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ディスクリート計自動分析装置(6ch、60検体/時)

400形自動分析装置:1970年(S45)に国産初の臨床検査用自動分析装置が発売され、日立自動分析装置の第一頁を開いた。技術/特徴は、1.反応ライン:反応容器転倒洗浄方式/キャタピラー型チェーンコンベア、2.測定:フローセル吸引測光によるエンドポイント測定、3.サンプリング:試薬後押し出し式、4.サンプラー:ゴンドラ方式。処理能力:360検査項目/時、同時分析項目数:6。患者検体の取り違え防止策をいち早く適用し、高信頼度装置を実現した検体識別装置(ID装置)。

情報所有館 : 国立科学博物館 


ディスクリート計自動分析装置(2ch、フレキシブルタイプ)

500形自動分析装置:1971年(S46)に発売された500形自動分析装置。簡便な項目切換機能を有し、小規模施設のみならず自家製分析法の自動化に役立った。技術/特徴は、1.測定項目の切替バルブ:6流路3段切替、2.反応容器送り速度:30~120秒を5段切替。処理能力:120検査項目/時、同時分析項目数:2。

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電子顕微鏡(300kv)

日立創立60周年記念事業のひとつとして、大阪大学と共同開発した電子顕微鏡で、同大学超高圧電子顕微鏡センターに設置された。加速電圧は常用2,000kV(最高3,000kV)、分解能は0.46nm、倍率は100,000倍で、当時、世界最高加速電圧を誇る最新鋭機であった。「生きたウイルスが観察できる世界最大の電子顕微鏡」と大きく報道されたこの装置は、自然科学の様々な分野の研究に大きく貢献した。

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イオンマイクロアナライザー(表面分析用)

1. 固体試料の表面および深さ方向をイオン線により分析する装置の国産一号機。2. イオン線を試料に照射し、生じる二次粒子のうちイオンを質量分析する。3. 二次イオン分析部(質量分析計)は、静電場と磁場による二重収束形を用い、高感度で全元素の分析に対応する。

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尿自動分析装置(ウエットケミストリー方式)

678形尿自動分析装置:試験紙による半定量分析から一歩進めて試薬を用いた定量分析の尿分析装置。基本的な構成は特研成果の装置に共通としながらも、検査の特質上分析時間1分、かつ安価にまとめるため恒温槽を省くなど種々の工夫がなされた。1976年(S51)に発売し、業界を注目させた。技術/特徴は、1.初のシングルラインマルチ分析、2.温度に鈍感で短時間分析に耐える試薬、3.サンプリング:扇開閉型7本ノズル方式、4.測定:試験官直接測光。処理能力:960検査項目/時、同時分析項目数:8。

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血液像自動分類装置(通産省委託研究)

806-20形血液像自動分類装置:通産省工業技術院(当時)委託研究の成果として1980年(S55)に発売された。染色された血液像を顕微鏡下に捕らえ、パターン認識技術を用いて白血球を分類する装置。本体の外に血液の顕微鏡標本を作製する塗抹装置・自動染色装置および専用の染色液が併せて開発された。技術/特徴は、1.CPUにビットスライスチップ使用のコンピュータ回路設計、2.白血球を均一に分散させ塗抹する技術、3.再現性ある白血球染色技術。

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走査電子顕微鏡(2nm、汎用FE-SEM)

この装置は、高輝度の電界放出形(FE)電子源を搭載した高分解能走査電子顕微鏡(SEM)であり、当時としては世界最高の分解能2nm(加速電圧30kV)を実現した。また、マイクロプロセッサによる制御技術を導入してFE電子源のデリケートな電圧印加操作を自動化し、FESEMの操作性を飛躍的に向上した。この結果、高分解能像を特徴とするFESEMは急速に普及し、本格的なFESEM時代の先駆けとなった。

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血液ガス電解質分析装置(ガス、電解質同時分析)

8700形血液ガス電解質分析装置:誰でも使える救急医療用検査装置として1988年(S63)に発売された。技術/特徴は、1. 操作パネルはすべて絵文字表示を採用、2. 前面での操作・メンテナンス構造、3. 試料容器に120μLキャピラリーチューブ採用。

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高速液体クロマトグラフ(GLP/GMP対応)

1. GLP(Good Laboratory Practice)/GMP(Good Manufacturing Practice)に適用する高速液体クロマトグラフシステムとして発売した。2. クロマトグラフィックデータシステムとして世界で初めてWindowsNTを採用した(D-7000形HPLCマネージャ)。3. 2プランジャを用いるシリーズ送液方式により低脈流化を実現し、グラジエント溶離の再現性を向上した(L-7100形ポンプ)。

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超高圧透過電子顕微鏡(3,000kV)

大阪大学の協力を得て開発したこの装置は、分解能が0.14nm、倍率は1,000,000倍、加速電圧は常用3,000kV、最高3,500kVまで印加可能で世界最高である。また、コンピュータ制御化された遠隔操作システムとオンライン画像処理システムが搭載され、離れた操作室から全ての機能を制御できるようになっている。より厚い試料が観察できることから、材料科学や生命科学分野で物質本来の性質を解明する研究に貢献している。

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