「石川県金沢港大野からくり記念館」 に対する検索結果 : 18件
情報所有館 : 石川県金沢港大野からくり記念館
(1-10/18) 次の10件
大野弁吉作と伝えられる座敷からくり。ゼンマイと歯車の組み合わせで動く茶運び人形のミニチャアで、頭・手・茶碗等は非常に精巧な象牙細工で作られている。個人蔵。
からくり師大野弁吉作の機械からくり。ゼンマイ仕掛けでバネを活用して鉄製の蛙が飛び跳ねる江戸時代のマイクロマシーンで、その設計図が弁吉著作の「一東視窮録」に見える。
大野弁吉作と伝えられる万歩計で、振動を計測する分銅が上下に揺れる銃仕掛けになっており、分銅が横に揺れる平賀源内作の万歩計よりはるかに精度が高い。個人蔵。
からくり師大野弁吉作の作品には、からくり細工・機械細工等があり、その技術は絵画・金工・木工・象牙細工・蒔絵・焼き物・花火・ガラス等多様なジャンルにわたっているが、それらの作品を創作するのに使用した工具類一式、計11点で、弁吉亡き後、妻うたが宮崎家に寄贈したもの。個人蔵。
写真史上では、湿板写真の発明は1851年に英国のスコット・アーチャーによるとされるが、それ以前にからくり師大野弁吉がその技術を習得していたと思われる。このカメラオブスキュラは、現在の写真機の前身で、レンズを通して外の風景を内側のスクリーンに映し出す仕掛け。
大野弁吉作と伝えられる望遠鏡で、銭谷五兵衛への贈り物との説がある。
からくり師大野弁吉作と伝えられる木工細工。羽子板の中心部に穴を開け、そこに水晶製のレンズを嵌め込み虫眼鏡として使用したと思われる。
からくり師大野弁吉が細工時の使用したと伝えられる算木。算木とは中国から伝来した計算用具で、棒状の直方体を縦または横に並べて数を表し、配列を動かすことで四則演算・開平・開立等を計算した。日本では関孝和が計算方法を改良して和算が飛躍的に発達したといわれる。これにより弁吉が高度な関流和算を習得していたことがわかる。
木工・金工師としても高い技能を発揮したからくり師大野弁吉作が政策したと伝えられる木彫の夜叉面。
からくり師大野弁吉作の木彫。中国三国時代の蜀の武将である関羽・張飛両将の姿を杏の木で彫刻したもので、その弁吉の彫刻師としての高度な表現力がいかんなく発揮されている。個人蔵
(1-10/18) 次の10件