「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

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大型海洋気象観測用ブイロボット

(1)直径10mのディスカス型ブイを採用することによって,外洋,大深海においても安定な無人定置観測を行うことが可能となった。(2)1次電池に空気湿電池を,2次電池にアルカリ蓄電池を使用した。また,UHF帯の無線機を採用することで,1年間以上無保守で,数百km沖合のデータをリアルタイムに得ることが可能となった。(3)観測項目は,風向,風速,気温,湿度,気圧,日射,水温,塩分で,これらを自動観測する。


デジタルビデオプロセッサ

(1)デジタルビデオプロセッサは従来のアナログ映像機器では不可能だった,カラー映像の縮小,拡大,引き抜き,静止等の特殊効果を初めて実現し,テレビ番組の制作上欠かせないものとなり,現在の映像のデジタル技術の先駆けとなった。(2)デジタルビデオスイッチャ(別項目)の開発と合わせて,放送機器のデジタル化を促進させるとともに,この成果が世界的に認められ,デジタルビデオプロセッサに対して1980年,デジタルビデオスイッチャに対しては1993年に,アメリカのテレビ科学芸術アカデミーからエミー賞を受賞。


プロ用音響機器「RAMSAシステム」 新国立劇場向けデジタルミキシングシステム

(1)従来外国製品に依存していた大型プロ用音響機器(マイクロホンからスピーカまで)をシリーズで開発し,同時に販売を開始した。(2)この「RAMSAシステム」は,東京ディズニーランド,両国国技館,横浜アリーナ,ロサンゼルスオリンピック会場等に広く使用されている。(3)このシステムは,後に国内の多くのメーカーがプロ用音響機器を手がけることになる先駆けとなった。


デジタルビデオスイッチャ

(1)デジタルビデオスイッチャは入力から出力までの処理の完全デジタル化を実現し,多くの機能とともに高性能,高信頼性を備えたもので,日本テレビ放送網株式会社に世界初のデジタルスイッチャを1982年に納入した。(2)デジタルビデオプロセッサ(1975年開発)と合わせ,これら一連の開発によって放送機器のデジタル化が促進された。(3)こういった成果が世界的に認められ,デジタルビデオプロセッサに対して1980年,デジタルビデオスイッチャに対しては1993年に,エミー賞(米テレビ科学芸術アカデミー)を受賞した。


発声発語訓練システム

(1)聴覚障害等で言葉が自由に話せない人のための発声発語訓練機として,5個のセンサを使用し,発声のメカニズムを視覚的に表示して,総合的に訓練できるシステムであり,市場から高い評価を得た。(2)自分の発声と教材モデルとを比較し,テレビゲーム感覚で子供が楽しみながら訓練できる操作性を実現させ,新たな訓練方法を提供した。(3)1988年科学技術庁長官賞,1992年日刊工業新聞10大新製品賞,1993年ソフトウエアプロダクト・オブ・イヤー'93(福祉部門)受賞。


MCA無線機「EF6320」

(1)電波の有効利用を目指して登場。(2)マルチ・チャンネル・アクセス(MCA)方式による無線システム。(3)今日の自営無線の柱として躍進を続け,産業発展に大きく貢献。(4)免許局数は増加し,準マイクロ(1.5GHz)帯の利用。(5)デジタル化へ進化。(6)95年度には65万台を超える勢い。


パーソナル無線機「PQ-10」

(1)パーソナル無線機の登場によって,無線機がそれまでのビジネスユースから,コンシューマ化され,広く世の中に認められた。(2)無線機の価格競争は激化し,低価格化への牽引車的役割を果たし,その後他の無線機,特に自動車電話のコスト低減への波及効果はまことに大きい。(3)1992年には免許局数累計ピーク時170万台に達している。


ピエゾオートフォーカスカメラ

(1)カメラの映像信号そのものから焦点情報を取り出すTTL(Through The Lens)方式を初めて実用化した。・それまでの超音波や赤外線を用いる方式に比べ,大幅な小型化と低価格を実現し,民生用ビデオカメラの普及に大きく貢献した。(2)その後のビデオムービーにも技術は引き継がれ,ムービーオートフォーカスのスタンダードとなる。(3)技術的新規性を認められ,北米においてIR100(1986年)に選定。


サービス・タクシー無線機「F17シリーズ」

(1)業務用無線機で初めてマイクロコンピュータを搭載したシンセサイザ方式の車載無線機。(2)業界初のID情報の送出,簡単な車両状態と無線機の制御情報等の送出および多種多様なセルコール機能を搭載。(3)高感度,超薄型化を追求し,特にタクシー業界では成熟度の高い商品として産業発展に貢献。


携帯電話「ムーバP」

(1)当時,世界最小・最軽量を実現し,携帯電話市場に大きなインパクトを与えた。(2)移動体通信としては初めてNi-H(ニッケル水素)電池を採用するとともに,素子の低電圧化,超高密実装工法と広範囲にわたる新技術を採用し,その後の電池,電子部品,生産技術,産業の発展に貢献した。(3)91年日刊工業新聞10大新製品賞(NTT,松下通信工業,日本電気,三菱電機,富士通5社共同受賞),雑誌ダイム91年DIMEトレンド商品大賞受賞。


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