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昭和30年代初頭わが国初の日・英・独3ヶ国語相互翻訳実験のために開発された言語処理研究用計算機である。検索命令やパターンマッチ命令に工夫を凝らし、10万ビットの磁気ドラムを主記憶とし、トランジスタ論理回路を使用した。言語理論は、句構造文法の先駆けともいえる直接構成要素法を採用した。処理方式は、各国語特有の性質を表にまとめ、プログラムはどの方向の翻訳にも共通とした特徴あるものであった。
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科学技術用計算機TOSBAC-3400は、京都大学と東芝が共同開発した日本で最初のマイクロプログラム制御計算機KT- パイロットをベースに開発された。2進24ビット固定語長のマイクロプログラム制御方式の計算機で、浮動小数点には2語48ビットを用いた。多次の間接アドレス修飾、多重インデックス修飾が可能である。入出力制御には入出力チャネルの概念を取り入れ、本格的なOSも使用されるようになった。
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FACOM 230-60はFACOM 230-50の4~10倍の処理能力を有し、オンライン機能を強化され、当時の国産機の中では最高の性能を示した。マルチプロセッサシステムの世界に先駆けた採用、モノリッシックICの全面的使用など新技術が導入された。マルチプロセッサシステムは主記憶装置及び入出力装置を共有する複数台の処理装置で構成されるシステムで、従来の複合計算システムとは根本的に異なり、超大型機の新時代を築く画期的なものであった。
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1958年に完成された世界で最初のトランジスタコンピュータNEAC 2201にもとづき、1959年に開発された。記憶装置なども含めすべての回路がトランジスタ化され、時分割による複数台の入力装置の多重平行動作などを実現した。アセンブラ(SIP)、コンパイラ(NARC)をもつ。本格的国産トランジスタコンピュータとして、科学技術計算・事務計算用に多くの大学、企業に導入され、当時のベストセラーになった。
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電電公社電気通信研究所で開発されたパラメトロンコンピュータMUSASINO-1をもとに、富士通信機製造(株)がFACOM 201として商品化し販売した。1960年から本学で研究、教育用として使用していたもので、40ビット固定少数点の加減算が1.8ミリ秒。コアメモリ1,024語、めがね形磁心のパラメトロン約6,000個、真空管約170本、トランジスン約450個が使用されている。昭和35年(1960)年、日本電信電話公社(今のNTT)電気通信研究所で完成された”パラメトロン計算機MUSASINO1号”を基にして、富士通信機(株)がこれに改良を加え”FACOM201”として製作販売した。
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鐘淵化学工業は昭和25年5月に、大阪工場で月算60トンのプラントを建設し生産を開始した。塩ビの基礎研究は鐘紡化学工業部の研究所(鐘淵化学工業の発足によって同社の研究所となる)ですでに終わっており、兵庫工場に月産5トンのパイロットプラントを建設し、昭和24年7月から市販を開始していた。それらの初期の塩ビ製造装置を、創業の地である大阪工場にモニュメントとして遺している。
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鐘淵化学工業は昭和42年にペースト用樹脂「カネビニールペースト」を企業化し、大阪工場で企業化した。ペースト用樹脂は平均粒径が約1μmと非常に小さく、加工時に取り扱いにくいため、通常ブロック状の樹脂を粉砕して使用していた。この改良方法として、特殊な乾燥凝集方法を開発し、昭和63年に、鹿島工場で設備化を行い、顆粒状ペースト樹脂として製造を開始した。
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昭和38年に製作されたファウドラータイプのグラスライニング製の重合缶である。当時は、重合缶壁面への付着が問題で、内面をグラスライニングする事で、付着を防止できるため採用された。その後、付着防止技術の確立により、より伝熱係数の大きいステンレス製の重合缶が主流となった。
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1959年23社で高分子原料開発研究組合が結成された中で、呉羽化学工業と千代田化工建設が研究を継続、1964年呉羽化学錦工場に塩化ビニルモノマー年産3万トンの工場を完成させた。火焔中にナフサを吹き込み、高温・短時間の熱分解でアセチレン・エチレンを高収率で得、それらを分離することなくアセチレンは直接、エチレンはEDC経由で塩ビモノマーとする、初の石油への原料転換プラントであった。ソ連、インドにも建設された。
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軽質のセリア原油を2塔式ペブルヒータで発生させた2,000℃のスチームにより熱分解し、アセチレン・エチレンから塩ビモノマーを、副生タール・ピッチから熱媒油、感圧紙用溶剤、球状活性炭、炭素繊維などを製造するプラントが1970年呉羽化学錦工場に建設された。アセチレンはDMFで分離した後、反応管で塩ビモノマーとし、エチレンはEDCとした。
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