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クレイトン蒸気発生機は米国から日本に紹介された小型の強制循環ボイラで、軽量で据付面積が小さい、スタートアップが早い、自動制御を装備等、画期的な性能を持ち小型貫流ボイラとして一時代を築いた。加熱管は燃焼室を構成する螺旋状の部分と接触伝熱部を構成する渦巻状に巻いた管を複数段重ねた部分よりなる単管構造であり、その加熱管出口の汽水分離器において湿り蒸気を旋回分離し高純度の蒸気を取り出す。
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産業用発電分野への進出を意図して昭和33年、スイス・スルザー社から貫流ボイラの技術導入に踏み切った。その第一号機として、昭和37年に納入した自家用発電ボイラである。発電出力は2万kW、使用燃料は高炉ガス、コークス炉ガス、重油の混焼ならびに各燃料の専焼も可能とする意欲作であった。以降の自家用発電ボイラ分野への足掛りとなるものであった。
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ドイツ、テッセンヘンシェル社との技術提携により国産化した竪型水管式ボイラである。上下にドーナッツ型のドラムを配した竪型缶体は、後の多管式貫流ボイラの発想の基となる画期的なもので、燃焼ガスがタンジェンシャルに配した水管壁を2パスし、水管列により発生する乱流によって熱交換効率の向上とともに煤付着の防止にも効果のある合理的な構造となっている。
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昭和48年に製錬5社共同で設立された日本最大級の精錬所における製錬プラントである。日量800トンの亜鉛精鉱を処理し、亜鉛と硫酸を生産する。亜鉛精鉱の焙焼には、流動焙焼炉が採用され、そのガス冷却に使用されている廃熱ボイラである。特徴はガス並行流形4パス構造で、第一~二通路は大きな水冷壁として焼鉱の付着を抑制し、第三~四通路は垂直伝熱面として、ダストの払落しが可能な構造としている。
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真空式温水ヒーターは真空状態の缶体に封入された熱媒水を加熱し発生した大気圧以下の飽和蒸気が蒸気室の熱交換器の表面で凝縮し給水を加熱、温水として供給する。缶体は大気圧以下のため安全で、規格上ボイラには該当せず、外気と遮断されているため腐食がなく長寿命である。バコティンヒーターは真空式ヒーターのパイオニアとして温水ヒーターの技術革新に画期的な役割を果した製品である。
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フェロシリコン製造用電気炉からの廃熱を回収し、蒸気タービンで5千kWの電力を得た世界初の廃熱発電プラント。昭和53年に納入した。フェロシリコン等を生産する電気炉はほとんどが開放型であったが、客先との協同で半密閉型の構造とし、排ガス温度を800℃まで高めて本ボイラを設置した。ボイラの特徴は、縦型タワー構造で強制循環式横置伝熱管方式である。ダスト除去はショットクリーニング方式を採用している。
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セメント製造設備では昭和30年までは湿式キルン方式で、ロングキルンの後部に廃熱ボイラが設置されていた。昭和40年代に、設備の改良開発が行なわれ、SP、NSP方式となり省エネルギー化されたが、ここでも400℃程度のガスが排出されていたものを廃熱ボイラで200℃程度まで熱回収し、得られた蒸気で8千kWの電気を回収した。当該プロセスでは世界の1号機であり、NSP方式における廃熱発電の先駆けとなった。
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日本で初めて汎用蒸気ボイラーにCPU内蔵の制御盤を搭載した画期的なモデル。ボイラ制御の電子化のみならず、故障診断、点検予知、報告、データ通信機能を搭載し、現在の蒸気ボイラのメカトロニクス化の原型となった。
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尿素製造プロセスは世界的に3プロセスあるが、その中で最も省エネの進んだプロセスである。尿素合成率の高い合成液をCO2ストリッピングにより未反応物を加熱分離して尿素を製造する方法で、加熱分離した未反物は凝縮され反応器に戻される。合成系の循環は重力を利用する。一号機が1983年に韓国で稼動し、スペイン、インドネシアなど7ヶ国に建設された。
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HSCプロセスは、東洋エンジニアリングと三井鉱山化成が共同で開発した重質油分解プロセスである。アスファルトなどの重質油をスチーム存在下の特殊反応器で熱分解し、高い分解油収率と安定的なボトム油の製造を可能とした。日糧1万4千バレルの国産一号機はドイツのシュベート製油所に建設され、1988年より商業運転を開始した。2000年には日糧2万1千バレルへの能力増強が図られ、2005年現在も順調に稼動中である。
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