「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

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簡易携帯電話「パルディオ 101P」

(1)PHSのサービス開始(1995年7月1日)に合わせて投入したPHS端末の第1号機であり,その後のPHS端末の技術的基礎となった製品。(2)角型高容量Liイオン電池を採用するとともに,素子の低電圧化,LSI化,高密度実装工法と,広範囲にわたる新技術を採用し,小型・軽量・薄型を実現,その後のさらなる小型・軽量化の基礎技術を確立した製品。


デジタル携帯電話「デジタルムーバP201HYPER」

(1)デジタル携帯電話として初めて100cc,100gを切る世界最小・最軽量の超小型機として,携帯電話市場に大きなインパクトを与えた。(2)高速ローカル切り換え式によるデュアルバンド対応,高容量角型Liイオン電池,2nd IFフィルタのモノリシックIC化等の新技術の採用と部品の統合集積化,および高密度樹脂多層基板「ALIVH」による高密度1枚基板実装によって,従来比40%減の画期的な小型・軽量化を実現し,携帯電話の市場拡大に貢献した。(3)96年度日経優秀製品賞・優秀賞受賞。


4球1バンドポータブルラジオ「PL-420」

(1)ラジオの米国市場開拓の第1号商品。その後,ラジオは輸出の代表的商品として発展した。(2)完成品ラジオで高い評価を獲得できたことで,部品(ボリューム,コンデンサ,バリコン等)の輸出も可能になった。(3)ポータブル性を高めるための要素技術を開発した。プラスチックキャビネット,省電力真空管,プリント配線基板などを開発し,採用した。


普及価格の白黒テレビ

(1)CRT(ブラウン管)の寿命が従来製品の2倍近く延びた。(2)普及価格実現で,空前のヒット商品となる。(3)高音質テレビ。


カラーテレビ

1957年(昭和32年),カラーテレビの第1号商品として,NHK演奏設備課に納入した。


テープレコーダ「マイソニック」

(1)当時のテープレコーダの標準価格は20,000円前後と高価であったが,同機の発売によって一気に半額を実現した。(2)低価格が奏功し,テープレコーダが若者に急速に普及するキッカケとなった。「マイソニック」の購入者年齢は24歳以下が60%を占めた。個人がテープレコーダを所有し,録音するといった風潮がこのあたりから生まれた。「エアチェック」文化も生まれた。


酸化亜鉛バリスタ「ZNR」

(1)バリスタ(非線形抵抗素子)を酸化亜鉛(ZnO)で実用化した。このバリスタ「ZNR」は,1968年(昭和43年)にテレビ受像機のパルス電圧抑制用から実用化した。1972年(昭和47年)には交流100V~400V用のサージ吸収素子として,また1977年(昭和52年)にかけては高圧用,高エネルギ用サージ吸収素子や電圧用避雷素子を相次いで開発した。(2)ZNRは,米国のGE(General Electric)社やWH(Westing House)社,スウェーデンのAsea社等,世界の有力メーカに技術供与した。(3)大河内賞(昭和47年度),毎日工業技術賞(47年度),科学技術庁長官賞(50年度)を受賞。


DDモータ採用ターンテーブル

(1)DD(Direct Drive)モータをプレーヤ用ターンテーブルに採用した。DDモータの採用で,回転精度が高く,雑音・機械振動等の少ない,きわめて耐久性の高いターンテーブルを世界に先駆けて商品化した。(2)“高級プレーヤはDDモータ”のイメージを定着させた。DDモータ採用のターンテーブルの技術を生かして,1979年に商品化したアナログレコードジャケットサイズのレコードプレーヤ「SL-10」は,プレーヤの流れを変え,“高級プレーヤはDDモータ”のイメージを定着させた。1972年に発売の「SL-1200」は,1996年現在「MK3」として生産販売を継続中で,1モデルで累計150万台を達成した。(3)科学技術庁長官賞(昭和51年),朝日発明賞(昭和52年),ラジオ技術社第1回オーディオコンポグランプリ(昭和45年)を受賞した。


2~4時間VTR

(1)2~4時間VTRを世界に先駆けて商品化した。VHS方式ビデオの標準録画時間であった2時間を,アメリカンフットボールを録画するニーズに応え,長時間化を達成した。(2)長時間VTRの開発によって,全世界的に各メーカが長時間のVHS方式を採用するようになり,家庭用VTRの標準フォーマットといえるようになった。(3)2年後,さらに2~6時間VTRを開発した。


薄型ラジオ「ペッパー R-012」

(1)ポケットラジオの市場を拓いた。紙のように薄く,しかもカッターシャツの胸ポケットに入るラジオとして,従来の1/3の厚さ12.7mmを実現した。(2)新実装技術,超薄型部品の開発による超軽量・超薄型化に成功した。(3)無線機器,ハンディ機器の薄型・面実装の流れを作った。


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