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情報所有館 : 国立科学博物館 

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UHFチューナ「BCB-0101A」

(1)米国の電子部品大手メーカー,GIC(General Instruments Corp.)とUHFチューナの技術援助,販売契約を結び,UHFチューナの製造,販売を開始。(2)GICの米国市場での高い実績を基に,アルプス電気はチューナメーカーとして市場を拡げた。(3)1964年には米国でオールチャネル法が施行された。この結果,チューナの供給が間に合わず,“雪ヶ谷通産省”と呼ばれるほど,テレビの生産数を左右させた。(4)1975年には累計3000万台の生産を記録した。


電卓用キーボードスイッチ「UMC」

(1)電卓(電子式卓上計算機)用スイッチとして日本で初めて大量に生産したリードスイッチ(現在のキーボードスイッチ)。(2)接点にリードスイッチを採用し,当時としては画期的な寿命100万回を保証した。リードスイッチは,磁石で接点を動作させる構造。チャタリングを小さく,他のキーに磁気が影響しない構造とした。(3)現在のワープロ,パソコンのキーボードの基礎を作った。


プリセットチューナ「IR-100」

(1)VHF放送は12局が認可になり,12チャネルをプリセットできる画期的なチューナを製造販売した。(2)地域による周波数(ローカル周波数)をチャネル毎にプリセットできるようにした。この結果,どのチャネルを廻してもきれいな画像が選局できるようになった。(3)メカニカルチューナもVHFだけからUHF付きと変わっていった。(4)チューナは真空管式からSi(シリコン)トランジスタ,FET(電界効果トランジスタ)へと変わっていった。(5) 半導体メーカーの高周波用半導体の開発を促した。この延長線上に可変容量ダイオード(バラクタダイオード)を使った電子チューナがある。


エラスティクタイプのキーボードスイッチ「AKE-1」

(1)一体ゴム成型。多キーの一体ゴム成形とカーボン接点で低価格のキーボードスイッチを実現した。(2)市場の低価格化に対応した製品であり,現在の電卓を普及に貢献した。(3)基板の操作面の印刷技術およびカーボン接点は,その後の電話機や各種電子機器のリモートコントロールユニットに利用された。


CATVホームコンバータ「Rシリーズ」

(1)米国のCATVの普及で米国GIC(General Instruments Corp.)向けにCATVホームコンバータの製造を開始した。(2)ダブルスーパーヘテロダイン方式の電子同調チューナを開発し,CATVのような強電界入力の状態でもクリアーな選局を得られるようにした。(3)ケーブルテレビの先駆けになる。(4)1981年には累計150万台の生産を記録した。


タクトスイッチ「AKC-8」

機器の電子化,ディジタル化に対応したタクトスイッチ。電子機器の電子化,ディジタル化に対応した薄型,ショートストロークのタクティールフィードバック感触のプッシュスイッチを商品化した。


厚膜技術による電子同調チューナ「CC型」

(1)VHFとUHFを一体化した小型の電子同調チューナ。当時,VHF/UHFの一体化電子チューナは,セットメーカーがプリント回路技術を使って内作化が進めた。その中で部品メーカーの特長を出したチューナを開発した。(2)セラミック基板に厚膜ハイブリット技術で回路,コンデンサ,抵抗器を印刷した。この厚膜技術によるチューナを,通称“アルパックチューナ”と呼んだ。(3)その後,チューナはCE型チューナ(容積50ccの電子同調チューナ),TEM型チューナ(同35ccの電子同調チューナ)へと小型化を進めた。


電子同調用ボリュームユニット「ミニプリセッター」

(1)電子同調用ボリュームの時代を創出した。当時の認識としては,「CATVやVTRの電子同調ボリューム時代は終わり」との市場認識があった。これを覆し,電子同調用ボリュームの時代を創出した。(2)コンパクトでプリセットが容易で,使い易い一体型の安価な製品とした。(3)リモコン(リモートコントロール)の出る前は,ほとんどのテレビが電子同調用ボリュームを使っていた。しかし,半導体の進歩とともに変わっていった。


HDD用MIGヘッド「HRHHシリーズ」

高記録密度を実現できるHDD(Hard Disk Drive)用のMIG(Metal In Gap)ヘッドの開発。HDDの磁気ヘッドのギャップ部に高飽和磁束密度の金属を配置する構造(MIGヘッド)を提案し,飛躍的な高ビット記録密度を実現した。3.5インチ型HDDの場合,従来のフェライトバルクヘッドでは20Mバイト/1枚が限界とされていたが,MIGヘッドでは540Mバイト/1枚(1995年時点)を達成した。しかも,低価格を可能とした。


群遅延測定装置「WJ303」

テレビ放送の画像品質や超多重伝送の漏話を解析する群遅延歪測定器。


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