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七島表の縦糸の繊維として用いられていたのが「イチビ」でした。イチビはアオイ科の一年草で、春に種まきを行い、夏には高さ2メートルほどに成長します。これを秋に刈り取り、束ねたものを数日間水に漬け置きすることで、繊維をほぐします。その後、表面の外皮が腐るのを待ってから茎の皮を剥(は)いでいました。年代:昭和
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七島表の縦糸として用いられたイチビは加工工程を手作業に頼っていたため、手間が多い作業の一つでした。そのため、イチビに代わるナイロン製の合成繊維が戦後、爆発的に普及しました。七島表の縦糸用の合成繊維はタニカロンと呼ばれ、糸巻状になっています。写真のタニカロンは記銘から三井化学が生産した合成繊維であることがわかっています。年代:昭和20年以降
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イチビの皮を剥ぐ専用の道具。台となる板が手前に長く突き出した形状になっており、座布団を上から被せて乗ることで、道具全体が固定されるようになっています。前方に突出した柱部の上には鉄製の針が櫛状になっており、この部分にイチビを通すことで、繊維を細かく剥ぐことができました。年代:20世紀前半頃
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縒(よ)り機は、細かく裂いたイチビを数本集めて縒糸(よりいと)にする道具で、手動のタイプのものから足踏み式、電動式のものがあります。縒りの入ったイチビの糸は中央の巻軸に巻き取られる仕組みとなっており、莚製作に欠かせない縦糸として利用されていました。年代:1960年代
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1765年 F.E.ブランシェ2世作 パリ。 フランス、ブルボン王朝の王室楽器製作者、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世作のチェンバロ(フランスではクラヴサンと呼ぶ)。ブランシェ2世は一族最後の製作者で、父の1世作のチェンバロは、今もヴェルサイユ宮殿に残っている。フランス、ロココ文化を代表する繊細で優雅な音色を持つチェンバロの名器である。
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1994年頃製作 インドネシア、バリ島。 世界最大級の竹筒のシロフォン。大小15台が一組。個々の楽器にはそれぞれ名前があるが、中央奥の最大のものがジェゴグ。楽器全体もジェゴグと呼び、演奏する音楽の総称もジェゴグと呼ぶ。バリ島の西部ヌガラ地方に伝わる農民の楽器で、収穫のお祝いや、踊りの伴奏、娯楽としての演奏や、グループ対応の競技演奏に使われる。
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1995年、大笹屋作 京都。日本の雅楽で使う低音太鼓。鼓面の直径約54cm、胴の深さ約23cm。音楽の流れの節目や高揚する部分で、撥で打ち鳴らす。金地を背景に3匹の唐獅子が、赤い天衣(てんね)と戯れる華やかで目出度い図柄。縁の青い文様は海の波。鳴り響く太鼓の音は、音楽を包み込む、波の音である。
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1995年 大笹屋作 京都。日本の雅楽で使う太鼓。小鼓より一回りほど大きい。両手に細長い撥を持ち、太鼓の両面を細かく打ち鳴らす。奈良時代に雅楽とともに中国から伝来した。雅楽では指揮者の役割を担う重要な楽器である。中国、唐の玄宗皇帝は音楽をこよなく愛し、自身も鞨鼓の名手であった。
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20世紀 ミャンマー。竹山道雄の小説「ビルマの竪琴」で、同名の楽器として年配の日本人にはよく知られるミャンマー(旧ビルマ)の弓型ハープ。曲がった(ガウ)琴(サウン)の意味。小説では僧になった水島上等兵が演奏するが、実際は宮廷楽器なので俗人が演奏することはない。弓型ハープはインド起源で、現在に残るのはサウン・ガウのみ。数多ある世界の楽器の中でも、最も美しいもののひとつだろう。
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1825年頃 A.ヴェントゥーラ作 ロンドン。古くからある楽器のハープと、当時イギリスで流行していたイングリッシュ・ギターとを合体させて19世紀初頭に考案された楽器がハープリュート類。中産階級の婦女子のステイタスシンボルとして1830年頃まで人気があった。見た目の豪華さ、演奏の容易さ、携帯の便利さ、そして廉価であったことなどが人気を支えた。この楽器は発達の最終段階のもので、「インペリアル・ハープ・リュート」という商品名で有名。
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