「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

前の10件 (471-480/15472)    次の10件

マルチメディアプロジェクタ用超小型素子「D-ILA素子」

(1)素子は対角0.907インチ(約23mm)と小型で,SXGA(1365×1024画素)の高精細表示が可能。(2)約140万画素(解像度1000TV本相当)で1000lm(ルーメン)以上の明るさを実現。高解像度と高輝度といった相反する要素を高水準に引き上げた。(3)ノートパソコンの普及拡大に伴い急増しているデータプロジェクタへ応用。


マイクロ波帯多重無線通信装置(2.6GHz帯 PPM-AM方式 10CH 多重無線通信装置)

(1)日本独自のマイクロ波を利用したパルスによるPPM-AM(Pulse Position Modulation-Amplitude Modulation)方式による多重無線装置を完成した。(2)1949年に東京都北多摩郡神代村(現・調布市)の通信省電気通信研究所と箱根双子山との間で,日本初のマイクロ波(2.6GHz)による多重無線装置の実験が行われた。(3)この実験を経て,日本のマイクロ波による多重無線通信は本格的な段階を迎えた。


通信用マグネトロン

(1)効率良好なマイクロ波パルス発振が得られる。(2)発振周波数の微調整ができる。(3)出力が大きい。・発振周波数2.6GHz,尖頭出力100W,ガラス封止型マグネトロン「M112」の開発(1948年)。・発振周波数4GHz,尖頭出力100W,ガラス封止型マグネトロン「M750」の開発(1952年)。・発振周波数6GHz,尖頭出力100W,全金属型周波数可変式マグネトロン「M402」の開発(1953年)。


送信管

(1)ボタンステム採用による小型化と導電インダクタンス減少。(2)出力静電容量を極めて小さくし高周波対応。(3)各種用途に適用させた製品系列化を図った。・船舶無線用,漁船無線機用,ラジオ放送用,テレビ放送用。


電子管用各種ゲッタ

(1)各種電子管内のガス吸収ならびに陰極酸化防止による高真空度保持と電子管の長寿命化を実現。(2)低価格で,各種電子管(受信管,送信管,ブラウン管など)に適応した構成。(3)後に,IO合金型ゲッタ(1960年)や,表示放電管等に賞用された水銀ゲッタ(1968年)にも発展。(4)1956年にはKW型合金ゲッタの自動生産化に対し大河内記念賞を受賞。(5)1961年~73年の間,ラジオ,テレビの隆盛により,年間1.4~ 2.0億個を独占供給。


レーダ用マグネトロンの国産化

(1)マイクロ波パルス発振が得られる。(2)米国製品との互換性を有する。・例:いずれも永久磁石外付けのもの   「M302」(日本)/「730A」(米国)   「M305」(日本)/「725A」(米国)(3)電極構成は独自技術を採用。


水素サイラトロン

(1)正格子構造でパルス駆動(レーダ用パルス変調)の水素サイラトロン「4C35」を開発した。(2)この特徴は以下のように多くの特徴がある。・大電流が得られる。・消イオン時間が小さく,高いパルス周波数動作が可能。(3)ガラス管に引き続き,堅牢なセラミック管に発展(1962年~)し,大出力化や信頼性向上を実現。


計数放電管(デカトロン)

(1)ヒータ不要(冷陰極放電管)。(2)到来パルスを直接表示(表示ランプ不要)。(3)10進1桁が1本で済む。(4)リセットが簡単にできる。(5)以上のことから,計数表示装置の小型化と保守が極めて容易。


連続波マグネトロン

(1)加熱を目的とするマイクロ波の発振が得られる。(2)工業用・科学用あるいは医療用周波数(ISM:Industrial Scientific Medical)帯のうちの2450MHz(2.45GHz)に合致している。(3)誘電体の内部加熱が短時間に可能。・国産の最初の製品は医療用マグネトロン「2M10」で,電子レンジ用マグネトロン「2M75」へと発展。(4)その後,家庭用の小型電子レンジ用マグネトロンに発展。


ZOOM魚群探知機

当時の記録式魚群探知機を利用して,魚探記録の部分的な拡大(ズーム)機能,たとえば海底部分の拡大などを持たせた。・魚探信号を当時市販されはじめたディジタルIC(シフトレジスタ)に一時記録し,その記録信号の読み出しスピードを変えることで,魚探記録の部分的な拡大(ズーム)機能などを持たせた。これは世界で最初である。


前の10件 (471-480/15472)    次の10件