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最高裁判所新庁舎・大法廷の「法の尊厳を示す」照明

最高裁判所大法廷の照明に対する建築設計者のイメージは、「法の尊厳」を示すような照明、信頼感を感ずるような照明であり、その目標を達するべく、1/20の模型に縮尺灯具を取り付けた模型実験を実施した。実験の結果、直径15mの円筒状天窓からの自然光だけでは上述の効果が得られなかったため、自然光に調和する併用すべき人工照明方式が、この模型実験によって決定され、1kW及び500Wのハロゲン電球投光器が使用された。

情報所有館 : 国立科学博物館 


コンフォート15による不快グレアを防止した照明

ランプを遮光すれば不快グレアは軽減される。従来、欧州で採用されていた遮光角30°のグレア規制型照明器具は、天井が低い日本では鉛直面の明るさを取れば、必要以上に水平面照度が高くなる、器具が大きくなるので高価であるなど、受け入れられにくかった。器具効率も下面開放と比較して低い。普及しやすい価格で、日本の天井の高さ(2.5m)に適した、グレア規制の遮光角を実現するために、遮光角15度の蛍光灯器具が開発された。

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大阪国立民族学博物館の展示物の配置換え対応照明

大阪国立民族学博物館は、わが国で最初に設置された世界の民族のルーツを探る博物館であり、民族資料の収集・保管・展示だけでなく、大学の共同機関として、調査研究を行う新しいタイプの博物館である。展示物を正しく・美しく見せることを主眼とした方針に基づいて設計が行われた。主照明は、実験を通して検討された。いくつかの調整機能を持つので、展示物の配置換えに対応ができる。

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GODシステム(中小規模庁舎用天井、電気設備)

東京サミット開催に際して、使用する官庁舎を短期間で建設すること、しかるべき質をみたすことを要件として、建設省と協同で開発されたのが、GODシステム(Government Office-Bulding Development System)である。基本モジュールは600mm、システム天井は、遮光角15度のコンフォート15照明器具、天井材、カーテンボックスで構成されている。

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工場での局部作業用照明器具

精密機器の組み立て時に、作業性と、省エネルギーを実現する照明手法が望まれた。従来は、遮光されていない反射笠付照明器具が採用されていたが、作業に必要な照度が得られない、ラインの横に配置している検査用モニターに映り込みが生じるなどの課題があった。遮光角30度の、直下に集中して光を制御する鏡面仕上げ反射板を持つFLR40W×1灯の照明器具開発した。結果、作業面照度1,000 lxを従来の72%の台数で実現できた。

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HID混光照明による電動昇降装置を採用した空港ロビー

新東京国際空港の1階到着ロビーでは、蛍光灯とハロゲン電球で構成されていたが、省エネルギー、省力・省人化を図るため、メタルハライドランプ400W3灯と、高圧ナトリウム270W1灯のシャンデリア方式混光照明が採用された。取り付け位置が床上11mと高いので、オートリフター(電動昇降装置)も採用され、保守点検が床近くで容易に行えるとともに、省エネが図れた。

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福岡株式会社丸和黄金店の「フルコントロールシステム」照明

九州の玄関口・北九州市小倉北区にある黄金店は、株式会社丸和が展開している150坪のストアーの一つである。店内の全般照明の明るさは、照明フルコントロールシステムにより制御され、約32.5%の節電が実現している。照明フルコントロールシステムは、季節毎の売場の変化や売り方の変化に対応したり、一日の混雑度の変化や、開店準備・かたずけ等の時間別変化に対応したタイムスケジュール制御を行うことができる。

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東京国立競技場の照明改修 照明改善、省電力照明

国立競技場は、1958年に建設され、1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして使用された施設である。当初、2kW白熱電球、1.5kWハロゲン電球、1kW水銀灯の混光照明としていたが、1978年と1979年の2回の改修により、1kWメタルハライドランプと700W高圧ナトリウムランプの混光照明が施された。その結果、大幅な照度アップ(従来の5.7倍の明るさ)と省電力(消費電力35%削減)を実現した。

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東京大林組技術研究所本館のタスク・アンビエント照明

大林組技術研究所のオフィス空間の照明として採用されたコンビ・コンフォートライティングは、従来の作業面を均一にする照明と異なり、天井面とローパーティションの鉛直面を照射して空間全体の明るさ感を演出するアンビエント照明と、デスクワークのためのタスク照明により構成されている。また、アンビエント照明器具は、執務時・休憩時・夜間で点灯パターンが自動制御され、窓際の器具は外光に応じて50%に調光できる。

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本州四国連絡橋・因島大橋の周辺環境に配慮した照明設備

因島大橋は、本州四国連絡橋道路・尾道~今治ルートの向島と因島を結ぶ全長1,270mの長大橋。照明設備の特徴として、橋梁下を通る船舶の安全航行のために道路照明および自転車歩行者道照明による海面上への洩光量を照度0.01 lx以下に制限するとともに各道路に適切な明るさを確保する特殊な配光制御を行った照明器具が採用された。また、周辺環境を考慮し、照明設備の耐塩害、耐風圧や省エネルギーなどについても配慮されている。

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