「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

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オールトランジスタカラーテレビ

(1)真空管を使わず,半導体だけで日本で初めてカラーテレビを製品化した。その後,他社も続々とオールテートランジスタ化に向かい,今日のカラーテレビ発展の基礎を築いた。(2)半導体化により,信頼性向上,軽量化,低消費電力化を実現した。また,真空管のヒータ加熱が不要となり,電源を入れてから画像が出るまでの時間を大幅に短縮し,使い勝手の大幅な向上を実現した。(3)半導体の高耐圧化技術がテレビ分野のみでなく,他の分野へも拡大していった。(4)1970年市村賞受賞。


スピーカシステム

当社初の本格的ハイファイスピーカーシステムギャザードエッジ等多くの新技術を採用 。 特徴:  ギャザードエッジ、  セーラーキャップ形ウーファ、  Al削りだしウルトラリニアホーンツイーター、  ハの字形音響レンズ、   ESP手法による音質設計、  ダンプトバスレフエンクロジャー。   


カセットデッキ

世界初の3ヘッドカセットデッキ・R&Pコンビネーションヘッド。・3モーターデュアルキャプスタン。・L.P.D.S.(低位相歪補償システム)の採用。


110度広角セルフコンバーゼンス

(1)20型なみの本体寸法(幅86.0cm×高さ58.0cm×奥行き46.5cm)で26型大画面を110度広角偏向CRT(ブラウン管)を開発することで実現し,その後の29型を中心としたテレビの大画面化時代の幕開けとなった。(2)110度広角偏向CRTでは世界で初めて色ずれ調整回路なしのセルフコンバーゼンス方式を開発し,長期の性能安定性とコスト低減に寄与し,その後の大画面薄型テレビの普及に貢献した。(3)ダンパーダイオードレスの大出力水平偏向回路の開発によるパワー回路の信頼性向上やコストの低減,フィールドコントローラ内蔵CRTやセルフコンバーゼンス偏向ヨークの開発による表示品質の向上を図った。


MOS FET DCパワーアンプ

世界初のパワーMOS FETメインアンプ・電力増幅素子にMOS FETを採用。・大出力広帯域低ひずみ(100W+100W,5HZ~100KHZ,0.01%THB)。・DCアンプ構成。・完全左右独立2電源構成。


テレビ用表面弾性波(SAW)フィルタ

(1)カラーテレビの中間周波(IF)フィルタにSAW(Surface Acoustic Wave:表面弾性波)フィルタを国内で初めて搭載した。その後他社も続々と採用し,テレビIF用SAWフィルタの先鞭を付けた。(2)テレビIF回路部の部品数・調整数・基板面積を半減し,性能向上と性能の安定化を実現した。(3)テレビ分野だけでなく,携帯電話等の通信分野の高周波SAWフィルタ,SAWデュプレクサ開発の道を開いた。(4)1978年 米国IEEE優秀論文賞。1980年市村賞受賞。


ポータブルVTR

(1)世界最小・最軽量。(2)屋外で手軽にビデオ録画を楽しむことが可能となった。


固体撮像素子カメラ

国内初の固体撮像素子(MOSセンサー)を使用した民生用ビデオカメラ。・これ以前は撮像管で受像するカメラであった。 団体撮像素子を採用することにより以降,  (1)カメラの小型化。  (2)調整工程の簡略化 → 生産向上。  (3)固体撮像素子量産効果による低コスト化。 等,今日のVTR一体形カメラの原点と云えるカメラ。   現在は,CCDセンサーが主流であるが,固体撮像素子の先駆けはMOSセンサーであり,MOSセンサーを採用した1号機がVK-C100である。


CDプレーヤ

世界初のCDプレーヤー。 3スポット方式レーザーピックアップ。 ユニトルクモーター。


ゴーストキャンセルテレビ

(1)業界初のテレビ内蔵ゴーストキャンセラ。従来,ゴースト除去装置の製品化例はあったが,除去範囲が狭い上に,部品数も非常に多く,外付タイプの形態にとどまっていた。これを以下の技術により低コスト化,小型化し,業界で初めてテレビ内蔵を実現した。(2)この技術は,その後のEDTV(Extended Definition Television)技術へ展開され,地上波の画質向上に大きく貢献した。


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