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LC-78

カシオミニの登場以降、電卓の技術競争が軽薄短小化に向かいつつある中で、当時では最も薄い3.9mmを実現した名刺サイズの電卓です。この製品以降、薄型化と小型化を追及する技術開発競争に拍車がかかりました。年代:1978年

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FX-502P

プログラム機能付きの関数電卓で初の手帳サイズを実現しました。理科系学生や技術者の間で大ヒット。プログラムをメモリに記録させ、逐次実行させていくストアード方式(256ステップ)を採用。ジャンプ、サブルーチン機能を備え、最大10組のプログラムが可能でした。年代:1979年

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SL-800

厚さわずか0.8mmという薄型化技術の結晶といえるカード電卓です。1チップLSI、液晶、ソーラーバッテリーなどをすべてフィルム化することで、薄型化を実現。その革新性とスタイリッシュなフォルムから、米国のニューヨーク近代美術館に永久保管されています。年代:1983年

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PF-3000

携帯情報機器の先駆けとなった製品です。計算機能のほか、電話帳、メモ帳、スケジュール表など一台で多目的に使え、機密事項をキーワードにより保護するシークレット機能も備えました。年代:1983年

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DC-90(熱子、重子)

デジタルカメラの開発にあたり製作した機能試験用の試作機。1991年に完成。当初は1990年の完成を目指して「DC-90」の型番を付けた。汎用部品を多用したことにより、動作時の温度は90℃、重量は2.75kgにもなったことから、付けられた愛称が「熱子(あつこ)」と「重子(おもこ)」。発熱対策としてファインダ部分に送風機を取り付けたため、ファインダの代わりとして液晶テレビを使用した。また、内蔵したCPUのプログラミングとデバッグ作業のために、撮影した画像をパソコンにダウンロードして動作確認をしていた。これらが、1995年に発売した液晶モニター付きデジタルカメラ「QV-10」の基になった。年代:1991年

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QV-10

軽く、どこにでも持っていける携帯性、回転するカメラ部、カラー液晶モニターで撮った画像をその場で確認でき、失敗した画像は消去できる。気に入った画像はパソコンに取り込んで保存できる。そして、従来では考えられなかった手頃な価格…。「QV-10」は、わずか25万画素ながら、そのユニークなコンセプトで爆発的ヒット商品となりました。それまでの「デジタルカメラ」は、報道機関などで使われる高価な業務用機器でしたが、初めて一般向けに発売された「QV−10」の普及によって誰もが知る言葉となり、これ以降、各社から競って発売されることになります。年代:1995年

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EX-S1

「EXILIM」シリーズの一号機。EX−S1は、常に携帯できる「ウェアラブル・カードカメラ」という新しいコンセプトに基づいて開発されたデジタルカメラです。胸ポケットに収まる名刺サイズの小ささ、わずか1センチ強の薄さ、そして携帯電話並みの軽さを持ちながらも液晶画面を搭載。また起動時間はわずか1秒ほど、シャッターを押してから画像を読み込むまでの時間が約0.01秒、連続撮影も0.6秒間隔で可能というクイック・レスポンスを実現。日本では2002(平成14)年6月に発売され、2ヵ月で2倍の増産が決定されるほどの人気を呼びました。海外でも地域を問わず大きな人気を集めています。年代:2002年

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EX-Z3

EX−Z3は「EXILIM」シリーズで初めて320万画素・光学3倍ズームレンズを搭載した高性能モデルです。レンズ部に新開発の3段沈胴式ズーム機構、また、LSIの高密度実装をさらに進化させた「Stack MCM(Multi-Chip Module)」を基板に採用することにより、光学3倍ズームを装備しながら幅87×高さ57×厚さ22.9mm(最薄部19.7mm)の小型・薄型化を実現しました。デザイン性の高さと高性能が融合したこのEX-Z3は、2003年に国内で販売されたデジタルカメラの中でナンバーワンモデルになりました。年代:2003年

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EX-Z1000

手のひらに収まるスタイリッシュな小型ボディで有効画素数1010万画素を実現し、カメラ本来の基本性能である画質を格段に高めたデジタルカメラです。簡単に撮影できるというコンパクトカメラならではの気軽さを損なうことなく、大切な思い出をより美しく大きな写真で残せます。また、大画面2.8型の高輝度ワイド液晶を新たに搭載し、大きな画像を見る楽しさに加えて、撮影情報が見やすい表示レイアウトや、一画面で複数の画像を表示するなど、モニターの使い勝手も進化させました。EX-Z1000以降、コンパクトデジタルカメラは、1000万画素超の時代に突入することになります。年代:2006年

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EX-F1

コンシューマ市場に向けたハイスピードデジタルカメラの1号機。EX-F1は、高速CMOSセンサーと高速処理LSIを組み合わせることで、超高速連写とハイスピード動画撮影を実現した有効画素数600万画素・光学12倍ズームの高性能デジタルカメラです。静止画撮影は、60枚/秒の超高速連写をフル画素の高精細画像で実現。さらに、シャッターを押す前のシーンから超高速で連写できる機能“パスト連写”によって、決定的な瞬間を逃さず撮影することが可能です。また、VGA相当の動画も300fpsのハイスピード撮影ができるので、今まで限られた業務用の映像機材でしか撮れなかった超スロー映像を記録できます。年代:2008年

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EX-FC100

EX-FC100は、優れたハイスピード技術を小型・薄型サイズに収めて、より幅広いユーザーが気軽に使える便利な機能を追求したスタイリッシュなハイスピードデジタルカメラです。 30枚/秒の超高速連写や最大1000fpsのハイスピードムービーを、回路やセンサーユニットの小型化によって、手のひらに収まる小型サイズで実現。また、被写体の素早い動きをモニターにスローで表示しながらシャッターを押せる「スローモーションビュー」や、連写画像の中からブレや瞬きのない1枚だけを自動で選んで保存する「いち押しショット」など、高速連写を活かした便利な機能も搭載しました。 年代:2009年

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EX-G1

EX-G1は、耐衝撃・防水・防塵性能を備えたタフネス仕様でありながら、厚さ19.9mmの薄型フォルムを実現し、機能美あふれるスマートなデザイン性も追求したデジタルカメラです。高精細な画像が撮れる有効画素数1210万画素を活かしたカメラとしての高い基本性能に加えて、自転車やスノーボードなど、アクティブなスポーツをしながら静止画や動画を一定間隔で自動撮影できるインターバル撮影など、タフネス仕様ならではの機能も搭載しました。年代:2010年

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こしき

伐採した楮の木を蒸すときにかぶせる、大きな桶型の道具。蒸すことにより、楮の皮がはがれやすくなります。平釜に水を入れて、その上に竹簀を並べ、切りそろえた楮を束ねて、こしきをかぶせ平釜の下で火を焚いて蒸します。年代:~1985

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煮熟釜

原料を煮る釜。製紙原料に、消石灰・ソーダ灰などアルカリ性溶液を加えて、この釜で2~4時間煮続け、純粋な繊維だけを取り出します。年代:~1985

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ちりとり槽(仮名称)

原料に含まれているちりをひとつづつ丁寧に手作業で取り除きます。「水より」と「からより」の2通りの作業方法があり、この道具は「水より」の際に、水をはって使用します。年代:~1985

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たたき台・たたき棒(打解棒)

繊維束になった原料を、樫の棒で叩き解す叩解作業の道具。打てば打つほど、水中での繊維の分散がよくなり、繊維が絡み合い膠着しやすい状態になります。この作業が終わると、繊維は「紙料」となります。現在は、この作業は、機械に任されています。年代:~1985

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こぶりそうけ(こぶり籠)

原料を攪拌する時に使う、ざるのような籠。十分に叩解された「紙料」を、この籠に入れて水中に沈め、かき混ぜて分散させます。この作業をこぶり(小振り)といい、紙質を決定する重要なポイントとなります。現在はビーターという機械を使って行われています。年代:~1985

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しょいけ

原料を運ぶための道具。年代:~1985

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刷毛

湿紙を乾燥させる際、平らにのばして板にはりつけるための用具。材料は、馬毛やしゅろ毛、わらすべなど。馬のたてがみの毛先でつくられた刷毛が一番柔らかく、極薄の紙を張る時に使われます。年代:~1985

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紙干板(紙つけ板)

天日乾燥の際に使う道具。紙床から湿紙を1枚1枚はがし、「しわ」がよらないようにこの板にはりつけ天日で乾かします。現在は、三角乾燥機など、鉄板にはりつける火力乾燥が主流となっています。年代:~1985

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紙切包丁

乾かした紙を1枚ずつ選別し、切本と呼ばれる型に合わせて、紙の四辺を切り揃え規格に応じた寸法にします。年代:~1985

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漉き槽(漉き舟)

紙を漉く時に使う道具。原料と「トロロアオイ」の根から取り出した粘液(ネリ)、を漉き槽に入れて棒でよくかき混ぜ、原料の繊維を均一に分散させ、簀桁で1枚1枚紙を漉きます。年代:~1985

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簀(漉簀)

細い竹ひごや萱ひご(すすき)を、生糸を撚って作った丈夫な編糸で簾状に編んだもの。(写真は竹簀)年代:~1985

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桁(漉桁)

桁には、水につけても狂いのない良質のひのきが使われます。大量の紙液を汲み込んで相当な重量となっても、水平を保つような工夫がされています。桁の金具は、柔軟性があり、桁を傷めず、錆びて紙に悪影響を与えない銅で作られています。年代:~1985

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簀桁

紙の種類に応じて、紙漉きの道具である簀桁を使い分けています。簀と桁で簀桁といいます。年代:~1985

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百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)

奈良時代の女帝称徳天皇によって、天平宝字8年(764年)に百万個作られ、法隆寺や東大寺、興福寺など南都の寺院をはじめとする十大寺に奉納された。木製の三重の塔の中心部が空洞になっており、陀羅尼経1巻が収納されている。現存し、制作年代が明確なものとしては、世界最古の印刷物と言われている。年代:764年

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藩札

藩札は、江戸時代から明治時代初頭にかけて藩内での流通を目的に諸藩が発行した紙幣で、偽札が作られないよう、漉き方、染め、文様、文字刷りなど最高の技術で作られた。年代:1700~1800年代

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紙衣(かみこ)

東大寺二月堂お水取りに着用された紙衣。仙花紙という強い紙を棒に巻いて、何回も丁寧に絞り寒天を塗る。紙40枚を貼り合わせて反物にし、木綿の裏を付けて袷にする。(寄贈:東大寺清涼院住職 森本公誠師)

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土佐典具帖紙

「かげろうの羽」と呼ばれる土佐典具帖紙は、厚さ0.03mmの世界一薄い手漉きの楮紙。吉井源太は、明治維新後、美濃の典具帖紙を改良し、より薄くて強い紙として土佐典具帖紙を開発。明治13年、吉井源太の指導によりいの町神谷において勝賀瀬亀太郎が初めて、土佐典具帖紙を漉いたと言われている。明治14年、第二回国内勧業博覧会で一等賞を受賞。輸出の道が拓かれた。さらに、明治18年には、アメリカの博覧会でも受賞し、需要が急増。タイプライター用紙として大量に輸出された。(吉井源太本人の漉いた紙)年代:1880年~

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絹紗織機

薄くて地合の均一な紙を漉く場合、ひご、あみ糸、小ざるの跡が紙面に残らないよう簀を渋引きした絹紗で覆う。紗織は1回に50枚分、約100mの何千本もの縦糸を機械にかける。縦糸には時々のりをぬり、糸を固めながら横糸を織り込んでいく。くもの糸のように柔らかい絹糸で、一目の狂いもなく紗を織るには、細心の注意と根気が要求される。そのため、機織職人が大勢いた時代でも、絹紗を織ることのできる人は少なく貴重な存在であった。高度で複雑な紗織作業は、熟練者でも1日わずか5枚分(10m)しか織ることができない。漉く紙の種類によって編目が違い、細目、中目、粗目の三種類がある。

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吉井源太日記

吉井源太は、明治17年から39年までの日記を多数残している。日記には、紙の受注・納入記録、各地への訪問記録、各種博覧会への出品計画、紙や原料に関する実験記録や、紙の下書きなどが記されており、当時の紙漉きの状況がわかる歴史的にも非常に貴重な資料である。また、書画や俳句を嗜んでいた源太らしく、挿絵や句が登場するなど、人柄をうかがい知ることもできる。この遺品類は、いの町に寄贈され文化財として紙の博物館が収蔵している。年代:1884~1906

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簀あみ作りの道具

紙漉きの道具、簀桁に使う「簀」を編む道具。細い竹ひごや萱ひごを生糸で編む。対になった糸を、一定間隔で前後からひごにかけて編んでいく。糸は、しまり具合を均一にするため、等しい重さのつちのこ(小槌)に巻いてある。糸には、強靭な渋引の絹糸が使われる。ひごの太さに応じて編み糸の太さも変える。一枚の簀ができあがるには約10日を要する。(井上 昇氏の使用していたもの)

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首里花倉織

国の重要無形文化財「首里の織物」の保持者宮平初子(人間国宝)の作品。首里織物は7種あるが、花倉織は絽織と花織りを併用した複雑な紋絽の一種で、かっては王家一門にしか着用を許されなかった最上の夏織物です。

情報所有館 : 那覇市伝統工芸館 


線彫魚文大皿

国の重要無形文化財「琉球陶器」の保持者金城次郎(人間国宝)の作品。好んで描いた魚文や海老文の表現力は、濱田庄司氏に魚や海老を笑わす事が出来る名人と言わしめた。この作品の魚も力強さと躍動感あふれた作品。年代:1986

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芭蕉布地紅型両面染め

国の重要無形文化財「琉球紅型」の保持者玉那覇有公(人間国宝)の作品。伝統的紅型に現代感覚を取り入れた。この作品は芭蕉布地に紅型の両面染めで糸巻きと糸車の文様で技術の熟度が高い作品。

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月桃色彩花瓶

琉球ガラス工芸の第一人者のひとりである桃原正男(現代の名工)の作品。沖縄県内に自生する月桃の葉を粉末にして発酵させ、ガラスに混ぜたものであめ色が大きな特徴で抗菌性もあるといわれている。年代:1999

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厨子甕(ずしがめ)

洗骨後に骨を入れる骨壷。華麗な装飾が施され、士族や富裕な人が使用した。一般に普及したのは明治以降。白骨化した遺骸を血縁の女性が洗い清め甕に納め墓所に入れます。この甕は御殿方で両端に鯱、真ん中にシーサーが配置されてます。

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ルクジュウー

紅型の型紙を彫る際に紙の下に充てる型切り台として使用。沖縄の1月、2月の時期に木綿豆腐を陰干しにして乾燥させた物で適度な硬さと復元力があり、型切り台として最適な道具である。

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一筆泡壺

琉球ガラス工芸の現代の名工稲嶺盛吉の作品。琉球ガラスの加飾技法の「泡ガラス」で作られています。ガラスの中に気泡を入れる技法でガラスの中に温かみが増す装飾法です。

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三彩平チューカー

戦後の壺屋焼の復興に先駆けとして着手した、島袋常恵の作品。3個の盃が付いた三彩平チューカーの酒器セットは、平たい形状の容器の取ってと注ぎ口が竹模様の手びねりで作られている。色合いもアメ釉と緑釉が帯状に塗られ、全体的に民芸調の用途美のある作品である。年代:1970年代

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赤絵草花文茶碗

仁王窯2代目小橋川永昌の作品。赤土に白土を化粧掛けし透明釉をかけたもので、温かさと素朴さが人の心をなごませるものである。その温かい白色の地に沖縄で産出する顔料で季節にとらわれることなく草花文様の赤絵を描いたもので、高台は竹しぶが施され調和のとれた味わいのある作品である。年代:1960年代

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絹白茶地緯花織袋帯

人間国宝宮平初子の作品。首里の織物の技法の一つである、首里花織の技法で織られている。4枚綜絖を使用した緯浮花織の手法。着用する人の幸を祈り、四葉のクローバーをモチーフとした作品。全通柄で袋帯仕立てである。年代:2002年

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藍地泊手縞着尺

製作者、浦崎康賢の作品。手縞は杢糸を用いた多彩な格子柄の中に緯絣が配されたもの、かつては上流、士族の衣服として着用されていた。

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黒漆菊紋螺鈿文箱

琉球漆器の技法のひとつ螺鈿は、夜光貝を加工し文様に切り、貼って漆を塗り研ぎ出して仕上げます。貝は薄くなる程美しい七色の妖しい色を呈します。接着の違いで薄貝の技法は沖縄の気候で可能となりました。

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朱漆山水堆錦東道盆

現代の名工嘉手納並祐の作品。沖縄独自の加飾法、堆錦でできた東道盆である。琉球漆器の代表的な形式のひとつで、正月や祝事の際に料理を盛る盆のこと。かつては、宮中で行われる宴会などで使われ、もちろん王侯貴族だけが使える、豪華で贅沢な漆器だった。

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朱漆食籠菊七宝繋沈金

技能保持者の金城唯喜の作品。沈金は塗り上った面に刀やのみで文様を彫り、漆を擦り込んで金箔を押し込み、文様以外の金箔を拭きとって仕上げる技法です。

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型紙

描いた下絵を渋紙に貼り、細かい文様から彫っていく。この時「ルクジュウー」を紙の下にあてがい、下絵に沿ってシーグ(小刀)で突彫りします。この技法は、手彫のあたたかさを感じさせ、さらには立体感を与えるという紅型の特徴でもあります。また紗を張ることで型紙を強くします。型染の多くは一枚の型紙を使い、模様を繰返し染めていきます。

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小刀(シーグ)・打抜き錐

型紙の下にルクジューをあてがい、下絵にそってシーグ(小刀)で突彫りします。この技法は、手彫のあたたかさを感じさせ、さらには立体感を与えるという紅型の特徴でもあります。打抜き錐(きり)は染地型の地など施される「アラレ」(霰)と呼ばれる小乳を彫る際に使用する道具で丸型と四角がある。

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摺込筆

摺込み用の刷毛は頭髪を使って作られている。よく乾燥した山原竹(琉球竹)の中に10cm以上の頭髪を糸で二つ折りにして、竹の穴に引っ張り込み、固定し、毛先を5mmほど残して切った上で、軽く火であぶって揃える。刷毛の大きさも、竹の大きさに合わせ、大、中、小と作る。

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糊袋(ヌイブクロ)

糊袋(ヌイブクロ)は、筒引きや糊伏せに使う道具である。厚手の木綿を二枚合わせにして袋縫いしたもので、筒先に竹口か金口を固定して取り付ける。筒引きは、風呂敷(両面)や、舞台幕などを主に描いたが、線の強弱をつけるため、筒口を、大・中・小と用意して取り替えて使う。竹の先を焼いた炭で、生地に大まかに下絵を描き、布の四方を竹で張り、筒引きする。型よりも制約が少ないので、職人の絵心や感性が最も如実に表れる。

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