「国立科学博物館」 に対する検索結果 : 15472

情報所有館 : 国立科学博物館 

前の10件 (281-290/15472)    次の10件

pnp型トランジスタの発売

(1)自社技術で日本最初のpnpアロイ型トランジスタの発売に踏み切る。(2)トランジスタを民生用に利用する先駆者として,その後の民生用産業界に大きく貢献した。


トランジスタラジオ「TR-55」

(1)日本初のトランジスタラジオ。トランジスタの採用で小型・軽量化が進み,パーソナルユース向け電子機器の1号機となる。当時,ラジオの家庭での普及率は約74%に達していたが,個人用はアマチュアの自作などを除いて皆無だった。(2)世界に先駆けたトランジスタラジオの商品化は,その後の急激な電子産業界の発展に大いに貢献した。(3)世界中の短波ラジオ局を巻き込んだBCL(Broadcast Listening)ブームは,「スカイセンサーICF-5900型」(2万7800円)の発売で最高潮となり,不況だった75年の家電市場に活を入れた。


トランジスタテレビ「TV8-301」

(1)世界初のトランジスタテレビ(8型・モノクロ)。その後,世界最小・最軽量(当時)の5型マイクロテレビ「TV5-303」を発売した(1962年)。


プリメインアンプ「TA-1120」

(1)日本初のオールSiトランジスタアンプ。当時のアンプは真空管式が主流の中,オーディオアンプのトランジスタ化をはかったモデルで,特にひずみ率(0.1%以下)に関しては,米国の雑誌「Consumer Report」が測定不可能とレポートしたほど,驚異的なスペックだった。(2)その後のオーディオコンポーネントの先駆けとなるモデルで,ホームオーディオの発展に寄与した。


トリニトロンカラーテレビ「KV-1310」

(1)自社開発による独自のトリニトロン方式のブラウン管を搭載したカラーテレビの第1号機。(2)1973年にトリニトロンカラーテレビシステムが「エミー賞」受賞。また1974年にはトリニトロンの発明で開発者(吉田,大越,宮岡)が紫綬褒章を受賞。(3)トリニトロン方式のブラウン管はその後,放送・業務用のモニタ,コンピュータ用のディスプレイ等にも搭載,また自社だけでなく他社でも採用,1995年1月末現在で全世界累計1億台を達成。


Uマチックプレーヤー「VP-1100」

(1)世界初のU-maticカラービデオカセットプレーヤ。・その後,テレビチューナ内蔵型や編集タイプの投入で,家庭用および業務用のビデオ発展のトリガーとなったモデル。・世界規格のため,特に業務用のビデオシステムとして企業・学校・官公庁での情報化時代に役立っている。(2)産業用ビデオの発展に貢献。


ベータマックス「SL-6300」

(1)本格的家庭用ビデオとして,その後のホームビデオ時代を切り開いた第1号モデル。・1/2インチカセット(幅156×高96×奥行き25cm)を採用し,βeta方式で小さなビデオカセットを実現。・テレビ番組を記録し,好きな時間に再生して見られるタイムシフトマシンとして,テレビ放送の見方を変え,消費者に受け入れられた。(2)その後,家庭用として高画質化・高音質化・小型化・操作性向上・多機能化と進化,他方業務用「β300シリーズ」から放送局用「BETACAM」へと発展,放送分野でのスタンダードフォーマットとして世界中の放送局やプロダクションで使用。(3)ビデオのハードとソフト産業の発展に貢献。(4)記録メディアの進歩に拍車。


PCMオーディオユニット「PCM-1」

(1)デジタルオーディオの幕開けとなったモデル。(2)世界初の民生用ディジタル録音機。・スピード偏差,ワウ・フラッタ,レベル変動やダビング劣化がなく,DC再生(超低周波再生)が可能でワイドなダイナミックレンジ(85dB以上)が得られる。(3)その後のオーディオ産業のディジタル化時代の発展に貢献。(4)PCMデジタルオーディオ録音・再生システムはレコード,放送業務用として発達を遂げる一方,民生用としてはCD,DATに技術が生かされる。


ウォークマン「TPS-L2」

(1)オーディオの楽しみを屋外・屋内を問わず,「どこでも,いつでも」手軽に味わえるようになった。オーディオファンの増大に大きく貢献。(2)ヘッドホンオーディオという新しいジャンルを創出。・通勤・通学途中でのカルチャー学習産業を創出。(3)オーディオ機器にカラーバリエーションを導入。(4)“ウォークマン”という造語を生み出す。(5)その後,ポータブルCDプレーヤ,ポータブルMDプレーヤ等ポータブルオーディオ産業に大きく影響。生産累計は1億5000万台を達成(1996年3月末現在)。


ベータカム「BVW-1」

(1)高性能・超小型で,重量がわずか約7Kgの放送用カメラ一体型VTR。(2)1/2インチテープを使用したアナログコンポーネント録画方式により高画質を実現。(3)1982年に放送局のENG用,EFP用としてNHKを始め民放各局に納入開始して以来,ENG用としては主流となる。


前の10件 (281-290/15472)    次の10件