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ポリエステルコンパウンドを用いた放電灯用安定器

蛍光灯や水銀灯などの放電灯用安定器にはそれ迄ピッチと称するアスファルト系のコンパウンドを充填物として用いていたが、耐熱性や経済性に問題があった。このアスファルト系コンパウンドより耐熱性等の性能面で優れる不飽和ポリエステルを基材としたコンパウンドを開発し、小形で且つ製造時の作業性にも優れた放電灯用安定器を実現させた。1963年に開発したこの技術は、その後の改良も加えられ、現在も広く活用されている。

情報所有館 : 国立科学博物館 


グリーンバラスト

絶縁巻線を使用した安定器は、その絶縁材の欠陥あるいは、長期使用による絶縁材の劣化等により絶縁性能が損なわれると、安定器が異常過熱するおそれがある。この異常過熱を未然に防止するために、電流や温度を検知して電源を遮断する電流ヒューズやサーマルプロテクタ等の保護装置を内蔵した防災バラストを1971年に発表した。その後、保護装置の改良等の技術進歩やグリーンバラストの呼称の採用を経て現在に至る。

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リードピーク式安定器

放電灯安定器の鉄心構造の改良によって、実効値に対する最大値の比が大きい尖頭的な波形の2次電圧を得て、ランプの始動に必要な安定器2次電圧の実効値を低下させると共に、ランプ電流波形の改善、直列コンデンサに加わる電圧の低下等の効果により、小形で低価格の安定器を実現させた。1966年に開発されたこの技術は、今でも広く活用されている。現在、このリードピーク式安定器を国際規格に盛り込むことを提案中である。

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蛍光灯用ハイブリッド式安定器

ハイブリッド式安定器とは、トランスやチョークコイルで構成されていた従来の安定器の一部を電子部品に置き換えたもので、安定器の世界へ初めて電子部品を持ち込んだ点で画期的である。結果として、従来比30%の小型化、20%の省電力化、45%の軽量化が可能となり、それらの特徴を活かし安定器を2分割して40W蛍光灯の両端に配したユニークな照明器具(商品名:フルバリエ)等への展開が図られた。

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電子式定電力型安定器

電源電圧変動に対するHIDランプの電力変動が抑制できるタイプの安定器を定電力型と称し、その機能の達成の為に半導体を応用したのが電子式定電力型安定器である。HID安定器に電子部品を導入したのは本安定器が業界初で、結果として、従来比45%軽量化、50%小型化が達成できた。又、従来困難とされていたメタルハライド灯の定電力点灯をも可能にした。

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蛍光灯インバータ安定器

昭和54年に発売された高周波点灯による直管40W1灯用蛍光灯インバータ安定器で、省電力ランプを組み合わせることにより従来の銅鉄式安定器と比べ20%以上の省エネルギー化、50%以上の軽量化を達成したものである。またランプ寿命の改善や異常保護など高信頼性を確保している。これにより現在主流になった施設用蛍光灯安定器のインバータ化へ先鞭をつけると共に、その基本技術は他品種へ応用展開されている。

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ストロングライト

住宅照明用として、業界で初めて商品化された照明器具一体型の電子式点灯装置である。4万Hz以上の高周波点灯制御により、チラツキのない良質なあかりを提供すると同時に、ランプは72Wで従来の102Wに迫る明かるさを得ることができ、調光機能も追加したものである。現在、住宅照明分野の主流となりつつあるインバータ点灯の先駆的存在である。

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ハイカライト用電子安定器

ハイカライトとは、演色本位形高圧ナトリウム灯の弊社商品名であり、白熱電球に似た暖かみのある光色を持ち、白熱電球に比べると効率が3倍、寿命が6~9倍という特長を持つHIDランプである。当該資料は、HID照明器具の屋内店舗展開を図る上で、コンパクトランプ用(50W)の点灯装置として最初に開発されたハイブリッド式の安定器であり、ランプの色温度を一定に制御すると同時に長寿命化をも可能とした。

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スカイビーム安定器<電子式><定入力型>

高圧放電灯(HIDランプ)用として世界で初めて商品化された電子式の点灯装置(安定器)である。特に従来比75%もの軽量化、光の質の大幅向上などにより、高圧放電灯の商業施設への導入が加速された。その功績が認められ昭和62年には日本照明賞を受賞している。又、松下電工が開発した固有の点灯方式は、以降の高圧放電灯点灯のベースとして今日に至っている。

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Hf蛍光ランプ用電子安定器

施設照明分野において省エネ・省資源、省スペース化を同時に実現させたのがHf蛍光ランプとその点灯装置であるHf電子安定器の商品化であった。本安定器の特長は、ランプ安定器が薄い点と、用途に応じて光出力が2段階に選択できる点にあり、照明器具取付時の省施工化への貢献と、ユーザーサイドでの光出力の選択を初めて可能にした。現在主流となっているHf照明器具の草分的役割を果した。

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