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コンタミ・プルーフ(誤給油防止)機能

ガソリン計量機におけるコンタミ・プルーフ(誤給油防止)機能を世界に先駆け開発。このシステムは自動車の燃料タンク内の油種がガソリン系か灯軽油系かの判別を行い、給油の可否を判定するコンタミ・プルーフ(誤給油防止)システムである。給油ノズルを自動車の注油口に挿入すると、給油ノズル先端のディテクターからタンク内のガスを吸引して、計量機内の判定回路でそのガスがガソリン系か灯軽油系かの判定を行い、計量機の油種と合致すれば給油可能とする。1997年、超音波式が開発され、その座を半導体式センサーから超音波型コンタミセンサーに譲る。

情報所有館 : 国立科学博物館 


金敷と金槌(弊社社誌4ページに写真あり)

我が国初の圧力計を作った和田嘉衡氏が使用した「金敷と金槌」:明治29(1896)年5月1日、和田嘉衡氏が東京、小石川(現文京区白山四丁目)において「和田計器製作所」を創設した。1847年にフランス人E、ブルドンが弾性圧力計を発明したのは伝え聞いていたがまったくの徒手空拳からの船出であった。特にもっとも製造の困難な部分はボードン管(ブルドン管)であった。ローを真ちゅう管に流し込みそれを湾曲させる方法は困難を極めたが、真ちゅうの管に鉄の心金を入れ金槌で打つことにより湾曲させることが可能になり、見事国産第一号の圧力計を世に送り出した。ブルドンの発明から遅れること50年であった。これは和田嘉衡氏が、日本で最初に圧力計を製造したときに使用した「金敷と金槌」である。当品は当社上田計測機器工場に現存している。

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1.5ギガパスカル(旧15000キロ)超高圧圧力試験器(弊社社誌48ページ)

世界初の1.5ギガパスカル(旧計量法表示1万5000キロ超高圧圧力計)を完成させる。昭和43年昭秋、往復ハンドポンプで発生させた圧力を増圧器で増圧、一定の重錘重量と平衡させて正確な超高圧力を得、圧力計の試験、検査を行うことができる装置であり、圧力の昇降から超高圧バルブの開閉、超高圧の微調整までの全操作を電動油圧駆動にした世界初の1.5ギガパスカルの超高圧圧力計である。現在長野計器株式会社上田計測機器工場に現存している。

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圧力計1,000万個達成品(弊社社誌51ページ)

日本最大の計測機メーカーである当社は昭和47年4月主力製品である「圧力計」の生産累計1,000万個を達成した。昭和23年12月当社が設立されて以来、当社は国鉄向けに月産数百個といった生産がスタートした。昭和26年ごろからは造船業界向け、昭和30年代に入ると鉄鋼、電力、石油精製、石油化学、合繊、肥料など基幹産業への供給が旺盛になり、特殊圧力計の要望も強まり海外輸出も伸張した。昭和38年には上田市秋和地区に上田計測機器工場を建設し、自動化省力化に努めた最新鋭の設備を備えた。この様な産業界の景気の発展と相まって、昭和47年4月、圧力計は生産累計1,000万個を達成するにいたった。現在この1,000万個目の圧力計と同等品は、当社上田計測機器工場にて現存している。

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フローマチックバルブ(定流量弁)

1964年9月、流量自動制御弁として「フローマチックバルブ」の開発に成功し、1966年11月展示会等に発表し注目を浴びた。ダイヤフラムとスプリングを装着した特殊バルブとの連動により、電気などのエネルギーを不要とし、自力式で流量を一定に制御できる機構を考案した。また流量設定もワンタッチで可能とする工夫も加えた。低価格で使い易さと信頼性が好評で広く普及し、現在に至るも高い評価を得ている。

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フローセル流量計

1965年5月、オリフィスと面積式流量計との組合せによるコンパクトな「フローセル流量計」の開発に成功。オリフィスに発生する差圧を利用したバイパス式流量計で面積式流量計を流量指示部とし、指示部を共通化するなどの工夫により、受注生産の常識を破って低コストと即納体制を可能とした。又、消火ポンプ性能検査用を含めたあらゆる分野で流量計測の普及に大きく貢献した製品で、2000年に生産累計100万台を突破した。

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ピトーセル流量計

1980年5月、ピトー管を利用した空調配管の冷水、温水を低圧力損失で計測できる「ピトーセル流量計」を開発した。ピトー管式は広く普及していたが、冷水と温水の2重目盛にするなどの工夫を凝らし、使い易さを改善した。その後、導圧孔を複数個とし正確な平均流速を計測可能とした精度の改善、耐久信頼性の改善、価格低減などの工夫を積み重ねつつ、高い評価を得るに至った。

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リンセルバルブ(定流量弁)

1983年10月、フローマチックバルブの姉妹品として、更なる低価格化の要望に応え流量固定であるがシンプルな機構による「リンセルバルブ」の開発に成功した。これは独自の特殊縮流部曲面を考案したことによるもので、ばねに支えられたディスクとの組合せで、流量制御を可能とした。1985年9月配管から取外すことなく流量設定の変更と清掃を可能としたY型も追加し、自力式定流量弁の主流となった。

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サーマルフローセル質量流量計

1986年11月オリフィスによるバイパスに熱線センサを組合せた気体用質量流量計「サーマルフローセル」を開発した。熱線センサ、交換機をワンボックスに納め共通化を図ったことにより大口径においても低価格で且つ圧力、温度の変動に関係なく正確な流量計測が可能となった。熱線センサを活用した操作性に優れた質量流量計として様々な産業分野で幅広く貢献してきた。

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セルエース流量計

1987年5月、遠くからでも見易い現場指示流量計との要望に応えてオリフィスとダイヤフラムとの組合わせにより独創的「セルエース流量計」の開発に成功した。オリフィスで生じた差圧を特殊カプセルダイヤフラムの変位を目盛指示に変換する機構により、不透明液体でも計測でき、流体の粘性の影響を受けにくいなどの利点も備わり根強い需要に応え続けている。

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