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安政4年(1857)長崎鎔鉄所(長崎造船所の前身)建設のため、江戸幕府がオランダから購入した工作機械の内の1台で、日本最古の工作機械。 金属を縦方向に切削する竪削盤といわれるもので、平成9年に国の重要文化財に指定された。大正3年(1914)に彦島造船所(下関造船所の前身)の設立とともに長崎から下関へ移され、通算約100年間わが国造船業の発展につくした。要目:ラム最大行程 14吋、テーブル横行最大移動距離 42吋、テーブル縦行最大移動距離 20吋、柱とテーブルとの最大距離 18吋。
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英国パーソンス社との技術提携により、長崎造船所が明治41年(1908)に製作した国産第1号の陸用蒸気タービン。 長崎造船所の発電用タービンとして大正9年(1920)まで使用。要目:出力 500kW、回転数 2400rpm、蒸気圧力 10.53kg/cm2、蒸気温度 186度。
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我が国最初の舶用ガスタービンとして昭和29年(1954)に長崎造船所で開発されたもの。運輸省航海訓練所の練習船「北斗丸」に搭載されて昭和33年(1958)まで実船実験に供され、ガスタービン技術の発展に貢献した。展示品は構成品の内の高圧タービン、空気圧縮機、燃焼器である。
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大型タービン輸出の初号機として、スペインENDESA社向け33万kWタービン用に製造されたローターであるが、昭和45年(1970) 10月24日、過速度試験中に破裂し胴体がほぼ4等分に割れて飛散し、多数の死傷者を出すという世界タービン史上に残る事故が発生した。本破片はその内の一つで、海中に落下したもので破裂の起点を含み、破壊の原因解明の基礎となった貴重な資料である。ローター全体の重量は50トンであったが、この破片の重量は9トンあり、空中高く舞い上がり、880メートル離れた海中に落下したもの。原因はローター素材の欠陥によるものであり、この事故を契機に製鋼技術が飛躍的に向上した。事故後の対応が迅速、的確であったため、客先からのより深い信頼が得られ、その後、世界各地へ大型タービンを多数輸出することとなった。
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鹿児島県沖永良部島知名町に建設された風力発電設備で、翼は翼根部の固定翼と先端部の可動翼からなる。可動翼にはヘリコプターの中古翼を使用することによって、開発期間の短縮とコスト低減を計った。 定格出力300kWは当時日本最大で風力発電の実用化に先駆的役割を果たした。展示品は翼3本中の1本であり、この運転実績をもとに250kW量産機を開発した。要目:定格出力 300kW(風力12m/sにおいて)、翼の回転直径 33m(翼の長さ16.1m)
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九七式指令部偵察機は、昭和12年3月に完成した試作2 号機が朝日新聞社の東京~ロンドン間の親善飛行を行った「神風号」として有名な機体である。九七式司令部偵察機は一〇〇式司令部偵察機に転換されるまで高高度を高速で飛行し、隠密偵察に活躍した機体である。本品はその九七式司偵に搭載されていたプロペラで全金属性固定ピッチで2枚のブレードの直径は3.06mである。 2004年大阪伊丹空港敷地内で土地の掘削中に発見されたものである。
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終戦間近に開発された局地戦闘機「秋水」はロケットエンジンで最大速度 900km/10000m、上昇力6000m/2分16秒、10000m/3分30秒、12000m/3分50秒で上昇するが、与圧装置は装備されておらず、急激に低温で、酸素濃度の低い高高度に達するため呼吸用酸素マスクが必要であった。本品は「秋水」用に開発された高高度ヘルメットで顔面はヒータ用ニクロム線の入った強化ガラスで視界を確保し、頭部は皮革で覆い、与圧用酸素パイプ、呼吸用酸素パイプが接続され、そこから胸部加圧袋に連結するゴム管が取り付けられている。また、耳部には受信用マイクがセットされている。
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「秋水」は日本の航空機史上唯一のロケット推進戦闘機で原型はドイツのMe163で、僅かな史料を頼りに三菱で機体、エンジンは陸海軍共同で開発を1944年8月からはじめた。地震、空襲等厳しい環境下で昼夜作業を続け、昭和20年7月、僅か11ヶ月で初飛行を行った。高高度進入のB-29迎撃機として10000mまで3分30秒、900km/hという驚異的な性能で期待されたが実戦に使用されることなく終戦を迎えた。本機は神奈川県の日本飛行機(株)の地中から発見された残骸と科学博物館の図面を元に忠実に復元した機体である。全幅9.50m 全長6.05m 全高2.70m主翼面積17.73m2 自重1505kg 全備重量3885~3900kg最大速度900km/h 上昇力10000m/3m30s
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1945年に開発された局地戦闘機「秋水」のロケットエンジンのレプリカである。このロケットエンジンは「特呂二号」(KR10)で燃焼室内で甲液と乙液を混合させて燃焼させ、その高圧、高温ガスを噴射して推進するが、甲液は80%高濃度過酸化水素、乙液は水化ヒドラジンとメタノールの混合液に水を加えたものであり重量比10:3.6の割合で噴射反応させた。エンジンは陸軍と三菱の共同設計で、さらに海軍の協力も得ながら、地震、空襲、工場疎開などの困難と技術的問題を克服しながら昭和20年6月に完成したものである。
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