「」 に対する検索結果 : 26835件
前の10件 (10731-10740/26835) 次の10件 ![]()

20世紀 ミャンマー。調律された複数の太鼓を環状に配置しメロディを演奏する楽器パッ・ワイン(サイン・ワインともいう)を中心にした打楽器群の総称。サインは吊るす、結ぶ、ワインは環状の意味。パ・ワインのほかに、同じく調律され環状に配置されたこぶ付ゴングのチー・ワイン、オーボエ系管楽器のフネー、太鼓チャウ・ロン・パツなどから構成される宮廷楽器である。ゴングや太鼓を配置する台座やフレームは金色で小さな鏡をたくさんはめ込んであり、豪華で美しい。大きな太鼓を吊るしているフレームの動物は、ピンサッ・ユーパである。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1995年頃 イラン。イラン伝統のはじく弦楽器。古典音楽で使用する。ペルシア語でセは3、タールは弦の意味。従って「三弦」という楽器である。その名の通り元来は3弦であったが、19世紀に一本追加されたため、現在は4弦。ただし付加された4本目の弦はドローン(メロディではなく持続して鳴り響く低音)担当のため、演奏機能としては3弦のままと言ってよい。胴は胡桃または桑材。弦は金属。ネックに付いているフレットはガット(羊腸弦)を巻いているだけなので移動可能であり、ペルシア音楽の特徴である細かな微分音が出せる。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1995年頃 イラン。アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、イランなどに見られる弦楽器。タールはペルシア語で弦の意味。古典音楽や民族音楽で使用される。イランでは、このタールは花形の弦楽器と言える。ピックではじいて演奏する。特徴は見ての通りの8の字型の胴体で、桑の木を掘って作る。弦は金属で復弦3コース。ネックにあるフレットはガット(羊腸弦)を巻いただけのもので位置を移動できるため、微分音が出せる。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1995年頃 イラン。台形の箱に金属弦を張り、両手に持ったバチで打奏する。サントゥールは100の弦という意味だが、実際はもう少し少ない。本楽器は18コース54弦。10世紀以前には存在していたとされる。弦を打ち鳴らすということからピアノの祖先ではあると言われることもあるが、この楽器がピアノへと変化していったわけではない。ヨーロッパのダルシマーやハンガリーのツィンバロム、中国のヤンチンはこの仲間。インドにも伝わり同名で呼ばれる。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1955年頃 イラン。ペルシア古典音楽に欠かせない太鼓。ザルブとも言う。鼓面の中央を叩いて出る低音がトン、鼓面の縁を叩いて出る高温がバク。奏者は椅子に座り、トンバクを横にして窪みの部分をj片方の膝にのせて、両手の10本の指や手のひらを使い分けて叩く。低音から高音までを駆使し、トレモロ奏法も加わって生み出される多彩な音色は、目を閉じて聴くと1つの楽器とは思えないほどである。本楽器は象嵌が施された一級の美術工芸品でもある。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

明治時代 三代俣野真龍(またのしんりょう・1886-1936)作 京都。 銘「露堂々」(ろどうどう)。地(砥の粉、石膏、漆、水を調合した塗料)を管内に塗り凸凹を無くしたものを地塗り尺八と呼ぶ。地無し尺八は、管内に地を塗らず自然のままの凸凹を残している尺八で、江戸時代より虚無僧が使用した独奏用の尺八である。吹奏は非常に難しい。俣野真龍は代々京都に住み明暗流の地無し尺八を製作。「露堂々」は、明暗37世・谷北無竹の依頼で製作された名器である。一般的な尺八に比べてかなり太く、外観、管内の形状共に個性が強いので、その吹奏には長期の修練が求められる。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

19世紀、ニューヨーク製。作者不明。外観がキリン(英語でジラフ)に似ていることからこの名がある。ピアノの種類としてはアップライト・ピアノである。アップライト・ピアノは、グランド・ピアノをそのまま立てた姿が起源。ジラフ・ピアノはそのような初期のアップライト・ピアノから、ケースを取り除いて弦を張っている部分が直接見えるようにしたものである。このピアノは特に豪華な仕様で、大邸宅のリビングルームで演奏を楽しむ人々の姿が目に浮かぶようだ。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1880年頃、エラール社(パリ)作。1870~80年代のフランス美術界は、ルノアールら印象派の最盛期であった。彼の名画「ピアノに寄る娘たち」には、アップライト・ピアノを弾き、楽譜を見る二人の少女が、息を飲むほどに美しく流麗なタッチで描かれている。このピアノもまさにその時代のピアノで、外側は丁寧な寄木細工による花々や楽器、幾何学文様で覆われ、いかにも両家の子女が好みそうな、優雅な雰囲気を醸し出している。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

1788年 P.リンドホルム作 ストックホルム。クラヴィコードはマイナスドライバーの先端のような形状の金属片「タンジェント」で下方から弦を突き上げて鳴らす鍵盤楽器。タンジェントは弦を支える駒の役目もするので、鍵を押してタンジェントが弦に接している時だけ音が持続する。音量は大変小さく、ダイナミクスレンジも狭いが、タッチにより多彩な音色が出る。16~19世紀にスペイン、ドイツなどで流行。特にオルガン奏者が自宅での練習に使用した。C.P.E.バッハはクラヴィコードを愛奏し音楽作品も残している。本楽器は大型のもので、名工リンドホルムによる名器である。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()

明治~大正時代 日本楽器製造株式会社 浜松。モデル名「大和オルガン」。下部を布で囲った和風のリードオルガン。黒漆塗に金泥の模様が美しい。スカート状の布は、着物を着ている人が演奏する時に、裾がはだけて素足が見えるのを隠すためと言われるが、野外で演奏する時に足を保温する役割を果たしていたのかもしれない。このようなデザインのオルガンは当然ながら欧米には見当たらず、日本独自のもの。西洋文化と日本文化が融合した、美しい調度品的オルガンと言えよう。
情報所有館 : 浜松市楽器博物館 ![]()