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HONDA RCB

8つのヨーロッパ耐久ロードレースで7つの栄冠を獲得して凱旋したバイク。排気量941cc/最高出力115hp年代:1976

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ブルーバードMC型

昭和20年代から30年代にかけて、高知市の鴨部に山崎内燃機関研究所というバイクメーカーがあった。小さな工場から生み出されるバイクの性能は、当時の国内バイクの標準レベルを越えていた。昭和20年代の初めにエンジンを全て自社製としたその技術自体も評価されるものであろう。年代:1953

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富士重工業(スバル) ラビット S-48 II

国産初のスクーターS-1を生み出した旧中島飛行機(現在の富士重工業)は、群馬県太田と東京三鷹にあった工場で生産をおこなっていた。

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スバル360

1955年5月に発表された「国民車育成要綱案」に基づき、富士重工業が軽自動車の枠の中で実現させたのがこのスバル360である。年代:1961

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U字ケルシマ

ブラウン管の電子銃の電極を支持する絶縁部品。ブラウン管の電子銃はテレビの性能を左右する最も重要な部品であったが、その組立工程はグリッドなどの金属部品を加熱軟化したガラスに差し込んで固定することで進められた。国産テレビの初期はケルシマ管と呼ばれるU字形のフォルステライト管に粉末ガラスを詰め、溶融した部品が使用されたが、当時輸入に頼っていたこの部品を国産化したものである。年代:1959

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カソードチューブ

ブラウン管の電子銃の組み立てに使用された絶縁管。肉厚が0.2ミリと薄く、外径公差が厳しく、純アルミナを要求する難しい製品仕様であった。成形が困難な上に、純アルミナは耐熱性が高く、従来フォルステライトを焼成した炉では焼結しないため、Mo線を発熱体にした水素雰囲気炉を組み立て、焼結できるようにした。年代:1959

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アルミナ基板

マイクロモジュールに使われるアルミナ基板。マイクロモジュールは1958年頃に米・RCA社で開発された集積回路の前ぶれとも呼ぶべき小型回路で、7.8ミリ角のセラミック基板にトランジスタや抵抗、コイルを組み込み、これを立体的に重ねることで高密度化したものである。米・IBM社が開発したSLT回路用の基板として、これを使った同社の戦略商品であった「システム/360」シリーズに使われた。年代:1966

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抵抗芯体

皮膜抵抗の基板や芯体として利用されたフォルステライト部品。フォルステライトは電気絶縁材料として優れた特性を持つほか、焼成した焼き肌が滑らかになるため、皮膜抵抗の基板や芯体としてよく利用された。当時一般的であった磁器芯体に比べて抵抗値の安定性が高く、これを用いた固定抵抗器が各種家電製品や通信機器用途を中心に多く生産された。年代:1959

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マルチフォームガラス

テレビが量産化されるようになるにしたがって、国産化当初に使われた、ブラウン管の電子銃の支持部品であるU字ケルシマに代替して使われるようになったガラス製絶縁部品。硬質の硼珪酸ガラスの粉末を棒状に成形して焼結させたものであるが、ガラス棒の一部を過熱したときに熱ショックで破壊しないように、熱膨張係数の小さいガラスを使い、また、クラックの進行を止めるために独立気孔をたくさん残して焼結させることが特徴である。1961年以降2004年まで息長く生産された。年代:1961

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セラミック真空管

1950から60年代に能動部品の花形であった真空管は真空容器の絶縁体としてガラスを利用していたが、アルミナやフォルステライトなどの絶縁特性と強度に優れたセラミックスに代替することによって、より小型、強靭で、長寿命化、高信頼性化が実現された。新幹線などに使われる電力用シリコン整流器の外囲器や電子レンジ用のマグネトロンの外囲器などに始まり、後年にはクライストロンなどの送信管や粒子加速器など大型真空装置にもセラミックスが使われるようになった。年代:1967

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製紙機械用セラミック部品

製紙用の大型長網抄紙機では、ゴムロールに支えられたプラスチック製の細かいネットが90~300m/秒の速度で走る上にパルプのスラリーが流され、ロールとネットの間の表面張力による負圧が主な吸引力となって脱水が進む。このゴムロールの代わりに断面楔形のアルミナ製のフォーミングボード、ハイドロフォイルを置くと、ネットの裏側から滲み出た水がこれらによりかきとられる。セラミックフォイルを用いることにより脱水速度を早くすることが可能となり、磨耗も少ないことから紙質が向上した。セラミック部品の抄紙機への応用によって紙がより薄くなるとともに表裏差もなくなって、新聞紙の両面カラー印刷が可能となったのである。年代:1965

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磁気ヘッドスライダ

大型コンピュータ用のディスクメモリなどに使われる磁気ヘッド用のセラミック摺動部品。表面を平滑に仕上げた記録ディスクに対し、セラミックスライダとフェライトコアを組み合わせた磁気ヘッドを用いて信号を読み書きするが、セラミックスライダには加工精度1μmの公差が指定され、当時としては常識はずれの精度で、原料調整から最終加工まで非常に厳しい管理が要求された。その後も磁気ディスクの進化に応じて、材質の開発、改良や加工技術の向上が進められ、その進歩を支えてきた。年代:1966

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サーメット工具

セラミックスは高温での強度や硬度が高く、切削工具材料としても優れた特性を持つ。しかし、脆さのために切削抵抗の大きい材料を切削するときや、フライス加工のように衝撃の加わるときにはチッピングを生じやすい。そこで、より強靭で耐摩耗性の高い工具材料を求めて、セラミックスとメタルの複合材料である「サーメット」が開発された。中でも、窒化チタンを添加したものは、耐摩耗性と加工面の美しさで、切削工具の主流である超硬合金を凌いで市場の圧倒的な評価を得た。年代:1976

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サファイア・インプラント

セラミックスが優れた生体適合性を有することから、当社ではセラミックスの生体材料への応用を企図し、大阪歯科大学と共同でまずセラミックス製人工歯根の開発に着手した。焼結アルミナでも人工歯根として十分な強度を得ることができたが、さらに製品の信頼性を高めるためサファイアを使用することとした。サファイアは曲げ強度で1,300MPaと焼結アルミナの約3倍の強度が得られ、サイズの小さい、生体への適合性の高い人工歯根や補綴材の開発が可能となった。サファイアの加工に際しては研削傷による曲げ強度の低下を防止するために独自の精密加工と表面研磨法を開発することで高強度を実現し、科学技術庁から注目発明の栄誉を受けた。年代:1978

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セラミック製人工関節

人工股関節は大腿骨の骨髄腔に挿入した金属ステムにテーパー嵌合したセラミックスまたは金属ボール(骨頭)と、腰骨にセメント固定した超高分子量ポリエチレン(PE)カップの組合せで構成される。当社ではまず、アルミナ製の骨頭ボールとPEカップを組み合わせた人工股関節を開発した。アルミナボールと組み合わせたPEカップの磨耗は金属ボールと組み合わせた場合の1/2ないし1/5と大幅に低減され、近年の調査でもセラミック股関節は金属製のものに比べて磨耗や損耗が少ないことが報告されている。セラミック製人工関節はその後、より強度の高いジルコニア製が主流となり、人口膝関節、肩関節、肘関節、足関節などが開発されている。年代:1982

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ハイデンシティパッケージ

米・フェアチャイルド社からの注文に応じて試作された半導体用パッケージ。同社の方針変更のため量産はされなかったが、後のセラミック製半導体パッケージ急成長の嚆矢となったとも言える製品である。25mm角、厚さ0.6mmのアルミナ基板上に高精細な配線層を作り、これを2層密着させて上下の配線を92個のヴィアホールでつなぎ、外部端子が36本という設計で、上層には8個のICが搭載されるというものであった。テープ成形技術や同時焼成技術の確立、テープ組成と回路印刷用インクの最適な組み合わせなど、多くの技術的課題を克服して完成したエポックメーキングな製品であった。年代:1969

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1kDRAM用セラミック多層パッケージ

米・インテル社が創業間もない頃に開発した1kDRAMに採用されたセラミック多層パッケージ。このDRAMはICメモリが初めて磁気コアメモリを超えて実用化され、今日の隆盛を予告した記念すべき製品である。パッケージは実装面積22.8×7.6mmの3層構造であるが、下層はLSIを密着させるためのダイアタッチ部メタライズ、上層はコバール蓋をロウ付けするシールリング部メタライズのみで、LSIからワイヤボンドする16個のパッドと外部端子を結ぶ信号配線は中層に形成され、3層が封着ガラスによって一体化されるというものであった。年代:1970

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タイムベースモジュール

水晶振動子とICを一つにパッケージした世界初の発振器。1978年当時としては小型で画期的な製品であり、基準信号発振用としてAV、家電、信号機など各種機器に組み込まれた。最初の製品は水晶振動子と18段バイナリカウンタCMOSを組み合わせ、TO-8型にパッケージしたもので、12Hz~8.0Hzの任意の発振出力が得られるというものであった。年代:1978

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セラミックフェルール

光ファイバ同士や光ファイバと機器とを接続するコネクタに使われる部品。ファイバの太さは125μmであるが、光信号が通る部分は中心部のわずか9μmにすぎず、信号を確実に授受するために許されるずれはサブミクロンというきわめて高度な位置決め技術の上に、ワンタッチで着脱可能でなければならないという困難な要求を可能にしたのが高精度加工のセラミックフェルールである。外径2.5mm、センター孔径0.125mm、長さ12.7mmの極細パイプを成形し、研磨加工によって外径、センター孔径、同芯度、同軸度とも全長にわたり許容誤差0.5μm以内に保持するという困難な課題を克服して完成したものであった。年代:1984

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セラミックディーゼルエンジン

窒化珪素製のシリンダ、ピストン、ヘッドプレートを備えたオールセラミックス製の完全無冷却2.8リットル3気筒エンジン。いすゞ自動車との共同開発で、NHKの1982年の正月特別番組で櫻島の溶岩道路を走る、セラミックエンジンを搭載したいすゞ「ジェミニ」が放映され、日本国内に大反響を巻き起こし、ファインセラミックスブームを喚起した。年代:1981

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ガスタービンエンジン部品

通産省などが主導して発電用や車載用のセラミックガスタービンの開発が開始されたのに伴い、前者では川崎重工業(株)に協力してCGT302エンジンの全セラミック部品を、後者では日本自動車研究所に協力して輻流式ロータなどを開発、提供した。特にCGTでは計画の達成目標であったタービン入口温度摂氏1,350℃、熱効率42%に対して、温度摂氏1,395℃、熱効率42.1%という当時世界最高効率を実現した。年代:1999

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セラミックグロープラグ

従来の金属製グロープラグは熱伝達が悪いために表面温度の上昇までに10秒程度が必要で、これがエンジン始動の待ち時間になっていたが、これをセラミックグロープラグに置き換えることによって昇温時間わずか2秒と、エンジン始動の待ち時間が大幅に短縮され、ディーゼルエンジン車の進化に大きく寄与した。開発に当たっては、耐熱ショック性に優れた材料の開発、電極材料の選択、成形法の検討など広汎な研究や試行錯誤を経て苦心の末に開発されたものであった。年代:1981

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ターボ過給器ローター

ターボ過給器にセラミックローターを用いると耐熱金属の約40%である軽量性のために回転レスポンスは著しく改善されるが、セラミックスは脆さと熱的・機械的ショックへの過敏さのためにターボローターのような高応力の用途については信頼性が低いとみなされてきた。しかし当社では、射出成形と固形鋳込み技術の長所を組み合わせた新しいHybrid成形法を確立することによって複雑形状の要求される製品の成形を可能とし、量産化に漕ぎ着けた。年代:1989

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アモルファスシリコン感光ドラム

精密研磨したアルミ管の表面に、独自開発したRF-CVD装置によってシリコンを蒸着させて作られた、プリンタやコピー機用の感光ドラム。耐摩耗性が高く耐用寿命が長い、長波長光感度が高くLEDや半導体レーザーに適する、光応答性に優れ高速印字に適するなどの特長を持つ。開発に際しては、膜構成や成膜プロセスの検討、成膜装置の開発などあらゆるものを最適化することで量産性を飛躍的に高めることができた。本製品を搭載したプリンタやコピー機は超寿命で廃棄物が減ることから、環境にやさしく、経済的であるとして世界各国で賞用されている。年代:1984

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半導体製造装置用セラミック部品

プラズマによる成膜技術やエッチング技術の向上に伴い、半導体製造装置メーカーは厳しいプラズマ雰囲気下で安定して使用できる材料を模索し、化学的にも物理的にも安定なセラミック材料の採用を積極的に検討し始めた。これに対応して当社では用途に応じてセラミック材料の高純度化や高緻密化、粒界層のコントロールなどを行い、静電チャック、ハンドリングアームのほか各種の対プラズマ・ハウジングを開発した。当初は高純度アルミナが採用されていたが、不純物汚染やパーティクル発生の低減要求が厳しくなるにつれ、より耐プラズマ特性に優れたイットリアなど反応生成物の蒸気圧の低い材料やこれらを複合化した材料の開発を行ってきた。年代:1985

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温度補償型水晶発振器(TCXO)『KT11』

温度補償型水晶発振器は水晶振動子およびサーミスタ、温度補償用コンデンサを含む発振回路から構成される携帯電話用の基準発振器である。表面実装化に伴って実用となるハンダリフロー時のドリフトの仕様が極めて厳しく、困難であると考えられていたことから、先発各社が開発を躊躇する中、後発の当社が敢えてチャレンジして、世界で初めて実現させたリフロー対応型の製品である。年代:1994

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薄膜サーマルプリントヘッド

ファクシミリなど感熱記録方式のプリンタの印字に使用される電子デバイスである。1980年代に入ってファクシミリの急速な普及とともに需要が広がった。アルミナセラミック基板上に薄膜方式で8~24ドットのヒーターを一列に配列し、これを選択的に発熱させることで感熱紙に印字する。本製品の特徴は、伝熱特性を設計した部分グレーズを基板上に施して高品質の高速印字を可能にしたことや、ドライバーICを基板上にフェイスダウンボンドして小型化した点にあった。年代:1980

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再結晶宝石

天然宝石と同一成分の物質を長期にわたって入念に再結晶してつくられたエメラルド、ルビー、サファイアなどである。天然宝石とまったく同じ化学成分と結晶組織を持っているため、通常の鑑定手段で天然宝石と区別するのは容易ではなく、再結晶のプロセスでは結晶中に不純物や傷が入りにくいことから、天然宝石よりも透明度が高く、より美しい輝きを持つ。年代:1975

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クリエイテッド・オパール

天然オパールの特徴である「斑(ふ)」と「遊色効果」を人工的に再現することに成功したオパール。オパールの合成には全工程で長期間を要し、特殊な技術を必要とするため、商業ベースで合成に成功しているのは2009年時点で当社のみである。年代:1980

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リボン結晶太陽電池

チョコラルスキー法の1変形であるEFG法(エッジ・ディファインド・フィルムフェド・グロース・メソッド)によって作られた太陽電池。太陽電池に使われる薄板状の結晶を製造する方法としてきわめて合理的であることから、当初の太陽電池はこの方式によって製造された。50mm×76mmの太陽電池で平均変換効率10.4%を達成した。その後は、量産性の観点から方針を転換して、鋳造法による多結晶シリコン太陽電池の生産に変わって行った。年代:1976

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多結晶シリコン太陽電池

1984年にドイツのワッカー社より技術導入をして、開発をした鋳造法による多結晶シリコン太陽電池。実用化当初11.2%であった平均変換効率はその後の多くの改良を経て2006年には156×156mmウエハで平均変換効率18.5%を実現するなどして、第17回太陽光発電国際会議において論文賞を受賞した。年代:1984

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レーザプリンタ「エコシス」

アモルファスシリコン感光ドラムを初めて採用し、周囲の部品やプロセスユニットなど全構成要素を超寿命化したことで小型ページプリンタとしては世界で初めてトナーの補給のみで30万枚まで印刷を継続できるという、オンリートナー方式を実現した製品。交換・廃棄物の削減による地球環境への負担低減効果が評価されて「エコマーク」「ブルーエンジェル」など世界各国の環境マークの認証を受けた。年代:1992

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LCR回線アダプタ

LCR回線アダプタは一般の電話機や企業のPBXと、NTTの交換機の間に接続されて、最も通話料金の安価な通信事業者を選択して通話ができるようにするものである。事業者を選択するためのデータがモデムを介して更新できるようにしたことで作業者が設置場所に出向いて更新作業を行う手間をなくし、また即時にデータ更新を可能としたことから第二電電(現KDDI)のサービス開始当初、同社の利用者増加に大きく寄与した。年代:1987

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携帯電話「HP-121」

2010年現在、携帯電話用充電バッテリーとして最も一般的に利用されているリチウムイオン電池を初めて搭載した携帯電話。当時、大多数の携帯電話メーカーがニッケル水素電池の開発を優先させる中、まだ研究レベルであったリチウムイオン電池を業界に先駆けて採用したもの。年代:1992

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PHS端末「DataScope」

世界で初めてデータ通信を可能としたPHS端末。フリップ部をノートパソコンなどのPCカードスロットに接続することでPHS無線モデムカードとしても使用でき、電子メールの作成・送受信・閲覧ができるほか、PDAとしての基本機能も備えるという画期的な製品であった。年代:1997

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PHS端末「VisualPhone VP-210」

世界で初めて、携帯型でカラー画像通信を実現したPHS電話。画像圧縮技術により、音声とともに秒2コマの画像をリアルタイムで送受信することができた。年代:1999

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固体酸化物燃料電池セル

燃料電池の電解質に、酸素イオン伝導性セラミックスを用いた固体酸化物燃料電池(SOFC)に使われるセル。一般家庭用の1kw級燃料電池には、このセルが約200本使用される。セルは、当社固有のセラミック材料技術や焼結などのプロセス技術によって、世界最高レベルの発電効率を達成できる構造を実現している。このセルを用いた1kw級固体酸化物型燃料電池において当社は、約780℃という低温作動で世界最高レベルである54%のDC発電端効率(LHV)を達成した。年代:2003

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高級コンパクトカメラ「CONTAX T2」

「コンパクトカメラ=安物」という従来のイメージを払拭し、カメラ市場において「高級コンパクトカメラ」という新たなジャンルの市場を確立した画期的なカメラ。サファイアガラスファインダやセラミック圧板などファインセラミック技術の応用や高機能の搭載によって多くのカメラ愛好家の支持を受け、ヨーロピアン・コンパクトカメラ・オブ・ザ・イヤー’91~’92を受賞した。年代:1990

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一眼コンパクトカメラ「SAMURAI」

コンパクトカメラの持つ「操作の簡易性」「携帯性のよさ」「手軽さ」に、一眼レフカメラの持つ「高性能」「望遠効果」を融合させ、両者の間にまたがる「ブリッジカメラ」としての「一眼コンパクトカメラ」いう新しいジャンルを切り開き、日本国内に一大ブームを巻き起こした歴史的カメラ。年代:1987

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サーディップ・パッケージ

セラミックベース中央部に形成された金厚膜メタライズ上にICを搭載し、リードにワイヤボンドした後、低融点ガラスを溶融することで気密封止するタイプのIC用パッケージ。ハイエンドのICにはセラミック多層パッケージが用いられ、ローエンドのICには最も安価なプラスチックモールドが使われるのが一般的であった当時、もっぱら中間的なIC用として広く用いられた。年代:1970

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ピン・グリッド・アレイ・パッケージ

セラミック多層パッケージの裏面に、ピン状にした端子を格子状に配置することで、小さな面積の中でより多くのピンを収容できるようにしたタイプのパッケージ。1984年に米・インテル社が開発した世界初の16ビットMPU「80286」に64ピンのピン・グリッド・アレイが採用されたことを端緒に、生産数量も飛躍的に増加していった。また、MPUの高度化に合わせて、ピンの数も132ピン、296ピン、387ピンと多くなっていった。年代:1984

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チップ・キャリア・パッケージ

LSIの高機能化と平行して電子機器の小型化が進行し、LSIの回路基板上における実装面積を小さくすることも求められるようになった。この要求に応えたものがチップ・キャリアで、DIP(デュアル・インライン)型の信号配線を極力短縮し、正方形に縮めたパッケージの側面にハンダ付け用の電極パッドを設けることによりリードピンを省いた設計で、実装面積をDIP型の1/3に低下させた。年代:1975

情報所有館 : 京セラファインセラミック館 


SMDパッケージ

水晶振動子やSAWフィルターなどの表面実装部品(SMD)を保護、基板に実装するためのパッケージ。電極の印刷パターンの微細化やヴィアの小径化、テープ成形法やヴィア打ち抜き技術の高度化など、セラミック多層パッケージで培った技術を携帯電話やデジタル家電用途に応用することで数量増と価格低減要求に応え、事業の大きな柱となっていった。年代:1993

情報所有館 : 京セラファインセラミック館 


インクジェットプリントヘッド

印刷業界向けのインクジェット方式印刷機用プリントヘッド。圧電セラミックス技術を駆使してヘッド駆動部のアクチュエータを開発し、インク流路やノズル構造を最適化することによって2007年に商品化された、世界最高速で高耐久性、高画質のプリントヘッドである。従来の圧電方式と異なり、ヘッド内にインクがフル充填されており、電圧を印加された圧電アクチュエータから瞬時高速に変異して発生した圧力波がインク流体中を伝播するため、インクの固有振動周期に同期させてアクチュエータを振動させることで流路内のインクが共振し、ノズルの先端からインクメニスカスが突出して液滴が形成されるという仕組みを持つ。年代:2007

情報所有館 : 京セラファインセラミック館 


積層型ピエゾ素子

ディーゼルエンジン車の燃料インジェクタ用のピエゾ(圧電)素子。燃料インクジェットにおいては、積層型ピエゾ素子による圧電駆動方式が、多段および精緻な噴射量制御が容易にできることから、従来主流であった電磁ソレノイド駆動方式に替わって採用されるようになって来た。低パラジウム電極と破断制御構造、応力緩和構造が当社積層型ピエゾ素子の大きな特長となっている。年代:2005

情報所有館 : 京セラファインセラミック館 


零戦用オレオ

昭和52年7月に瀬戸内海 松山市沖の海底から引き上げられた零戦の脚(オレオ)です。第二次世界大戦で活躍した零戦や紫電改の脚(オレオ)は萱場製作所仙台工場で、そのほとんどが生産されました。零戦用脚(オレオ)は昭和14年から生産が始まりましたが、約12000機分が生産されました。年代:1938

情報所有館 : KYB史料館 


油圧ジャッキ

カヤバ製ジャッキの特色は、世界一軽く、非分解で故障絶無、価格が安いことで、昭和48年のピーク時には、月産7万台、国内シェア60%と圧倒的な強みをみせました。又、昭和40年からアメリカ向けに輸出されたが、これがKYB製品輸出の発端となった点で、当社の先駆的実績を上げた製品と言えます。年代:1965

情報所有館 : KYB史料館 


コンクリートミキサ車 eミキサ(模型)

従来のマニュアル制御ミキサ車から、電子制御ミキサ車に変わることにより、油圧負荷を常時監視し、エンジンPTOのトルクに余裕がある場合はドラム駆動油圧モータを2速に切換える。エンジン回転数を下げて作業でき、低騒音・排ガス削減・燃料削減など環境負荷を低減した。走行中の自動撹拌モード切換、自動混練、自動洗浄など新機能を追加し、作業安全、労力軽減を実現した。年代:2004

情報所有館 : KYB史料館 


700系新幹線用セミアクティブ制震制御装置

新幹線の高速化に伴う乗り心地向上策として、車体・台車間に減衰力可変ダンパを設置するとともに、車体の動揺状態を検出する加速度センサを設置し、専用のコントローラで車体の揺れを少なくするように、減衰力をリアルタイムに制御するシステム。年代:1999

情報所有館 : KYB史料館 


制震ダンパ

変位に応じて減衰力が変化するため、柱への軸力負担が軽減され、建物の強度をアップせずに大きな耐震効果がえられるのが特徴。年代:1992

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