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情報所有館 : 国立科学博物館 

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リング式合撚機

数本の糸を引き揃えながら、スピンドルにリードされてリング上を回転するトラベラーにより加撚する方式。リング紡績の加撚機構に類似し、イタリー式撚糸機とともに機械撚糸法を代表する一方の原理。比較的甘撚りに適し、合糸と撚糸が同時にできる撚糸機。


八丁式撚糸機

この八丁式撚糸機は、愛川町の文化財に指定されているもので、古くから使用されている木製の撚糸機である。昔は動力に水車を使用、関東大震災以降、モーターに切換えた古い機械である。(愛川町半原の小島末儀撚糸工場で平成8年まで使用した。)


プリンス ウォータ ジェット ルーム

織物は有史以来、有杼織機により製織されてきた。ウォータ ジェット ルームは上記の杼(シャットル)に代って噴射する水により緯糸を飛ばして織物を生産する織機である。このウォータ ジェットの原理により生産性を飛躍的に向上させることが可能となった。昭和34年に研究に着手し、同36年に本申請の第1号機(LW-1型)を試作し、同39年にLW-3型の発売を開始した。以降近代織物産業の発展に大きく貢献した。


八丁撚糸機

八丁撚糸機の八丁の語源は、8錘の撚糸が同時にできるからという説、また撚糸機1台の大きさが大きく、畳8畳分の広さが必要とする説があり、明確ではない。ちりめんに使用する緯糸は強撚糸を使用する。この強撚糸を施撚するために生糸のセリシンを膨潤させ生糸を柔らかくし水をかけながら撚糸する機械である。また、左右の撚を同一の錘で施撚ができる


フェロニケル製錬大江山法 文献「大江山法による経済的なステン

クルップレン法のロータリーキルンを応用した低品位ニッケル鉱石を用いてフェロニッケ粒を製造する世界でも極めてユニークな製錬法であり、大江山法として技術を確立した。終戦までは京都の大江山鉱山のNi品位0.4~0.7%原料を使用し、純国産のフェロニケルを生産していた。


プラネタリーミル熱間圧延機 文献「プラネタリーミルによる熱間

プラネタリーミルは、バックアップロールのまわりに24~25本のワークロールを配したユニークな熱間圧延機で、1スタンドで極めて大きな圧下量が得られ熱延の温度降下を解決したミニミル機である。ステンレス鋼の広幅熱間圧延機とし操業技術を確立した。広幅機としては世界で2台が稼働していた。尚、1997年に生産能力の面から新ミルと交代し、休止した。


エルー式1.5トンアーク炉

1916年(大正5年)に製造された日本最古の営業用アーク炉。当時のルツボ炉製鋼、酸性平炉製鋼に比較して、生産性、品質面で大きな優位性を有し、その後の我が国の電気灯製鋼法の発展に大きく寄与した。1988年米国金属協会(ASM)で歴史的遺産として認証を受け、HL賞(Historical Landmark賞)を受賞した。又、我が国の産業遺産として保存しており、産業考古学会指定の全国産業遺産リストにも載せられている。


鐵と共に百年

釜石製鐵所の百年史が2冊にわたって書かれており、1冊は写真中心、もう1冊は歴史中心に書かれている。なお、過去の資料等は鉄の歴史館へ寄贈。別紙を参考にして下さい。


「炎とともに」(新日本製鐵株式會社十年史、八幡製鐵株式會社史、富士製鐵株式會社史)


日本製鐵株式會社史


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