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糊を付けた竹の骨と紙の間の空気を抜きながらきれいに伸ばし貼り合わせる為に用いる。昔は松の葉をよく乾燥させ束ねた物を使用していたが現在ではタワシを使っている。
情報所有館 : 丸亀うちわミュージアム
うちわの仕上げに付けるミミ・ギボシの型を抜く鎌。下明きのうちわの場合はミミという紙をうちわの両端に付け、全貼りのうちわは柄と穂の境目にギボシを貼る。種類・デザインによって大きさ形が異なる。
情報所有館 : 丸亀うちわミュージアム
竹骨の切り込みに使う「割き機(切り込み機)」を発明し、うちわづくりが容易なものなった。またその機械を独占することもなく、産地の業者に自由に使用を認めたため、生産量が飛躍的に増大することに貢献した。
情報所有館 : 丸亀うちわミュージアム
竹筒を竹うちわの種類に適した長さに切断し、うちわの幅になたで割り、穂になる方の内身を取りのぞいた竹を穂先より約5cm位のところまで切り込みを入れる道具。
情報所有館 : 丸亀うちわミュージアム
※2GHz帯マイクロウェーブ通信機(高さ約2m,幅1.3m)昭和28年頃に日本で初めて実用化された無線装置です。東北電力で使用されていました。この装置が開発される前までは,連絡に有線の電話を使用していましたが,風や雷,雪などで電線が切れることが多く,無線での通信機の開発が必要になりました。このマイクロ波(ウエーブ)無線装置が導入されることにより,連絡がスムーズになり,なおかつ通信できるチャンネル数が増え伝達できる情報量が飛躍的に多くなりました。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
東北大学大学院情報科学研究科から寄贈されたロボットで, 原子力防災支援システム用のロボットです。動作試験をしただけで実践使用はされていませんが,耐用年数(5年)を過ぎたため廃棄処理されたもので,東北大が研究用に受け入れていたものが当館へ寄贈されました。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
ロータリーエンジンはピストンの代わりにローター(回転子)を用いたエンジンです。動作は通常のピストンエンジンと同等です。軽量でコンパクトな特徴を持つエンジンです。当館にあるエンジンは可動カットモデルのマツダ2ローターロータリーエンジンです。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
等竿比てんびん。大正時代から昭和50年代まで使われていました。この天秤は昭和30年代の元素分析用です。初期の化学てんびんは試料を片側の皿に微量分銅をピンセットで最新の注意を払いながら載せていき,天秤を釣り合わせながら読み取る方式です。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
2号共電式壁掛電話機(1909年明治42年)は電源を電話局に集中して共同使用したことから共同電池式と名付けられました。3号自動式卓上電話機(1933年昭和8年)は送話機と受話器を一体にしたスタイルで標準スタイルとして30年間にわたり活躍しました。そのほかにも4号-A自動式卓上電話機(1950年昭和25年),600-A自動式卓上電話機(1962年昭和37年),601-P卓上自動式電話機や携帯電話機,写真電送装置などが保管されています。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
1952年に始まった,50年以上にわたって続けられてきた伝統ある実験学習「科学館学習」について紹介しています。仙台市内の中学生は全員,科学館において,「科学館学習」を受講し,実験・観察・展示学習を行っています。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
実際に飛行していた機体を一部解体して展示しています。コックピットに座って操縦桿を操作することで主翼のフラップや垂直尾翼を動かすことができます。当館に展示している機体は富士FA-200-180:で機体の大きさはW9,420・L8,170・H2,590 ・重量 650kg ・エンジン出力 180HPの片翼構造透視加工を施されています。
情報所有館 : スリーエム仙台市科学館
大野弁吉作と伝えられる座敷からくり。ゼンマイと歯車の組み合わせで動く茶運び人形のミニチャアで、頭・手・茶碗等は非常に精巧な象牙細工で作られている。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作の機械からくり。ゼンマイ仕掛けでバネを活用して鉄製の蛙が飛び跳ねる江戸時代のマイクロマシーンで、その設計図が弁吉著作の「一東視窮録」に見える。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
大野弁吉作と伝えられる万歩計で、振動を計測する分銅が上下に揺れる銃仕掛けになっており、分銅が横に揺れる平賀源内作の万歩計よりはるかに精度が高い。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作の作品には、からくり細工・機械細工等があり、その技術は絵画・金工・木工・象牙細工・蒔絵・焼き物・花火・ガラス等多様なジャンルにわたっているが、それらの作品を創作するのに使用した工具類一式、計11点で、弁吉亡き後、妻うたが宮崎家に寄贈したもの。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
写真史上では、湿板写真の発明は1851年に英国のスコット・アーチャーによるとされるが、それ以前にからくり師大野弁吉がその技術を習得していたと思われる。このカメラオブスキュラは、現在の写真機の前身で、レンズを通して外の風景を内側のスクリーンに映し出す仕掛け。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉が細工時の使用したと伝えられる算木。算木とは中国から伝来した計算用具で、棒状の直方体を縦または横に並べて数を表し、配列を動かすことで四則演算・開平・開立等を計算した。日本では関孝和が計算方法を改良して和算が飛躍的に発達したといわれる。これにより弁吉が高度な関流和算を習得していたことがわかる。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作の木彫。中国三国時代の蜀の武将である関羽・張飛両将の姿を杏の木で彫刻したもので、その弁吉の彫刻師としての高度な表現力がいかんなく発揮されている。個人蔵
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作の木工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蝦の細工は腹部に弁吉の号「一東」が彫刻されており、彫刻師としての腕の確かさをいかんなく発揮したものである。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作の金工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蟹の細工は緻密な写実的表現で、金工師としての弁吉の高い技術力がよく発揮されている。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉は印籠や煙草入れの根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作した。なかでも根付細工はその技量をいかんなく発揮しており、この蛤の根付は、大蛤(蜃)が気を吐くと楼台ができる(蜃気楼)という中国の伝説に基づいた細工で、口を開いた刳り彫りの蛤の中に、碁を楽しむ人物が見える細密な描写は人々を大いに驚かす。個人蔵。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、童児が舞う仕組みである。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、鯉が滝を昇り洞穴の中に姿を消すのを繰り返す仕組みとなっている。
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館