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情報所有館 : 大分香りの博物館 

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竹蒔絵火取香炉

黒漆塗りに、竹を銀粉で、雀を金箔で表現した蒔絵の火取香炉。火取香炉は中で香を焚き室内を燻らす道具で、上に金網がかけられている。木製漆器の部分を火取母(ひとりも)と呼び、この中に銀製の薫炉があり、灰を入れて火を入れ、香を焚く。古くは香木の粉を練り合わせた練香が用いられた。 高:35.0cm 径:21.0cm 日本 年代:明治時代


伏籠と上に掛けた着物

伏籠は衣装に香りを移すための道具で、籠の上に衣装を伏せる。籠の中に火取香炉を入れ、香を焚き留気を衣装に吸収させる。かっては竹で作られたが、のちに木の棒を紐でつないだものが用いられるようになった。展示品は黒漆塗り木棒を紐で結び籠状の形に組み立ててある。中に置かれた香炉は北鎌倉松岡山東慶寺に伝わる初音蒔絵火取母(室町時代作 重要文化財)の複製品。 高:60.0cm 幅:50.0cm 奥行:30.0cm 日本 年代:不詳


花筏金銀蒔絵 十種香道具

表面に金蒔絵で花筏があしらわれた香箱に、通常の香道に用いる香道具一式が納められている。聞香炉1対、本香盤、札箱、札筒、重香合、香盆、香筋建、折居、組香総包み、地敷、火道具一式がセットになっている。日本 年代:江戸時代中期


火道具一式

火拵(ひごしらえ)や香を焚くときに使う小道具一式。普通は畳紙(たとうし)に納められている。火筋(こじ:火箸)、香掬(こうすくい:香匙)、銀葉挟(ぎんようばさみ)、鶯(うぐいす:)、香筋(教示:香箸)、羽箒(はぼうき)、灰押(はいおし)の7点がセットになっている。日本 年代:江戸時代中期


扇面蒔絵香枕

金銀の梨地粉を筒に入れ、漆を塗った上に蒔き、乾燥後に梨地漆を塗り、金粉が露出しない程度に研いだものを梨地というが、枕の側面には山水鳥文の扇面を蒔絵で表し、四菱の香煙の穴をあけた香枕。内側の引出しに、黒漆地に金蒔絵で梅、竹、菖蒲、菊の扇面が表現された香炉が納まっている。 高:12.4cm 幅:20.5cm 日本 年代:江戸時代中期


金銅製蓮型香炉

香炉が蓮弁型で、蓋は香煙の穴が6個ついた蓮の実を表している。取っ手の柄は蓮の茎の形をしており、柄から延びた蓮の花の蕾は練香などの入れものとなっている。全体を蓮で表したバランスのとれたデザイン。仏前で香を焚くときや儀式に用いた。高:12.0cm 幅:23.5cm 奥行:12.0cm 日本 年代:江戸時代中期


香時計

香時計(火時計)は一定量の線香や香粉を焚いて時間を測る道具。上の箱底には灰が入っており、仕切られた部分の香が燃え尽きる長さで時間を測った。引き出しには灰をならしたり、灰に型をつける道具類が入っている。
高:48.5cm 径:31.0cm 日本 年代:江戸時代末期


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