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情報所有館 : 国立科学博物館 

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小型ラジオ用モノリシックIC

小型ラジオ用モノリシックICを世界で初めて商品化。・1.5mm×2.25mmのチップに27個(トランジスタ9個,ダイオード4個,抵抗器14個)のもの部品が集積。・IF部+AFドライバー(AGCのかかるIFアンプ,リニアアンプ,検波,オーディオアンプおよびドライバー)の機能を1チップ化。本ICの実現により,世界初の本格的ICラジオの商品化に成功した。(ICR-100)


新半導体素子ソニーマグネトダイオード

磁気を鋭敏に感知する新らしい感磁性半導体素子ソニーマグネトダイオードを開発。本ダイオードはそれまでにない新しい思想にもとづいて開発され,従来の磁気半導体に比べ,数百倍から千倍の高い感度を持ち,しかも低コストで生産を実現した。又、本ダイオードは無接点スイッチ,無刷子直流モーター,無接触ボリュームなど実用化の高い新しい製品への応用を可能とし,各種民生用機器,大型産業用機器にも大きな影響を与えた。加えてその原理をトランジスタなどに応用して,感磁性トランジスタやスイッチ素子などを作ることにも成功し,磁電制御の実用分野にも新しい可能性をもたらした。


11万画素CCDイメージセンサ

世界初のCCDイメージセンサの商品化。当社はCCDの重要性,将来性にいち早く着目し研究開発に取り組み,ワンチップ11万画素CCDイメージセンサーを商品化。本CCDイメージセンサを用いたビデオカメラは従来の撮像管方式のカラービデオカメラに比べ,1.小型、軽量化、2.高信頼性、3.高感度化、4.低消費電力化を可能とした。本CCDイメージセンサの商品化により世界初の実用化CCDビデオカメラ「XC-1」を完成した。世界初の実用化に当って全日本空輸株式会社のスーパージャンボ,ボーイング747機のスカイビジョンシステム用カメラとして搭載した。


CD用デジタル信号処理LSI

世界初のCD用デジタル信号処理LSIの商品化。コンパクトディスクオーディオシステムは1980年にソニー株式会社とオランダのフィリップス社が共同で開発したシステムで,きずやほこりに強く半永久的に使える光学式を採用しており,取扱いが簡便である。加えてディスクの本質を十分考慮して記録密度を向上するEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調方式やデジタル処理の良さ生かすCIRC(Cross Interleave Read-Solomon Code)誤り訂正方式を用い,直径12cmのディスクサイズで片面約60分の再生を可能。これら非常に高度なデジタル処理を従来約500個のICから3種のLSIに集積した。


MOCVD法によるテーパーストライプ可視光半導体レーザー

世界で始めてMOCVD法を用い,独自の新構造(テーパーストライプ)によるアルミニウムガリウムヒ素系の可視光半導体レーザー(780mm 5mW)2機種をCD用,レーザーディスク用に商品化。本レーザーは,MOCVDによる優れた制御性を基礎に1.独自の新構造(テーパーストライプ)による低雑音性能2.斜めガラスキャップ補正による小さい非点収差と言う特長を有し,かつ高い信頼性を備えた。従って(1)特性 (2)使いやすさ(3)量産性の3点に優れたものになっている。これらはMOCVD法という有機金属を主要原料とする気相成長法によって、液相成長法に比べて制御性が高く,レーザーに必要な薄い結晶層を再現性よく成長させることができ,レーザーダイオードの量産性を飛躍的に向上させた。※MOCVD法による化合物半導体デバイスの開発量産化の成果により「第36回大河内記念生産賞」を受賞。


HDTV用200万画素FIT方式CCDイメージセンサ

世界で初めてHDTV用200万画素FIT方式CCDイメージセンサを開発(商品化)。本CCDイメージセンサは画像メモリを同一チップ上に内蔵したFIT方式を採用し,スミアの発生を抑えた200万画素のCCDイメージセンサでFIT方式を実現するには,大量の情報を受光部からメモリ部へ高速で送ることが技術的課題でした。新開発の素子構造によりこの課題を克服し,スミア比抑圧比-100dB(入射光に対してスミアが10万分の1)の残像を抑えた上で達成した。受光サイズ:水平14.0mm×垂直7.9mm、有効画素数:水平1920×垂直1036、水平解像度:1000TV本、本CCDイメージセンサの開発の成果をISSCC(国際固体回路)で発表した。※本CCDイメージセンサはハイビジョン3板式カラーカメラ「HDC-500」に搭載された。


MD用信号処理LSI

世界で初めてMDシステム用信号処理LSIを商品化。本LSIの商品化により,MDシステムでは直径120mmのCDと同じ約74分の音楽を64mmの超小型ディスクで録音・再生を実現させた。MD用の信号処理LSIは(1)光学ピックアップで検出した信号増幅用 (2)ピックアップのサーボ用 (3)光磁気ディスクの時間情報読み出し用 (4)デジタル信号変調・復調と誤り訂正用(5)音飛びを防ぐショックプルーフメモリ制御用 (6)音声圧縮用の6種。音声圧縮用LSIには独自の信号処理圧縮技術「ATRAC」(Adaptive TRanceform Acoustic Coding)を採用し,録音時には,CDと同じ16bitのデジタル信号を最小可聴限特性やマスキング効果を使い,約5分の1の情報に圧縮し,再生時は16ビットでデジタル化しているCDに迫る高音質を超小型ディスクで実現した。


低損失MgZnフェライト

従来材と比較してコアロスを25%低減するとともに飽和磁束密度を15%増大したMgZnフェライト材料。MgZn フェライトの一部をMn、Cuで置換し,基本組成および焼成技術の改善により実現した。低温度による焼成を実現したことで,エネルギーの消費を抑え,地球環境に優しい材料でもある。


移動体通信用超小型VCO

・世界最小最軽量。[主な特長]:・PHS用周波数シンセイサイザに使用する世界最小容積0.51cc,最軽量120mgを達成。[背景となる技術] :・各種部品を基板に狭ピッチ(0.2mm)間隔で実装するマイクロ制御技術。・発振周波数,制御電圧感度を調整する高精度トリミング技術。


移動体通信用1608形積層ローパスフィルタ

・世界最小・最軽量。[主な特長]:・携帯電話機に使用されるローパスフィルタで最小容積0.001cc,最軽量4mgを実現。[背景となる技術] :・積層セラミック材料開発と工程の革新によりパターン設計ルールの大幅なファイン化が達成され,シート積層工法を用いて従来の体積比1/6を実現した。


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