「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

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多機能,高密度MCMの開発

(1)従来のハイブリッドICの技術を踏襲し,セラミック基板を用いてベアチップ(裸のチップ)半導体を多数搭載したMCM(Multi-Chip Module)。・トランスファモールドを採用し,SOP半導体と同等のリフローによる自動実装に対応できるようにした。・信頼性の高いモジュールでカスタム設計の対応が可能。・現在のMCMの先駆者となった。(2)半導体製品と同様な標準パッケージを採用し,両面にボンディングを可能にした。・実装密度は従来のハイブリッドICの約4倍。(3)アナログ・ディジタルの両機能/異種プロセスの半導体の組み込みが可能。(4)広い範囲の抵抗,コンデンサ素子の内蔵が可能であり,ファンクショントリミングも可能。(5)ISDN,モデム,ノートパソコン等に広く利用されている。


スーパーコンピュータ「VP2000用」GaAs LSIの商品化

(1)1200ゲート,遅延時間60psのGaAsバッファドライバLSI(MESFET)。(2)コンピュータに世界で初めて採用された高速高集積度なGaAs LSI。・システム記憶の制御部で高速データ転送を実現した。(3)消費電力5.5W,180ピンフラットパッケージ。チップサイズ6mm角。


携帯電話用SAWフィルタ

(1)世界で初めての携帯電話用小型SAWフィルタを開発。・シミュレーション技術と小型セラミックパッケージへの搭載技術によって,小 型で表面実装が可能なRF帯域用SAWフィルタを開発した。(2)低損失で高減衰量をもつ超小型のSAWフィルタ。・1992年には共振子ラダー型フィルタを開発した。・低損失,高阻止域減衰量で,50Ω整合が可能なフィルタである。・パッケージは3.8mm角の表面実装型であり,現在の事実上の標準品になっている。(3)携帯電話の急速な小型化に貢献し,移動体通信市場の拡大に寄与した。


GHz帯用アナログLSI「ASTRO」

(1)高周波(GHz帯)アナログ回路のLSIを実現した。・商品名は「ASTRO」(Advanced Semi-Custum Technology RF on LSI)。(2)PLLを核とした周辺回路のシステムオンチップを実現した。(3)世界トップの複合化技術による製品。


高速CPU用0.35μmCMOS LSI「CS60」 (富士通 P8)

(1)最大規模(1000万トランジスタ)と最高速度(tpd=46ps)を誇る0.35μmCMOSLSI技術。(2)最新大規模情報処理装置(メインフレーム/スーパーコンピュータ)に採用。(3)高集積実装のMCM(Multi-Chip Module)を可能としたはんだバンプ・ベアチップ技術。(4)ECL LSIを置き換えた初の代替高速論理LSI。


白黒テレビ「17T-2」

(1)1952年に試作第1号機「17T-1」が完成し,改良を加え,翌年(1953年)の白黒テレビ放送開始に合わせて17型卓上型「17T-2」,コンソール型「17C-2」の発売を開始した。


カラーテレビ「21CC-F」

(1)1956年(昭和31年)から本格的にカラーテレビの開発を開始して,試作機「21CT-3」を1958年(昭和33年)に完成させた。1958年~59年には電波会/国際見本市に出展し,好評を得た。(2)カラーテレビジョン放送開始(昭和35年9月)に合わせて,21型コンソール型「21CC-F」,卓上型「21CT-F」,および17型卓上型「17CT-G」の発売を開始した。


14型白黒テレビ「14-SB」“Xライン”

(1)受像管の両サイドに2個のスピーカを配置し,音が前面で立体交差するようにデザインした14型白黒テレビ(14-SB)“Xラインテレビ”を1960年(昭和35年)5月に発売した。(2)X字形の印象的なデザインが音と映像の一体感のイメージと合って,1カ月余りで5万台という驚異的な売れ行きを示し,超ヒット商品となった。


9型カラーテレビ「GTC-9」と単電子銃カラーCRT「カラーネトロン」

(1)9型カラーテレビ「GCT-9」は,日本で実用化された最初のオールトランジスタ化ポータブルカラーテレビである。・これに採用した単電子銃カラーCRT“カラーネトロン”は,八欧電機(現・富士通ゼネラル)と神戸工業(現・富士通テン)が共同開発した線順次方式用のCRTである。(2)1964年(昭和39年)5月に研究成果を公表し,内外に大きな反響を呼んだ。・同年12月には販売を開始した。・1964年~65年にニューヨークで開催された世界博覧会に,日本の最先端技術製品の一つとして日本館に展示された。


19型白黒テレビ「19-CZ」“純金チャンネルテレビ”

(1)本格的白黒テレビ2台目の時代に向けて,豪華デザイン・高音質・高画質・高感度・無故障が要求されていた。(2)感度と故障の問題から,チューナ部の接触面全部を純金(24K)で覆い,高感度と長寿命を達成した。(3)デザインは日本の伝統美を模したもので,“金剛”(19-CZ),“金閣”(19-CK),“銀閣”(19-CP)と命名して販売した。(4)プレーヤ接続端子付き。(5)“純金チャンネル”は,19型,12型テレビへと展開した。


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