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情報所有館 : 国立科学博物館 

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ダイナミックヘッドホン

(1)ヘッドホンとしては大口径の57mmのぺーパーコーンスピーカを使用した。・音質がよい。・大入力に耐えた。(2)イヤーパッドにウレタンホームを用いた。・装着性が良い。(3)その後,ヘッドホンとして初めてプラスチックフィルムのコーンを用いたマイクロホン型のスピーカを開発した。・これは薄型・軽量のヘッドホンであった。・薄型・軽量のため,装着性が良かった。・磁気回路にフェライトマグネットを用いた。


ボックス型ジャック

(1)組み立てを容易にしたジャック。・プラスチックで作ったボックスに溝を設け,そこに接触片類を挿入するだけで組み立てられる。・口金は,端子を兼ねた金属片に加締め,ボックスに固定すると共に,接触片はバネ性を利用してボックスに固定する構造。・通称,モールドジャックの原形となった。・それまでのジャックは,金属フレームにプラグ挿入口となる口金,接触片類を絶縁ワッシャー,絶縁チューブを介しながら組み込み,ネジ締めや加締め等により固定し,その後,接触片類の形状を手作業で調整していた。手作業のため品質が不安定になり接触不良問題を起こす原因となっていた。(2)プラスチックのボックス型の中に設けられた溝に,接触片が固定されるので,精度が高くなり,信頼性と生産性も向上した。(3)接触片にTi-Cu(チタン銅)合金を世界で初めて採用し,耐久性と信頼性を高めた。


放電ギャップ付きCRTソケット

(1)CRTの放電ギャップをソケット内に設けた。・CRT(ブラウン管)に最も近い部分に放電ギヤップを設けることで,異常電圧に対する応答性が向上した。・実装性が向上した。・機器の省スペース化に貢献した。・放電ギャップは従来は外付けのであった。(2)放電開始電圧をほぼ任意に設定することができる。・多様性に対応できた。


エレクトレットコンデンサマイクロホン

(1)1963年(昭和38年)に米ベル電話研究所がエレクトレット(誘電体内部に半永久的な分極をさせ,表面に電荷を残留させるもの)をコンデンサマイクロホンに適用した。・従来のコンデンサマイクロホンが必要としていた外部の直流高電圧電源が不要となった。・小型,軽量,高音質のマイクロホンが実現できた。(2)熱分極法を用いて,安定した特性を実現した。(3)周波数特性が広い。


マイクロスピーカ

(1)業界で最初にポリエチレンテレフタレート(PET)を振動板に使用したスピーカを開発した。(2)音質の向上と耐久性,安定性を向上させた。


自己保持型ソレノイド

(1)アルニコ(AlNiCo)系磁石を使用し,動作時だけに電力を使い,プランジャの吸着保持はソレノイド自身で自己保持するタイプのソレノイド。(2)従来のソレノイドの消費電力を少なくし,保持時の温度上昇をなくした。(3)世界で最初に開発した。(4)省電力と小型化が同時に実現できることから,ポータブルVTRなどに幅広く使用された。


サーキットプロテクタ

(1)バイメタルそのものの発熱を利用し,部品点数が少なく小型。(2)バイメタルの発熱を利用するため,動作に遅延特性をもつ。・モータの始動時の過度的な状況に適度な遅延特性で対応できる。・しかも,異常な電流が発生した場合には確実に動作する。(3)補助バネを用いた電流遮断機構のため遮断速度が速い。・電流遮断が確実にできる。(4)定格電流を決定するのに,変更を必要とする部品が少ない。・多様な需要に対応できる。


カラー液晶表示素子

(1)業界で最初のカラー液晶表示素子である。・ゲストホスト型カラー液晶表示素子を開発した。・それまでの液晶表示素子は大半が白黒表示タイプで,一部に偏光板をカラーに代えたものが採用されてた。(2)駆動電圧が3Vと低い。・コントラストが高い。・視野角依存性が少ない。


ビデオカメラ用マイクロホンCCM8200

(1)機械的雑音に強い。・マイクユニットを浮かせたフローティング機構を採用し,機械的雑音を遮断し,S/N(信号対雑音比)を高くした。(2)電気的雑音に強い。・電気的な雑音に対しては,シールド機構を採用,S/Nを向上させた。


長寿命のエレクトレットコンデンサマイクロホン

(1)独自の背極構造と分極処理法によって,安定した性能と長寿命を実現した。(2)厚さ2μmのポリエステルフィルム振動板に金属薄膜処理を行い,歪みが少なくクリアな音の再生を可能とした。


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