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情報所有館 : 丸亀うちわミュージアム
うちわを貼るために必要な糊を焚いた鍋。昔は生麩と水を煮詰め糊を作っていた。現在でも糊を焚いている職人もいるが、ほとんどが糊の業者から買っている。
竹骨・紙に糊をつける。職人によって刷毛の毛の長さや大きさを使い分ける。
糊を付けた竹の骨と紙の間の空気を抜きながらきれいに伸ばし貼り合わせる為に用いる。昔は松の葉をよく乾燥させ束ねた物を使用していたが現在ではタワシを使っている。
貼り込み(全貼り)うちわの鎌竹(下の部分)からはみ出した紙をやすりで擦り切り落とす。
うちわの種類や大きさによって異なる鎌で余分な紙と竹骨をたたき切る。現在も使用しているが、機械で型を抜くこともある。
たたき鎌をたたきうちわの形にする。
へり紙・ミミ紙・ギボシなどに糊を付ける板。この板に50本~100本ほどのへり紙を置き糊を付けうちわの縁の仕上げをしていく。
うちわの仕上げに付けるミミ・ギボシの型を抜く鎌。下明きのうちわの場合はミミという紙をうちわの両端に付け、全貼りのうちわは柄と穂の境目にギボシを貼る。種類・デザインによって大きさ形が異なる。
このうちわが蔵より発見され、丸亀うちわが江戸時代より作られいることが証明され、「国の伝統的工芸品」に認定される。
竹骨の切り込みに使う「割き機(切り込み機)」を発明し、うちわづくりが容易なものなった。またその機械を独占することもなく、産地の業者に自由に使用を認めたため、生産量が飛躍的に増大することに貢献した。