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情報所有館 ： ノリタケミュージアム 
吹きぼかしの背景に転写でインディアンの肖像が画付けされた飾皿。人物はスー族の有名な酋長シッティング・ブル。皿の渕と同円周の額縁状に青と白の盛り上げで模様が施されている。２０世紀初頭のアメリカでは、フロンティアの消滅と共にインディアンに対する郷愁が沸き起こり、部族の酋長は英雄として尊敬されてポストカードなどに取り上げられ人気になっていた。 H：２．８ｃｍ、W：２６．０ｃｍ。 年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
手描き上絵付けで薔薇が描かれた花瓶。胴の上下及び、脚と把手は酸化コバルトを顔料とした瑠璃色。下絵付けで加飾した後に焼成し、その上に盛り絵の具で模様を描き上絵と同時焼成。最後に金彩で模様が施されている。 H：１８．２ｃｍ、W：１４．６ｃｍ、D：１０．８ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
胴部に窓画のある中型の蓋付飾壺。壺の胴部と脚部はボルトで固定されている。金彩に「金盛」の装飾で仕上げられている。「金盛」はイッチンと呼ばれる道具を使って模様を盛上げ、焼成した後に金で加飾し焼き付ける。窓画には職人の手描きで風景画と薔薇画がそれぞれに描かれている。 H：４７．４ｃｍ、W：３２．９ｃｍ、D：１７．６ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
三角フラスコ型に細く薄い特徴的な把手が付いた水注。「金盛」が施された窓枠状のパネルスタイルになっており、窓画の中は手描きで花柄が描かれている。「金盛」はイッチンと呼ばれる道具を使って模様を盛上げ、焼成した後に金で加飾し焼き付ける。 H：１８．３ｃｍ、W：１５．４ｃｍ。年代１８９１～１９２１年年。方面：輸出用。素材：白磁。
手描きで菖蒲が描かれた花瓶。胴部の上下と把手は濃色で彩色され「盛上」による文様が施されている。「盛上」はイッチンと呼ばれる道具を使い模様を盛上げる。 Ｈ：２５．０ｃｍ、Ｗ：１５．４ｃｍ、D：１０．４ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
手描き上絵付けで薔薇が描かれた花瓶。胴の上下には「金盛」と「エナメル盛」が施されている。盛り絵の具で模様を描き上絵と同時焼成。最後に金彩で模様が施されている。「盛上」はイッチンと呼ばれる道具を使い模様を盛上げる。 ノリタケミュージアム収蔵の画帖に同形同画が収録されている。 Ｈ：２７．６ｃｍ、Ｗ：１９．８ｃｍ、D：１４．８ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
吹き画付けの背景に手描きと「盛上」（もりあげ）で梅の花が描かれた和風柄の小花瓶。「盛上」はイッチンと呼ばれる道具を使い模様を盛上げる。画付けは職人による手描き。 H：１３．５ｃｍ、W：１２．０ｃｍ、D：１２．０ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
吹きぼかしで色付けされた背景に、手描きと「盛上」（もりあげ）で草花画が描かれたウィスキー入れ（ワインジャグ）。「盛上」はイッチンと呼ばれる道具を使い模様を盛上げる。 H：１８．２ｃｍ、W：１３．６ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
山羊のツノのようにみえる特徴的な大きな把手が付い花瓶。「金盛」「金点盛」が施され窓枠状のパネルスタイルになっている。窓画の中は手描きで薔薇が描かれている。「金盛」はイッチンと呼ばれる道具を使って模様を盛上げ、焼成した後に金で加飾し焼き付ける。 H：２１．０ｃｍ、W：２２．４ｃｍ、D：１９．８ｃｍ。年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
鳥がモチーフになったゲームセット。ゲームとは狩猟を意味し、ヨーロッパの王侯貴族たちが狩猟を楽しむための城館に備えていた食器揃えにちなんだもの。画柄には狩猟対象となる動物や鳥類が描かれている。皿は陽刻でレリーフが施されたフチ切りの形状で、緑系の絵の具と金で幾何学文様が描かれ、一部に金点盛りが施されている。鳥類の画柄部は輸入転写紙による絵付けに手描きでリタッチしている。 大皿H：４．７ｃｍ、W：４３．３ｃｍ、D：３０．３ｃｍ。皿H：２．６ｃｍ、W：２２．４ｃｍ。 年代１８９１～１９２１年。方面：輸出用。素材：白磁。
