「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

前の10件 (891-900/15472)    次の10件

たたら製鉄の復元とその「けら」について

わが国古来の製鉄法「たたら製鉄法」を重要な文化遺産として将来に伝えるとともに、科学的解明と記録保存を目的に昭和44年10月25日から11月8日までの間に3回の復元実験が島根県吉田村で行なわれた。その復元実験の工事から操業状況ならびに得られた「けら」の粒状が克明に記録されている。同時に本操業は映画「和銅風土記」16mm30分カラーならびにビデオとして納められている。 委員会活動経緯/たたら製鉄のあゆみ/たたら炉復元のための基礎工事および築炉/操業記録/操業解析/玉鋼の性状/感想


わが国における缶用表面処理鋼板の技術史

溶融めっきぶりき、電気めっきぶりきの製造技術の導入から、日本の鉄鋼メーカーによるECCSの開発、ECCS接着缶製造技術の確立、用途拡大、その後の溶接缶用表面処理鋼板の開発、環境に優しいポリエステル樹脂ラミネート鋼板への発展経過などをまとめた。さらに競合の激しい缶用表面処理鋼板の将来に関して自由討論、ECCS開発当事者による開発同機などに関する座談会の結果も掲載した。缶用表面処理鋼板の開発経過/鉄鋼各社におけるECCSの開発経過/製缶メーカーにおけるECCS接合技術の開発経過/ECCS接着缶の用途拡大/溶接缶用表面処置鋼板の開発/樹脂ラミネート鋼板の開発/ECCSの開発当時の状況及び今後の課題/スチール缶用材料の将来


わが国における鋼の連続鋳造技術史

わが国鉄鋼業は、現在の主要な製鋼基幹プロセスである連続鋳造法において、最大の技術課題である生産性、品質、操業の安定化を世界の鉄鋼業の中で逸早く解決し、その後の発展の大きな原動力として成しえた。昭和30年代の導入より現在の最新技術に到るまで、時代時代の要請と技術課題とを対比しつつ、連続鋳造の操業、設備、品質のみならず耐火物、整備、解析理論に関する技術革新の経緯を、研究・開発を担当した数多くの産学関係者の共同執筆により、総括的にまとめた。1.序論/2.鋼の連続鋳造の総括/3.スラブ連続鋳造技術史/4.ブルーム連続鋳造技術史/5.ビレット連続鋳造技術史/6.鋳片品質改善技術/7.理論と解析/8.連続鋳造耐火物/9.整備技術/10.その他の連続鋳造/11.今後の展望


戦後復興期におけるわが国鉄鋼技術の発展、資料編

「戦後復興期におけるわが国鉄鋼技術の発展」の編纂にともない収集した各種関係資料の中には、後世に伝える必要のある重要なものであるのにもかかわらず、いわゆる“青やき”あるいは“ガリ版刷り”のもので、紙質も悪く又数十年の歳月を経たため、長期の保存に耐えなくなったものもある。よってこれらの資料のうち長期保存を目的として主要なものを選び本史の「資料編」として収録した。


戦後復興期におけるわが国鉄鋼技術の発展

終戦直後の荒廃の中から米国の援助と技術指導を踏台に復興し、更に朝鮮動乱に伴う経済力の回復を機に生産設備の近代化を図り国際競争力を強化するに至った日本鉄鋼業の戦後復興期における技術的発展の歴史をつぶさに解説している。1.わが国鉄鋼業の戦後復興の端緒。2.鉄鋼業の自立化の努力。3.近代化への門出。


戦前軍用特殊鋼技術の導入と開発

我が国の近代鉄鋼技術史において、旧陸海軍における伝承と事蹟を加えることの必要性は戦後一部の人々によってしばしば語られてきた。2年間にわたる関係者との対談および保存された資料の調査、関連資料の収集の成果を、下記「調査結果の概要」と560件に及ぶ「調査シートの目次」とその「キーワード集」にまとめた。なお、原資料は協会に保管されている。(主目次)4.調査結果の概要  4-1 総説/4-1-1 軍施設/4-1-2 民間会社:八幡製作所、日本製鋼所、その他/4-1-3 技術要員の養成/4-2 製造法/4-3 製品/4-4 鋼種/4-5 試験・検査/4-6 生産高/4-7 歴史年表


原燃料からみたわが国製銑技術の歴史

本書の第1部はわが国における製銃技術全体の発展過程を伝統技術に遡ってたどり、原燃料とその技術の役割を明らかにすることを主旨とする通史である。第2部では有力な鉄鉱石資源だけでなく強粘結炭資源をももたないわが国の第二次世界大戦前及び後における原燃料政策の推移、および戦後には特に大きな役割を演じるにいたった海上輸送の問題を論じている。第3部は我が国における原料事前処理技術の発展過程を、その世界における発展過程との関連のもとに、主として技術思想の観点にたって述べるものであり、第4部はわが国における原料炭・コークスに関する技術と理論の変遷をほぼ全面的に論じるものである。また試論は第5部として、本格的な製鉄理論史のための一つの礎石となることを期待して、高炉製鉄理論の発展の過程を略述したものである。


わが国における酸素製鋼法の歴史

本報告書は、LD転炉法の技術と理論の発展のあしどりを、その源泉と源流に遡ってたどるとともに、周囲条件或いは隣接領域を形成する技術分野の動向にも目を配り、単に事実として変遷を羅列するのではなく、その変遷の要因を技術条件、経済条件、社会的条件、技術思想などと関連させてとらえている。1.前史 2.LD法の導入 3.LD法の試用確認 4.LD法の改良発展 5.操業理論の解明 6.LD法の前後工程 7.LD法の将来とかかわりのある技術(底吹転炉、連続製鋼、電炉製鋼、還元ペレット、直接製鉄) 8.酸素量産技術の進歩


日本の鋸

たたら製鉄復元実験の製品である玉鋼を使用して鋸を製造した、いわば門外不出の伝承技術の粋が余すところなく記録されている。同時に当内容は映画「日本の鋸」16ならびにビデオフィルム(30分、カラー)としてもおさめられている。委員会活動の経過報告/日本の鋸の歴史と種類・産地など/鋸製造に使用した玉鋼/鋸の製造工程/鋸の金属学的調査研究/鋸の切れ味の試験/総括


日本の鋸

たたら製鉄復元実験の製品である玉鋼を使用して鋸を製造した、いわば門外不出の伝承技術の粋が余すところなく記録されている。


前の10件 (891-900/15472)    次の10件