18日まで日本エアコミューターで、12路線を運行していました。 年代:1971年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


ライトフライヤー1号

1903年12月17日、米国ノースカロライナ州・北部キテイホークのキル・デビル・ヒルで、ライト兄弟が人類初の動力飛行を成し遂げました。この機体は、2003年ライト兄弟の初飛行100周年を記念し、アメリカ・スミソニアン航空博物館から、その実機の設計図を取り寄せ、忠実に再現して飛行を行い、約30m程度の飛行した後にはハード・ランデイングをした復元機です。しかも、同時期に米国でも100周年を記念して、復元ライト・フライヤー号を飛行させようとしましたが失敗しました。従って、ライト・フライヤー号飛行後に、同じ条件で初めて飛行に成功した飛行機ということになります。年代:2003年

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


人力飛行機 CHick-2000

CHick-2000は、主翼にストレススキン構造を採用した画期的な超軽量・超高剛性・低必要パワーの女性用人力飛行機であり、主翼に採用したストレススキン構造は世界の人力飛行機で男女を問わず2機目にあたり、我が国では初めての飛行に成功しました。アスペクト比43:7の主翼は我が国一の高いアスペクト比を誇り、飛行に必要な最小必要パワー160Wは世界最小です。プロジェクトチーム アクティブギャルズによって制作されました。今回の機体CHick-2000は、「かがみはら航空宇宙博物館」に展示されているHYPER-CHick”KoToNoLimited”に続く2番機にあたります。(2008年8月展示開始)

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


Jpaper CHick-URX

CHick-URXは、日本紙飛行機協会が主催する 第16回ジャパンカップ2009年11月1日全日本紙飛行機選手権大会のジャンボ紙飛行機競技の規定に則り、設計・製作した紙飛行機です。主翼に緩い前進角、双胴、逆V字型で後退角付きの尾翼等で構成された独特のフォルムの機体です。材料は重心位置を調整するために機首に搭載された2Kgの鉛の錘以外は、全て紙(段ボールを含む)だけで製作されています。当部門で飛行に成功した数々の機体の中でも最大の翼長を誇っています。飛行は、”アクティブギャルズ”の7名のメンバーが20mの助走の後に手投げで出発し、追い風の中を見事に20.0mを滑空、優勝しました。

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


ヘリコプター きたかみ号

ウエストランド・シコルスキー式S-51型ヘリコプターJA7014「きたかみ」号は、1953年(昭和28年)10月に、東北電力がヘリコプターの利用に着目し、他の電力会社に先駆けて英国ウエストランド航空会社から輸入したヘリコプターです。東北電力は、電力の安定供給のためヘリコプターによる機動化を推進してきました。運航から13年後の1967年(昭和42年)総飛行時間2411時間38分をもって任務を終了し、現役を引退しました。日本におけるヘリコプター運航のさきがけともいえるシコルスキーS-51「きたかみ号」を航空史の変遷を物語るひとつのモニュメントとして展示しております。(2008年7月展示開始)

情報所有館 : 青森県立三沢航空科学館 


ディーゼル機関車「協三L型」

昭和36年(1961)に協三工業で製作された4.9tディーゼル機関車。かつて下北半島の川内森林鉄道(川内営林署)で使用され、その後大畑森林鉄道(大畑営林署)へ移管されたものである。大畑森林鉄道廃止後に薬研温泉で保存されていたが、昭和57年(1982)の森林博物館開館に伴う保存展示の際に移された。

情報所有館 : 青森市森林博物館 


客車「あすなろ号」

昭和28年(1953)に青森運輸営林署が製作した客車。津軽森林鉄道の内真部支線の終点にある眺望山の現地視察や見学者等の輸送に使用されたもの。

情報所有館 : 青森市森林博物館 


運材台車

昭和28年(1953)に大宮富士工業で製作されたもの。ディーゼル機関車と同様に大畑森林鉄道廃止後に薬研温泉において保存されていたもので、森林博物館での保存展示の際に移された。

情報所有館 : 青森市森林博物館 


津軽海峡及び周辺地域のムダマハギ型漁船コレクション67隻

東北地方北部から北海道にかけての地域では、底の部分を丸木船を浅くしたような材料で作った船が使われている。この材料はムダマと呼ばれ、ムダマハギとはムダマを使って造船した船という意味である。このコレクションは、ムダマハギ型漁船が使われている地域から、丸木船を含めてすべての種類のムダマハギ型漁船とムダマハギ型から直接発達したシマイハギ型漁船を集めているため、木造漁船の進化する様子が良く分かるのが特徴で、国の重要有形民俗文化財の指定を受けている。ムダマハギは、丸木船から板合わせの船(シマイハギ)に変化する途中の船で、船の歴史を知るために重要なものといわれている。(製作年代がわかっているものについては、明治30年頃から昭和50年代頃である)

情報所有館 : あおもり北のまほろば歴史館 


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