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400MHz帯から13GHz帯において、アナログ電話信号、TV信号、ディジタル信号の伝送を行う各種変調方式・中継方式の装置を一貫した設計思想のもとにシリーズ化した。世界に先駆け富士通で開発・実用化されたマイクロ波帯で動作するガリウム砒素電界効果トランジスタ(GaAs FET)を用いて直接マイクロ波の発振・増幅を行う理想的な全固体電子化無線装置であり、受信機の低雑音化、消費電力の半減、性能・信頼性の向上が図られた。
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マイクロ波増幅器の効率の向上、IF回路の低電圧動作等の新技術採用により、消費電力を従来装置より1/3から1/5に削減できた。これにより太陽電池電源と組み合わせた無線中継システムが実現でき、超高信頼性により無保守で無人の中継局が構成でき、システム全体の経済化が図られた。小型・軽量となった本装置は簡易組立形シェルター・鉄塔の組み合わせに可搬形無線中継局が実現でき、防災無線や移動可能な基幹回線として世界各国に導入された。
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1無線チャンネル当たり1800CHの多重電話信号またはカラーテレビ信号を伝送することが出来る無線装置。送信管以外は全部固体電子化され、小型化された最初の装置で、信頼性・経済性の向上が図られた。この技術を基にして、日本国内(当時電電公社の短距離無線システム)、アジア・アフリカ諸国の基幹通信回線として多数使用された。
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マルチメディア多重装置F2663DMIXは、NTTの高速ディジタル専用線サービス開始に合わせて開発され、企業ネットワークを従来のアナログ専用線で構成した個別網から、音声/データを統合したディジタル統合網へ移行させる大きな役割を果たした。特徴となる技術として、TDM多重化技術と音声符号化技術、及びネットワーク監視技術などがあげられる。
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標準同軸ケーブルを用い、電話2,700回線の容量を持つ周波数分割多重(FDM)搬送システム。戦後の電話需要増大に対処するため、長距離市外回線に最も大量に導入された代表的なFDMシステム。電話伝送および当時放送が開始されたテレビジョンの長距離伝送に使用された。本システムの開発により、日本の有線伝送技術レベルが格段に進歩し、欧米との差が縮まった。本システムは真空管による最後の搬送システムで、これ以降はトランジスタが用いられた。
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FDMシステムの多重度が増え伝送距離が伸びるに従って、累積する等化偏差を高精度に保証することが必要になった。本等化器は精密な等化が実現でき、FDMの発展に大きく貢献した。本等化器は富士通の遠藤興一氏の考案になるもので、「遠藤等化器」と呼ばれ、電電公社やAT&Tにもよく知られ、富士通の技術力を高めた。1975年経団連会長賞を受賞した。
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同軸ケーブルを用いたFDM搬送システムとして最も大容量なシステム。電話10,800回線またはテレビ信号6回線の超多重伝送が可能。当時の最高速トランジスタ、帰還増幅回路技術、薄膜集積回路技術などを結集して実現した。しかし、中継器間隔は1.5kmと限界に近く短くなりこれ以上のFDM多重化システムは実用化されなかった。FDMシステムはPCMの時代になっても1980年代初めまで使われ、日本の電話網発展に重要な役割を果たした。
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FDM搬送システムには、多くのフィルタが使われるため、その小型化、経済化は大きな課題であった。本メカニカルフィルタは機械振動子を使ってフィルタを構成するもので、小型で安定なフィルタを実現することができた。本フィルタによりFDM装置の小型化、経済化が可能となった。
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PCM技術を用いた最初の実用システムであり伝送分野で歴史的な意義を持つ。本システムの実用化により電話ネットワークはアナログ時代からディジタル時代に突入した。PCMの原理は複雑なため、真空管時代には実現できなかった。トランジスタの出現により、音声の符号化・複合化、ディジタル多重・分離、再生中継技術など、数々の新しい技術が開発されて実現した。電話24回線の容量を持ち、平衡ケーブルを用いた近距離市内中継線に広く導入された。
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標準同軸ケーブルを用いた最初の大容量PCM伝送システム。電話換算1,440回線の容量を持ち、中継間隔は約3kmである。PCM-24方式が導入され近距離区間がディジタル化されるに伴い、距離の長い市外回線もディジタル化が必要となり、本システムが開発・導入された。大容量伝送方式のはしりとして主に中距離区間に導入され、ディジタル化の全国拡大への1ステップとして大きな意義があった。
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