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劇場用連結いす

明治以来西洋文化の導入が進み、劇場ホールなどもいす式が普及して日本国内でも作られるようになった。このカタログは昭和初期から作られた劇場用連結いすである。当時は桟敷式で下足番の劇場が多数であったが、戦後一番の大衆娯楽であった映画の普及と共に全国に広まり、更に市民会館など公共ホールにと普及していった連結いすの技術的基礎となった。座が回転する機構、構造材に鋳物や金属を使った技法は現代でも引継がれている。

情報所有館 : 国立科学博物館 


多目的スタッキングいす(アイスタック)

集会ホールなどにスタッキングいすが使われるようになったが、いずれも強度を要するため重く(6~7K)、移動収納上取扱い上問題があった。1976年に発売したアイスタックシリーズはこの点に着目、素材研究によりステンレスパイプの剛性を活用重量4Kと軽くて丈夫なステンレス製いすが完成。高価な素材を柔構造設計(PAT)と溶接加工法のノウハウの確立で普及価格で市場を確立したステンレスいすはその後広く業界に広まった。

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折りたたみいす(ミロ)

いすの中でも最も古い歴史のある折りたたみいす、その利便性は時代を超えて愛用されて来た。MILOは1986年革新的製品として市場にインパクトをもたらした。手加工を排除した工業生産品として完成度の高いシンプルなデザインと素材から研究されたクッション性の高いISF(PAT)の座り心地と平積スタックを確立(PAT)安全性にも配慮したスライド機構など折りたたみいす市場の設計基準に大きな影響を与えた。

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多目的スタッキングいす(テクス)

1998年発売のテクスは、世界初のメッシュスタッキングチェアである。メッシュサスペンションシート採用により快適な座り心地と3.8Kgと超軽量で45脚の超スタッキングを可能とした。素材であるメッシュの研究開発により特殊な製法でいす用メッシュとして最適性を追及し、いす加工技術の革新的接合方法は、国内及び国際特許を取得。エコマーク認定。グッドデザイン中小企業庁長官特別賞を受賞し市場影響多大。

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ゼムクリップ(紙ハサミ)

明治36年より輸入販売を始める。ゼム印のクリップ・1000個入りの大箱より小箱に100個ずつ分けて「ゼムクリップ」として販売。価格はゼムNo.1(100個入)で12錢。明治41年に登録商標を取得。

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ホチキス自動紙綴器

米国人ベンジャミン・バークリー・ホッチキスが発明し、明治36年頃から輸入を開始。国産品;大正6年ハト印ホチキス1号(金属製)綴金500回分付(2〜25枚可)・価格3円(大正9年)、輸入品;年代不詳ホチキス2号(総ニッケル製)綴金付(50枚可)・価格12円50錢(大正9年)。大正6年3月10日に正式に登録商標を取得。

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ベント式 竹内製金庫

明治23年より50年間、東京・竹内製金庫の関西地方代理店として販売した。ドイツ製水圧式大型ベンディングマシン(1枚の厚鋼板を折りまげ箱体にし、強度の保持・大量生産に強みを発揮)を輸入してベント式竹内製金庫を大正3年頃製造・販売開始。大正12年頃までは耐火材として九十九里浜の海砂のみを使用していたが、次第に珪藻土を層状にして充てんし、耐火度を増大させた。

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ゼニアイキ(金銭記録出納機)

国産キャッシュレジスターの元祖。英国製金銭登録機からヒントを得て石田音三郎(明治40年5月伊藤喜商店入社)に依り発明。明治41年3月国有化。全国各都市に代理店を設け中国大陸にも輸出。構造は、出入金の欄に記入する時自然に肘がつく台を設け、記入しなければ金銭の出入が出来ない仕掛けで書き忘れや不正を防止できるという画期的なもの。ゼニ勘定が合うということから二台目社長が命名。

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手提金庫

明治41年より製造を開始。大正2年頃アメリカ・ターレル社製鋼製保管庫(完成品)を輸入販売、鋼製家具取扱のはじめとなる。その後、大正14年8月より製造をはじめた。鋼製家具は大正12年の関東大震災より需要を喚起していたが、大正末期から昭和初期にかけて不況のあおりを受け、さらに昭和6年の満州事変から約15年間は製造禁止のうき目にあい、決して順調な揺籃期を過ごしたとは言えなかった。

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堀井謄写板・輪転機

堀井謄写板:明治27年堀井謄写堂(東京・神田)と代理店契約を結び、謄写板を実用化する。昭和13年頃が謄写板の全盛期。昭和38年頃複写機の登場により取扱中止。輪転機:明治43年輪転機の発明。さらには電動式のものも出現。戦時中軍部で大幅に使用したが、戦後複写機に押され昭和38年イトーキが事務機器の取扱いを中止した時に取扱いをやめている。

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